先週末、我が家から車で北４０分ほどの距離のところにあるFountain Hills【ファウンテンヒルズ】に行ってきました。
目的は、A Festival of Tribal, AZ Art & Entertainers（フェスティバル・オフ・トライバル、えーずぃー・アート・アンド・エンターテイナース）
というネイティブアメリカンに関係のあるアートやエンターテインメント等の催し物が集まったフェスティバルが開催されているそうで、行ってきました。
実際に行ってみると、素敵なジュエリー・デザイナーや、アート作品などが結構 並んでいたんですが、実際にネイティブアメリカンのアーティストの割合は３割程度。
しかし！来てみないとわからないことは沢山ありまして。
その中で、素敵だなぁと思った人達がおりました！
グランドキャニオンからさほど遠くないエリアに住居のある、ナバホ族の女性アーティスト達。二人は親娘だそう。
お母さま実際にお話をしていた時に「ナチュラルビユーティー」という言葉がぴったりと当てはまっていて、思わず写真を撮らせてもらいました♪
どうやら女系家族の様で、去年天国に召された彼女たちの先代(おばあさま）もデザイナーだったそうです。
彼女の着けているアクセサリーはご自分で全部作ったのだとか
！
すごい豪華なターコイズのアクセサリーだなと感動です。
さて、実はこの日友人がフェスティバルに来ているという情報を聞きつけていたので、彼女と待ち合わせしていました。
友人のロリはネイティブアメリカンを題材にした本を書いている小説家で、彼女はホピ族やナバホ族、アパッチ族などネイティブアメリカンの部族の人達と交流の深い女性なんです。
そんなロリ(友人）と、私達夫婦は一緒にホピ族のダンス・パフォーマンスを見学しました。
ホピ族出身のMoontee Sinquah氏と彼の息子たちがダンスを披露したのですが、これが非常にパワフルで圧倒しました！
これは息子さんのダンス。彼はパウワウの国際大会の優勝者だそうで、圧巻です
Moontee Sinquah氏
彼のダンスも非常に熱い！
パフォーマンス中に彼が説明していましたが、
その昔（と言ってもそんな昔じゃなくて）、彼らネイティブアメリカンの歌はアメリカの法律で禁止されていたんです。
アメリカ合衆国とネイティブアメリカンとの間には今でも沢山の問題があります。それは合衆国側の一方的なものであったりもします。
しかし、今の彼らにとってこの非合法とされ、歌うことを禁じられてきたそのエネルギーが今解放されて、大自然からいかに人間は沢山の豊かさを頂いているのかを知って欲しい。
人の間にあるに人種の壁を越え、国境を越え、皆が一つになっていくことを願って彼らは愛するダンスを踊り、表現しているそうです。
そう説明するMoonteeに感動していたら。。。。
実は、ロリの友人でした。
そして彼女自ら私達を彼らに紹介して下さいました。
めっちゃ優しい目をした息子さんのサムソン。
実は一緒に写真を撮り忘れていたので、戻って彼らの製作したＣＤと共に写真を撮らせて頂きました。
人との繋がりって本当に不思議ですよね。。。
以前の私はアメリカの文化に殆ど興味が無かったんですが、
この土地の素晴らしさを紹介していきたいと思うようになってからは、こうした人達とどんどん繋がっていくようになりました。
このご縁を絶やさぬように、そして私達の知らない未知の世界に踏み込んでどんどん縁が繋がっていくような活動が出来たらと思っています。
今日も読んでくださりありがとうございます
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