皆さま、こんにちは！
今日は温泉地でも有名な、こちらの駅をいかせていただきます。
しなの鉄道・戸倉（とぐら）駅です！
明治45年に開業した駅で、戸倉上山田温泉への玄関口でした。
だから駅前はご覧の通り！
歓迎 戸倉上山田温泉！
温泉地までは駅から2，5キロほどの距離がありますが、
駅に降りた途端から歓迎ムードたっぷりですの。
立ち並ぶ旅館の看板を見てるだけで温泉気分に浸れちゃいます！
この秘湯感が堪らないっすね。
戸倉上山田温泉…
戸倉温泉と上山田温泉、それに新戸倉温泉と、
ともに千曲川沿いに位置する温泉街の総称で、
それぞれ明治中期に開泉した温泉だそうです。
開泉当初は千曲川の氾濫によって苦しめられるも、
その後に堤防整備が進んで現在の温泉街が形成されたんだとか。
そんな地元からの強い要望によって開業したのが、こちらの戸倉駅でした。
だから本当は、戸倉上山田温泉に浸かるまでは
戸倉駅のことを語っちゃいけないんだと思うんですけど…
許してくだされ！
なんせ自分、駅ファンなものですから。
そんな経緯で明治45年に開業した戸倉駅、
昭和48年に現在の２代目駅舎に建て替えられたようです。
この駅舎が、またいい雰囲気なのですよ。
ちょっと広めのコンコースに現役のラッチと、
まさにそこは昭和の国鉄駅って感じ。
しかも、駅の構内には立ち食いそば屋さんまであるとか。
旅情レベルが高すぎて感涙ものですってば。
戸倉駅は相対式と島式ホームによる複合２面３線構造で、
観光地の駅らしい広めのホームが印象的でした。
で、戸倉駅にいて気づくのが、
駅の構内に多数の電車が留置されていることです。
すべて、しなの鉄道の115系電車。
まさにそこは115系パラダイス！
しなの鉄道色あり、ＪＲ東日本・信州色あり、
ラッピング車あり、３連あり、２連ありと、
本当にバラエティ豊かな115系電車が楽しめますのよ。
実はここ戸倉駅は、しなの鉄道の車両基地を併設する駅だったのです。
ひっきりなしに電車が行ったり来たりしていたのは、
そんな理由があったのですね。
しかしながらよく見ると、電車が留置される電留線はたった３本だけ。
決して広い場所ではないのですよ。
ふと、そんな様子を眺めていたら、
車両基地のずっと奥の方で電車が動いてますの。
ずっと奥というか、かなり奥の方です。
車両基地の奥に何かがある？？？
ここで地図をチェックしてみると、
確かに車両基地の奥にも線路が延びておりました。
それにしても、駅のこんな離れになぜに線路が？
こうなりゃ、この線路の様子を確認しないと気がおさまりません。
その前に戸倉温泉に行けというツッコミは却下ですよ。
車両基地の奥から延びていた線路はこちらでしたの。
このヘロヘロって延びている線路の先を見ると…
電車が停まっている！
戸倉駅からやけに離れているこの電留線も、
実は車両基地の構内扱いされている線路だったのですよ。
とても謎めいたこの線路でしたが、
実態は、国鉄時代に使用されていた
バラスト採石場まで延びる貨物側線だったようで。
信越本線の第３セクター化と同時に、
ここ戸倉駅に車両基地が完成したのですが、
留置線の数が不足しているために、１本延びるこの貨物側線までも
電留線に変えてしまったのだそうです。
こちら、国鉄時代の昭和50年に撮影された戸倉駅ですが、
ヘロっと延びる線路の先に
バラストホッパ車が停まっているのが見えますよね。
この頃は、まさかのこの先、
ここが電化されて電車が走る線路になるとは
夢にも思わなかったでしょうに…
こんな感じで戸倉駅を満喫した自分でしたが、
この日の宿泊先は赤倉温泉。
残念なことに戸倉上山田温泉には宿泊出来ませんでした。
来週も長野県にお邪魔しますが宿泊先は松本市内。
しかもお宿は温泉系ではなく朝食おにぎり系。
いつか戸倉上山田温泉で湯治できるよう、仕事の方もがんばります！
訪問駅リスト（ＪＲ線）
しなの鉄道
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信濃追分駅（平成２５年１２月２９日）
御代田駅（平成２５年１２月２９日） 前編・後編
平原駅（平成２５年１２月２９日）
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滋野駅（平成２５年１２月２９日）
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信濃国分寺駅（平成２５年１２月２９日）
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テクノさかき駅（平成２５年１２月２９日）
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戸倉駅（平成２５年１２月２９日）
千曲駅（平成２５年１２月３０日）
屋代駅（平成２４年３月６日）
屋代高校前駅（平成２５年１２月３０日）
↓（ＪＲ篠ノ井線・篠ノ井駅）
