ひとりぼっちのウォークマン
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2019-01-19 04:00:16

お知らせ

テーマ:ブログ

 

すみません!! 

 

都合により、

 

少しお休みにさせていただきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

2019-01-13 00:00:12

ミュシャ「ムーズ・ビール」

テーマ:ブログ

「B ieres de le Meuse」 という大きな文字。

 

 

綺麗な女性が、泡立つジョッキを抱え、

 

ぼんやりしている。

 

 

この絵はアルフォンス・ミュシャの描いた

 

「ムーズ・ビール」である。

 

 

ほろ酔い加減なのだろうか。

 

ゆっくりとくつろいでいる様子、

 

 

なかなかいい雰囲気だ。

 

 

 

頭にはいろいろなものがのっかっている。

 

 

ビールの原材料である大麦の穂、

 

イヤリングのように垂らしたのは緑色のホップ。

 

 

両脇の赤い大きな花は、コクリコ(ひなげし)、

 

あまりはっきりは見えないが白いマーガレット、

 

そして、その隙間に青色のヤグルマギクが見える。

 

 

なんてゴージャスなのだろう。

 

 

この花々の赤、白、青は

 

フランスの国旗の三色を表しているとか。

 

 

 

女性の腕の下には、

 

ちょっと違和感のある図が添えられている。

 

 

それは楕円形の部分に「ムーズ川の精(女神)」と、

 

その下に「ビール工場」の図だ。

 

 

この絵はポスターなのでこういうことになるらしい。

 

日本のポスターとはずいぶん違うように思う。

 

 

 

ミュシャの描いた女姓がビールの女神として

 

ポスターの主役となっているのだ。

 

 

このポスターを見たら、

 

もう「ムーズ・ビール」を買わずにはいられない。

 

 

私も買うだろう。

 

 

 

今晩の

 

「ひとりぼっちのウォークマン」の旅は、

 

「ムーズ・ビール」を求めて、フランスへひとっ飛び・・・・・

 

 

 

 

 

2019-01-06 00:00:43

アルフォンス・ミュシャ「四季-春」

テーマ:ブログ

明けましておめでとうございます。

 

本年もよろしくお願いします。

 

 

今年の最初の絵はアルフォンス・ミュシャの

 

連作「四季-春」である。

 

 

若く美しい女性が

 

竪琴を奏でている。

 

   

 

”春”からイメージする色といえば、

 

平凡な私は若葉の薄い緑色、

 

すみれのうす紫、そしてピンクなどなど、

 

 

しかし、ミュシャのこの春は

 

なんとシックで上品、

 

そしてゴージャスなのだろう。

 

 

私がイメージする春の色など見当たらない。

 

 

描かれている女性は

 

とても魅力的だ。

 

 

頭に白い花冠を着け、

 

薄い白いドレスを身にまとっている。

 

 

そして、しなやかな体のラインが

 

女性らしさをいっそう強調しているようだ。

 

 

竪琴は若草と自らの髪の毛で

 

作ったといわれている。

 

 

その音色に引き寄せられたのか、

 

数羽の小鳥が近づいてきて、

 

さえずっているようだ。

 

 

この女性の小鳥たちへ向けられた視線は、

 

優しく穏やかでのどかな春を思わせる。

 

 

ミュシャは春夏秋冬の四季を描く時

 

必ず若く美しい女性と、

 

それぞれの季節に合った花や草木を用いた。

 

 

他の季節には何が描かれているのか、

 

見てみたい。

 

 

今晩の

 

「ひとりぼっちのウォークマン」の旅は、


 

ミュシャの描く春の世界に・・・・・

 

 

 

 

 

2018-12-30 00:00:22

ワシーリー・バクシェーエフ 「樹氷」

テーマ:ブログ

こんな雪景色は初めて見た。

 

 

雪が白ではなく、淡いピンクに輝いている。

 

 

この絵はワシーリー・バクシェーエフの描いた

 

「樹氷」である。

 

 

これは、私が見たことのある樹氷とは違う。

 

 

蔵王の、あの寒々と凍り付いた

 

樹氷とは全く違うのだ。

 

 

