◆バカ発言
炭アートプロジェクト
上野駅で、
炭焼き職人さんとも顔合わせし、
猫柳に衝撃を受け、
ともかくスタートを切ることになりました。
そして、次にどうすべきか?
現場を知らなくてどうする?
我々も弘前に行くべし!
私もコンサルタントして、現場を重視していますから、
当然のことと考えます。
でも行くとしたら自腹。
じゃあ、車で乗り合わせて行こうか。
民主党が高速道路平日でも1000円にするって言ってるから6月以降だね。
(この時点ではそうだったんです)
で、弘前ってどこ?どうやっていくの?
調べてみるとまさか横浜から片道800km近くあるとは・・・
しかもそれぞれ仕事を抱えています。
ということで、金曜日の深夜に出発し、土曜日の10時には到着。
3時頃まで現地にいて土曜日の夜に帰ってこよう。
正確に言うと、0泊3日。(帰着は日曜日になってましたので)
ワールドカップの観戦ツアー並の強行スケジュール。
しかも運転!
しかも決して若くはない・・・(笑)
バカ・・・
おやつは500円以内でとか、けっこう楽しんでます。
すごいエネルギーですよねえ・・・
ふつうにそれぞれ仕事をして、土日を使って弘前行こうって話しですから。
さて、弘前行きが決まり、
事前準備開始。
ここで、鬼頭は大事な仕掛けに取りかかり始めました。
◆上野駅でのお話し
炭アートプロジェクト
さて、炭焼き職人さんとの上野駅での会話の内容・・・
この方は、地域に技術を残したい、
地域の若者が事業を継承していけるようにしたい。
さらには、障害者の方にも働く場を提供したい。
こういう想いをお持ちであり、
単にビジネスとしてではなく、単に職人としてではなく、
地域のために、という想いで、実際に障害者の方を雇用したりと
いろいろな取り組みをされていらっしゃいました。
非常に朴訥として、真面目で、話す一言一言が重い。
参加メンバーは別に弘前や青森に縁があるわけではないですが、
でもそれぞれ、田舎を持ち、地方が疲弊しているのを目の当たりにもしている。
炭焼き職人さんが言わんとすることを、
自分の田舎に置き換えてみれば、その想いは身体に伝わる。
地域振興、地域活性化・・・いろいろたいそうな大儀は書けるでしょうが、
目の前で話している、この人の手の中にある、この事業を拡げる。
その先にきっと繋がるものがある。
そんな感じでしょうか。
この初会合も無事終わり、目指すもののベクトル共有もなんとなくできたところで、
メンバーの誰からともなく、とんでもない発言が・・・
やっぱり バカ ばっかり・・・
もちろんこんなプロジェクト、バカ度が高くなければやれませんけど。
ということで、このバカ発言とは?
当然ここで、次号に続くのであった。
◆衝撃を受けた猫柳
炭アートプロジェクト
さて遡ること3月23日。
日も沈みかけた上野駅の構内にある喫茶店にて、
炭焼き職人さんから見せていただいた現物はこちら↓
猫柳なのですが、
何しろこの職人さんの技術、そのまま、草花のありのままを、
炭化することが出来ます。
猫柳の、毛に覆われた花の部分を触ってみると、なんと、
や、やわらかいでは
ありませんかっ!?
炭化しているんですが、とにかく
やわらかいんですっ!
炭=硬いというイメージですよね?
信じられない触感。
さらには、この場では見てませんが、
下の写真では、ちょっと分かりにくいんですが、赤い丸で囲んだ部分
布!
こんなものまで炭化でき、しかも、やわらかいんです!
もちろん強く持てば割れますが、やわらかいんです。
ちなみにその右上は、リンゴ。
リンゴもまるごとそのまま炭化!
カスミソウでも炭化。
・・・
従来の炭に対する概念はふっとびました(笑)
そして。
この方の素晴らしいのは技術力だけではありませんでした。
わたしたちはもっと大事な想いを共有していくことになります。
いったい上野駅でどんな話しをしたのか?
