なんのことかわからんとおもいますが、「かけんひ」です。

ぶろぐかけんひ、書けない日は毎日ですが、そんなことではありませぬ。


「かけんひ」って科学研究費補助金申請:略して科研費のことっす。


かけんひかけん・・・(笑)

なんて、いってられませんぞよ。

大学内のしめきりは明日!!!

500万円あたってくれ~~(っていうか、審査されるわけで、宝くじとちゃうちゃう)

これがないとじぇんがは研究ができましぇーーーん。

カナダではボスのジョンやロンがお金とってきてくれたけど、ここはにっぽん。

自分で申請しないと、だれも金くれないぞよ・・・_| ̄|○


きょうはいつもの外当直。

急患いませんが(たぶん・・・)、徹夜の予感・・・・・


ではまた(涙)

AD

創世記 8

テーマ:

JENGA1をマウスに導入したり、逆にノックアウトしたりする実験が始まった。


ノックアウトとはターゲットの遺伝子が発現しないようにつぶしてしまうことである。


ある日、じぇんがはあることに気づいた・・・・



JENGA1を自在にコントロールできれば、永遠の命をもてるのでは・・・・・



JENGA1は細胞のアポトーシスもコントロールしている。

したがって、JENGA1を眠らせてしまえば、正常細胞だってがん細胞のように永遠に増殖できるはず。


つまり、体の細胞すべてにおいてJENGA1の働きを半分にすれば・・・・・

寿命は2倍?

JENGA1の働きを4分の1にコントロールすれば・・・・・・

寿命は4倍??

JENGA1をつぶしてしまえば・・・

不死?????


じぇんがの研究のセカンドプランがひそかに計画された。


これは、スーパーバイザーの許可もない。


日中はがんの研究をし・・・

夜はひとりで不死の研究をはじめるのだ。



ドクターじぇんがのダークサイドが・・・・いま芽生えた



つづく・・・・・・

AD

創世記 7

テーマ:

JENGA1をベクターを使ってがん細胞に導入すると、4日以内にほとんどのがん細胞が全滅した。


ベクターとは遺伝子の運びやである。

プラスミドというDNAのリングに目的の遺伝子を組み込んで、ヒトの細胞内に電気的または化学的に導入したり、アデノウイルスやレンチウイルスというウイルスに目的の遺伝子を組み込んで、ヒトの細胞に感染させることができる。


JENGA1を同じくベクターを使ってがん細胞にほんの少量がけ導入すると・・・・・がん細胞は死ぬことなく、もともとの記憶を頼りに分化誘導された。

つまり、何も働かずに増殖するのみの未熟な細胞が、ヒトのからだのために自らを成熟させることを選んだ。





すばらしい!






成熟すると同時にこのがん細胞にはアポトーシスのメカニズムも働き、許容できる寿命を持つようになった。





試験管の中のがん細胞を自在にコントロールできる!


ヒトの体に応用するには・・・・・・この遺伝子または遺伝子産物である蛋白をがん細胞にいかに導入するかが問題になる。


遺伝子治療は遺伝子の運びやであるベクターの効率の点でまだ十分には実用化されていない。

マウスを使って基礎実験が始まった。



JENGA1の発現を再開させるもうひとつの方法として、がん細胞のなかで眠っているJENGA1をあるお薬をつかってたたき起こすという手もある。


DNAメチレーションを解除するお薬は近年つぎつぎと開発されている。


JENGA1の発現低下のメカニズムがDNAメチレーションの場合、この薬でがん細胞内のJENGA1を起こすことができる。






体の中のがん細胞が自前のJENGA1で更生されていく様子がじぇんがの脳裏に浮かんだ・・・・・







つづく・・・・・


AD

創世記 6

テーマ:

