レギュラーシーズン28日目

 

4月26日(日本時間27日)

ドジャース対ブルージェイズ

敵地:ロジャーズセンター

 

 

≪ドジャース・スタメン≫

 

大谷翔平は「2番DH」で先発出場

 

昨年FA権を取得した際「ぜひウチの球団に」と翔平を超特別待遇で交渉したブルージェイズ

そして移籍騒動が大詰めになっていた時「大谷がトロント行きのチャーター機に乗った」という嘘の情報が拡散されてしまい

ブルージェイズの選手もファンも「やった!ウチに来る!」とお祭り騒ぎになった直後「大谷翔平ドジャースと契約成立」という発表がされたため「裏切者」というレッテルを貼られてしまった翔平

 

そういった経緯があったので「すごいブーイングをされるはず」と予想されていましたが

1回表、第1打席に向かう翔平にスタジアム中から割れんばかりのブーイングが(笑)

でも全く気にする様子もなく打席に立った翔平は、3試合ぶりの先制7号ソロを放ちました(笑)

 

するとあんなにブーイングしていたくせに夢中になって撮影する人や飛び上がって喜ぶ人が大勢いたんですが

その理由は翔平のプレーを見る機会が滅多にないからです。

今日から始まったドジャースとブルージェイズの3連戦ですが、今季ブルージェイズとの対戦はこの3連戦だけ。

しかも来季は一度も対戦しないことになっているため、今見ておかないと今後2年は翔平のプレイを見られなくなってしまうんです。

なのでこの3連戦は立ち見も含めチケットが完全ソールドアウトしているそうです。

結局「大谷翔平の大ファン」っていうことなんでしょう(笑)

 

翔平の安打はこのホームランだけでしたがチームは12-2と圧勝しています。

 

明日は花巻東の先輩、菊池雄星が先発するので

先輩後輩の直接対決が見られます!

必見の価値ありです!

 

 

≪試合結果≫

チーム
12

 

【本】大谷7号、マンシー5号、スミス2号(ド)ジャンセン1号(ブ)

 

≪試合前≫

ブルージェイズ対ドジャース ブルージェイズの本拠地ロジャーズ・センター(撮影・菅敏)
ブルージェイズの本拠地ロジャーズ・センター
 
ブルージェイズ対ドジャース 試合前、キャッチボールで調整するドジャース山本(撮影・菅敏)
キャッチボールで調整するドジャース山本由伸
ブルージェイズ対ドジャース 試合前、ブルペンでシャドーピッチングをするブルージェイズ菊池(撮影・菅敏)
ブルペンでシャドーピッチングをするブルージェイズ菊池雄星
 

≪試合中≫

 

山本由伸と楽しそうに談笑する翔平

ブルージェイズ対ドジャース 試合中、ベンチで山本(手前)と話す大谷(撮影・菅敏)

 

 

≪翔平の結果≫

第1打席

1回1死

ブルージェイズ投手は右腕バシット

移籍の可能性があっただけに打席に入るとスタンドから大ブーイング。初球見逃しストライクで大歓声

カウント1-1から3球目、134キロの内角スライダーを捉えて右翼席へ3試合ぶりとなる先制の7号ソロ

ひと振りで敵地ファンを黙らせました。

飛距離110メートル

打球速度155キロ

角度37度

ロジャーズセンターでは通算5本目

これで日本生まれのドジャース選手としては母親が日本人で沖縄生まれのロバーツ監督の7本に並びました。

 

ブルージェイズ対ドジャース 1回表ドジャース1死、打席に入り、敵地のファンからブーイングを受ける大谷(撮影・菅敏)
 
ブルージェイズ対ドジャース 1回表ドジャース1死、右越えに7号ソロ本塁打を放つ大谷(撮影・菅敏)
 
 
ブルージェイズ対ドジャース 1回表ドジャース1死、右越えに7号ソロ本塁打を放つ大谷(撮影・菅敏)
 