次号に続く♪
おまけ:
ちなみにこの猫柳、サンプルとしてそれぞれ一本ずつ
頂いて持ち帰ったのですが、往生しました。
なんとその日に限って他の路線が止まってしまい、
ラッシュ時間でもないのに大混雑・・・。
猫柳をかばんの中に入れれば壊れてしまうので、
ティッシュでくるんで、手で持ちながら、必至になって帰ったのでした^^;
◆はじまりは
炭アートプロジェクトのスタート
あれは今年の2月。
キャリアセッションアカデミーという、 ビジネススキルの向上と交流を
目的とした異業種交流会(今9月18日(土)も開催 )にて、
幹事のひとりである藤田さんから、次のような提案が投げかけられました。
藤田さんは炭焼き職人さんと、たまたま知り合ったとのことでしたが、
すばらしい技術と情熱をお持ちなのだが、なかなか大きなビジネスチャンスを
作れないで困っておられる。
もちろん地方から、営業にそうそう出てこられるものでもなく、
実際に営業するといっても、これまた簡単に出来るものでもない。
我々の有志にて、そういう方の事業発展のお手伝いをしてみないか。
・・・こんな内容だったでしょうか。
その場で私と藤田さんを含め4名の有志が、手を挙げたわけです。
つまり、完全にゼロベースからのスタート。
しかもその時に、見せてもらったのは写真だけ。
でも、ビジネスとしての可能性を感じたことと、
私が、大きな組織に属さないプロの相互協力で、新しいビジネスを創造する
ことに取り組みたいと思っていた矢先だったので、
まさにGOODタイミングってヤツです。
そう、ここがプロジェクトの実質のスタートです。
で、その場で、もう一人のメンバーと言った事は、
「とりあえず現物を見たい。」
「できればその職人さんにも会って話しをしたい。」
当たり前ですが、それをせずに実質のスタートは切れません。
そしてその機会はその一ヵ月後、3月23日の夕方にやってきました。
炭焼き職人さんが弘前から東京に出張される際に、
上野駅で落ち合い、そこでお話しをすることに。
そこで、現物を見せて頂き、私たちはびっくり!します。
↓衝撃を受けた猫柳の炭焼き
さて、これのどこがすごいのでしょう。
てことで話しは続く~♪
◆炭アートプロジェクト連載開始!
なんのこっちゃですね(笑)
炭アート プロジェクト。
これ、薔薇そのままが炭になっています。
色がない世界でこそ、
薔薇はプリミティブにわたしと繋がる。
そんな印象を強烈に受けました。さらに
情熱の薔薇
炭となり,赤く燃えるちからを永遠に秘める。
こんな感じでしょうか。
これは、青森弘前の炭焼き職人さんが4年がかりで開発した
特許技術を用いて炭化させた作品です。
いろいろ調べてみましたが、同じようなことは出来たとてしも、
仕上がりのクオリティが全然違います。
でも折角の技術なのですが・・・陽の目を見ていません。
下手をすると地方の物産品どまり。
そこでこの作品に惚れ、職人さんの想いに共感できる首都圏の
起業家有志が集い、その販促に一緒に取り組む。
それが炭アートプロジェクト。
それぞれ本業を持ちながら、時間を見つけてプロジェクトを動かしていますが、
もちろん遊びではありません。
まさにスタートを切ったところであり、このブログでその経緯を綴っていこうと思います。
リアルタイムでの営業改革物語ってところでしょうか。
PS:ちなみに朝書いた記事 は、このネタフリでもあったりしたわけです^^
◆難しい漢字を覚えるコツ
難しい漢字を覚える際の記憶法
たとえば、
薔薇
この漢字の中で、覚えにくい部分だけを、○で囲んで下さい。
たったこれだけ^^
実際に紙に書いてやって見てください。
ちなみに私が覚えにくい部分は、一文字目の草冠のすぐ下のパーツですね。
こうやると、全体をぼんやり見ていたときと比べ、
問題箇所を特定して鮮明化することが出来、
かなりラクに、漢字を覚えられます。
記憶力とか知能指数の問題ではなく、ちょっとしたコツ(スキル)。
それを知っているかどうかで、大きな差が出るわけです。
営業活動においても、こうしたちょっとしたコツは少なくありません。
才能や能力、経験などは関係ありません。
ちょっと覚えさえすれば、営業力が強化できること。
たとえば過去に書いた中では、名刺交換のやり方などでしょうか。
(他にもこれは盛りだくさんありますよね)
ちなみになぜこの記事が、心理学のカテゴリーなのか?
