軍師官兵衛 第6話「信長の賭け」あらすじネタバレ | 映画 ネタバレ・あらすじ・結末 最終回まで~ドラマもね

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軍師官兵衛 第6話「信長の賭け」放送時間変更のお知らせ
軍師官兵衛 第6話「信長の賭け」
あらすじネタバレ



元亀二年(1571年)
上洛を果たした信長(江口洋介)だったが、
近江の浅井長政の裏切りをきっかけに敵対勢力に包囲され、まさに四面楚歌となっていた。
その陰にいたのは将軍、義昭(吹越満)であった。

近江、信長、本陣。
信長は、比叡山焼き討ちにすると告げ家臣達を驚かせる。



翌、元亀三年(1572年)
姫路では、27歳となった官兵衛(岡田准一)は、押しも押されもせぬ黒田家の当主となっていた。

後に「黒田二十四騎」と呼ばれる新たな家臣団も育ちつつあった。一騎当千の精鋭たちである。

小兵衛(塩見三省)と武兵衛(永井大)亡きあと母里の名を継いだ太兵衛(速水もこみち)は、卓越した槍の使い手であったが、
気性が荒く、喧嘩と乱暴を繰り返しては善助(濱田岳)を悩ませていた。


官兵衛に命じられ、家臣たちの束ね役を命じられた善助は、自らの責務と思い、
また「太兵衛の強さは本物だ。必ず役に立つ時がくる」と官兵衛に言われ、
面倒ばかり起こす太兵衛に言い聞かせた。

「亡くなった武兵衛様は、わしにとっては兄のような方で、それは立派な武士だった。その名に恥じぬ振る舞いをしろ!」


その頃、官兵衛と光(てる/中谷美紀)の子・松寿丸は五歳となり、わんぱくに育っていた。

光は周囲からふたり目を待望されていたが、いまだ懐妊の兆しはない事に心を悩ませていた。

そんなある日、官兵衛の叔父、黒田休夢(きゅうむ/隆大介)が土産と言って、うなぎを光に渡す。
「たんと精をつけるのじゃぞ」と言って去る休夢。
活きの良いうなぎを見て微笑む光に「あてこすりでございます」と侍女のお福(阿知波悟美)は渋い顔をした。
お福は二人目が、なかなか産まれぬあてこすりだと言うのだ。

夕食時、喜んでうなぎを食べる官兵衛に、
光は「殿、側女をお持ちなり、お子をお作りなさいませ」と勧める。

松寿丸を産んでくれたことで十分だと官兵衛は言ってくれるが、光は自分が武家の女としての役目を果たしていないと感じていた。
「側室は持たぬ。おなごはそなただけでよい。わしはそれよりも仕事がしたいのじゃ」
官兵衛には、やらねばならぬことが山積みだった。



この頃、時の情勢は、
前年の比叡山焼き討ちの後、反信長勢力が、ますます反発を強め、
浅井・朝倉ほか、摂津の石山本願寺や各地で頻発する一向一揆が信長を悩ませていた。


そんな緊迫した情勢にも関わらず、信長は近江で対峙していた浅井・朝倉連合軍を藤吉郎に任せ、岐阜へ帰ってしまう。
さらに将軍・足利義昭に行状を非難する十七か条の意見書を送りつけ、義昭を烈火のごとく怒らせたのだった。
この頃、義昭の家臣となっていた明智光秀(春風亭小朝)は、なんとかなだめようとするが、
ついに、甲斐の武田信玄までもが上洛の構えを見せる。


さて、姫路城では、
太兵衛に以前やられたのを根に持った者たちが、太兵衛が大事にしている守り袋を奪ったことがきっかけで、またしても喧嘩騒ぎが巻き起こっていた。

腹に据えかねた善助は「今度ばかりは許さぬ!母里の名を返上せよ!」と太兵衛に迫った。

しかし太兵衛に話を聞くと、その守り袋は武兵衛の母からもらったものだと言う。
ただの乱暴者だと思っていた太兵衛は口下手なだけで、母里の名を継いだ者として、武兵衛のようにならねばという強い思いを胸に抱いていたのだと
善助は知る。

太兵衛の真の心を見抜けなかった己の未熟を恥じ、善助は太兵衛に謝罪した。

そんな二人に官兵衛は、義兄弟の契りを交わすように命じた。

「善助の知恵と太兵衛の力、ふたつが強い絆で結ばれれば、これほど頼もしいものはない」

黒田の強さは家中の結束にある。
ひとりの力はたかが知れているが、それが束になって強い絆で結ばれれば、力は数十倍、数百倍にもなるのだ、と――。



同年十月、ついに武田信玄が上洛の兵を挙げた。
しかし、それから二ヶ月がたっても信長は動かない。

遠州三方ヶ原では織田方の徳川家康の軍勢が信玄に敗れ、このまま信長が西に進めば、織田は挟み撃ちになる。
「果報は寝て待てじゃ」と言い岐阜へ帰ってしまった信長に
「何ゆえ、御屋形様は岐阜から動かれぬのじゃ?」と首をひねる藤吉等に、半兵衛は言った。