ボスキャラの名前を仮にJENGA1としよう。


JENGA1はがん細胞株の増殖・アポトーシス・分化の3つの基本的動態に関わっていた。


がん細胞と正常細胞を比較するとJENGA1の発現ががん細胞で著しく低下している。

がん細胞はJENGA1の機能を停止させることで生存しているらしい。


古典的な概念でいうところのがん抑制遺伝子にあたる。


ヒトゲノムに2つワンセットであるこの遺伝子の発現を低下させるメカニズムは多くのがん抑制遺伝子と同様

遺伝子欠損

点突然変異

フレームシフト

そして

DNAのメチレーションであった。


がんの発症は第一のボスキャラが登場後、第二、第三のより凶悪なボスキャラが登場、活躍することで悪性度をますます獲得していく。


第一のボスキャラに対して分子標的療法を行っているうちに第二のボスに全権が委任されていることもある。


それぞれのがんの遺伝学的進展を明らかにすることで第一のボスキャラに対する治療と同時に第二、第三のボスに対して先手を仕掛けることができるのだ。


JENGA1は白血病の進展における第二のボスと思われた。

さらに、悪性リンパ腫、肺がん、胃がん、肝臓がん、乳がん等々、さまざまながんにおいてボスの地位をゆるぎないものにしているらしい。


人類にとってかなりの強敵とみた。



つづく・・・・・

創世記 5

テーマ:

ボスキャラを見つけて更生させれば、すべてのカスケードが正常化するはず。

細胞内の異常蛋白をみつけることが、がん治療の近道と考えられた。


ヒトゲノムにコードされている30000個の遺伝子のうち約20%は細胞内シグナル伝達に関連している。

細胞の増殖、アポトーシス、分化といった基本的な細胞の一生に最も関連ある蛋白の設計図である。


おそらくボスキャラはこの蛋白そのものかまたはこの蛋白をコントロールする蛋白として隠れているはず。


30000個の20%といっても6000個である。6000人の容疑者のなかから犯人または犯人と最も関係のありそうなやつをを捜すわけだ。


近道であるが、かなり遠いかも・・・・・・・・・



じぇんがの最初の一年の仕事はバイオマーカー・ハンターであった。


Hunter

鉄砲を肩にしょって荒野に獲物をもとめてでかけるじぇんが


鉄砲として最新式の武器を調達した。


遺伝子発現を網羅的に比較できるcDNAマイクロアレー

蛋白発現を網羅的に比較できるプロテインチップ


ジョンとロンは玉が切れないように定期的に物資を供給してくれた。

世界中の研究者が貴重な細胞を提供してくれた。

スーザンは多くの時間をドクターじぇんが(仮名)のサポートにまわしてくれた。

マシューは膨大なデータをバイオマスマティクスを使って解析してくれた。


じぇんがができることは必ず獲物をしとめてやると信じて毎日ハントにでかけることだけだった。


ホントにこんなことしていていいんだろうか・・・・・


疑問が脳裏をかすめるたび励ましてくれるステュワートさん。



・・・・・・・・・・・・・・


そして一年経ったある日、じぇんがはがんのボスキャラをしとめた。



つづく・・・・

創世記 4

テーマ:

がんに対する「やさしい治療」は正常細胞にやさしいだけではなく、がん細胞に対してもやさしい


がん細胞が忘れてしまっている分化能を思い出させ、不死化したがっているがん細胞に寿命があることをも気づかせる。


例えていうなら、犯罪者を死刑にするかわりに社会奉仕してもらうようなものだろうか。

例えていうなら、いままでわかり合えず憎しみあっていた相手と友達になることだろうか。

例えていうなら、いまだ自分探しをしているニートに仕事の楽しさを教えてあげることだろうか。

例えていうなら、暴力団で活躍しているぐれた息子をいち社会人として更生させることだろうか。

例えがなぞだ・・・???????


