はじめての方へ
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[入居前|自慢したいこと]
チャビの記事にたくさんのいいねと温かいコメントを多数いただき、ありがとうございました。
コメント、涙しながら読ませていただきました。この場を借りて御礼申し上げます。
実はちょっと気になることがありまして、急遽記事を書きました。
いま、猫のウィンドウベッドというものが流行ってるそうですね
ガラスに吸盤で貼り付ける、こういうやつです
窓ガラスに貼りつけると、猫がガラスに寄りかかって寝てるところを外側から見られる、と、インスタやTikTokでかわいい写真や動画が流れてきました。
猫ちゃんも高い場所から外をよく眺められそうですし、猫飼いなら、間違いなく興味を惹かれる商品だと思います。
でもこれ、窓に付けたらガラス割れる可能性がありますから注意してくださいね
はい先生いいましたよ?今、大事なこといいましたよ?
特に、日当たりのよい窓(猫が好みそう)や、網入りガラスでは、割れるリスクが高くなります。
猫の重さでガラスがたわんで割れるわけではありません。
「熱割れ」という現象で割れるリスクが高くなるんです。
「熱割れ」は、日の光を浴びるなどしてガラスが温まったとき、日影の部分やサッシに飲み込まれている部分など、温まりにくい部分との温度差が大きくなると起こります。
寒い日の朝、ガラスが冷え切った状態で急に直射日光を浴びるようなときにおこりやすい、と言われています。
ガラスに熱がこもりやすい環境では、熱割れはより起こりやすくなるため、網入りガラス(中の鉄線が温まりやすい)やフィルムを貼った窓(フィルムで熱を受け止めてしまう)はリスクが高くなります。
網入りガラスにフィルムは貼れない、と言われたことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、鉄線とフィルムの合わせ技で熱割れリスクが高くなりすぎるのが、その理由です。
悪い条件が重なると、ガラスの近くに厚手のカーテンが下がっていたり、窓の前置いた家具のせいで、熱割れしてしまった、なんていうこともあります。
ガラスに熱がこもると熱割れを誘発するのであれば、お日様たっぷりの窓ガラスにウォールベッドを吸盤で貼り付けて、猫様がガラスに寄りかかってお昼寝をしているのは、ガラスにとってはあまりよろしくない環境かと。
ウォールベッドをガラスに貼り付けたからといって、必ず熱割れが起こるわけではありませんが、そのリスクは大いに高まる、と認識した方がよろしいかと思います。
これからの寒い季節は、もともと熱割れが起こりやすくなるシーズンでもあります(冷えたガラスに太陽が当たり、急激に温まるときに熱割れは起こりやすいため)。
ご使用中の方は十分気をつけてください。
なお、熱割れは、ガラスの縁の部分から、サッシに直角に割れが始まるのが特徴です。
粉々に割れてしまったり、サッシからガラスが脱落してしまうリスクは少ないので、熱割れを発見しても慌てずに。ただし防犯上の問題もありますので、放置はせず、できるだけ早くガラス屋さんに交換してもらってください。
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