「御屋形様は京に火の手が上がるのを待っておられるのではないでしょうか」

信長の方より兵を挙げ将軍家を攻めては逆賊になる。
しかし、義昭が先に兵を挙げれば名分が立つ。

藤吉郎は信長の肝の太さに息を呑んだ。
まさに命を賭けての大勝負だ。


播磨の御着城では、小寺政職(片岡鶴太郎)が
「信長もじき終わりじゃのう。武田信玄相手では、到底かなうまい」と家臣達と噂話をしていた。
家臣達もこぞって信長の力もたいした事はないと軽んじていたが、
官兵衛だけは異論を唱える。
それに頷いたのは櫛橋左京亮(益岡徹)のみで、政職に至っては
「いずれにせよ。我らには関わりがない」と大あくびまでする様である。

「怖れながら殿、対岸の火事と見るにはあまりに悠長に過ぎます」という官兵衛の進言もロクに耳に届かず、
嫡男の斎にメロメロで「一生懸命代々続くこの
御着を守るのが我らの本分。この子のためにものぅ」と言い、
あくまで争いに巻き込まれるという危惧はない様子であった。

元亀四年(1573年)になると、信長の読み通りに、
義昭は、臣下である明智光秀の忠告も聞かず京で兵を挙げたのである。


上洛した信長は、二条御所の周囲に火を放ち、義昭を威嚇した。


「わずか二日で、公方様は信長公に降伏したそうでございます」

京都から戻った御師の伊吹文四郎(善右衛門の甥)の報告を聞き、官兵衛は思わずうなった。
「いよいよ信長殿の天下か…」


信長は気に入った者は家柄を問わずに引き立て、すでに新参の家臣に摂津一国を任せたという。
その家臣が荒木村重と知って、官兵衛は驚いた。
旅での出会いを話すと、職隆も驚嘆している。
「一介の牢人が摂津の国主にのう…」
それに比べ、官兵衛は遠く播磨の地にいて、都の様子を伝え聞くことしかできない。

「私は井の中の蛙です」
「ならば、狭い井戸から出て、己の目で確かめてくればよい」
留守は自分が守るという職隆に勧められ、官兵衛は村重に会いに行くことになった。



「官兵衛!よくぞ参った!」
予言通りに城持ちとなった村重は、居城・有岡城にて、官兵衛一行を歓迎してくれた。

官兵衛を茶室に案内しながら、信玄が死んだことを小声で教えてくれる。
武田側は隠しているが、さすが情報が早い。

「信長公とは、どのような方でございますか?」
「あの方はひとたび敵と見なすと、容赦はせぬ。血も涙もない。その所業ゆえ、魔王と呼ぶ者もおる」


しかし、強烈に人を惹きつける何かがあると村重はいう。
そんな信長の元で、天下とりの手伝いをしているかと思うと胸が熱くなると村重は熱く語った。


官兵衛たちは豪華な料理でもてなされ、舞いを披露する村重の妻だしの妖艶な美貌に見とれた。


義昭が再び兵を挙げたので、村重は三日後にまた出陣するという。

官兵衛は村重に頭を下げ、陣の端に善助と太兵衛を加えてもらえるよう頼んだ。
そこへ、以前は職隆の近習だった井上九郎右衛門(高橋一生)が、官兵衛の舅・左京亮の死を知らせてきた。


「わしはすぐ帰る。お前たちは村重殿について、織田の戦いぶりをつぶさに見てまいるのだぞ」
善助たちに言いつけて、急ぎ帰国すると、
姫路城では、父を失った光が悲しみに暮れていた。

「ふたり目を見せてさしあげとうございました」
「焦るな、光。子は授かりものだ」

官兵衛は妻を慰め、左京亮の死を悼んだ。
御着では娘婿である官兵衛の心強い後ろ盾となってくれたが、最近は顔色も悪く、弱々しかった。
「舅殿は立派なお人だった。ご恩返し出来なかったことが無念だ」


同年七月。
将軍義昭は追放され、ここに二百年以上続いた室町幕府は終わりの時を迎えた。

年号は「天正」に改められ、尾張、美濃、畿内一円を手中に収めた信長は巨大勢力になっていた。
しかし、天下統一を成すには西の毛利を倒さねばならない。


「ぜひ殿にもご覧いただきとうございました」
城に戻ってきた善助は、興奮気味にそう報告した。
織田軍は、兵の数、武具馬具の見事さ、兵糧の蓄え、すべてが桁違いだったという。

善助が退出するや、官兵衛は厳しい顔で地図を開いた。
織田領と毛利領に挟まれている播磨が両者の決戦の場になるのは、避けられない宿命であった。


軍師官兵衛 あらすじネタバレ 他まとめ

黒田官兵衛は、播磨国姫路城主の嫡男として生まれ、22歳で家督を継ぎ姫路城主となる。
戦国時代末期、秀吉に天下を取らせた稀代の軍師、黒田官兵衛の生涯を描く2014年NHK大河ドラマ。


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