じぇんが当直中!

今日はひ・ま・だぞよ(小声で・・・とても、いいことです。)



この病院にはAERAがおいてあって、10月10日のAERAをぱらぱらとみていまする。


アサヒビールはすきですが、朝○新聞はいまいちなので、

新聞もですがAERAもここに来たときくらいしか見ません(笑)


で、そのAERAの記事です。



・・・・・・・・


ほっほっほぉ~~


とうとうふつうにこんな時代なのね。

はなしには聞いていたけどね。


1日限定4人、21万円人間ドックね。

病院や検診センターっていうより高級なホテルですな。

エグゼクティブルームにフランス料理ね。


PETやPET-CTに各種腫瘍マーカー。内視鏡検査はもちろんです。


このレポートの締めは・・・・

快適な環境で最高の検診

「金持ちは死なず」の世界だと・・・・・by ライター古川○子


その17ページ後に、

養老、池田、吉岡先生といった60-70歳おじさまがたの雑談会

「がんを生きる」では

人間ドックなんて不要だよ・・みたいなはなしがどうどうと載ってたりする(笑)


構成協力・・・・by 古川○子

同じライターかよ・・・・_| ̄|○


なんでこう両極端なのこの雑誌は(笑)

これは日本の縮図だな。きっと。


養老先生の締めの言葉は

「がんになったら必ず死ぬのではなくて、

人間がんにならなくても必ず死ぬ。

死亡率は100%なんだ」


たしかにね。


でも、人が望んでいるのは不死ではなくて、よく生きることなんだけどね。


21万円を払って不安をもらってくる人も、

60-70才まで元気に現役で、ぼくはがんは怖くないよって強がるひとも・・・


なんか変だよニホンジン(笑)



じぇんがにはどちらも健康神経症?って気がするよ。

(そんな言葉ないかー笑)


でも読者のみなさん。

毎年、町や会社の基本検診や、肺癌・大腸がん・子宮ガン・乳癌検診を受けてね。

お金かけなくていいから。



最後に医療はサービスだけど、商売とちゃうちゃうちゃうちゃう。





こんなとき、日本が向かっている方向と正反対の国を思い出すぞよ。




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勤務医の苦悩 3

テーマ:

日本の高度医療もかぜから腹痛まで一般医療救急医療もかなりの部分が病院勤務医によって成り立っているよ。


カナダでくらしてみれば、こいつはシステム的にかなり無理してるってことがわかった。


そんな勤務医は激務からいちばんあぶらののった時期に開業の誘惑に駆られます。

勤務医、専門医としてのやりがいを捨ててでも駆られる誘惑。


なぜなら、自分のからだもこころも壊れそうだから

なぜなら、過労死した同僚がいるから(涙)

なぜなら、激務のためあと一歩のところで医療事故を起こしそうになったから(汗)

なぜなら、お金をかせいでも自分で使う暇もなく全部奥さんに使われてしまうから(笑)

なぜなら、こどもと接することが少なくこどもがぐれたから(じぇんがけの子どもたちよ、ぐれないでおくれ

なぜなら、お金の使いみちが酒と女と車とゴルフしか思いつかないから(アホみたいですがそんな人もいますです)

なぜなら、自分の趣味の時間がほしいから

なぜなら、家族と一緒にいたいから

なぜなら、開業している友人の生活がまぶしいから

・・・・・・・・・

(もう一回いっときますが、自分の理想の医療として開業医を最初から考えているひともたくさんいますからね。)



厚生労働省は海外の医療制度の都合のいいところだけ(国にとって)まねしてるような気がするぞよ。

医師やナースの労働環境は見てみぬふりでしょ。


じぇんがが考えたって、医療費を抑えることと国民全員に最高の医療を提供することは相反することだよ。

医療費を抑えるってことは勤務医の数も質も含めて将来の医療の質を低下させると思うよ。


いま明らかにお金払えばいい医療うけれまっせ~という流れにきているようだ。

今後の日本ではさらにかなりの部分が、今までどおりのレベルの医療を続けようとしている良識ある病院や

勤務医へのしわ寄せになってくると思う。


じぇんがは研究続けるから、開業はありえへん(と思うが)。

将来も大学病院やがんセンターのような病院で働くと思う。

研究も教育も興味あるから、できるならどこかの大学病院での勤務が理想だ


研究や医学教育も興味なくて一般病院の勤務医だったら・・・・

ある年齢になったらやめるかな・・・この環境では。



やめた勤務医が開業医になって病院のマンパワーは落ちるわ、開業医同士共倒れするは・・・・

いったい日本の医療改革者はどうしたいんだろ?


