前回 の続き。
湯めぐりスタンプラリー5湯目は、中山平温泉でおそらく一番の規模を誇る温泉旅館「仙庄館」。
■中山平温泉 仙庄館
住所:宮城県大崎市鳴子温泉星沼28-2
日帰り入浴時間:10時~20時
料金:大人840/円子供500円(湯めぐりチケット大人3枚/子供2枚)
まずはフロントで受付。
大きな旅館ということもあり、日帰り入浴に必要なチケットは3枚。
湯めぐりスタンプラリー参加施設のほとんどがチケット2枚で入れる中、
チケットが3枚必要なのは、「仙庄館」と「逐ひで」の2か所だけ。
ロビーも広々。
中庭には立派な和風庭園が。
それでは早速温泉へ。
いかにも昭和の温泉旅館といった廊下をてくてく。
途中でお休み処を発見。畳のお部屋で湯上りにごろごろできるのは嬉しい。
男女別の内湯と展望露天風呂があるということで、先に露天風呂に向かうことにした。
一般的にサウナは内風呂に併設されていることが多いのだけれど、
仙庄館では露天風呂の隣にサウナ小屋が立っているとのこと。
これはちょっと珍しい。
露天風呂とサウナ風呂への道順を案内する矢印に従って、薄暗い階段を降りると……
一旦、外に出ることになる。
この日は利用しなかったけれど、貸切風呂もあるとのこと。
宿泊客は無料で、日帰り入浴の場合は1回1500円。
外に出て、すぐ向かいにある建物が脱衣所。
幸運にも先客なし。
広々とした明るい脱衣所。
ドライヤーは、風量の弱いものがひとつ。アメニティはなし。
それでは早速、露天風呂へ。
あ、あれ……?
公式サイトによると、「露天風呂は乳白色の単純硫黄泉」とのことだったのだけれど……
この日は、乳白色でもなければ、硫黄の香りもしなかった。
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湯口付近。源泉の温度が高いため、加水あり。
湯温は場所によって異なるものの、43度前後。
白い湯の花がぶわぶわ浮いていた。
晴れていたら気持ちよかったんだろうなぁ。
白濁の硫黄泉を期待していたので残念な気分になりながらも、併設されているサウナへ。
更に残念なことに、サウナはやっていなかった。
サウナがつく時間は決まっているのかな?
それともこの日が故障中だったとか?
いずれにせよ、フロントでは何の案内もなかった。
適当だなぁ……。
色々と残念な露天風呂を上がって、内湯に移動。
あれっ?乳白色の温泉は内湯の方なのかな?
わくわくしながら脱衣所へ。
こちらも先客なし。
明るくて広い脱衣所。
ただ、この規模の温泉旅館にしては珍しく、一切アメニティが置かれていなかった。
ドライヤーは風量の弱いものがひとつだけ。民宿以下の設備。
そして床や洗面台が汚かった。
こまめに清掃に入る余裕がないのであれば、クイックルワイパー的なのを置いてくれればいいのに。
内湯は、浴室の真ん中に10人ほどが入れそうな湯船がひとつ。
洗い場にはシャワーが完備。
バスアメニティは、謎メーカーのリンスインシャンプーとボディソープ。
内湯も加水あり。じゃばじゃば。
湯温はややぬるめ。
この内湯が、びっくりするくらい汚かった。
あちこち髪の毛だらけで、絆創膏は落ちてるし、湯船にも髪の毛がたくさん。
湯の花ではない垢のようなものがウヨウヨしていた。
腰まで入ったところでお湯の汚さに気づいて慌てて上がって、念入りに体を洗って出た。
脱衣所も汚かったけれど、最後に清掃をしたのはいつなんだろう。
休憩所に面した大広間は扉が開け放たれ、朝食と思しきお膳が片づけられずに放置されていた。
受付の中年男性が、上から目線の友達口調だったので嫌な予感がしたのだけれど、嫌な予感が的中した。
日帰り入浴でよかった。
宿泊だったら目も当てられなかった。
2軒連続で残念な温泉施設に当たってしまい、しょんぼりしながら次の温泉へ。
次回 へ続く
ぽちっとな( ˘ω˘)
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