「やさしい治療」である分化誘導(本来の細胞のもつお仕事を思い出させてあげること)またはアポトーシスに誘導(細胞も寿命があるんだよって思い出させてあげること)するお薬として成功している代表的なものは・・・・


慢性骨髄性白血病に対するグリベック

急性前骨髄性白血病に対するATRA

悪性リンパ腫に対するリツキサン

乳がんに対するハーセプチン

肺がんに対するイレッサ


などがある。



これらは分子標的治療ともいう。


がんの原因蛋白または関連蛋白またはがん遺伝子に直接作用し、がん細胞のみを理想的な方向へ導く作用をもつ


理想の分子標的治療はがん細胞以外の正常細胞には作用しない。



グリベックは白血病細胞がもつBCR-ABL蛋白のチロシンキナーゼの阻害

ビタミンA誘導体のATRAは白血病細胞がもつPML/RARaキメラ遺伝子に結合する

リツキサンはリンパ腫細胞が表面にもっているCD20蛋白を標的にする抗体

ハーセプチンは乳がん細胞が表面にもっているHer2蛋白を標的にする抗体

イレッサは肺がんが持っているEGFR上皮成長因子受容体のチロシンキナーゼの阻害



これらの薬の開発に共通していることは、がんのメカニズムを詳細にまたは一部でも明らかにした土台の上にはじめて、薬のターゲットとすべき分子(蛋白)の検討ができたということだ。

(実際は同時に進行していることが多いが・・・・)

(さらにいうと、中国で臨床応用が始まったATRAの作用機序の検討はまったくもって後付けであるが・・・)



つまり、発がんのメカニズムにおけるボスキャラ探しが、いまがんの研究者の一番の目的であり、ドクターじぇんがさん(仮名)のお仕事なのだ。




・・・・・・・・・つづく


予告:次回はドクターじぇんがの見つけたボスキャラのはなしかも?

創世記 3

テーマ:

今までのがんの治療一般市民の犠牲を厭わぬ戦争であると書いた。


理想の社会を新たに作るためには、ホントに避けられないものなのだろうか。


がん細胞は最初からがん細胞であったわけではなく、正常細胞が何らかの原因で制御不能の状況になってしまったものだ。

一個の細胞ががん遺伝子の発現またはがん抑制遺伝子の欠損に伴い体内に生まれる。

体内の免疫細胞の監視を潜り抜けたがん細胞は正常細胞をはるかに凌駕する増殖能を獲得するか、アポトーシスの抑制により永遠の細胞寿命を得る。

そしてまた、がん細胞は本来それぞれの細胞に運命付けられている体内での役割を多くの場合放棄している。


がん細胞はその存在自体、体の中で不要なものである。不要なだけでなく正常細胞の働きを大きく邪魔している。

がん細胞は体の栄養を食いつくし、臓器の機能不全を引き起こし、最終的に個体をがん死に至らしめる。



・・・・・・・・・


社会におけるがん細胞の増殖とは・・・・反社会的分子の増殖、たとえばテロリスト集団であり、犯罪者集団、暴力団などと例えることができる。


本来の持つべき社会的役割を放棄している点ではある意味ニートの増殖も穏やかながん細胞の増殖と言えるかもしれない。


テロに屈せず戦う姿勢をすべての国家は表明するだろう。

力にはもっと強い力で対抗しなくては。


でも、それでホントにテロはなくなるのだろうか?


増殖中のニートにも同じ強い力で対抗したらどうなるだろ。

おそろしいことになる。


不要なものを多少の犠牲覚悟で除外する、または滅ぼしてしまうのが現在の治療なのだ。

では、未来の「やさしい治療」とは何か。

それは、戦争に対比させれば、平和的手段による革命といえるかもしれない。



・・・・・・・・・・つづく

創世記 2

テーマ:

ドクターじぇんがさん(仮名)の究極のテーマは がんのやさしい治療である。


やさしい治療とは・・・・なんだろ?

