こんにちは!
のんたんです。
今回は
細かい音符がたくさんあるときに
うまく弾けない!
というときの練習方法です。
例えば…
こういう16分音符の細かい音符
(クーラウのソナチネOp20-1より)
(モーツァルトのソナチネ)
(ブルグミュラー「貴婦人の乗馬」の最後)
速い音符のところだけ弾きづらくて遅くなってしまったり
音の粒が揃わないで長い音符や短い音符ができてしまったり
(=指がもつれている)
リズムの拍に合ってなかったり…
ということがあります。
理想は…
どの音符も均等な長さで
(=音の粒が揃っている)
常に同じテンポで弾けること
↑
私のイメージはこんなかんじです
そのためにはどうしたら良いかというと…
①メトロノームに合わせてゆっくりからテンポを上げる
②リズムを変えて弾く
③毎日ハノンを1個以上弾く
この3つです。
①メトロノームに合わせてゆっくりからテンポを上げる
メトロノームの使い方詳しくはこちら↓
できないところを
ゆっくりのメモリ(小さい数字)に合わせて弾いて
できるようになったら
メモリを1つずつ上げていってください
(数字を大きくしていく)
「難しい部分だけ何回も繰り返して弾く」
という部分練習でOKです
② リズムを変えて弾く!
ハノンの最初のほうに
リズムのパターンが載っています
これの↑13番と14番のリズムで弾いてみる
この曲だったら
♪ラ〜シ〜ドレ〜ミファ〜ソラ〜ソファ〜ミレ〜ドシ〜ラ
と
♪ラ〜シド〜レミ〜ファソ〜ラソ〜ファミ〜レド〜シラ〜
みたいなかんじです。
分かりづらいですね…。
弾いてみました。
13番のリズム
14番のリズム
↑こっちはやりづらいけれど
13番と反対のリズムになっていればOK
本来の強弱(f、p)に関わらず
あえて
ゆっくり、はっきり、
下までしっかり
弾いてみてください。
たいていは4の指の力が弱くて指がもつれているのですが
このリズムを変える練習をすることで
自分のクセを正します。
指番号はピアノの場合親指から1,2,3,4,5となります
4の指は薬指のこと
③ 毎日ハノンを1個以上弾く
まずはハノンの1〜20番から選んで弾いて
(できる人は21〜31番も弾いて)
日頃から指の筋肉を鍛えましょう!!
ドイツの大作曲家シューマンは指を鍛えようとして
変な機械を作って指を壊したという説があるので
鍛えすぎには注意!
ほどほどでいいのです…。
めとめ
というわけで
細かい音符がきれいに弾けるようになるための練習方法は…
①メトロノームに合わせてゆっくりからテンポを上げる
②リズムを変えて弾く
③毎日ハノンを1個以上弾く
この3つでした〜!