今回は光回線とホームWi-Fiルーターの違いについて考えます。

自宅でインターネット通信を行う場合、キャリア通信ではなく「光回線」や「ホームWi-Fiルーター」を利用する場合があります。

今回はそれぞれの違いを説明していきます。

 

  光回線の特徴

光回線とは、光ファイバーケーブルを使ってインターネットに接続する通信回線のことです。

【メリット】

・通信速度が速い

・安定した通信が可能

・大容量データのやり取りに向いている

 

光回線の通信速度は、最大1Gbps(ギガビット毎秒)を超えるものもあります。

これは、従来のADSLやVDSLなどの回線に比べて、約100倍も高速な通信速度です。

また、光回線は電磁波の影響を受けにくいため、安定した通信が可能です。

そのため、オンラインゲームや動画配信など、大容量データを利用する場合に向いています。

 

【デメリット】

・回線工事が必要

 

回線工事が必要な為、開通までに数日かかる場合があります。

また、光回線は、回線工事を行うことが可能な地域でしか利用できません。

賃貸物件では家主や管理会社に許可を得る必要があります。

 

 

  ホームWi-Fiルーターの特徴

ホームルーターとは、モバイル回線を使ってインターネットに接続する、家庭用の置くだけWi-Fiのことです。

コンセントに挿すだけでWi-Fiの電波が発生し、インターネットが利用できるようになります。

 

【メリット】

・工事不要ですぐに利用開始できる

・月額料金が安い

・持ち運びができる

 

ホームルーターは、工事不要ですぐに利用開始できるのが大きなメリットです。

また、ホームルーターの月額料金は、光回線に比べて安い場合が多いです。

さらに、ホームルーターは、持ち運びができるため、外出先でもインターネットを利用することができます。

 

【デメリット】

・通信速度が光回線に比べて遅い

・電波が届かない場所では利用できない

 

ホームルーターの通信速度は、光回線に比べて遅い場合があります。

また、ホームルーターは、電波を使ってインターネットに接続するため、電波が届かない場所では利用できません。

  • 工事不要ですぐにインターネットを利用したい人
  • 月額料金が安いインターネット回線を探している人
  • 外出先でもインターネットを利用したい人

 

 TODAY'S
 
FPとしての主観

「光回線」はオンラインゲームや動画配信など安定した通信が必要な方におススメです。

また、有線でつなぐ場合が多く、スマホ等をつなぐ場合は別途ルーターを購入する必要があります。

「ホームWi-Fiルーター」はコンセントに挿すだけで利用できるため、賃貸物件にお住まいの方は手軽に導入できます。

また、5G電波が届くエリアであれば、通信速度に不満が出ることはないと思います。

とはいえ、接続台数が多い場合は「光回線」を導入した方が「ストレス」を感じずに済むと思います。