自宅で観た映画 〜7月編〜 | ゆびにんブログ -指人形10,000体作りま…すん-

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(2020/07/02 制作)


先月のプロフィール画像はかき氷うさぎでした、ショウジですショウジ

商品としても作ろうと思っていたんですがまだ途中…

夏の間に出来なかったらまた来年ということで…



さて、本日は7月に自宅で観た映画の備忘録でございますー

鑑賞本数がだいぶ少なめになってきました。

これまでの → 2018年2019年1月2月3月4月5月6月


『世界の涯ての鼓動』
公開当時評判になっていたため気になっていたが
札幌では上映されずレンタル待ちしていた作品。
男性は戦渦にある国にいていつ殺されるかわからず
女性はマグマ層に近い深海で研究材料の採取を行っていて
お互いにいつ死ぬかわからない状態のカップルを描いている。
男性パートと女性パートが交互に描かれるのだが
会いたい、会えない、生きて帰りたい、そわそわ、みたいなシーンが繰り返されるので
途中から眠たくなってきてしまい一部倍速で観てしまった。
ヴィム・ヴェンダース、『ベルリン・天使の詩』は好きだったんだけどなあ…


『生きてるものはいないのか』
染谷が出演しているので観たかった作品。
予告で「パンクか、ギャグか」みたいな煽りがついていたのだが
未知のウイルスで次々人が死んでいく話なので、今観ると洒落にならない内容だった。
昨年までに観ていたら単なる与太話として受け取っていただろうし
つまんない映画という感想だけになっていたと思う。
とりあえず現時点では笑い飛ばせない話なのでギャグ映画ではない…
「マンツーマンで死なれるの私やだから」っていうセリフだけは笑えた。
演技が下手な演者が多いので、染谷と渋川清彦のリアルさが際立っていた。
あと村上淳の役が良かった。彼はああいう役をどんどんやって欲しい。


『幸福なラザロ』
チラシを取っておいたシリーズ。
札幌ではディノスで上映されていて、閉館間際のばったばたの時期だったため
色々な作品を観に行き余力がなくて観られなかった記憶。
本作は前半と後半で全く違う趣の映画になっていて、展開が読めない作品だった。
ちょっとこれは事前情報を入れずに観ていただきたい作品。
私はチラシのビジュアルを眺めただけの状態で観て面白かったし、好きなオチだった。
あの時期のディノス、私にとってはめちゃくちゃ良いラインナップだったんだな…


『レディ・プレイヤー1』
観に行くか行くまいか迷って結局行かなかった作品。
金ローで放送されたので嬉々として観た。
面白かった…劇場で観れば良かったと思った。
すごく評判が良いエンタメ作品は素直に観に行こう。
今年は『パラサイト 半地下の家族』行っといて良かったし。
本作は映画・アニメ・ゲーム・音楽などの小ネタが大量に入っているので
世代や趣味が違う人と観るとより楽しめるかも。
私は「この曲なんだっけ…」とつぶやいたら
母が「サタデーナイトフィーバーだよ」と即答してくれてわかったりした。
それと、すべての小ネタを拾うのは諦めるとして『シャイニング』だけは観てから観た方がいい。
がっつり『シャイニング』なシーンが出てくるので。
ただ観てないとしても、観ていない登場人物と同じ視点で観られるので
それはそれで楽しめるかもしれない。


『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』
チラシを取っておいたシリーズ。
公開当時評判が良かったので気にはなっていたが
劇場で観るほどでも…と思って行かなかった。
ストーリーは単純でサラッと観られるんだけど
アクションや下ネタを偏執的と言えるほど丁寧に作っているのがすごい。
冴羽亮と香がフランス人でも全然違和感がないのもすごい。
監督のシティーハンターリスペクトがとにかく強いことがわかった。
作りたいものを作りたいように作るのは大事!


『EXIT』
公開当時ブランチで取り上げられていてちょっと気になっていた作品。
有毒ガスによるテロからいかに生き延びるかっていう話。
主人公がニートで、でも学生時代に培った技術を応用して活躍するので
受験戦争とか就職戦線から零れ落ちた人でも輝く瞬間が来る!みたいな話なんだけれど
結局、何らかの特技がないと有象無象だというメッセージなのかなと思った。
特技とか趣味とか何にもなくたって生きていていいっていう世の中じゃないと
例え特技がある人でも結局は生きづらくなってしまうんじゃないだろうか…
あと有毒ガスにあるものが効くっていうことがわかるんだけれど
コロナにも元々存在するものが効けばいいのに…と思った。


『オーシャンズ8』
金ローでやっていたので観た。
オーシャンズシリーズを観るのはこれが初。
ストーリーに嫌なところがなくて純粋に楽しめた。
登場人物が多いながらも利害関係で繋がっているため
人間関係がぐちゃぐちゃしてないのも良い。
あと、コンフィデンスマンJPも好きだし、人を騙したり高級品を盗んだりする話が好きなのかも…


