皆さま、おばんです!

 

こんなことを書くと嘘だと思われるかもしれませんけど、

自分、本当に駅を探訪するのが大好きなんですよ。

彼女を連れてファミレスに行くとか、

仲間と一緒に飲み会やってカラオケで二次会をするとか、

もうそんなレベルで好きなんですの。

 

そんな、大好きな駅を巡った足跡を残すために

【まったり駅探訪】を書いていたのですが、

最近では地元の方からもコメントを戴くことが増えました。

本当に感謝感謝です。

時には間違ったことを書くこともあるかと思いますので、

その時はこっそり教えてくださいね。

誰にも気づかれないように訂正しておきますから。

 

日本国内に存在する駅数、約9,200駅。

ブログに記事で挙げた数、約450駅。

まだブログに挙げていないストック、約150駅。

このへっぽこブログ、まだまだ続きます。

 

今晩はこちらの駅の訪問記でした。e01230/しなの鉄道・小諸駅

しなの鉄道・小諸(こもろ)駅です!

自分事の話で恐縮しちゃいますけど、

小諸駅に訪れたのは今回が2回目で

前回は高校生だった、今から25年前にお邪魔していたのですよ。

 

訪問の動機はすごい不純で、

当時、好きだった女の子が清里に憧れておりまして、

そんな彼女へ渡す清里土産をゲットするため小海線に乗車、

その際に立ち寄ったんですよね。

だから小諸は、自分的に甘酸っぱい思い出の場所なのでした。
その後の彼女との思い出は、相当にしょっぱいものになりましたけど (ノ∀`)

 

久しぶりに訪れた小諸駅、駅の雰囲気は全然変わっておりませんでした。

なんだ妙に懐かしく感じちゃいましたよ。e01280/しなの鉄道・小諸駅

 

駅舎の中ではお野菜が売られてました。e01281/しなの鉄道・小諸駅

これは以前の訪問の時はなかったはず。

大きくて新鮮なお野菜なのに、あまりにも安いのでびっくり!

なんせこの日は旅の初日、残念ですが今回は購入見送りっす。

 

ここ最近は自動改札機の設置駅が増える中、

小諸駅は今でもラッチが健在。

旧き良き国鉄時代の風情が残っておりますのよ。e01287/しなの鉄道・小諸駅

 

改札を潜るとこちらのパネルが!e01282/しなの鉄道・小諸駅

「あの夏で待ってる」って小諸が舞台だったんじゃないですか!

それにしても最近はご当地アニメが増えましたよね。

余談ですけど、アニメ「かんなぎ」には我が家の向かいの公園が出てきます。

 

小諸駅は相対式1面島式ホーム2面の複合3面5線構造です。

まずは例の木製支柱が並ぶ1番線ホーム。e01231/しなの鉄道・小諸駅e01286/しなの鉄道・小諸駅

 

1番線とともに、しなの鉄道の列車が発着する2・3番線ホーム。e01284/しなの鉄道・小諸駅e01285/しなの鉄道・小諸駅

 

中線を挟んでJR東日本・小海線列車が発着する4・5番線ホームです。e01283/しなの鉄道・小諸駅

おっ、キハ111‐111だ!

 

小海線乗り場の4・5番線(3番ホーム)が

他のホームと若干離れているのは、

小海線がかつて私鉄(佐久鉄道)であった頃の名残なのでした。

 

小諸駅が開業したのは信越本線が開通した明治21年のこと。

小諸の街の中心は、武田信玄が城主を務めたと言われる小諸城の

東側裾野に広がっているのですが、

ここを駅を置くためには城跡に線路を通さねばならず、

結果、小諸城の傾斜地をならして駅用地を確保したんだとか。

信越本線の南側に小諸城が、北側に大手門(四ノ門)があるのは、

そんな経緯があったんですね。

 

こちらは昭和21年に撮影された航空写真ですけど、

分断された小諸城の様子がよくわかるかと思います。e0128b/しなの鉄道・小諸駅

 

小諸駅から小諸城へは、この方角ですよね。e01288/しなの鉄道・小諸駅

 

さて、再び話を小諸駅構内に戻しますけど、

特異な形状の1番線ホームの母屋根については

前回のブログでも書きました。

しなの鉄道・小諸駅の駅舎はアメリカンすぎて謎だらけ。e01232/しなの鉄道・小諸駅

 

そしてもうひとつ、

1番線ホーム、跨線橋脇にあるホーム母屋根にも注目です。e01289/しなの鉄道・小諸駅

 

この箇所、古レールで組まれているんですけど、

よく見るとほとんどが明治時代に輸入されたものばかりなのです。e0128a/しなの鉄道・小諸駅

左がドイツ・ウニオン社の1887年(明治20年)製で、

右がアメリカ・カーネギー社の1887年製レールで…

明治21年開業の小諸駅の歴史とものの見事に一致しているのですけど、

はたして開業時からここに立っているものなのか、

それとも開業時のレールを再利用したものなのか?

それにしても大戦で敵国同士だったレールが、

小諸駅では仲良く組まれているとは、なんともステキな話ですね。

 

小諸駅については、電気が止められて廃線になった布引電気鉄道など、

まだまだネタは尽きないのですが、この日はここでタイムアウト。

軽井沢駅もそうでしたけど、小諸駅探訪も1日じゃとても終わりませんね。

 

☆追 記☆

小諸駅にはこんな車両もおりました。e0128c/しなの鉄道・小諸駅

長野車両センターで唯一の国鉄色の189(183)系、N101編成です。

 

 

訪問駅リスト(JR線)
しなの鉄道

軽井沢駅(平成25年12月29日)
中軽井沢駅(平成25年12月29日)
信濃追分駅(平成25年12月29日)
御代田駅(平成25年12月29日) 前編後編
平原駅(平成25年12月29日)
小諸駅(平成25年12月29日)
滋野駅(平成25年12月29日)
田中駅(平成25年12月29日)
大屋駅(平成25年12月29日)
信濃国分寺駅(平成25年12月29日)
上田駅(平成25年12月29日)
西上田駅(平成25年12月29日)
テクノさかき駅(平成25年12月29日)
坂城駅(平成25年12月29日)
戸倉駅(平成25年12月29日)
千曲駅(平成25年12月30日)
屋代駅(平成24年3月6日)
屋代高校前駅(平成25年12月30日)
↓(JR篠ノ井線・篠ノ井駅)


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