自分が自分の味方なら
誰と居ようと
常に味方が一人はいます。



逆に
自分が自分の敵になると
誰かが味方にならない限り
自分の味方は不在です。

自分までもが敵対して
味方がゼロだなんて
悲しすぎます。

だから
自分のこと責めるより
自分のこと勇気づけて
あげたい。



自分のことを勇気づける、とは
まず、今の自分を
まるごと承認することです。

そして、
自分の意欲を肯定して
その実現の可能性に
注目することです。

さらには
その実現の方法を
共に探して、
実現に向けて肯定的に
状況を見ていくことです。



勇気づけは
自分を責めたり
自分に評価を下したり、

ましてや
自分の意欲を否定して
その実現ができない可能性に
注目することではありません。



誰かと対立したくない。
誰からも否定されたくない。

そう思っても、
人間関係の中で生きる以上、
対立したり
否定されたりは
必ずあります。

逆に
対立したり
否定されたりを
なくすには
人間関係の外で生きるしか
ありません。

でも、それは不可能です。

最低でも
誰もが「自分」と自分の
人間関係を持っているからです。

そんな中で
常に共にいる「自分」が
いつも勇気づけてくれるなんて
とても頼もしい状況ですよね。



性被害を受けると
なおさら人間関係が怖くなる。

いつまたされるのか。

普通に見える人に
やられた経験から、
相手がいくら普通に見えても
警戒状態は解かない。

創造的なことをするには
緊張を解かないとできないから
その時は、入念に準備する。

そこまでしなくても...
他人にも言われるし、
自分もそう思ってしまう。

でも怖いから、
やらないわけにはいかない。

普通の道なのに
険しい道を歩いている感じ。

そんな自分に嫌になる
つい否定的になって
大切な自分と対立してしまう。



「安心を優先していいよ」
「気が済むまでやろうよ」
「他人が何と言おうが、
自分は自分を応援するからね」


「次に何をしたら、安心できる?」
「確認。今、一番大事にしたい目的は何だっけ?」
「ちゃんと休みの予定も立てよう」

「今できることは、何だろう?」
「他の方法は、どんな方法?」
「やってみたら、わかるね」


そんな言葉を
自分にかけてあげたりして
自分に勇気づけ。

大切なのは
幸福を感じられること。

その幸福は
大切な人が幸福であることが前提。

私も
大切な人も
笑顔。

そこが自分の居場所。

共同体感覚が高まる状況。
すてきな状況。

それもまずは
自分を勇気づけることから。





お読みいただき、
ありがとうございます。

プロコーチ8年目、常楽でした。



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