ブルージェイズ対ドジャース 1回表ドジャース1死、右越えに7号ソロ本塁打を放つ大谷(撮影・菅敏)
 
 
ブルージェイズ対ドジャース 1回表ドジャース1死、右越えに7号ソロ本塁打を放ちダイヤモンドを回る大谷(手前)にブーイングを送る敵地ファン(撮影・菅敏)
ブルージェイズ対ドジャース 1回表ドジャース1死、右越えに7号ソロ本塁打を放ちダイヤモンドを回る大谷(撮影・菅敏)
 
次の打者のフリーマンとタッチ
ブルージェイズ対ドジャース 1回表ドジャース1死、右越えに7号ソロ本塁打を放ち、敵地のブーイングを受けながらも笑顔でフリーマン(左)とタッチをする大谷(撮影・菅敏)
 
 
 
見たことがない様な凄い笑顔
嬉しそうです。
 
 
 
 
7号ソロを放った翔平にブーイングをするスミスコーチと、そのコーチにハグする翔平
ブルージェイズ対ドジャース 1回表ドジャース1死、右越えに7号ソロ本塁打を放ち、ブーイングをするスミスコーチ(右)にハグする大谷。手前は山本(撮影・菅敏)
 
なぜか爆笑するテオスカーヘルナンデスと謎の含み笑いをする翔平
すごく相性のいい二人
 

第2打席

3回無死一塁

ブルージェイズ投手は右腕バシット

初球にベッツが二盗。カウント3-1から150キロ外角直球見極め四球(今季14個目)

フリーマンの適時打でベッツが生還

スミスの適時打で大谷が生還し3-0

さらにマンシーの5号3ランなどで7-0

ブルージェイズ対ドジャース 3回表ドジャース無死一、二塁、スミスの適時打で二塁から生還する大谷(右)(撮影・菅敏)

第3打席

3回2死一、二塁

ブルージェイズ投手は右腕リチャード

打者一巡して2度目の打席

カウント2-2から127キロの外角チェンジアップを打って一ゴロ

ブルージェイズ対ドジャース 3回表ドジャース2死一、二塁、一ゴロに倒れる大谷(撮影・菅敏)
ブルージェイズ対ドジャース 3回表ドジャース2死一、二塁、一ゴロに倒れる大谷(撮影・菅敏)
ブルージェイズ対ドジャース 3回表ドジャース2死一、二塁、一ゴロに倒れ、ベンチに戻る大谷(撮影・菅敏)
 

第4打席

5回1死二塁

ブルージェイズ投手は左腕リトル

カウント2-2から140キロの真ん中低めナックルカーブを打って投ゴロ

ブルージェイズ対ドジャース 5回表ドジャース1死二塁、投ゴロに倒れる大谷(撮影・菅敏)
ブルージェイズ対ドジャース 5回表ドジャース1死二塁、投ゴロに倒れ、ベンチに戻る大谷(撮影・菅敏)
 

第5打席

7回先頭打者

ブルージェイズ投手は左腕メイザ

カウント2-0から148キロの真ん中高めシンカーを打って二ゴロ

ブルージェイズ対ドジャース 7回表ドジャース無死、二ゴロに倒れる大谷(撮影・菅敏)
ブルージェイズ対ドジャース 7回表ドジャース無死、二ゴロに倒れる大谷。右はゲレロ(撮影・菅敏)
 

第6打席

9回無死一塁

ブルージェイズ投手は野手のカイナーファレファ

代打バーンズと交代しお役御免

 

 

≪試合終了≫

 

 

 

≪試合後インタビュー≫

 

 

-トロントで観客がどんな反応するかわからない中でホームラン

1席目だったので、トロント自体に来るのは楽しみにしてますし、今日も満員に近いファンの人が入って、選手冥利(みょうり)に尽きるというか、やっぱりその多くのファンの前でやるっていうのは、すごく自分的にはエキサイティングするのかなとは思います。

 

-ブーイングびっくりした

びっくりはしなかったですね。

 

