子どもは親を選んで生まれて来る(その1 子どもたちの証言)

子どもは親を選んで生まれて来る(その2 主体となる)

を書きました。その続きです。

 

どこから入っても同じだが、「父母未生以前本来の面目」について考えてみろと、夏目漱石の「門」の中で禅寺の老師が云います。

それは唯物論というマトリックスを突破するためだったのです。

 

モノに縛られ、科学的であることに縛られ、思考が制限されているのです。

私はユング心理学を学び、自分の夢を自己分析するなどを通じて、現実というものの他に「心的事実」が存在していることに気づきました。

心はどこにあるのか、見せて見ろと言われても、見せることはできません。

しかし、見せられなくても、心があることを皆知っています。

「ただ思っただけ」「考えただけ」と云って、行為に移さなかったものは無いことにできると思っているかもしれませんが、そうではありません。

考えた、思ったという事実が残るのです。

 

密教では三密加持と云って、身体が行うこと、口に出すこと、心に思うこと、の三つが揃うと、現実を引き寄せるものすごいパワーが生じるとしています。

これはパワーが強いので口伝で伝えられます。

身口意という三密加持を行うのが密教です。

現代人は、唯物論のマトリックスに縛られていて、意識というものの存在を認めていないか軽視しているために、現実を引き寄せるパワーが手に入れられないように隠されているのです。

 

では、その意識というものの存在を認めるということはどういうことでしょうか?

意識とは肉体を超えて存在するということなのです。

そしてその意識から意志が生じます。

 

父も母も生まれていない時に、自分は肉体のない「存在」であり、存在しないのではありません。

意志する存在であり、意識だったのです。

そうであれば、当然、死んで肉体を失ったとしても、意識する存在である自分は不滅であるということになります。

 

つまり、生まれてから死ぬまでが自分であるという唯物論的マトリックスを突破すると、生前と死後にも存在する意志を担った意識の存在が浮かびあがるのです。

そして、その存在を認め、身口意の三密加持を行うと、現実を創造することができる神の力を得るのです。

私たちは神の子だからです。

 

いま、世界は5次元に移行していこうとしています。

すると、これまで見えてこなかった意識の世界にアクセスができるようになり、身口意三密加持で、現実を創造するパワーが生れます。

そして、自分の中に神性を取り戻し、自分が神の子であったことを思い出すのです。

 

人生を生きる意味とは、この三次元世界で何かを成すことではなく、その体験や経験を積んで、意識を高め、魂を成長させることなのです。

唯物的世界観では、この世が全てであり、いかにこの世で成功するか、人よりも優位に立つかを競い合っています。

しかし、そのような意識は、魂を成長させるのではなく、むしろ退化させるのです。

いわゆる阿修羅の世界を創造するのです。

911やコロナプランデミック、不正選挙など、すべて阿修羅の世界です。

嘘や陰謀でどれほどの富や地位を築き、世界を支配しても、死後にそのカルマが重くのしかかってくるだけです。

 

生まれる前や死後の世界、輪廻転生を認めるならば、そのような阿修羅的世界を創造することの無意味さを感じることができます。

世界中の人々が精神世界とのつながりを理解すれば、この地上が天国に創造するはずです。

なぜなら、争いや自己中心的な生き方が、いかに自分の魂の成長に害をもたらすかを知っているからです。

 

 

 

もしも、心的事実というものを受け入れないとすれば、子どもが親を選んで生まれて来る→「はずはない」ということになります。

なぜなら、証拠を「見せられない」からです。

 

しかし、この話を聞いて(読んで)、そうだよね、と納得する自分がいるとします。

それはどこで納得するのでしょうか?

心の奥底に、実は知っている自分が居て、その知ってる自分がYESと云っているからです。

その声を聞くことで、心の事実を受け入れることができるのです。

 

しかし、唯物的思考に凝り固まっている人は、心の声に耳を傾けようとしません。

自分の心の声に耳を貸さないということは、どういうことでしょう?

 

それは、自分が生れる前に描いたシナリオが実現できないということになるのです。

つまり人生の、生まれて来たところの、真実の意味が受け留められないということになります。

 

そして、それは、人間支配を企んできたエリートたちが、そのように、欠乏させ、恐怖を与え、教育し、誘導し、洗脳し、マトリックスにはめ込んできたのです。

 

洗脳されたままでいることは、支配者にエネルギーを与え続けます。

逆に言えば、洗脳から醒めると、支配者はエネルギーを失い、支配体制が維持できなくなります。

それがいま、人類の集合意識のなかで、起こっていることです。

 

 

新しい時代を迎え、生まれて来る子どもたちが、胎内の記憶や生まれる前にいた精神世界(雲の上の世界)を語るようになってきました。

いわゆるレインボーチルドレン、クリスタルチルドレンたちです。

 

彼ら、彼女らは、地球を地上天国にするため、親を助けて目覚めさせるためにやって来ています。