――――――――――――――――――――――― ■本当は中古物件に貸したいんです ☆2020年1月20日発行 ――――――――――――――――――――――― こんにちは!「ゆめたか大家」と申します。 私がお世話になっている信用金庫の 「物件評価」と「資産評価」のまとめはこちらです。 「東京の某金融機関の物件評価・資産評価」 (エクセルソフト付き) 【パソコン閲覧用】 http://scene-ex.jp/L2485/b0/1t721 【スマホ閲覧用】 http://scene-ex.jp/L2485/b0/2t721 ゆめたか大家の「今までの道のり」および バックナンバーのまとめはこちらです。 http://scene-ex.jp/L2485/b0/3t721 ゆめたか大家は 経理・会計・税金ブログランキングに参加しています。 http://scene-ex.jp/L2485/b0/4t721 ――――――――――――――――――――――― ■本文 ――――――――――――――――――――――― 前回は 「消費性ローンと事業性ローン」 と題して 教育ローン(消費性ローン)を借りても プロパーローン(事業性ローン)は 別に審査されるという話を書きました。 http://scene-ex.jp/L2485/b0/5t721 今回は 「本当は中古物件に貸したいんです」と題して 一歩進んだ内容を書こうと思います。 信用金庫 「うちにもいろいろな人が アパートローンを借りに来るのですが 不動産って、本当にいろいろですよね。」 ゆめたか大家 「私も本当にそう思います。 だから最初に勉強して 方針を決めるのが大切だと思います。」 信用金庫 「私から見ると 不動産の大きな分かれ目は 新築か中古かですね。」 ゆめたか大家 「やはりそこですか!」 信用金庫 「不動産ローンは 事業性ローンとなっていますが 新築木造アパートは 30年経ったら建物の価値がゼロになりますので 消費性ローンの意味合いが強いんです。」 ゆめたか大家 「なるほど。」 信用金庫 「でも中古の土地値物件だと 30年経っても最初の買った値段で売れますよね。 だから保全性が高くて 金融機関としては安心なんです。」 ゆめたか大家 「私もその安心のために 中古木造物件にする事にしたんです。」 信用金庫 「あと新築より中古の方が 利回りが高くて収益性がいいですよね。 だから中古物件の方が 収益性も保全性も高いんですよね。」 ゆめたか大家 「そういう見方になるのですか。」 信用金庫 「だから本当は、こちらとしては 中古物件に融資したいんです。」 ゆめたか大家 「わあ!そうなんですか!」 信用金庫 「でも支店長は 住宅ローンとか自動車ローンとかの 消費性ローンをもっと貸し出せって 言われているみたいなんです。 あと不動産の事業性ローンも 消費性ローンに近い新築を中心にするように 言われているみたいなんです。 だから消費性ローンと事業性ローンの間で 板挟みになっているようですね。」 ゆめたか大家 「そうなんですか。」 本日はいろいろと教えていただき 本当にありがとうございました。」 今回のお話は 中古物件の融資に有利な内容でした。 しかし 新築物件を持っている大家さんが金融機関に行くと 「新築物件は(融資が)取り組みやすい。」 と言われているようですし 自宅を買わずに賃貸で暮らしている大家さんは 「借金がないのでBSが良くて属性が良い。」 と言われているようですので 金融機関の人も、相手に合わせて 話を作っているのかもしれません。 あと、注意するべき点として 融資年数は「耐用年数-経過年数」 で決められることが多い事です。 私の知る限りでは 都市銀行は、これを頑なに守りますが 信用金庫とノンバンクは、これとは無関係に 15~20年くらいは融資してくれます。 これらの金融機関と付き合って 融資を受けて資産を飛躍的に増やしたため 現在の私があります。 今回は 「本当は中古物件に貸したいんです」 と題して 私が信用金庫で教えていただいた話を書きました。 今回の内容が、皆様のお役に立てれば幸いです。