雪に覆われた木々のあちこちに、

 

キラキラと優しい光があたっている。

 

 

 

空は淡い青色で、

 

木々の隙間からも見えるが、

 

冬の空とは思えない。

 

 

やわらかく優しい青空だ。

 

 

 

淡いピンクから青みがかった乳白色の、

 

樹氷もふかふかと不思議な柔らかさだ。

 

 

こんなに温かい雪景色があるのだろうか・・・・・

 

 

まさにファンタジー、そのものだ。

 

 

 

ここはロシアの大地、

 

厳寒であろうはずの大地が

 

こんなに温かく優しく輝いている。

 

 

 

静かな森へ続く道には、

 

馬車の通った轍が見える。

 

 

誰も通りそうもないこの道を、

 

人が通っているのだ。

 

 

この森の奥にはどんな生活があるのだろう。

 

 

どんな家が建ち、どんな人々が住んでいるのだろう。

 

 

 

今年も残すところ、あと2日となってしまったが、

 

このような静かで清らかな風景とともに、

 

2018年にさよならをしたい。

 

 

 

今晩の 

 

「ひとりぼっちのウォークマン」の旅は、

 

 

この雪景色の中を馬車に乗って、

 

森の奥の街へ

 

 

 

今年もたくさんの方に訪問いただきまして

 

有難うございました。

 

 

来年もよろしくお願いいたします。

 

 

 


 

2018-12-23 00:00:36

トーマス・キンケード「クリスマス前の夜」

テーマ:ブログ

雪に覆われた1軒の家、

 

部屋の窓々には明かりが点されている。

 

 

この絵はトーマス・キンケードの描いた

 

「クリスマス前の夜」である。

 

 

とても寒そうだが、暖かい。

 

 

庭には可愛い雪だるまがちょこんと置かれ、

 

にこやかに、 「ようこそ」 と、

 

お客様を出迎えているようだ。

 

 

外灯もいっしょに、柔らかい光を放っている。

 

 

今日は”クリスマス前の夜”、

 

つまりクリスマスイブなのだ。

 

 

この家の中では、何が行われているのだろう。

 

このオレンジ色の明かりから想像すると、

 

 

幸せな笑顔がいっぱいの

 

パーティが行われているにちがいない。

 

 

子供たちはクリスマスプレゼントを

 

大切そうに抱えて。

 

 

日本の楽しく賑やかなクリスマスパーティとは、

 

少し違うのかもしれないが、

 

幸せがあふれていると想像できる。

 

 

この家の窓に明かりが無かったらどうだろう。

 

 

ただ、ただ、寂しいクリスマスを

 

想像してしまう。

 

 

光りを描く画家として有名なトーマス・キンケードは、

 

いつも絵のどこかに光を燈している。

 

 

この絵の窓の明かりも、

 

雪に覆われた地面にも、

 

明るい光が差し込んでいる。

 

 

人の姿は見えないが、

 

ほっこりとした温かさを感じる。

 

 

今晩の

 

「ひとりぼっちのウォークマン」の旅は、

 

この家を訪れて、

 

クリスマスイブを一緒に過ごしてみたい・・・・・

 

 

 

 

 

2018-12-16 00:03:00

ゴッホ「星降る夜 アルル」

テーマ:ブログ

”星が降る” とは、

 

まさにこのことなのかもしれない。

 

 

今にも降ってきそうに、

 

空いちめんに星が輝いている。

 

 

この絵はヴィンセント・ヴァン・ゴッホの描いた

 

「星降る夜 アルル」である。

 

 

ここは南仏アルルで

 

流れているはローヌ川、

 

 

向こう岸には街並みが見える。

 

 

この街のどこかにゴッホは暮らしていたのだ。

 

 

ゴッホはこんな美しい景色を、

 

毎日、見ていたのだ。

 

 

うらやましい限りだ。

 

 

もう、描かずにはいられなかったことだろう。

 

 

そして、真ん中あたりには、

 

北斗七星(大熊座)が描かれている。

 

 

ここらあたりがゴッホの

 

純粋で素敵なところだ。

 

 

対岸にあるガス灯が川面に映りゆらゆらと

 

