金融検査マニュアル廃止って? | 【ゆめたか大家】ゆめたか大家の本文ブログ

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■金融検査マニュアル廃止って?

☆2020年1月23日発行
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私がお世話になっている信用金庫の

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「東京の某金融機関の物件評価・資産評価」

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■本文
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今回は

「金融検査マニュアル廃止って?」

と題して

私が思った事を書こうと思います。


まず「金融検査マニュアル」とは

金融庁の検査官が

金融機関の検査(金融庁検査)

を行う際に用いるマニュアルの

「通称」だそうです。

http://scene-ex.jp/L2485/b0/5t741


このマニュアルで

金融庁が金融機関の審査をするという事は

このマニュアルが

金融機関の融資の方向性を決めている。

と言ってよいと思います。


しかし2019年に

これが廃止されることになり

金融庁から

「金融検査・監督の考え方と進め方

 (検査・監督基本方針)」

が発表され

これに対する意見が募集されました。

http://scene-ex.jp/L2485/b0/6t741


私はこれを読んでもわからなかったのですが

「検査マニュアル廃止後の融資に関する

 検査・監督の考え方と進め方」(案)

 に対するパブリックコメントの結果等について」

http://scene-ex.jp/L2485/b0/7t741

を見て

これに対して投稿された意見および

その意見に対する金融庁の考えを読んで

少しわかったような気がしました。


要するに、これからは

バランスシート(BS)ではなく

キャッシュフロー(CF)を重視しましょう。

という内容のようでした。


しかし投稿された意見に対する

金融庁の考えのコメントでは

「金融検査マニュアル廃止後も

 従来の取扱いを否定するものではありません。」

と書いてあるのです。


これはマニュアル廃止後も

今まで通りにやっても良いという事ですので

CFの扱いもBSの扱いも

何も変わらいのかもしれないと思いました。


そして私が気になったのは

過去の積み重ねであるバランスシート(BS)ではなく

将来のキャッシュフロー(CF)を重視しましょう。

のようなニュアンスを感じた事でした。


日本は将来

人口が減少するのが確実視されていますので

すると多くの業種で

将来のキャシュフローは減少すると思われます。


だから金融機関が

将来のキャッシュフローを悲観的に見積もった上で

融資の可否を決める際は

今まで以上にバランスシートが重視される可能性も

あると思うのです。


だから検査マニュアル廃止後に

今後の融資の方向性がどうなるのかは

以下の3つの全ての可能性があると

思いました。


1 文面通り、BSよりもCF重視になる。

2 BSの扱いもCFの扱いも今まで通り。

3 今までよりも、BS重視になる。


今回の内容は、方向性がなく

皆様には申し訳なく思っています。


しかし

1 文面通り、BSよりもCF重視になる。

という金融機関が出てくれば

かつて、三井住友銀行とのセットで

時代を光速で駆け抜けた投資手法が

復活するかもしれませんので

融資情勢にはアンテナを張っておきたいと思います。


今回は

「金融検査マニュアル廃止って?」

と題して

私が思った事を書かせていただきました。


方向性のない内容になってしまいましたが

皆様のご参考になれば幸いです。