(湯浅醤油と金山寺味噌の歴史6)朝 味噌 夕 醤湯  その讃仰の詩に日く | 世界一の醤油をつくりたい 湯浅醤油有限会社 社長 新古敏朗のブログ

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丸新本家湯浅醤油有限会社の新古敏朗です。

 

中瀬賢次 著より 抜粋

 

偉哉国師開祖翁法燈円明無門禅 未醤醤油遍四海万人斎仰尽古今

国師は諸国を行脚して門流が繁栄するに連れて味噌・醤油の製法は全国に普及して行ったのであった。

また国師は、みそ・しょうゆの製法とともに唐の普化禅師を祖とする普化祭の開祖としてあがめられている。普化宗は禅宗の一派である。一管(尺八)の笛を吹いて托鉢するものを虚無僧(信徒)と称する。「明暗両頭を坐断して明暗不到処に透徹し、一管の笛を吹きて法輪を転ずという。」

 

尺八

これは口碑であるが、普化僧には紀伊由良の興国寺と京都の妙光寺で三か月間、みそとしょうゆの製法を講習させてからのち、諸方を行脚托鉢せしめたと伝えている。

 

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味噌醤油の作り方を、虚無僧から教えてもらったという地域が有る

私は、福島の神社関係者からそんな話を聞きました。

 

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