『コンフィデンスマンJP ロマンス編』
新作の宣伝として放送されていたので観る。
劇場で観て以来の鑑賞だったけれど、2度観ても面白かった。
仕掛けが分かっているのもあって前回観た時とは違う見方で楽しめた。
モナコが好きなので、新作でも活躍してるといいなあ。
ここからは本当に備忘録…
三浦春馬が亡くなった日に放送されたため
作品の冒頭にテロップが出たのだが、映画が長澤まさみと三浦春馬のシーンで始まるので
心がざわつく出だしになっていた。
芸能人は亡くなっても映像にくっきりと残っているので
誰が亡くなった時もなんだかいなくなった気がしない。志村けんとか岡江久美子も。
私は誰しも死ぬタイミングも自身で決めていいものだと思っているので自殺すること自体は咎めないが
私とさほど年齢の変わらない30歳で自殺というのはちょっと早い気がして
さすがの私も「何も死ななくても…」と思った。
友達がいくら多くても死ぬ人は死ぬんだなと思ったし
嫌になった人や物事があっても優しさや真面目さゆえに逃げられない人だったのかなとも思った。
経済活動を回す人間が自殺によって減ることを食い止めたいと国が思っているならば
読んだことはないけれど「完全失踪マニュアル」みたいな本を
もっと推していった方がいいんじゃないだろうか。
何もかもを放り投げて新しく生きることは誰にでも出来ると私は思っている。


『ミネハハ 秘密の森の少女たち』
同一原作から作られた『エコール』を観たのでこちらも観る。
表現が直接的過ぎてえぐみが出ちゃってた…これはほぼサスペンス。
『エコール』は上手いことぼかしてダークファンタジーっぽくなっていたので
断然あちらの方が好み。新しい子が来たらリボン交換するシーンが好きだったし。


『ジュラシック・ワールド/炎の王国』
1作目を観ていたので本作も観る。
ながら見だったが、最初から最後まで鬼気迫る感じに疲れた。
女の子がクローン云々のくだりが結構あっさり流されているように見えたけれどカットしてたのかな…
クリプラがたくましく生き残っていく感じを観ていて
そのうちドウェイン・ジョンソンみたいに必ず生き残る役やる担当になっていくんじゃ…と思った。
いや既になってるのか…


『オンネリとアンネリとひみつのさくせん』
おうちふゆ、と観てきたのでこちらも観る。
泣けた…前2作品を観てきた人へのプレゼントみたいな作品だった…
オンネリとアンネリが前2作品よりも見た目も中身も大人になっていて
すごくしっくりくる話になっていた。
3作品とも子どもの気持ちを尊重した物語になっていて本当に良いシリーズだ。


『卵』『ミルク』『蜂蜜』
『蜂蜜』のチラシを取っておいていて観ようと思ったら
『卵』『ミルク』『蜂蜜』で3部作になっていると知ったのでセットで借りた。
年齢的には『蜂蜜』『ミルク』『卵』の順なのだけれど、ここは素直に製作年順に観ていく。
3本ともセリフが少なく、とても静かな映画でよくわからない部分があり
特に『ミルク』が難解だった。
元々セリフが少ない静かな映画は好きだし、本シリーズの映像も好みなのだけれど
ストーリーがあまり好きじゃないのか、「手放しで好き!」というところまでは行かなかった。
息子と母の一筋縄ではいかない関係性を描いているので、それ系の作品が好きな人は好きかも。
あえて一番好みなのを選ぶとすると『卵』かな…
ユスフと女の子が遠くにいるお互いを見つけて見つめ合うシーンが良い。


『ローズ』
母のリクエストでレンタル。
某有名人が仕事について悩んでいた時にこの映画を観て励まされたという話を聞いたそうで
それで観てみたいとのことだった。
2人で観てみた結果「この映画のどの辺に励まされるのかわからない…」という結論にいたった。
励まされポイントは人それぞれだな…
ジャニス・ジョプリンをモデルにした作品で、薬とお酒に溺れる様子は
私がここ数年で観た『ボヘミアン・ラプソディ』『ロケットマン』『ジュディ 虹の彼方に』
共通のものを感じたし、音楽映画の走り的な存在なのかなと思った。
この中だと『ロケットマン』が好き。エルトンが存命なことに何よりも救われるから。


『やかまし村の子どもたち』『やかまし村の春・夏・秋・冬』
かつてフェリシモのブックポートクラブという会報誌を取っていて
その中の映画紹介のコーナーで紹介されていて
いつか観ようと思っていたので借りてみた。
1作目はサザエさん並みの平和さに少しげっそりしてしまったが
2作目は季節ごとのイベントの様子と、それらを存分に楽しむ村人たちを観ているだけでも楽しく
子どもたちが知恵をしぼって繰り出すいたずらがたくさん入っていて面白かった。
監督を知らずに観ていて観終わってから
私の好きな『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』のラッセ・ハルストレムだと知り
なるほど子どもたちを生き生き撮れるわけだ…と思った。


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