※「白血病からの社会復帰」シリーズが初めての方は、コチラ の「シリーズ連載への想い」を先にお読みください
![ひらめき電球](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/089.gif)
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前回(第29話) の続きです。
「発病前のキャリア~発病~闘病~そして社会復帰」と順に、キャリアコンサルタント目線も添えてお伝えしています。
※なぜ闘病からお伝えしているかは、こちらへ
※これまでのお話は、シリーズ目次へ
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(これまでのお話)
アメリカ同時多発テロの日(2001年9月11日)に、急性骨髄性白血病で緊急入院。抗がん剤治療開始3日後に間質性肺炎になり命の危機に(第10話) 。
奇跡的に助かったものの、その原因から積極的な白血病治療が、危ぶまれ(第14話) 、、、。
そんな中、妹・弟はドナーになれないことが検査でわかり(第20話) 、閉ざされた無菌室での抗がん剤治療は進みました。(第23話)
そして、一歩も出られない無菌室での闘病生活4ヶ月目、2002年1月。
「骨髄バンクでドナーさんが見つかった!」と言う知らせが入ったものの、当時、病状が良かった私は、ハイリスク・ハイリターンの骨髄移植に踏み切るべきかどうか(第27話) 、悩み続けていました。
その時、無菌室から書きこんだ、中学生から大ファンだった歌手Tさんの公式サイトの掲示板。
場違いだとわかりながら、移植に踏み切るかどうか「命の選択」に悩み抜いていることを、書きこんだのです。無菌室から、アクセスしていると・・・。(第29話)
※詳細のお話は、シリーズ目次へ
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(今日のお話)
書きこんだ翌日。
ちょっぴりの期待とちょっぴりの不安の中、その掲示板へアクセスしました。
すると、、、
私の書いた場違いな書き込みに、レスがいくつも書きこまれていました。
![パソコン](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/184.gif)
「生きてください!」と言うメッセージが。いくつも。
、、、、あれから8年。
今も覚えているのは、こんな返信をしたことです。
「ありがとうございます。でも、誤解しないでください。私は、生きたいから悩んでいるのです。生きるために、移植すべきかどうか悩んでいるのです。」
いただいたレスに返信したことで、(あ~、私は生きたいから悩んでるんだ。)と自分の気持ちを再確認できた瞬間でした。
・・・・・・・・・
![ベル](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/182.gif)
今、私はキャリアカウンセラー(キャリアコンサルタント)として、専門家のスキルと知識を持って、”対話”を通して、自己のキャリア(人生)の選択をするお手伝いをしている、、、
この時の恩返し(恩贈り)をしているような気持ちです。
こちらへ つづく・・・
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【シリーズ目次】
◆目次~白血病からの社会復帰
【幸せな就職のための具体的スキル記事】
◆就活/転職FAQシリーズ(目次)
【働くを楽しむための記事】
■どんな仕事も楽しめる♪目次集【1~67話、番外編1~54】
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※症状などは私の場合の経験談で、白血病の症状を説明しているものではありません。また白血病に関する内容も、元患者の私の理解の範囲で、正確なものではありません。病に関しては、専門医にご相談くださいませ。