★ あなたは夫に依存しています！

★ あなたは夫に依存しています！


今日は滋賀での対面 と電話カウンセリング でしたが

昨日はこちらの会場で
久しぶりに土曜日での大阪面談カウンセリングでした。

ご利用いただきありがとうございました。

次回の大阪面談カウンセリングは、１０/１５（火）です。



夫に依存していると言われるんですが、私って依存してますか？
と聞かれるケースが非常に多いです。

非常に多い質問となると

読者の方でも、私も夫に依存してると言われた！
自身が夫に依存していると感じているという方もいるのではないかと思います。

また依存という言葉ではなく
執着していると言われた人もいるのではないでしょうか。

依存してるのかという質問での
私の展開を話そうかなぁと思ってますが
まず何を持って依存かと言うことです。

定義が曖昧だから
依存という言葉だけが一人歩きしているように感じます。

そしてどこか、自立はいいが、依存はダメ！という雰囲気を感じます。

だから依存してると言われると
あまりよくないイメージを抱くのではないでしょうか。

夫に依存してるよ！と言われると
あなたはダメ！と言われているように感じる人も多いようです。

だから皆さん私って依存してますかね？の質問に、どこか自分は悪いようだと言うニュアンスで質問されます。

依存の定義が難しいのですが
言われている事から考えると
甘えている・頼り切っている・一人では決めれない，夫次第で決まる、という定義なのかと思います。

この定義が正解なのかは横に置いて
まずは共通認識として上記の定義で話を進めていきましょう。


となるとですよ。

この世に依存していない人はいないのでは？と言えそうです。

私も含めて読者の方も、夫しかり夫以外の全ての人が
誰かに甘えて誰かに頼り
時には周りの人の言動で一喜一憂する事は誰しもあります。私は誰にも甘えてません！頼ってません！周りの人から全く影響を受けません！なんて人はいませんよね。いたらほんまに？と疑ってしまいませんか？ね。

生きるためには私たちは
依存は必要というか、依存なしでは、生きてはいけないと言えると思うんですね。ただこの生き方になるとテーマが大きくなるので夫婦で見ていきましょう。

まず夫の不倫を見ていくと
不倫関係を続ける行為には、生活を放棄しているわけですから
妻に頼っている甘えていると言えますので
夫も妻に依存していると言えるのではないでしょうか。

夫の生活面で言えば
食事を用意してもらえる洗濯は任せている。
生活面で妻に依存しています。

依存してなかったら家庭がありながらも不倫なんてできませんからね。
好き勝手できるのも甘えがあるからです。


夫が依存しているのなら
妻はどうなのか。

生活面では自立していますが、（自分の事も含め家族のことを妻は夫に頼ることなくしているわけですから）経済面では夫に頼っている人が多いのではないでしょうか。妻は生活面では自立してますが、経済面では依存していると言えます。

（逆の人もいるかと思いますが）

ただ、頼っているとか
甘えているという表現はちょっと違うのかもしれません。

夫婦関係ですから
どちらかが家庭を守り
どちらかが稼ぐ。
それぞれの役割があってこそ生活ができるのですから
頼る・甘えるという表現よりも生きるための役割と言えそうですよね。

妻は家庭を守るために生活を中心とする。
夫は生きていくためのお金を稼ぐ。
だから。
妻は経済面では依存するが、生活面では自立していると言えます。
夫は経済面では自立しているが、生活面では依存している。

それは何も依存が悪いとか自立がいい！という話ではなく
先ほどの話に戻りますが
夫婦だから生活するために
お互いが支え合うからこその役割を持って生きているのです。

補っているだけなのです。

夫婦関係が成り立っている時には
このように役割が支え合いだと見えますが
不倫問題があると
この役割が自立とか依存しているように映ると言えるようです。


夫の不倫関係が続き周りからすれば
「もう離婚しなよ！」と言う。
「だけど今の私じゃ離婚しても生活していけない・・・」
なんていうものなら
「依存してないで自立しなきゃ！」「仕事してお金を稼げばいいの！」となる。

だけど不倫問題がなければ
何度も言いますが
依存とか自立なんて話ではなくて
夫婦関係だから支え合ってるだけの話になるのです。

気持ちの面でもそう。

周りの人から
「なんで離婚しないの！」「自分の幸せを考えなきゃ！」と言われて
「いやこんな夫だけど気持ちがない訳じゃないんだよね」
なんて言うもんなら
「えー！それでも一緒に居られるの！」と、妻の存在を疑うような発言に変わる。
悪気はないのでしょうけど💦
気持ちの面で夫に依存してる！と映っちゃうんです。


ここまでされても夫に気持ちがあること。
ここまでされても
夫と修復したい気持ちは、強い執着心があると思うのでしょう。

夫の事は忘れて
夫に一喜一憂していないで
早く経済面と精神面で自立しなさいと言いたくなるのです。

だけど考えたら不倫がなければ今の気持ちのまま、夫婦関係が続くわけですから
妻の気持ちが冷めたわけではありません。
夫に気持ちがあるのは当然だと思います。

それに不倫発覚して間もないのなら尚更
気持ちなんてそんな簡単に消えません。
いや長く悩んでいる人でも
夫婦だから気持ちが中々切れないと感じるのは当然なのです。だってなんかわからないけど切れないから夫婦として長く続けられるわけですからね。


気持ちが消えないから
外を向いている夫の言動に一喜一憂してしまうのです。これは不倫の構図です。

仮に逆になれば
夫が妻の言動に一喜一憂していることでしょう。

不倫の構造上
外に向いた方に気持ちの面では依存してしまうというか、外に向いた相手に不安を大きく感じるため、相手に一喜一憂して相手次第になりやすい関係になるのです。

これは不倫問題があるからです。
また不倫が分かってから、夫への気持ちが強くなる人もいます。

色んな事言いましたが
夫婦に大きな問題がなければ役割としてお互い補って支え合うが
不倫問題があると
その役割が依存や自立。
執着となって映ると言えます。

特に、不倫問題は、経済面と気持ちや精神的が表面化するので
経済面で頼っていた人はそれを依存と言われ
何もなく夫婦関係で過ごして
急に気持ちは消える事はないのですから
不倫があって気持ちが切れないことが
依存や執着と言われるという事です。また不倫の構造上、外を向いた相手にこれまで感じなかった不安を感じるから相手に対して一喜一憂して相手に振り回される関係になるのが不倫発覚後の夫婦関係の構図です。

依存だとか執着していると言われたとしても
依存や種着の言葉に深く囚われずに問題と向き合ってほしいと思います。


生きるために私たちは依存して
支え合っているが
どこか自立して立って生きているわけです。

私が考える自立とは
甘える自分を許し甘えてくる人を許せること。
そして、ここは自分でできると思えることは自分でする。
甘えを事を許せて自分でできることは自分でする。
それが自立なのではないでしょうか。

甘えは許さない！
全部自分でしなさい！
これは自立ではなく自立を通り越した孤独になるのです。


【追伸】
依存しているとか執着していると言われて
本当にそうだなぁと思われた人は
依存や執着をキーワードに
人生を振り返ったり生き方を考え直してみるのは決して悪いことではないと思います。


いとうゆうじでした。

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