-観客のブーイングを聞いてモチベーションにつながる

ブーイングされるかされないかは特に、結果的な話なのであれですけど。これだけ多くの人に入ってもらって、なんていうんですかね、自分のチームを好きだからこそ、相手のチームのそういう選手にブーイングしたりとかすると思うので。そういう熱量っていうのは別にドジャースファンでもブルージェイズのファンでも、野球好きなんだなっていう、そういうリスペクトに、逆に感じるところかなと思います。

 

-トロントのファンのブーイングにびっくりしないのは

うーん、これはドジャース決めた時も言いましたけど、結果的に行ける球団っていうのは1つで。僕的には、なんでしょうね、声をかけてもらった球団っていうのはもう本当に感謝しかないですし。そこに関してはもう本当に、僕はファンの人がどう思ってるかは置いといて、僕としてはもうファンの人たちにも含めて、感謝しかないかなとは思いますけど。

 

-大谷選手を見たいというブルージェイズのファンの声もあった

それはもう単純にうれしいですね。別にブーイングも嫌ではないというか。別に野球の一環ですし、ファンの人たちがそれで楽しいのが一番だと思うので、選手は別に気にしてもらえるだけ、選手にとってはいいんじゃないかなと思いますけど。

 

-リスペクトの一環だがあれだけの大ブーイングは誇らしく捉えるところもある

うーん、どうなんですかね。ブーイングの種類にもよるんじゃないかなと思いますけど。結果的に僕はブルージェイズにノーと言ってる立場なので。ファンの人からしたらもちろんね、ブルージェイズが大好きだと思うし、そこに対してはブルージェイズを応援するのが筋じゃないかなと思うので。別に、なんて言うんですかね、逆に僕がブルージェイズのファンだったら普通にブーイングすると思いますし、それは野球の一環かなと。スポーツの一環かなとは思いますけど。

 

-ブーイングの中でのホームランは

ブーイングの中で打ったかどうかは別として、詰まってはいたので、入ってくれないかなっていう感じにギリギリでしたけど、入ってくれてよかったなと。

 

-メンタルも技術の1つだと。どうコントロールしている

もちろん場数もあると思いますし。自分でメンタル強いとはもちろん思わないので。(メンタル強いと)思ってる人に逆にあんまり強い人いないんじゃないかなとは思いますし。シチュエーションによって確かにプレッシャーかかからないはあると思いますけど。そこは野球やってる以上しょうがないというか、むしろそういうシチュエーションで打席に立てているっていうことが、こういうところですでに自分にとってはうれしいことだと思います。

 

-ロバーツ監督のホームラン記録に並んだ。抜くのは楽しみ

今のところそこを目標に頑張ってるので、明日また抜けるように頑張ります。

 

-ロバーツ監督から何か言葉は

いや、「並んだぞ」っていう、僕の方から言いましたけど、それだけでした。

 

-ロバーツ監督が新しい車が欲しいと言っている

今ですか? 特に考えてないです。

 

-監督との良い関係性

なんでしょうね。最初の1カ月が1カ月だっただけに。逆に僕からしたらあんまり、なんていうのかな、気にしないでほしいというか。もう本当に、むしろ笑いに変えるぐらいの、コミュニケーションというか、別にグラウンドに持ち込んでほしくもないと思ってますし。そこはそこで自分で処理すればいいだけなので、チームメートには普通にこういうふうに冗談を言い合える雰囲気ってのは、すごく僕にとっては楽かなと思います。

 

-打撃の好調の要因

なんていうのかな、データのことも含めてバッティングコーチもよく話しますし、動作的なことも含めてコミュニケーション取れてるのが良いところじゃないかなと思います。

 

-この5試合、打線の調子が戻ってきた。要因は

個人的にはやっぱりディフェンスのリズムがすごくいいので、それがオフェンスにつながってるのかなと思いますし、先発もリリーフもリズムがすごく、ディフェンスの面でいい守備もで出てますし、そこが一番大きな要因じゃないかなと思います。

 