未来の治療である。


逆に現在のがんの治療はきびしい治療といえるかもしれない・・・・


現在のがんの3大療法は

1) 抗がん剤による化学療法、 

2) 放射線照射による局所療法、 

3) 手術によるがんの病巣そのものの摘出、

である。


それぞれの治療は過去数十年の間に発展し、治療成績の向上に寄与してきた。

しかし、その治療方法は治療薬の進歩というよりも治療技術の進歩、支持療法の発展によるところが大きい。

事実、もっともがんの治療の最先端を走っている白血病の抗がん剤による化学療法でさえ、支持療法の開発、進歩を除けば、基本的治療薬は10年前とほとんど変わっていない。

それは、骨髄移植療法を含めて考えても同じである。


これらの治療法はまさに戦争である。


戦争の規模の大小に関わらず、一般市民の犠牲はさけられない

犠牲を最小限にするため作戦はきわめて重要である。

もちろん経験も重要であるが、過去の戦争の歴史をひも解き、さまざまな局面を想定し、十分な戦力をもっている者が最後に勝つ。

参謀不在のワンパターンの攻撃では勝てる戦争も勝てやしない。


原爆規模の攻撃といえる治療は骨髄移植である。


骨髄を移植する1-2週間まえに、超大量抗がん剤により患者さんの体内の白血球をつくる親の細胞を根こそぎ焼き払う。

原爆投下で敵にのっとられた街がひとつ消える。

そこにあらたな街をいちから作るのだ。


骨髄を提供してくれるドナーの予想をはるかに超える厳しい戦いがそこにある。


つづく・・・・・


創世記 1

テーマ:

ドクターじぇんがさん(仮名)は今日もがんの研究をしていた。


彼の一日は、培養しているがん細胞の培養液交換からはじまる。


培養しているがん細胞はがんになった世界中の患者さんから無償で提供された研究用の貴重な試料である。


現在約10種類の細胞を同時に培養しているが、日本の研究所から送ってもらった細胞株が2つ。

フランスの研究所からおくってもらった細胞株が1つ。

じぇんがのラボで樹立した細胞株が1つ。

アメリカとドイツの細胞銀行から送ってもらった細胞株がのこりのすべてである。


がん細胞のなかでも強力な増殖能を獲得した細胞は、適切な培養液の中で培養さえすれば、

半永久に生きることができる。


培養液とはヒトの体のなかの血液のようなものといえよう。


必要な栄養素を人工的に溶かした液体である。

牛の血清を10~20%ほど添加することで血清中の増殖刺激因子などの人工的な栄養素だけでは足りないものが利用でき、5%CO2下で細胞が酸性に傾かないようなバッファーの作用もあわせ持つ。


ヒトの体温と同じ37度の真っ暗なインキュベーターのなかで、細胞たちは24時間ただただ増殖し続けている。


細胞たちに十分な環境を整えてやるため、数日に一回は培養液を交換する必要がある。

その頻度は細胞株によって違う。



この細胞たちは種々の実験のモデルとなる


がん細胞の遺伝子異常、蛋白発現異常、増殖・分化・死などの基本的な行動パターンを把握した上で・・・・



薬Aを添加してみれば、このがん細胞たちはどんな行動をしめすだろう?


遺伝子Bを抑制すればこのがん細胞たちはどうなるのかな?


逆に遺伝子Cを導入してやればこの細胞たちはアポトーシスに陥らないのかな?


