日時:2007年1月27日

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                   (千葉県)

コース:日本寺→大仏→地獄のぞき→鋸山→見晴台→日本寺

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                (鋸山)

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 南側の鋸南町(保田)から眺める鋸山です。房総半島の南部にある鋸山は鋸の歯のような稜線の山で目印になる山と言われています。今回は南房総の鋸山~伊予ヶ岳~富山と名山三つを登ります

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 南側山麓の車道から眺める鋸山です。中腹に日本寺の大仏が見えます。今回の鋸山へは入内料を払って日本寺から登ります※「地獄のぞき」や「大仏様」といった、鋸山の名所に行くには入内料を払って行きます

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 日本寺境内の大仏広場から眺める、岩盤に掘られた日本一大きい大仏「薬師瑠璃光如来」です。高31mで、鎌倉の大仏の2倍以上有ります

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如来様などの石仏が並んでいます

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展望台から眺める南東側に、遠くに伊予ヶ岳(左)~富山(右)方面です

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 「地獄のぞき」の跳ね出た先端です。ここ鋸山は、室町時代から昭和まで、房州石(金谷石)と呼ばれる石材を切り出した石切場跡です。この「地獄のぞき」は、石切り職人が残した跳ねだし部分と云われています

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「地獄のぞき」の先端から眺める東京湾、浦賀水道、金谷港(手前)方面です

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振り返り見る、「地獄のぞき」の先端です

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 鋸山の三角点山頂へは山道を進みます。※三角点のある鋸山へ向かい、帰路に日本寺の北口管理所へ再入場する場合は入内券が必要なので無くさないようにします

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鋸山(330m)山頂です。「房州低名山」の名板が有りました

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鋸山(330m)三角点山頂ですが、展望はあまり良く有りません

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「東京湾を望む展望台」入口です

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石を切り抜いて作られた「百尺観音」です

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「地獄のぞき」の下部にある石切り場跡です

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地獄のぞきを下から見上げます。

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 ロープウェイ側の展望台付近から眺める南側に、鋸南町・保田(右)と遠くは伊予ヶ岳~富山方面です

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日本寺境内に千五百羅漢の石仏がたくさん並んでます

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弘法の護摩窟です。この後、日本寺の駐車場へ戻りました

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伊予ヶ岳への移動中に振り返り見る、鋸山です


コース:天神郷→展望台→伊予ヶ岳→分岐→県道→天神郷

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              (伊予ヶ岳)

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 天神郷への道で眺める「房総のマッターホルン」伊予ヶ岳です。房総では数少ない岩峰の山で、千葉県内で唯一山名に「岳」が付く山です。伊予ヶ岳へは天神郷の鳥居を潜り平群(へぐり)天神社の境内駐車場に停めて歩き始めました

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 富山方面と伊予ヶ岳の分岐道標です。天神郷の登山口からこの分岐までは概ね整備された道でした。ここから伊予ヶ岳を往復して来ます

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 伊予ヶ岳への途中、富山などが望める展望台が有りました。東屋とテラスも有るので小休憩に良い所です

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 展望台(東屋)のテラスからの南東側の展望です。手前の集落は登山口の天神郷方面です。遠くの山は御殿山です

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 展望台(東屋)を過ぎると嶺岡中央林道との分岐が有り、この先岩場の道が始まります。付近の看板に「ハイキングコースはここまでです。この先 大変危険ですので注意してください」注意書きが有りました


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ロープが設置された岩場の道が続きます

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 南峰手前から眺める南峰山頂と富山(左)です。南峰の切り立った岩の先に手すりが見えます

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伊予ヶ岳の南峰(337m)山頂です。岩の上に鎖が張られ展望台になっています

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伊予ヶ岳南峰の岩峰と、遠くは下山後に登る富山です。富山も双耳峰になっています

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 南峰から眺める北東側の北峰(右)と、遠くは鋸山(中)と東京湾方面です。伊予ヶ岳の三角点は北峰に有りますので北峰へも行ってみます


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 二等三角点が設置されている北峰から振り返り見る、南峰です。なお北峰は狭い山頂でテスリも有りませんので、南峰に戻りランチ休憩をしました

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戻って来てランチ休憩をした南峰です

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 南峰からはスリップしないよう注意して富山分岐まで下ります。なお分岐からは富山方面へ下り周回します

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 富山方面への道から振り返り見る、双耳峰の伊予ヶ岳です。左が三角点のある北峰で右の尖った岩塔が南峰です

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スイセンが咲く民家の横に下りて来ました。振り向くと伊予ヶ岳がきれいに見えます

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 南側山麓から振り返り見る、伊予ヶ岳とスイセンです。この周辺から眺める伊予ヶ岳がまさに「房総のマッターホルン」ですね。今回、このアングルを観る為に周回しました。この後、県道を歩き天神郷へ戻り富山へ移動しました


コース:芝入口→福満寺→富山(とみやま)→奥沢林道→伏姫籠穴→芝入口

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                (富山)

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 表参道登山口の福満寺の仁王門です。芝集落から南側の表参道を歩き(逆時計回り)富山を周回します。なお富山は「南総里見八犬伝」の舞台となった山で、房総一の名山と言われています

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 富山への表参道はスイセンが咲き乱れる群生地を歩きます。南総は1月でスイセンが満開になるくらい暖かい土地なんですね

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 南峰の観音堂(342m)です。展望は有りませんが、昔は南峰が富山の主峰でした。また南峰に「安房国札所34観音霊場の12番札所・福満寺」の七間四方の本堂があったそうでしたが火災にあい、今は仮設のような「観音堂」が建ち、白木の小さな観音立像が祀られています

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富山の北峰(金毘羅峰・350m)から振り返り見る、南峰です

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 北峰に有る皇太子ご夫妻散策記念碑です。北峰付近は平成11年に皇太子ご夫妻のご来臨のおりに公園整備されようで、展望台も有ります。展望台からは鋸山、嶺岡連山、天気が良いと富士山などが望めるそうです

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 北峰には八犬士の標柱も有ります。ここは里見八犬士終焉の地だそうです。この後、分岐まで戻って八犬伝の伏姫籠穴を観に行きます

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 分岐からは整備された階段を下ります。階段を下ると奥沢林道終点に出て長い林道歩きになります。途中、所々にスイセンが咲いていました

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伏姫籠穴です。籠穴は門をくぐり階段を上がった先に有ります

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 里見八犬伝の伏姫籠穴です。伏姫が八房と暮らしたとされる洞窟で、命を絶った伏姫がここに眠ると云われています。この後、奥沢林道を歩き芝集落へ戻りました