水面をオレンジ色に照らしている。

 

 

そしてこの青色が何とも言えないのだ。

 

 

空の青と、川面の青が、

 

高い透明度のあまり、

 

吸い込まれてしまいそうになる。

 

 

この絵を描いたころのゴッホは

 

絵に対する情熱にあふれ、

 

 

意欲的に制作に取り組み、

 

仲間を集め、切磋琢磨していた頃だろう。

 

 

右下にいる男女はカップルのようだが、

 

この美しい景色を見に来たのだ。

 

 

恋人同士なら、こんな夜に、

 

この景色を眺めたくなるのも十分うなずける。

 

 

 

今晩の

 

「ひとりぼっちのウォークマン」の旅は、

 

この星降る夜のローヌ川の畔へ・・・・・

 

 

 

 


 

2018-12-09 00:00:20

ルソー「エッフェル塔とトロカデロ宮殿の眺望」

テーマ:ブログ

思わず、うわぁ~~と、声を上げてしまった。

 

この柔らかなメルヘンティックな世界、

 

 

温かく、やさしい空気が漂っているようで、

 

幸せな気分になってくる。

 

 

この絵はアンリ・ルソーの

 

「エッフェル塔とトロカデロ宮殿の眺望」である。

 

 

真ん中に立っているのがエッフェル塔のようだ。

 

私の知っているエッフェル塔とは少し違うが。

 

 

そして、青い屋根のトロカデロ宮殿が見える。

 

 

手前には大きな橋が架けられているが、

 

もちろん、流れるのはセーヌ川。

 

 

ここはフランスのパリなのだ。

 

 

パリといっても今のパリではない、

 

むかしむかし、100年以上も前のパリだ。

 

 

堂々としたエッフェル塔と

 

オレンジや黄色などで何層にも重なった、

 

夕焼け雲が美しく描かれている。

 

 

上にある雲は口を開いた大きな2匹の魚が

 

何かを話しているように見えて仕方がない。

 

 

そこがとてもロマンティックなのだ。

 

 

 

そして空の真ん中には丸い物が・・・・・

 

太陽だろうか、月だろうか。

 

 

いずれにしても、それらに照らされて

 

川面はオレンジ色にキラキラと光っている。

 

 

手前にいるのは釣り人のようだ。

 

ここで、釣りをしているとは・・・・・

 

 

なんて、のどかな風景なのだろう。

 

 

まるで絵本の一ページを見ているようで、

 

この絵に出会えたことがとても嬉しい。

 

 

 

今晩の

 

「ひとりぼっちのウォークマン」の旅は、

 

このメルヘンティックな世界へ・・・・・

 

 

 

 

 

2018-12-02 00:00:43

クロード・モネ「散歩」

テーマ:ブログ

またまた、モネの登場!!

 

 

今まで、モネといえば、「印象・日の出」、

 

「睡蓮」、「積みわら」、「ルーアン大聖堂」、

 

 

などなど、沢山見てきた。

 

 

今回のモネは

 

あまり知られていないかもしれないが、

 

「散歩」を取り上げる。

 

 

広い草原を女性が歩いている。

 

 

少し離れて親子連れも遊んでいるようだが、

 

他には何も見えない。

 

 

ここはパリ北西アルジャントゥイユの

 

対岸に位置する「ジュヌヴィリエ」である。

 

 

左のほうにはポプラ並木が見える、

 

 

先の先まで続いているようで、

 

いかに広いかがわかる。

 

 

そして季節はいつなのだろう・・・・

 

 

春ではなさそうだ、

 

 

ギラギラとした陽の光も感じないので、

夏でもない、

 

 

秋だろう。

 

 

青い空や、少しだけ強い陽射し、

 

そしてこの草原を見ると

 

秋の初め頃かもしれない。

 

 

ポプラの影が草の上に映しだされている。

 

 

青い空と女性とポプラと草原が、

 

この自然の中に一つになって

 

溶け込んでしまったようだ。

 

 

 

この絵が描かれた1870年代には

 

日傘をさす女性をテーマに

 

何作か描いている。

 

 

このモデルの女性は

 

いったい誰なのだろう。

 

