自宅で観た映画 〜1月編〜 | ゆびにんブログ -指人形10,000体作りま…すん-

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これまでの → 2018年2019年

1月は土日もなにかと出かけていたり、本と雑談ラジオの過去回を聞いたりして

映画鑑賞に時間を割かなかったため本数少なめです。

…というか普段の本数が異常w


『落下の王国』
録画しておいたものを鑑賞。
前々から良いと聞いていたので自宅での映画始めはこの作品にした。
評判に違わず良かった…
失意の青年と悲しい過去を持つ少女が仲良くなる、これだけでも最高。
そしてロイが創造した物語の世界の美術・衣装が素晴らしすぎる。
途中で登場するお姫様の衣装とかほんと素敵。石岡瑛子は良い仕事を世に遺したなあ…
ロイ役のリー・ペイスは昨年観た『キャプテン・マーベル』に出ていたらしく
えっ!?どこどこ!?と検索してみたけど、あれじゃわからんわ…
本作ではすっぴんだしイケメンでした。
想像の中じゃなく、ベッドに横たわってうじうじしてる方のビジュアルが好みだった。
アレクサンドリア役の子もぽちゃぽちゃしてて歩いてるだけでかわいかったなあ
彼女はどうやら本作にしか出ていないらしく残念。


『グッバイ、サマー』
録画しておいたものを鑑賞。
ミシェル・ゴンドリーはこれと『ムード・インディゴ うたかたの日々』しか観ていないが
部分的には好きなところがあっても全体通して見るとなんか苦手…という感想になる監督。
ムードインディゴは衣装や美術は好きだけど、話がどんどん暗くなっていくのがいやで
本作は少年2人が旅をするシーンは好きだけど、その前後が好きじゃなかった。
主人公が友達に習った技をいけすかないやつにかけるシーンくらいしか爽快感がないのも辛い。
ゴンドリーよ、もうちょっと笑えるシーンを入れてくれ…


『マスカレード・ホテル』
テレビ放映をリアルタイム視聴。
細かいエピソードの集約で事件が解決へと向かうのだが
もしかして連作短編集を映画化してるのか?と思ったくらい散漫としてた。
最後の仮面舞踏会的な演出も謎だったし…
映画の冒頭で老婆が登場した時点で「これ松たか子じゃない?」と言った母にはビビった。
私は変装だというところまでしか気づかなかったので。
なんでわかったの?と聞いたら「声」とのこと。恐るべし母…


『スマホを落としただけなのに』
テレビ放映をリアルタイム視聴。
続編の予告で成田凌がレクター博士みたいな感じで出てくるので
もう犯人はわかっている状態で観たのだが、それを差し引いてもつまらなかった…
音楽の付け方が酷かったし。何あのハワイアンな音楽。
あと、邦画をテレビで放送すると演技が酷い人が目立つなと改めて思った。特にKK……
成田凌は意外にそこの乖離がなかったのでわりかし上手い俳優なのかもしれない。


『疾風ロンド』
テレビ放映をリアルタイム視聴。
1シチュエーションとまでは行かないものの、終始スキー場で物語が展開するので
半分くらいまで観たところで飽きて友人とのスカイプに興じてしまった。
結末はちゃんと観たけど…これを映画でやる意義は感じられなかった。
スペシャルドラマでいいじゃん。


『夜は短し歩けよ乙女』
録画しておいたものを鑑賞。
湯浅政明監督作品は『きみと、波にのれたら』『夜明け告げるルーのうた』を観ていて
どちらも好きではなかったので合わないかも…と思いつつ観たらこれは好きだった。
森見登美彦の原作からして独特な世界観なので
これくらいカオスに作ってるくらいがちょうどいい。
そもそもあれが一夜の出来事っていう設定自体がぶっ飛んでるし。
湯浅監督作は現在放送中の「映像研には手を出すな!」もおすすめ。
ものづくりの楽しさが詰まっていてわくわくする良作!
きっと彼はオリジナルを作らないほうがいいんだと思う。


『ゴースト/ニューヨークの幻』
お正月に放送されたものを録画しておいたのを鑑賞。
有名なろくろのシーンはてっきり彼が死んだ後のシーンだと思っていたので
割と最初の方で登場し、それも生きてる状態だったので驚いた。
超有名作品でも実際に観てみないとわからないことってある。
『卒業』とかもラストシーンに至るまでの経緯こんなんかよ…と思ったし。
それはさておき本作はウーピー・ゴールドバーグくらいしか楽しめるところがなくて
つっこみどころでいちいち声に出してつっこみながら観て退屈を紛らわせた。
「もう何を信じていいのかわからない…誰も信じられない…」とか言いつつ
どう見たって怪しい彼氏の友達をあっさり信じ切る彼女、お馬鹿さん!
まあ彼女が冷静に判断出来てたら終わりの方のファイトシーンがないから
もっとつまんなくなるんだけど。
ギロチン場面は観てていえーい!!ってなったので彼女が馬鹿で良かった。


番外編 〜 自宅で観た舞台 〜

『かもめ』
2017年にEテレで放送されたものを録画しておいたのを鑑賞。
札幌でも上演されたのだが、上演されること自体を知らなかったため生で観ることは叶わず…
放送されてよかった!しかし暗そうなのでなかなか手が出ずようやっと観た。
渡辺大知が出てるので観たかったんだけど、全員から蔑ろにされる役で可哀想だった。
あのうざさ、卑屈さ、蔑ろにしたくなる気持ちもわからないではないけど…
本作は簡単に言ってしまえばキャストがほぼ全員片想いしている話で
渡辺大知→中嶋朋子→坂口健太郎→満島ひかり→田中圭といった感じになっているのだが
放送前の人物紹介がなければ正直理解できなかった気がする。
実際に舞台を観に行った友人は最後までよくわからないまま観ていたそうだし
私も脇役の恋模様まではよくわかんなかった。なんでこの人がこの人に迫るの?とか。
そんでもってテンションが最初からMAXな舞台なので、げっ…最後まで観られるかな…と思ったが
中盤、満島ひかりと田中圭が惹かれ合う場面からはグッと引き込まれて集中して観られた。
満島ひかりが放った「あなた変わったわね」っていうセリフの冷たさには心底ゾッとしたし
最後の方の情緒不安定&支離滅裂な感情表現は素晴らしかったなあ…
あと田中圭ってドラマとか映画よりむしろ舞台向きかもと思った。
機会があったら彼が出る舞台を実際に観たい。もちろん満島ひかりが出る舞台も。
それにしても坂口健太郎と満島ひかりの役がどこまでも純粋なのに対して
2人以外の役は性格が悪い人ばかりなのには辟易した。
まあ2人のピュアさを引き立たせるためなんだろうけど…

昨年は松尾スズキと安藤玉恵(と吹越満)の『命、ギガ長ス』
今年は小林賢太郎の『うるう』を観劇したのだが
舞台ってキャストが少人数のものの方が楽しめる気がする。
人が少ない分、演者にかなりの演技力が必要だし
パントマイムやセットに工夫が凝らされていたりして
結果的に伝えたいことの純度が高くなるというか。
両作品とも感想はTwitterに端的にしか書かなかったのだが
どちらも本当に素敵な舞台で笑えて泣ける優しい作品だった。
『うるう』には小林賢太郎がパントマイムで少年を抱っこするシーンがあるのだけど
首にすがって抱きつく男の子が本当に見えて心から感動した…
あとどちらの舞台も水分補給が笑いどころとして作中に組み込まれているのが面白かった。


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今月のおすすめは『落下の王国』『夜は短し歩けよ乙女』です。