記憶や認知のメカニズムなどは、立派に心理学の研究領域です。
また機会があればこれらについても紹介していきたいと思います。
◆日銀がやるべきマーケティング
政府と日銀が手を打ちましたが、結果は、ひどい有様・・・。
金融・経済対策は、”やってみないと効果がよく分からない”ことではありますが、
ならば、やるべきことは、
①実際に市場に影響力を持つ実務家などを100名ほど選定し、
事前に登録しておく
②その人たちに、検討中の政策を見せ、実際にどういう行動を
起こすかを聴取する
③その結果を見て、政策に軌道修正をかけてから実際に発表
(②と③は極力短時間で実行)
この手順を仕組みとして実践すべき。
「やってみないとワカリマセン」「失敗しました」「市場のことは市場に聞いてください」・・・
それでは、単なるボンクラ集団。
今、そんなことをやっている場合ではありません!
そして、これは新製品の発売時など、一般企業でも取り入れるべき【仕組み】。
いわば、超実践的なマーケティング。
修正することを前提としての実際の顧客への聴取。
数字遊びではない。リアリティのあるマーケティング。
そして、別に何も難しくないスキル。
やってみないとよく分からない。
ならばそれなりの工夫をしましょう。
◆経営者の会合で営業課題について意見交換
昨日は、
経営者限定の、営業課題に関する意見交換会に、
もちろん営業改革コンサルタントとして参加してきました。
こういう会合に出席される経営者の方は、あまり後ろ向きの営業の問題ではなく、
攻めのための仕掛けをどうすべきか?
そういう話ばかりが飛び交っています^^
こういう集まりに出ること自体、こうした前向きなパワーに浴することが出来るので、
自然と元気にもなれます。
経営者御用達のパワースポット
と言ってもよいかもしれません(笑)
この厳しい時代には、とても良い機会だと思います。
もちろん私もその場で、すぐに良いアドバイスが出来るとは限りませんが、
何社かには、具体的にお役に立てるお話を出来たのではないでしょうか。
ところで、こういう場で私がよく言われるのが、
「メーカーやIT系の営業指導ができるコンサルタントは珍しいですね~」
やはり今回も言われました^^
皆さんにとって、なかなか良いコンサルタントに出会う機会が少ないのであれば、
私でよければ、こういう機会にでもぜひ声をかけてみて下さい。
経営者限定の、営業課題に関する意見交換会
もしご興味があればご紹介しますので、個別にご連絡下さい。
(きちんとした上場企業が主催しています)
◆要は演出次第!
はるな愛さんが、
85kmを25時間40分で完走。
これを計算すると、時速3.45km。
ふつう徒歩は時速4km。それよりも遅いペース。
これは健常者であれば、何のトレーニングも不要で、
体調管理さえきちんとすれば、いきなりトライしても十二分にクリア可能。
もちろんかなりハードであることは間違いありませんが、
ことさら、感動するほどのことではありません。
私も100km歩いたことがありますが、(そのうち10kmほどは走りました)
ゴールは別に感動もなく、淡々としたものでした。
フルマラソンでさえ、そんなもの。
私はTV番組の批判をしようというのではありません^^
言いたいことは、
要は、演出次第!
ということ。
別にたいしたことではなくても、演出次第で、
あれだけ多くの人間の共感や感動を起こさせることも可能。
という事。
だから、自分のたな卸しをして、自分の価値を高めるための
工夫をしてみることが大事。
特別な人になるために特別なことをやる必要はない。
あなたがやってきたことを、うまく説明(演出)できれば、
あなたは特別な人になれる。
という事です。