将来じぇんがが医療改革するとしたら・・・・・

パーマン作戦しかない!でしょ

まるっきりなぞ・・・つづく



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勤務医の苦悩 2

テーマ:

身近にいるドクターを大きく分ければ、病院に勤務している勤務医と自分でオフィスをもつ開業医に分けられるのだ。



開業医の苦労は開業医のお手伝いをしたくらいだからよく分からないけど、カナダと違って毎日の患者さんの数がダイレクトに経営状態を反映するから、経営者としての苦労も相当なものと思う。


それでも勤務医はある程度の年齢(たぶん30代後半から45歳くらいかな?)のもっとも脂が乗っているときに開業の誘惑に駆られるみたいだ。


アンケートをとったことはないしアンケートを見たこともないけど、その動機は勤務医に疲れてしまったことも多いんではないかな?


もちろん開業して自分の理想の医療を追求しているりっぱな人はたくさんいますよ。

理想の医療が一次医療で地域医療ならやりがいあるね。


でもホントは大きな病院でしか発揮できないような自分の専門を持っているのに開業しちゃっているひともたくさんいるのだ。



日本では開業に対する政府の規制がほとんどないと思うから、医師会の反対にあわず、医師免許さえあれば開業できちゃう。

まあその後は自由競争だから、人気のない開業医はつぶれるわけですが。


人気っていうのも一般受けすればいいので、同業者から見ればなんやそれ!っていうのもおおいけど(笑)





友達の呼吸器科のカナダ人医師は友達といっしょに自分たちのオフィスをダウンタウンにもっているけど、週のうち半分は大学病院で入院患者さんも診ている。


大きな病院の外来機能は日本と違ってホントにERしかないようなものだから、簡単に比較できませんが、大学病院の忙しさも日本の半分以下ですな。

だって定時に終わってるし・・・・・_| ̄|○


超過勤務は医療事故のもとだから研修医もベテランもちゃんと勤務時間を守っているよ。

日本の根性でがんばるぞ~~!とは大きく違うんですけど・・・・


なぜだ???


つづく



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患者さんの急変は入院中でも通院中でも数え切れないほど経験しています。

臨床医なら分野を問わずだれでも経験されているでしょ。


それは患者さんの病態の予測があまいんぢゃないの・・・?


っていう批判はごもっとも・・・・


でも、かなりの確率か、ん・・・あるかもねって確率・・・で発生が想定できることはこころの準備が双方にあるのであまりばたばたすることもありません。


文献的にはあるかも知れないけど、いまのこの患者さんであればありえないでしょって確率の事件や

まったくもって想定外の病状の変化がここでいう急変です。


だいたい人間の体を機械のようにワンパターンで予測しろってことは無理だよ(開き直りかよ・・・)



「プライベートの予定が入っているときに担当患者さんが急変する法則」はまだ現場で生きていることと思います。


何ヶ月か前からスケジュール表に書き込んでいるどうしてもはずせない予定の場合

(たとえば自分の結婚式だとか結納だとか家族旅行とか学会とか)は、それを中心に患者さんの担当を調整してもらったりしているはずなのに・・・・

自分の結納に自分だけ参加できなかった女医さん知ってます(涙)


なぜそんなバッドタイミングで急変なのかと考えれば・・・・


想定外ってことからも分かりますが、患者さんの病状の安定を信じて予定を入れているからかな?