などなど、いろんな実験系でデーターを取る。


毎日、顕微鏡下でぴかぴか輝いている細胞たちの顔を見ていると、ちょっとした変化にも気づくようになる。

なんかおかしいぞ・・・と思ったら、ぐれていることもある。


もともとがん細胞は正常細胞がぐれてがん細胞になってしまったわけであるが、

さらに進化し悪性度を増していたり、増殖スピードを早くなったり、細胞の形が大きくなっていたり・・・と

変化してこともあるのだ。


またはばい菌君にやられて全滅していることもある・・・・・・_| ̄|○



実験に再現性を持たせるためにはつねに同じ状態の細胞を維持しておかなければならない。






試験管内のがん細胞のお仕事は自己増殖につきる。


周りの環境中の栄養がなくなるまで、指数関数的に増殖する。


しかし、生存に耐えられないところまで環境が悪化すると、増殖はプラトーに達し、そしていっきに死んでいく。全滅である。



全滅した培養液中のがん細胞の亡骸はまっくろくしぼみ重なり合い、まるで、大地震の後の廃墟のようである。





癌が死なない細胞というのはある意味ホントであるが、その前提として無尽蔵の栄養の提供という条件がつく。


試験管の中と同様に、体の中でも栄養が絶たれたときがん細胞は死んでしまうだろうが、その宿主であるヒトがそれより先に死んでいるということになる。



ちなみに正常細胞はこんな無茶なことはしない。


周りの栄養があるなしに関わらず、ある時期になれば自らに定められた寿命を終え、その場所を後進の正常細胞に譲る潔さがある。



つづく・・・・・・

また、たとえばなしね。



じぇんが家にピザハットのおにいさんがピザをデリバリしてくれます。

頼んでないよ~~

ことわってもことわっても、毎日デリバリしちゃうのだ。

数日でピザ飽きました。部屋に腐ったピザがたまります。

これはたまらん・・・・・・ピザはたまるが・・・・・・_| ̄|○


こんなけったいなにいさんいませんが、もしいたら大迷惑です。

もともと決まった役割があるのに、周りの状況を考えず働きすぎですな。


これは、がん遺伝子のしわざです(またまた、なぞ)。


がん遺伝子にはそれぞれ大切なお仕事があります。

はじめからがんを作る遺伝子はありません。

これはよく勘違いされているところですな。


ただただその遺伝子がうまくコントロールされていないのです。



遺伝子のオンとオフ

ここぞ!というときに発動し、いまはやめとけ!ってときに撤収!


この絶妙なタイミングは体の中にこびとが働いているとしか思えないぞよ。


前にもいいましたが、遺伝子は人間の体の設計図。

それをもとに体の部品(臓器)を作るだけではなく、体(細胞)を維持するためのたんぱく質を作ったり、組織や細胞のもつお仕事の指令をだします。

細胞レベルでいえば・・・・


細胞増殖せよ!

細胞やすめ!

細胞はたらけ!

細胞変身せよ!

細胞おつかれ!逝ってよし!


などなど(笑)


これがいうこと聞かない悪がきですと・・・


細胞増殖せよ!・・・・・ほんとにいいの?増えちゃうよ~~!

細胞やすめ!・・・・・・・まだまだやすまないぞよ!増えちゃうよ~!

細胞はたらけ!・・・・・・・ほんとにいいの?やっちゃうよ~~!

細胞やすめ!・・・・・・・まだまだやすまないぞよ!もっとやっちゃうよ~!

細胞おつかれ!逝ってよし!・・・・まだまだ死なないぞよ~~!!

はい。顔つきが悪くなってきましたね・・・・・_| ̄|○

勘違い働き者の超高分化型のがんですな。

最初はいい子だったんですよ。これでも。


細胞増殖せよ!・・・・・ほんとにいいの?増えちゃうよ~~!

細胞やすめ!・・・・・・・まだまだやすまないぞよ!増えちゃうよ~!

細胞はたらけ!・・・・・・・やだよ~~ん!いま忙しいの!そんなつまらんお仕事できませぬぞよ!

細胞変身せよ!・・・・・・やだよ~~ん!いまのまんまがいいんだぞよ!

細胞おつかれ!逝ってよし!・・・・まだまだ死なないぞよ~~!!



はい。顔つきがもっと悪くなってきましたね・・・・・_| ̄|○

ニート型の超低分化型のがんですな。

最初はぼーっとしたふつうの子だったんですよ。これでも。


あの子がこんな酷いことをするなんて・・・・・

小学生のときはまじめな子でしたよ。

毎日、あさ挨拶してくれましたけどね、そういえば最近見かけなかったけど・・・

ちょっと変わってるなって思ったこともあったかしら・・・・?

あの子のお父さんもちょっと若いころぐれていらっしゃったようですわ・・・・

あらやだ・・・うわさですわよ(笑)



と、世間の評判はこんなものでしょ


遺伝子のコントロールの仕組みはいっぱーいあります。


なぜに彼はぐれちゃったのか。

憎むはがん細胞君ではなく、その家族、教育、社会環境などその背景にあるのかも?



そう・・・むかしはいい子だったんです(涙)

だって・・・・わたしのこどもですよ!

いつもうちに帰ってこないおとうさんのせいにきまってるわ!

じぇんがのせいかい?