1月15日は小正月

年の暮からずっと忙しく立ち働き続けている女性たちが

骨休みできる日でもあることから“女正月”とも呼ばれてたそうで、

邪気を払い、1年の健康を願って小豆粥を食する日本の風習。

元来、門戸を祀るのに豆の粥をつくったという中国の風習に習ったもので

室町時代以降に汁物から粥へと変わったものだそうで、

この伝統ある日本の風習は、7日の七草粥を食べる風習も中国伝来で、

日本で平安中期頃から始まり無病息災を願うことから

七草粥も小豆粥も同じ意味を持つお粥です。

これらの昔からの“言い伝え”や“いわれ”、食の知恵は、

次世代へと、いつまでも伝承していきたいものです。

今日は、通常の2倍の小豆の量で作った赤い小豆粥は食べた気にさせてくれる

小豆本来のコクと旨みのおいしさ2倍!

無病息災を願い、健康への効果2倍返しを期待する小豆粥です。

小豆は、知る人ぞ知る美容と健康にかかせることのできない食材です。

サポニンという成分が、利尿作用を促しカラダにある老廃物を排泄させ

コレステロールや中性脂肪を低下させ、生活慣習病やむくみなどに

期待できる、まさにデトックスな食材は、免疫力を向上させてくれます。

あずきの色素でるポリフェノールはワインより豊富な含有量

カテキン、ルチン、アントシアニンなど数多くのポリフェノールが持つ強い

抗酸化用により動脈硬化やガンなど様々な病気の元となる

活性酸素をカラダから除去する働きがあります。。

ビタミンB1、ビタミンB2、カルシウムはストレス解消を促し、

細胞の代謝を高め、肌荒れ防止効果など優れた食材で、

七草粥よりかはるかにカラダにいい“小豆粥”です。






小豆から小豆粥を作るまでの工程で、

やわらかい小豆にするには、

アクを取る→煮汁を作る→小豆をやわらかくするという

3つのステップがあります。



①鍋に小豆を入れ 小豆の量の4倍の水を加え、

やや強火で、沸騰させ火を止めます。

通常、お米1合の場合小豆50gに水200mlとなりますが、

実は、升には小豆150gで水600mlで沸騰させますが

そのうちの100gでお米1合の2倍の濃い小豆粥を作っていきます。

なお残りの50gの小豆はぜんざいにしようかと思っています。

ちなみに使った小豆は、北海道産の大納言

*画像はフライパンのように見えますが、

片手鍋ですので、お間違いのないように(笑)・・・


②ザルに小豆を受けて、アクを取るため煮汁は捨てます。


③再び、鍋に茹でた小豆を入れ、4倍の水を加え小豆の煮汁が色づくまで弱火で煮立てます。




煮汁がこれよりやや濃い色になったら

④煮汁は捨てずに、ザルに小豆を受け煮汁はボウルに受けます。

 *煮汁は小豆粥を作る際の粥の色づけになります




まだまだ小豆がやわらかいとは言えないので、

⑤再々度、鍋に④の小豆を入れ約4倍の水を加え、鍋ブタをして中火で沸騰させ、

⑥沸騰後は、鍋ブタを少し開け弱火でコトコト煮込み、

 その間、水が少なくなってきたら、少し水足ししながら、やわらかくなるまで煮込みます。



⑦このように小豆が割れ出してきたら、やわらかくなったという証。


⑧火を止めて、やわらくなった茹で小豆がこちら





ここから土鍋を使って小豆粥を作ります。

1合のお米に対して小豆の量は、50g程度でいいのですが、

作った小豆は150g 茹でているのでもちろん重量も多くなっていますが、

そのうちの2/3 乾燥小豆なら100gを使った2倍の無病息災を願った小豆粥を作ります。

①1合のお米を研いで、土鍋に入れ

 作って冷ましておいた小豆の煮汁を含めた水7倍を加え

 鍋ブタをして強火で沸騰させます。

②沸騰後は、鍋ブタを少し開け鍋ブタを少しずらせて、弱火で30~40分程度炊きます。

  その間、お餅を半分に切って準備します。

お餅を入れてこそ邪気を払ってくれる、餅入りの七草粥と同じことです。

 小正月(陰暦の1月15日)までお粥に加えるお餅は「かゆ柱」と言われ 

無病息災の願いを叶えるために必要な食材。

 お餅なんか入れたら、かえって胃に負担がかかると思いますが、

 昔は、メタボなど生活習慣病などない時代。

 今となっては、胃に負担がかかるかもしれませんが、

 “いわれ”は信じてお餅を加えるべきではないでしょうか・・・



③②にお餅を間隔をあけて加え、そして茹で小豆も加えて2分程度で出来上がりとなります。


邪気を払ってくれるという“お餅”に

また赤いものである“小豆粥”を食べることにより

魔よけになり、健康を願うものです。



小豆粥のお供には、正月の今どきしか食べられない?

植物性乳酸菌の漬物 “すぐき”と“数の子”

これがよく合うのです~♬

通常の2倍の量の小豆で作った小豆粥。

粥が色づく小豆本来の色でわかる

たっぷりのポリフェノール

なめらかでコクがあって、美味しさは2倍

健康への効果も2倍返しが期待できる!?小豆粥です。

お餅で邪気を払い

無病息災を願って・・・

健康な1年を過ごしたいものです。



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