◇再アップ記事です
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こんにちは!
のんたんです。
学んでいるレベルによって
必要なことって違うよな〜
始めたばかりの人と
もう何年かやっている人で
必要なアドバイスも変わってくるよな〜
と思ったので
今回はピアノレベル別に大切なことについて
書いてみたいと思いました。
もちろん
100%区切れるわけではないのですが
大まかに分けてみます。
基本の流れ
①テキスト別基本の流れ
だいたいよくあるピアノレッスンの流れは…
①バイエル
↓
②ブルグミュラー
↓
③ソナチネアルバム
↓
④ソナタ、
バッハ インヴェンションなど…
こんなかんじだと思われます。
すごいざっくり。
この基本の流れに
発表会の曲だったり
ギロックとかショパンとかカバレフスキー(?)とか
先生のお好みで差し替えたり
プラスされたりしていく感じになります。
②憧れ!ショパンの流れ
ちなみに
みんなが憧れるショパンは
難易度的には
ワルツ、ノクターン
↓
バラード
↓
エチュード
こんなかんじで進むと
弾きやすいと思います。
私の教えた経験だと
②ブルグミュラーの後半〜卒業くらいで
ショパンのワルツに挑戦できるレベルになるのではないかな〜?
と思っています。
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というわけで今回はレベル別に
大切なことと練習法を書いてみたいと思います
レベル別大切なこと&練習法
①バイエル時代
最初の①バイエルのころ!
今はバイエル以外のテキストもたくさん使いますね!
例えばこんなかんじのテキスト
私は
・基本のテキスト(曲集)
・バーナム
・ソルフェージュ的なリズムや歌のテキスト
というかんじでレッスンしていました。
↑
生徒さんによって変えていましたが
こんなかんじの本ですね。
このころ大切なのは
□ 楽しむこと
□ 練習の習慣作り
□ おうちの環境を整えること
□ 「できた!」の経験を増やしてピアノの練習はこうやったらできるという経験を体得すること
まずは
楽しい!😍
弾けた!😍
という気持ちが大切!
楽しくないと続かないですからね!!
ピアノは続けてなんぼの世界です。
まだ初期の段階なので
この時期に
ピアノや音楽の基本的なことを
しっかり学ぶとよいです。
それと並行して
おうちの環境や練習の習慣づくりを少しずつ整えましょう。
後から習慣を作るのは大変になってきます。
②ブルグミュラー時代
次の
②ブルグミュラーのころ大切なのは…
□ メトロノームに合わせての練習を経験すること
□ ハノンやバーナムで指の訓練をすること
□ 少しずつ表現や構成など曲の理解を深めていく…
例えば…
ブルグミュラー25の練習曲の2曲目
「アラベスク」は
Bの部分で必ずみんなテンポが遅くなって指がもつれます。
最後の曲「貴婦人の乗馬」でも…
必ず最後のスケールのところで
テンポが遅くなって指がもつれます。
そういうときにどんな練習をしたらいいかというのが
□ メトロノームに合わせての練習を経験すること
□ ハノンやバーナムで指の訓練をすること
なのですね〜〜。
(私の生徒さんで貴婦人の乗馬を弾いた時はレッスン時間30分まるまる「最後の部分をメトロノームに合わせて練習!」で終わったこともあります。でもこれをやるととても成長します!)
この時期は
指を鍛えることと
メトロノームに合わせて
しっかりと練習していくことを学ぶチャンス!
なのです
こんな記事へどうぞ
そして
このころから
だんだん曲も長くなってくるので
少しずつ曲の構成や表現に関しても
深めていける時期です。
□ 少しずつ表現や構成など曲の理解を深めていく…
③ソナチネ④ソナタ、バッハ時代
さて…
ブルグミュラーレベルも乗り越えて、
③ソナチネアルバム
④ソナタ、
バッハ インヴェンションなど…
ここまできたら
もうあなたは立派なピアニストです!
ブルグミュラーで挫折する人多数なのですから!!!!
ここまできたら
□ どう表現したいか?
□ 曲の構成はどうなっている?
□ 作曲家が表現したかったものは何か?
□ 時代別の弾き方
など音楽や楽曲に対して向き合って深めていける時期ですね〜
こんな記事をどうぞ
なんとなく
ざっくりと
雰囲気はつかめたでしょうか!?
まとめ
①バイエル時代
□ 楽しむこと
□ 練習の習慣作り
□ おうちの環境を整えること
□ 「できた!」の経験を増やしてピアノの練習はこうやったらできるという経験を体得すること
②ブルグミュラー時代
□ メトロノームに合わせての練習を経験すること
□ ハノンやバーナムで指の訓練をすること
□ 少しずつ表現や構成など曲の理解を深めていく…
③ソナチネ④ソナタ、バッハ時代
□ どう表現したいか?
□ 曲の構成はどうなっている?
□ 作曲家が表現したかったものは何か?
□ 時代別の弾き方
注意
バイエルの時期でも
「どんな曲?」と表現のことを考えたり
指の訓練が少しずつ必要です。
③④の時期でもメトロノームの練習は必要ですし、
ブルグミュラーの時期でも表現や曲の構成を考えることは大切です。
もちろん楽しい気持ちも大切😂
なので
明確に線引きはできないですが、
人それぞれだから〜
その時によって変わるから〜
といっても
学んでいる側は先が見えないと不安になると思うので
ある程度の指標になったらいいな〜
と思って書いてみました。
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