軍師官兵衛 あらすじネタバレ 第8話「秀吉という男」② | 映画 ネタバレ・あらすじ・結末 最終回まで~ドラマもね

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軍師官兵衛 あらすじネタバレ 第8話「秀吉という男」①の続き。
軍師官兵衛 あらすじネタバレ 第8話「秀吉という男」②

翌日、官兵衛は長浜城で秀吉の糟糠の妻、おねに紹介された。
前夜は、秀吉の若い側室・南殿の屋敷で女人をはべらかせ宴会に興じていたのだが、
その事をおねに伏せようと、秀吉は、
昨日まで岐阜にいたと口裏を合わせるよう、官兵衛に何度も繰り返し念を押していた。
おねは、信長でさえ怖くないという秀吉が、この世でただひとり、恐れている人物である。

「お初にお目にかかります。羽柴秀吉が妻でございます」
挨拶をすませると、おねは「夕べどこにお泊まりあそばしましたか?」と、秀吉を問い詰め始めた。
「昨夜は岐阜におった。のう官兵衛」と官兵衛に同意を求める秀吉であったが、
「岐阜?城下で、おまえ様をお見かけしたと言う者がおるのです」と、おねは追及の手を緩めない。
「人違いじゃ」と秀吉は恍けようとするが
「オナゴのところへ行っていたのではないですか?!」と突っ込んでくるおねに、
「官兵衛殿の前でみっともない!違うと申しておるであろう!のう官兵衛」とまたしても、
官兵衛に同意を求める。
官兵衛は戸惑いながらも「はい」と返事をするが、
おねは官兵衛の前に座り直すと「官兵衛殿、私、嘘は嫌いです。夕べはどこにいたのですか?」と顔を覗き込みながら言う。
秀吉が、おねの後ろから「いうな」というサインを送るので、
板挟みになった官兵衛の右眉がピクリと吊り上る。
困った官兵衛は「どこにもおりませぬ」と答えた。
目を丸くする二人の前で
「羽柴様はこれから共に戦う大事なお方。そのお方との約束をたがえるわけにはいきません。
一方、お方様は、その羽柴様が、最も大切にされているお方。そのお方に嘘を付くわけにはまいりません。
それ故、どこにもおらぬとお答えするしかありませぬ」と述べる官兵衛。

腑に落ちないおねは
「側室がいようといまいと、そのようなことはよいのです。嘘をついて、こそこそしているのが気に入らないのです!」
と気が収まらない様子だ。
立腹するおねを、秀吉の小姓、石田三成が、おねへの豪華な土産を見せて懐柔した。
京都や堺でも、なかなか手に入らない反物の数々に、漸くおねのご機嫌も治った。
だが次の瞬間には
「ときにお前様、小耳に挟みましたが、領民から運上金をお取りなさるとか?」
ふと思い出したように、おねが秀吉に聞いた。
秀吉にも言い分があったが
「なりませぬ。損して得取れ。目先の金より先を見据える事が肝心。
今は領民の心をつかむのです。さすれば、人が集まり、国は豊かになり、強くなります」
と、おねはキッパリと進言する。

官兵衛は、秀吉が「天下一の女房」と、自慢する女人だけはあると感心した。


夜も更け、官兵衛と秀吉は静かに酒を飲んでいた。
酒の肴は、貧しい頃に食べたミミズとムカデ(?)
「昔は食い詰めて、こんなものばかり食べておった」
秀吉が貧しかったころの話をしみじみとする。
その頃の事を忘れないために、今でも、この苦味を味わうという秀吉。
話は官兵衛の家臣の事に及び
「しかし、おぬしはよい家来を持っておる」と羨ましがった。
3人とも秀吉に「いくら石高を積まれようとも、黒田の家を離れる事は出来ません」と言ってのけたのだ。

互いに戦で多くの家臣を亡くしている二人だ。

秀吉は昼間、官兵衛が言った「命の使い道」という言葉を思い出した。
「死んだ祖父の言葉です。昔、若気の至りで『戦って死にたい』と申したところ祖父に叱られました。
命を無駄にするな。おまえは、命の使い道をわかっていない」と。

「なかなかの御仁じゃの。おじじ様は」と、官兵衛に酒をつぐ秀吉。

「それ以来、祖父の言葉を噛みしめ、戦において、いかに味方の兵を減らすことなく勝利をおさめるか、それが肝心だと常々考えております」と官兵衛は言った。
「わしも同じ想いじゃ。人こそ宝!戦わずして勝つ。それが一番じゃ」
「…はい!」共感し合えた事に喜び官兵衛の顔がほころんだ。

「おぬしとは、うまくやっていけそうじゃ」
「某も同じ気持ちにございます。羽柴様の中国攻めの足掛かりになる為、播磨はなんとしても、某が守ってみせます!」
「官兵衛、頼んだぞ!」秀吉が官兵衛の手を取り、二人はしっかりと手を結びあい笑いあった。


その頃、毛利では、小早川隆景(鶴見辰吾)らが戦況を話し合っていた。
「播磨の小寺が織田に付いた。家老の黒田官兵衛が信長に会ったそうです」
まだ年若い当主、毛利輝元は「いよいよ責めてくるのか?」と尋ねた。
責めてくるのは間違いないが、まだ間があると見た小早川隆景は、その間に播磨の隅々にまで手を広げて懐柔せねばなるまいと言う。

「紀伊でくすぶっておる足利義昭公が我らに庇護を求めているようじゃ」と吉川元春が言うと
「受け入れてみますか?」と小早川隆景が尋ねた。

「面倒ではございませぬか?もはや義昭公には何の力もございません」と輝元が述べると、
「力はないが、それでも将軍だ。使い道はある。抱き込めば、大義名分は我らにあります」
と、小早川隆景が言い放った。

長浜城では、
秀吉が半兵衛(谷原章介)を呼んで、偵察に行かせていた播磨の様子を聞く。
すると三木の別所と御着以外は、みな毛利についているような有様ではあるが、
実のところは様子を窺っているだけであり、こちらに寝返る可能性は十分にあるだろうと言う。
秀吉は「官兵衛の申した通りじゃ」と言い、
半兵衛に「おまえと馬が合うかもしれぬ」と告げる。

すると半兵衛は「その男、試してみてもよろしゅうございますか?」と言い出す。
何を試すと言うのか?

官兵衛、試練の時が始まろうとしていた。


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