ルノワール「シュザンヌ・アダン嬢の肖像」
今回は印象派の
ピエール=オーギュスト・ルノワール
をとりあげる。
ある展示会のポスターが印象的だった。
大人でもない子供でもない、
この女性の美しさ、
ブルーの大きな瞳はなんて綺麗なんだろう。
この絵はルノワールの描いた
「シュザンヌ・アダン嬢の肖像」である。
アダン嬢は
銀行家イッポリット・アダン氏の娘で10歳である。
ルノワールは、
豊満な女性らしさを強調した絵が多いが、
ここに描かれた少女は、
まだあどけなさも残り、とても爽やかだ。
少女の白い肌にブルーのドレスは、
良く似合っていて印象的だ。
少女の左肩から流れ落ちる、
大きなうねりのような髪は、
とてもボリュームがある。
良く見ると、一本一本が、
青、茶、オレンジ色などの細かな線で
ていねいに描かれている。
全体的にふわふわとした感じが
少女の柔らかさとともに、
やさしさを感じさせる。
そうだ、この絵は
実は油絵ではなくパステル画なのだ。
このふわふわ感と明るさは、
パステル独特のパウダリーな仕上げからなのだろう。
パステルカラーで描くことによって、
少女の美しさやあどけなさが
より一層、輝いて見える。
今晩の
「ひとりぼっちのウォークマン」の旅は、
このパステルカラーの世界に
飛び込んでみたい・・・・