-昨日は外野の練習も。今後の守備にも意識

守備は全く意識してないです。走りたいなっていう、単純に微妙な時間帯のゲームだったので、ちゃんと走ってからゲームに入りたいなっていうことでしたね。ピッチングに関しては順調に来てるんじゃないかなと思うので、肘の反応自体もすごくいいですし、そこは順調かなと思います。

 

-明日は花巻東の先輩の菊池雄星と対戦

もう打席はやってるので、毎年毎年。でもそんなに数があるわけでもないですし。去年も言いましたけど、僕らももちろん大事ですけど、学校もそうですし、教えてもらった先生方もそうですけど、そういう方にとっての方が、楽しみというか、そういう感じじゃないかなと思いますけど。

 

-水沢リトルの後輩の高橋和生さんが競歩のパリ五輪日本代表に選ばれた。エールを

頑張ってほしいですね(笑い) 自分の納得できる結果を出せるように、まずやってきたことをまず出して。出せるのが本人にとっては満足することじゃないかなと思うので。

 

-オリンピックで戦う選手はどう思う

いや、もう単純にすごいなと。別に競技がどうのこうのとかではなくて、オリンピックに出る出ないとかも別に関係ないと思いますけど。競技をまずそこまで続けようと思ったのもそうですし、続けてきたのもそうですし、これからも続けようと思ってるのもそうですけど、そういう人たち、別にスポーツだけではないですけど、それ自体が素晴らしいことだなと思います。

 

-初めて世界大会に出た時の心境と結果は覚えてる

世界大会は多分高校の代表じゃないかなとは思うんですけど。その時は単純に甲子園に出てるようなメンバーというか、藤浪選手もそうですし、あの時は(ロッテの)田村選手とかいろいろいましたけど、そういう選手たちとまずやれるのが、別に世界戦がどうのこうのではなくて、そういうチームでやれるのが、まずは僕にとっては特別だったかなと思います。

 

 

 

 

≪公式戦成績≫

月日 相手
3・20 SD 2 遊ゴ 右安 三ゴ 投ゴ 左安 400
3・21 SD 2 右安 右犠 投ゴ 右飛 右飛 一ゴ 300
3・28 STL 2 右2 四球 右安 三振 385
3・29 STL 2 二直 左飛 二併 三振 294
3・30 STL 2 右安 三振 四球 右飛 三振 遊飛 273
3・31 STL 2 三振 三振 右2 投ゴ 269
4・1 SF 2 二ゴ 右2 左飛 三振 267
4・2 SF 2 三振 中飛 四球 二ゴ 242
4・3 SF 2 三振 一安 左飛 右本 270
4・5 CHC 2 左2 一ゴ 右本 中飛 中飛 286
4・6 CHC 2 右安 中飛 左安 四球 三振 304
4・7 CHC 2 三振 三邪 右3 中2 320
4・8 MIN 2 中2 中飛 左2 左本 三振 345
4・9 MIN 2 三振 右2 左飛 三振 二ゴ 333
4・10 MIN 2 四球 左飛 右安 二ゴ 333
4・12 SD 2 左本 中飛 左2 右2 中飛 353
4・13 SD 2 四球 四球 三邪 中犠 右飛 343
4・14 SD 2 三振 三飛 三振 中安 338
4・15 WSH 2 右安 三振 打妨 中飛 338
4・16 WSH 2 左安 二ゴ 二ゴ 中飛 三安 341
4・17 WSH 2 右安 左飛 右安 中安 360
4・19 NYM 2 ニゴ 四球 右安 三振 二ゴ 356
4・20 NYM 2 四球 四球 右2 三振 四球 359
4・21 NYM 2 三振 右本 投安 四球 368
4・23 WSH 2 二ゴ 中飛 中飛 四球 右本 364
4・24 WSH 2 右2 一併 中飛 三振 右2 中2 371
4・25 WSH 2 三振 三振 二併 三直 358
4・26 TOR 2 右本 四球 一ゴ 投ゴ 二ゴ 358