または、自分の予定が重大であるほど、患者さんの観察にほんのわずかだけれどもいつもの冷静さが失われるのかも。


んん・・・・バッドタイミング・・・・



そんな急変に遭遇したときに・・・


「あああ・・・なんてこった!!シーッ○!」

と思うか

「自分が出かける前でほんとによかった!」

と思うか


どちらにしても出かけられないんですけどね(笑)



出かけてから急変が発生した場合は最悪です。


想定外ですから患者さんにも家族にも説明されていない。


「こんなはずではない!そんなこと主治医から一言も聞いてない!」


って言われても・・・・残された同僚は涙でしょ。


帰ってから同僚(まあこれはお互い様ですが)と患者家族の冷たい視線にどう対応しましょうか。


キャンセルできるものなら予定を切り上げ戻ります。



「ええええっ!!!!どーいうこと!何考えてんの??」

と叫ぶ自分の妻と子供の冷たい視線にどう対応しましょうか。


まいどのことなんですが対応不能。


数ヵ月後から始まる日本での生活はとてつもなく重い予感・・・・・・・・_| ̄|○




大変ですなぁ・・・とお感じになるかもしれませんが、自分の身や家族の身に病気や怪我などの災難が降りかかったとき、

えんちゃんのようなやさしい患者さんは稀でして、

だいたいは・・・


「うちの大事なダーリンおいてなにやってんねん!おこるでぇー!でるとこでよか!」 (すでに怒っている・・・)


という、きびしいご家族が多いですな(涙)

考えれば考えるだけ暗くなってきた・・・・・・_| ̄|○


そーいえば、財前五郎教授も海外の学会で出張中に足元すくわれてますねん。

まあ彼は自業自得かもしれませぬが。




じぇんがはいつも自分が二人いればいいと思っているよ。

ドラえもんに頼みたいところですwwwwwwwwwwww。


(追記)頼んでいいのはドラちゃんでなくてパーマンらしいぞよ・・・・(よく分からんが、笑)


・・・・・つづく









HIVのはなし

テーマ:

milkyさんちのエバラ(焼肉のたれじゃないよ。笑・・・ねこのなまえだよ)が生まれてはじめて動物クリニックに行ったんだって。

ねこHIVの検査とねこ白血病の検査を生まれたらまずやるのね。


検査は陰性。よかったなエバラ!おまえの母さんもきっと元気だ。


ねこにとってはどちらも重病だろうからね。

(ひとにとってもそうですが・・・・)


ん??ちょっとまて。ねこのHIV・・・?

HIVとはHuman Immunodeficiency Virus (ヒト免疫不全ウイルス)だから・・・なんか変だ。

ねこのひとういるす??


ぐぐってみると・・・

FIV:Feline Immunodeficiency Virus(ネコ免疫不全ウイルス)を通称ネコエイズウイルスとかネコHIVというのか 。

しらんかったぞよ。。



HIVは(ヒトね)最近病院でもただで検査してくれるらしいよね。

しかも匿名でね。

じぇんがが日本にいたころは、保健所でしか匿名無料検査ができなかったから、ずいぶん手軽に検査できるようになってきてるね。

献血すればもちろんHIV検査をするけど、検査目的で献血されると万が一のときに輸血されるほうがたいへん困るから、血液センターではかなり神経質に問診しているはずだ。


なぜに神経質になるかといえば・・・・


今年の最新統計では献血10万人あたり1.8人がHIV抗体陽性なんだって。
これも、問診で濃厚に感染の機会があるヒトを除いた後での割合だから、

アンダーグランドにはその何倍もの陽性者がいると推測されるぞよ。



行きずりの情事は行きずりといえど、相手の過去をすべて背負う覚悟が必要だ。

そんな勇気あるのかな?

