子どもは親を選んで生まれて来る(その3 クリスタルチルドレン)
子どもは親を選んで生まれて来る(その4 レインボーチルドレン)
子どもは親を選んで生れて来る(その11 いのちの理由と死ぬ権利)
私たちは今、3次元マトリックスから抜け出し、5次元へ移行しようとしています。
その5次元への移行に向けて、「子どもが親を選んで生れて来る」という認識が、一つのカギとなると私は考えています。
このことに、気づくことで、覚醒が起こります。
あるいは、覚醒すると、このことに気づきます。
たとえば、障がいを持って生まれて来ることが、不幸なことではなく、価値あることに気づくようになります。
同時に、人の霊性や神性に気づき、互いに畏敬の念を抱くようになります。
子どもであるほど、あるいは障がいがあるほど、神に近いということがわかります。
私たちは長い間、霊性を失ってきました。
それは、天使の世界に住んでいたのが、地上に落ちたからです。
そのことで、モノの世界、3D世界を体験しているのです。
そこから、再び霊的世界を取り戻すのが、5次元です。
私たちは5次元へ向かおうとしているのです。
そのために、半分失われた見えない世界を見えるようにする必要があります。
そして、その失われた半分が見えてくると、現実と思っていた世界の意味が変化します。
ミヒャエル・エンデの「モモ」で語られているように、一握りの堕天使に魂を売った者たちが、「お金」という実用的には役に立たないものに「価値」をつけ、その「価値」を奪い合わせることで、人類を支配してきました。
それは同時に、それに心を奪われることで、霊性をますます失わせてきたのです。
彼らはいつも「存在しないもの」を利用するのです。
存在しないものに、価値があるように、あるいは脅威があるように見せて、支配します。
その反面に、存在しているが目に見えないものに、気づかないようにさせています。
つまり、在るものを無いといい、無いモノを在るというのです。
私たちが5次元に向かう時、私たちは生まれる前の記憶を取り戻します。
なぜなら、もはや忘れる必要がなくなるからです。
精神世界と現実世界を行き来します。
今でも夢の中では行われています。
その時に、私たちはこれまで価値のないと思っていたことに価値を発見し、価値があると思い込んでいたものに、価値がなかったと気づきます。
現実と精神世界は裏表であり、逆さまの関係なのです。
ですから、現実だけを見て、精神世界を忘れると、本質がひっくり返るのです。
その本質がひっくり返ったものが悪なのです。
悪とは、それが間違いであることを示しているのです。
そして、そこから学び、軌道修正させるために存在するのです。