 

それは妻のカミーユだという説もあるようだ。

 

 

自然豊かなこの地で、モネは最愛の妻と

 

幸せな生活を送っていたのかもしれない。

 

 

 

今晩の

 

「ひとりぼっちのウォークマン」の旅は、

 

ジュヌヴィリエの草原の中を歩いてみたい・・・・・

 

 

 

 

 

2018-11-25 00:00:25

シャガール 「ダフニスとクロエより「牧場の春」」

テーマ:ブログ

なんときれいな赤なのだろう。

 

画面全体がピンクのような赤だ。

 

 

左に女性のような顔が、

 

右に男性の顔が。

 

 

この絵はマルク・シャガールの描いた

 

 「ダフニスとクロエより「牧場の春」」である。

 

 

男性は手に花束を持って、

 

女性を大切に包み込んでいるように見える。

 

 

それを見守るかのように緑色の羊だろうか、

 

角のある動物がいる。

 

 

ほかにも、白い小鳥や馬?ニワトリなどが

 

周りを囲んでいる。

 

そして、左下には小さなカップルが・・・・・

 

 

なんと幸せにあふれた絵なのだろう。

 

 

真ん中にいる若い二人を

 

みんなが祝福しているかのようだ。

 

 

 

「ダフニスとクロエ」は神話を基にした小説で、

 

2~3世紀ごろ、

 

ギリシャの小説家ロンゴスが書いたと伝えられている。

 

 

 

その舞台は、エーゲ海に浮かぶレスボス島で、

 

 

山羊飼いに育てられた美少年ダフニスと、

 

隣の牧場で育てられた美少女クロエが

 

お互いに想いを寄せていた。

 

 

数々の試練や困難に立ち向かい、

 

女神や妖精の助けを得ながら、

 

 

やがて、めでたく結ばれるという、

 

牧歌的でロマンティックな物語なのだ。

 

 

 

なるほど、二人の純粋な愛が、

 

この淡いピンクのような赤なのかもしれない。

 

 

山があり、花が咲き、動物がいる、

 

この牧場にも春が来たのだ。

 

 

ダフニスとクロエにも、幸せな春が・・・・・

 

 

 

今晩の

 

「ひとりぼっちのウォークマン」の旅は、

 

 

エーゲ海に浮かぶレスボス島で、

 

この幸せいっぱいな春を満喫したい・・・・・

 

 

 

 

 

2018-11-18 00:00:59

イワン・シーシキン 「雨の樫林」

テーマ:ブログ

霧雨でも降っているのだろうか。

 

ひとつの傘に寄り添う二人、

 

 

森の中は白いもやがかかっている。

 

そして、大きな樫の木が、そびえ立つ。

 

 

なんてロマンチィックなのだろう。

 

 

この絵はイワン・シーシキンの描いた

 

「雨の樫林」である。

 

 

ずいぶん広大な土地のようだが、

 

ここはロシア、

 

 

この白いもやの先には何があるのだろう。

 

樫林が続いているのか?

 

 

もやの隙間からは、

 

少し明るい光がさしてきているようにも見える。

 

 

 

白いもやがそうさせるのか、

 

ひんやりとした中にも、

 

生暖かい空気が漂っているようだ。

 

 

それがとても心地良くて、

 

こんな所を歩いたら、

 

 

心が落ち着き、そして体の中も

 

どんどん浄化されていくに違いない。

 

 

 

シーシキンはロシアの季節の移り変わりを

 

敏感にとらえようとしていた。

 

 

そして、この森の美しさにも、

 

魅せられていたのだろう。

 

 

 

彼はサンクトペテルブルクの南に

 

ダーチャ(別荘)を構えていた。

 

 

そしてそこは風景画を描く拠点として

 

よく利用していたが、

 

1898年、このダーチャで亡くなっている。

 

 

 

彼は、最期の最期まで、

 

大好きな自然の中に居たのだ。

 

 

とても幸せな人生だったと信じたい。

 

 

 

今晩の 

 

「ひとりぼっちのウォークマン」の旅は、

 

この雨の樫林を、誰かと歩いてみたい・・・・・

 

 

 

 

 

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