ジョジョ・ラビット | ゆびにんブログ -指人形10,000体作りま…すん-

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日記を書きつつ、ゆるーく指人形10,000体を目指すブログです。

映画『ジョジョ・ラビット』のジョジョのフェルトの指人形
(2020/02/02 制作)


今月のうさぎにまだ着手していない、ショウジですショウジ

ここやらTwitterやらインスタやらあちこちのプロフィール画像を月替わりにしているのですが

2月のうさぎはまだ何を作るのかも決めておりません!

さーどうしたもんかな…

今日明日中には替えたいものですが。




さてさて!本日はこちらの映画の感想でございます。

観たのは先々週…なかなか指人形に着手できず、今日にいたりました。

みなさんとにかく早く観て!!!


『ジョジョ・ラビット』

◎あらすじ◎
ヒトラーユーゲントに所属している主人公・ジョジョは
毎日空想上の親友・ヒトラーと会話し、日々鍛錬を積んでいたものの
合宿でうさぎを殺せず、ジョジョ・ラビットというあだ名をつけられてしまう。
それでも戦意高揚のポスター貼りなどをがんばるジョジョだったが
ある日、自分の家の壁の中に住むユダヤ人の少女・エルサを見つけてしまい…

◎レンタル予想◎
戦争/ヒューマンドラマ

◎つながり作品◎
ライフ・イズ・ビューティフル(ユダヤ人迫害に対峙する子どもと最後に残る希望)

◎観に行くきっかけ◎
ストーリーや宣伝ビジュアルを見て好きそうだなあと思ったので
公開日が決まる前から絶対に観ようと決めていました。



感想をひとことで言いますと


すべての瞬間が愛おしい!


美術、衣装、音楽、何もかもが好みだったんですが、特にストーリーが好みでした。

ジョジョ、ジョジョのお母さん、壁の中に住むエルサがそれぞれに互いを思いやって

どうすればいいのか悩み、考え、小さく行動していく姿がとても愛おしかったです。

こんなに優しい戦争映画が作れるんだ…って思いましたねえ。

作中の登場人物の優しさに私は何度も泣かされました…

戦争映画でありながら子どもの青春映画でもあるのも素晴らしかったなあ。

そして、戦争映画の割に、親子で踊ったりサイクリングしたりと

結構平和な場面が多いんですけれども

そこにさくっと物騒なシーンや差別について描かれたシーンが挿し込まれるんですよ。

それが効いていて、戦争が平凡な日常に影を落とす存在であるということが自然に描かれていたし

子どもが観ても理解しやすいんじゃないかなと思いました。




ジョジョ、エルサ、ジョジョの友達のヨーキー、みんなお気に入りなんですが

今回はスカヨハが演じてるジョジョのママン・ロージー!!

もうねー本当このママンがとにかく良いんですよ…

ジョジョの父親は戦争に行ったきり不在の状態なので実質母子家庭なんですね。

ジョジョが反抗した時に、ママが煙突の煤を口の周りにつけてヒゲに見立てて

父親と母親の1人2役を演じて喧嘩を収めるシーンがたまらなかったです。

そしてママンに匹敵するくらい

サム・ロックウェル演ずるクレンツェンドルフ大尉が最高でした。

『スリー・ビルボード』で初めて観て、あの時はいまいち好きになれなかったので

今回は最初からむむ…って感じで観ていたんですよ。

だもんでその分、後々のあれやこれやにグッときました。

結果的に『スリー・ビルボード』観といてよかったw




日本がドイツと組んでいた事実が頭の片隅にあることも相まって

他国が攻め込んできて戦闘が起こるシーンではどうしてもドイツ側に肩入れして観てしまいました。

もちろん負けるのはわかってるんですけどね…

そして、最後に映し出されるリルケの詩にはかなりグッと来ました。


"すべてを経験せよ
美も恐怖も
生き続けよ
絶望が最後ではない"



ショウジが今年観た映画一覧。

★★★はぜひ劇場で!!★★はぜひDVDで!という基準で決めています。

『ジョジョ・ラビット』は年間ベストに残る予感がします。


映画に感動しているうさぎの指人形
「良い映画観たなあ」  ★★★相当


ジョジョ・ラビット (シネフロ)
フォードvsフェラーリ(試写会@ユナイテッドシネマ札幌)


微笑んでいるうさぎの指人形
「面白かった」  ★★相当


ボーダー 二つの世界(シネフロ)
ラストレター   (試写会@共済ホール)


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指人形はジョジョ。本っ当可愛かったなあ…