恋愛は盲目というが、それが彼氏や彼女、夫や妻に知れただけで大騒ぎをするくせに、命かけてるとは到底思えない。

自分の命のみならず家族の命、将来生まれてくる子供の命にかかわることなのだが・・・




環境問題も生活習慣の問題も人の知恵で解決できることが多い。

HIVの問題もそうだよ。

中国やアフリカでの陽性者の爆発的増加もHIVに対する無知が原因でしょ。


先進国のなかでは・・・・日本はかなりやばいかも



知識だってそれなりにあるはずだし、コンドームを買うお金だってあると思うが。

社会の一番小さい単位である家族を大切にするって気持ちがひとりひとりに広がれば、その社会は大丈夫なんだけど・・・・


専門家の話をきけば、いまの中高生から大学生の自由な性の意識がこれから先10年で予想できない事態を引き起こす可能性もあるらしい。


高校くらいで教育として・・・現在闘病しているAIDS患者さんのお話や顔出しがあれば、強烈なインパクトで教育になるかも。でも、日本じゃ無理かも・・・




ジャパン・・・大丈夫かいな・・・・・




じぇんがの予想では島耕作はもうAISDを発症していてもいいころなんだが・・・・

彼もやりすぎだよ・・・・・・・・・_| ̄|○






おまけ


若い女の子さんへ


ケッコーンする前に彼氏とHIV検査をしてください。

HIV検査を逃げるような男はまずパスね(笑)

万が一陽性で知らないで出産したら、あなたの赤ちゃんがキャリアになる可能性大です。

陽性を知ってて出産するなら、なんとか対策もあります。


ケッコーンしなくても新しい彼氏ができたらHIV検査記念日とか作って

彼氏と一緒に検査してください。

二人の未来のために。


エバラでも検査しとるんやで~~!!


あっ・・・保健所ならHIVのほかC型肝炎ウイルス・クラミジア抗体・梅毒なども匿名無料で検査できると思うよ!

名医の条件のつづきだよ~~


じぇんがの周りには尊敬する医師がたくさんいらっしゃいまする。

そのいいとこドリで名医をイメージできるのは幸せだあ~~


そこで作り上げたキャラはもちろんガチャピンではなく


ドラえもんの中身


将棋好きなドラえもん(↑やっぱりロボットだった!)


ドラえもんが将棋の棋士だったら最強ですな。 

なぜかって???


コメントでじぇんががやられたのは通りすがりるれろさん

残念ながらHN不明(それともこれHN??笑)


将棋の最終目的は王をとること、そのためには一時的に不利に見えるようなことでもすることもある。 

ドラえもんのようにのびたが欲しい物を毎回あげるのではなく、名医はその知識・技術を駆使して最終目的につながる治療をする。  

一時的によくなる強い薬を毎回与えて最終目標にたどり着けなかったら困る為。  

でも患者さんの最終目標とお医者さんの最終目標が違う場合は?? どうするんでしょう?  

おそらく患者さん(のびた)の場合、道具(薬)を求めるとき自分の中ではもう手がないように思えて藁にもすがりたいような気でいる。 

一方お医者さん側は、客観的に患者を診て最終目標を決めるのだろうし。


おお~~関係者ですかあ??


・・・・・・・・・・・・・・



のびたは愛すべきキャラでしょ。


あまり周りの空気が読めないこともあるし、よくくじける。


努力からは程遠いかもしれないが、自分の興味あることには

「おまい、どこからそのパワーでてくるの?」って驚くくらいの集中力。


彼は彼なりにプライドもあるが、のびたママにいつもこっぴどくやられる。


自分のことを棚にあげつつ、彼からみえる世の中の不条理を嘆き悲しむ。


なにより、この男の子には未来がある。


のびたは患者さんですな。

病気になった多くのひとはのびた化します(笑)


どらえも~~~ん!(涙)

 

