◆白血病からの社会復帰30~あぁ、、私、生きたいんだ! | 幸せな就職転職・働く人生(キャリア)~大阪のキャリアコンサルタント木村典子

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就転職・仕事の悩み解決7000人以上、キャリア関連セミナー・研修の実績2000件以上。指導者レベルの国家資格1級キャリアコンサルティング技能士も所持し、5雇用形態と20職種・白血病克服のキャリアコンサルタント木村典子が、「幸せキャリア」のヒントを綴ります

幸せな就職~キャリアコンサルタント木村典子です♪

※「白血病からの社会復帰」シリーズが初めての方は、コチラ の「シリーズ連載への想い」を先にお読みくださいひらめき電球

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前回(第29話) の続きです。

「発病前のキャリア~発病~闘病~そして社会復帰」と順に、キャリアコンサルタント目線も添えてお伝えしています。

※なぜ闘病からお伝えしているかは、こちらへ

※これまでのお話は、シリーズ目次へ

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(これまでのお話)

アメリカ同時多発テロの日(2001年9月11日)に、急性骨髄性白血病で緊急入院。抗がん剤治療開始3日後に間質性肺炎になり命の危機に(第10話)

奇跡的に助かったものの、その原因から積極的な白血病治療が、危ぶまれ(第14話) 、、、。

そんな中、妹・弟はドナーになれないことが検査でわかり(第20話) 、閉ざされた無菌室での抗がん剤治療は進みました。(第23話)

そして、一歩も出られない無菌室での闘病生活4ヶ月目、2002年1月。

「骨髄バンクでドナーさんが見つかった!」と言う知らせが入ったものの、当時、病状が良かった私は、ハイリスク・ハイリターンの骨髄移植に踏み切るべきかどうか(第27話) 、悩み続けていました。

その時、無菌室から書きこんだ、中学生から大ファンだった歌手Tさんの公式サイトの掲示板。

場違いだとわかりながら、移植に踏み切るかどうか「命の選択」に悩み抜いていることを、書きこんだのです。無菌室から、アクセスしていると・・・。(第29話)

※詳細のお話は、シリーズ目次へ

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(今日のお話)

書きこんだ翌日。
ちょっぴりの期待とちょっぴりの不安の中、その掲示板へアクセスしました。

すると、、、
私の書いた場違いな書き込みに、レスがいくつも書きこまれていました。パソコン

「生きてください!」と言うメッセージが。いくつも。

、、、、あれから8年。
今も覚えているのは、こんな返信をしたことです。

「ありがとうございます。でも、誤解しないでください。私は、生きたいから悩んでいるのです。生きるために、移植すべきかどうか悩んでいるのです。」

いただいたレスに返信したことで、(あ~、私は生きたいから悩んでるんだ。)と自分の気持ちを再確認できた瞬間でした。

・・・・・・・・・
ベル人は、人とのコミュニケーション・対話の中で、自分の考えが整理できたり、自己認知したりするのです。

今、私はキャリアカウンセラー(キャリアコンサルタント)として、専門家のスキルと知識を持って、”対話”を通して、自己のキャリア(人生)の選択をするお手伝いをしている、、、

この時の恩返し(恩贈り)をしているような気持ちです。

こちらへ つづく・・・

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【シリーズ目次】

◆目次~白血病からの社会復帰

【幸せな就職のための具体的スキル記事】
◆就活/転職FAQシリーズ(目次)

【働くを楽しむための記事】
■どんな仕事も楽しめる♪目次集【1~67話、番外編1~54】

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※症状などは私の場合の経験談で、白血病の症状を説明しているものではありません。また白血病に関する内容も、元患者の私の理解の範囲で、正確なものではありません。病に関しては、専門医にご相談くださいませ。