※「白血病からの社会復帰」シリーズが初めての方は、コチラ の「シリーズ連載への想い」を先にお読みください
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前回(第30話) の続きです。
「発病前のキャリア~発病~闘病~そして社会復帰」と順に、キャリアコンサルタント目線も添えてお伝えしています。
※なぜ闘病からお伝えしているかは、こちらへ
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(今日のお話)
悩んで悩んで悩んで、、、
急性骨髄性白血病で緊急入院5ヶ月目、2002年1月。
6畳ほどの閉ざされた無菌室の中で、抗がん剤治療を受けながら、いくら考えても答えが出ない日々が続きました。四角い空 を見つめながら・・・。
数百~数万分の一の確率の中、「骨髄バンクでドナーさんが見つかった」と言う朗報。
でも、入院直後に大きな波乱(第10話) があったものの、その時は、病状が良かった私。
ハイリスク・ハイリターンの移植に踏み切るかどうか、、、命のかかった選択を再び迫られることになりました。(第27話)
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過去のデータ・実績などから、判断しようとしていた私は、主治医に、移植の有無による生存率の違いを尋ねたり(第28話) 、看護師さんに移植の事を聞いてみたり、、、。
しかし、いくら尋ねても、混乱するばかりでした。
その時 受けていた抗がん剤治療も、さまざまな副作用は出ていましたが(第15話) 、骨髄移植の実態は、知れば知るほど恐怖が増すばかり。
「移植して治すんだ!と言う決心がないと、移植は乗り切れないよ。」と言う、看護師さんの言葉。
病院にあった「患者さんの体験記」を読むと、、、
抗がん剤・放射線の副作用などで、口の中が口内炎だらけになって、ひどい痛みの中でも、感染予防のウガイが必須だったり、絶対に飲まないといけない薬があったり、、、。
(私に、乗り切れるんだろうか・・・・)
今、振り返ると、、、、
その時の私は
突然の白血病発覚、緊急入院、間質性肺炎、無菌室、、、と続いた約5カ月の闘病生活で、頑張り続け、心のエネルギーが低下していたのでしょう。
考えても、考えても、答えは見つかりませんでした。
ネットを通した”繋がり”に支えられながらも・・・(第30話)
そして、、、
こちらへ つづく・・・
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【シリーズ目次】
◆目次~白血病からの社会復帰
【幸せな就職のための具体的スキル記事】
◆就活/転職FAQシリーズ(目次)
【働くを楽しむための記事】
■どんな仕事も楽しめる♪目次集【1~67話、番外編1~54】
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※症状などは私の場合の経験談で、白血病の症状を説明しているものではありません。また白血病に関する内容も、元患者の私の理解の範囲で、正確なものではありません。病に関しては、専門医にご相談くださいませ。