って叫ばれるのは毎度のことですな。




そこで、ドラちゃん登場


なにがすごいってドラえもんのポケットほど最強なものはない。


次から次にでてくるハイテク機器


まず、医師としてほしいのはポケットの底をたたくことのない病気に対するあふれる知識と治療手段ですな。


ある病気Aに対する標準的治療A1、次の手A2。

このあたりまでは研修医でもわかるでしょ。

A1,A2が効かないとき、または合併症・副作用体質で使えないときの次の手A3,4,5,6・・・・・


薬の作用・副作用を熟知し、最近流行のテーラーメイド医療を行えるだけの通常兵器から最終兵器、持ち駒が必要なのだ。


し・か・し・・・・


通りすがりるれろさんの分析通り、あまあまのドラえもんではのびたの命ばかりか、のびたのすむ世界も危ない。

基本的に目先のことしかのびたは考えていないからね。



・・・・・・・・

けっして、 「患者さんはのびたのように自立してない!だからいうこと聞け!」

ってPATERNALISM的なことを言いたいのではなくて・・・・・・・



患者対医師の対立関係より協力関係の構図の中で治療したいよね。


余談ですが・・・・・


マスコミが好きな患者対医師対立関係の構図ね。

いま、医療側がめんどくさがって主導権を急速に患者側にお願いすれば、

患者の命ばかりか、日本という社会自体もやばやばになるだろう。

って気はするよ。

でも権利を主張する人にはもちろん全面的にできることはやるよ。

実際は制約が多くてその人の希望通りやれないことのほうがおおいんだけどね。

その場合、どうぞお好きなところへ紹介状を書きますよ。

ってことになる。

きっとその先でもその繰り返しだ。

協力関係を築けない場合はほとんど事務的に仕事が終わるよね。

カナダの一面にもそんなとこあるかもしれない。

基本は自己責任。お金もかかった分払ってね。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・ちと脱線したぞよ・・・・・




のびたとドラえもん

二人で同じ最終目標に向けて走らないとね。



愛すべきのびたの人生のパートナードラえもんが、

そして、将棋好きだったら・・・・・


冷静沈着にのびたの長期展望を示し、一事不利になってもかならず挽回できる策をねり、のびたの体力を考え、ともに戦っていくのだ。


のびたとドラえもん.jpg


だから、


そんな将棋好きなドラえもんに、私はなりたい!(なぞ)


ここだけ聞いたらおまえはアホかと・・・・・_| ̄|○



名医の条件

テーマ:

名医の条件ってなんでしょう。


よくお話をきいてくれるとか、対応がよろしいとか

そういう基本的なことではなくて。

技量でみた名医ですよ。


外科医はわかりやすいかも。

百の言葉より一回の手術で結果を出すこともあるわけだから。


内科医は分かりづらいでしょ。

ことば巧みに分かりづらくしてる医者もいるし(笑)


内科医も結果でわかる!っていえばそれまでですが、

結果はね、数年先だったりするからね。

まあ、外科もそうゆう場合も多々ありますが。



じぇんがのイメージする名医はね・・・・・・・


将棋好きのドラえもん

ドラえもん



ですな。


?????ですか?????




なぜなら・・・・・・・・・

なぜか分かったらコメントしてね。




つづく。

がんをテーマにしたテレビドラマなどの影響でセカンドオピニオンという言葉をみんな知るようになってきているらしいですな。 



セカンドオピニオンとは、主治医以外の専門医の意見を求める医療相談のことですか。


深刻な病気であればあるほど、自分や家族の命をたった一人の医師の診断や治療方針に従っていいものか悩むものです。

ある程度の大きさの病院であれば、何人かの医師団によるカンファレンスにより診断や治療方針が決定されているし、実際のところたった一人の医師がすべて判断しているということは少ないのでありまするが。



セカンドオピニオンを求めるときは主治医にだまって別の病院にかかることは反則でしょ


なぜなら、今の主治医が患者さんに関する医学的情報をすべてもっているからですよ。

別の病院で最初から同じステップを踏むことは、もう一度おみくじを引くのとわけがちがいまっせー。

診断までの道のりはほとんどの場合同じであり、本人にとっても病院にとってもお金も時間も無駄だぞよ。


そして一番の問題は、病院や主治医との契約を一方的に破棄していることですな。

これはビジネス的な側面ではなく医療行為の基盤である人間関係を自ら破壊している行為なのですよ。


前の主治医にだまってきて、前の病院の悪口を言う患者は最初から敬遠されがちです。

なぜなら、その患者さんはまた次の病院で同じように自分たちの悪口を間違いなく言うはずですから。


これでは病気を治していくうえで必要不可欠な協力的な対等な関係が築けるはずがないぞよ。


セカンドオピニオンという言葉で病院のはしごをマスクしてはいけませんな。


それは患者自らの権利をどぶに捨てているってことに気づいてください。


本当のセカンドオピニオンは患者さんの不安をなくし、納得した治療を受けることのできる大切なシステムなのですよ



医師のおしごと

テーマ:

医師のお仕事は、患者さんを治療することなんだけど、そのほかに


医学を研究すること(今、じぇんがはこれしかやっていないのだ)


そして


医学・医療を後輩に伝えていくこと


もあるのだ。


医学・医療は経験主義の側面があり、後輩に知識・技術を伝授することが、たぶんヒポクラテス(前460年ころ~前375年ころ)の昔から脈々と続いている。


教育というよりいまでも師匠と弟子という関係に近いんじゃないのかな?


だから、医師、研修医に対する医学教育は大学病院だけではなく、複数の医師が存在するすべての医療機関がおこなっていることになる。



大学医学部や大学病院にいると学部学生や研修医とお付き合いすることが多く、それがとってもたのしい。


かれらの成長はこどもの成長速度に匹敵する。


スポンジのように知識も経験も吸収していくのだ。


ときどき、見ざる聞かざる言わざるのモンキーもいらっしゃるが。



もし、知識も経験もキャラクターも偏ったベテラン医師がいたならば、それは狭い世界で不運にもであってしまった同じようなキャラを持った師匠の"コピー"なのかもしれない。


じぇんがが関わった学生や研修医がいまなにをしてるかはいつも気になるぞよ。




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死をイメージすること

テーマ:

VOXYさん の記事で以前書いてお蔵入りにしてた記事を思い出しましたよ。

読者のみなさんの気持ちを考えると、重すぎるテーマなのなのかと・・・・・


これは数ヶ月前にネット上の人がお亡くなりになったときのものです。

顔も名前も知りません。


ただ、その人の文章は透明でした。

何の根拠もありませんでしたが、直感的にホントの覚悟を感じました。


そのときにはいろんなひとがネット上にいることも知りましたよ。

本人不在のブログが掲示板状態になってしまったことは誠に残念でした。

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仕事柄、自分の患者さんの死を避けられない時もありました。
日頃から生死と隣り合わせのため、それに麻痺してるのか、過敏なのか、普通なのか分からないけど。

いろいろな人の死。

・・・・・・・・

自分の死


妻・子供の死

両親の死

親戚の人の死

(元)恋人の死

友人の死

同僚の死

同級生の死

先輩・後輩の死

隣人の死

以上の人達の関係者の死



顔も知らないネット上の友だちの死

大好きな芸能人やプロスポーツ選手の死

凶悪事件の被害者の死

震災など災害の被害者の死

戦地での一般市民の死

兵士の死

テロの犠牲となった人の死

・・・・・・・

・・・・・・・

・・・・・・・

あかの他人の死




あなたはどこまでイメージできますか?

その人や家族の思い・悲しみを想像できますか?


ひとごとだっておもっているかた。

心から祈ったり悲んだりできる人はあなたが思うよりたくさんいるかもしれません。


あなたの死だってあなたが思っているよりも、たくさんの人が悲しむでしょう。


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VOXYさんの記事をみて共感したことは、死と日常的に接していない日本人の

死に対する想像力がどんどん鈍感になっている予感がすることです。


自分の死すら、イメージできないひともたくさんいる。
生とおなじく死は自分で避けられないってことを日本人はみな知っているはずなのに

忘れたふりをして生活している。


そして、準備のない家族ほど、死が現実のものとなったときに、

その行き場のない悲しみや怒りを間違った方向に向ける場面はなんども見てきた。


がんを患って常に自分の死を突きつけられているひとや家族の気持ちは計り知れないくらい重い。

医者も患者もがんを治したいという気持ちは変わらない。

でも、治しきれないときもある。


がんを突きつけられたがために死に対する心の準備が少しでもできている人の最後は

逆に安らかだ。

家族も心の準備があるがゆえに悲しみの中にも時間をかけて受容できる安らかさがある。



がんは憎き敵ではあるが、

悲しいことにも

死がひとごとの日本人に

もう一度時間をかけて生ということを考えさせる

数少ないチャンスでもある。