天長節に寄せて、今上天皇陛下もう還暦ではなく、まだ還暦という思い。

親愛なるみなさまこんにちは

中井耀香です

本日２月２３日は令和始まって最初の今上天皇陛下のお誕生日でである「天長節」ですね。

謹んで天皇陛下のお誕生日をお慶び申し上げます

それに先立って、昨日35分に渡り陛下への記者会見が行われ、

それをネット動画で拝見させて頂きました

読売新聞さんより

今はテレビとか見なくてもタイムリーにいろんな情報を知ることが出来てとても便利ですね。

おまけにノーカットですよ奥さん!

iPhoneのエアーポッズで聴かせて頂けたので

動きながら聴けて本当に便利な世の中です。

陛下もお言葉の中で

近年は特に変化の激しい時代です。例として挙げられたAIが、数年前には今のように話題になっていなかったことや、今では当たり前に使われ、われわれの生活を大きく変えているスマートフォンの普及、平成の初期と比べても人々の生活環境は異なってきていると思います。

と仰られていらっしゃいましたが、平成の初期の頃と比べて全く変わりましたよね。コロナウイルスの影響下でも「テレワーク」でOKという企業が多くでたのもネット環境などのお陰です。

ここからは

私が今回の記者会見での陛下のお言葉で印象に残ったことを書いてみたいと思います

この会見では

天皇としての陛下

夫としての陛下

父親としての陛下

息子としての陛下

のお人柄を感じる温かい会見でした

まずは「天皇としての陛下」は

日本国及び日本国民統合の象徴としての私の道は始まってまだ間もないですが、たくさんの方々からいただいた祝福の気持ちを糧に、上皇陛下のこれまでの歩みに深く思いをいたし、また歴代の天皇のなさりようを心にとどめ、研鑽を積み、常に国民を思い、国民に寄り添いながら象徴としての責務を果たすべく、なお一層努めてまいりたいと思っております。

とお言葉を述べられ、「日本国民統合の象徴」であることを繰り返し仰って下さいました。

常に国民を思い、国民に寄り添い、象徴としてあるべき姿を模索しながら務めを果たし、今後の活動の方向性についても考えていきたいと思っております

とも仰っていました。

平成の時代には、皇太子として上皇陛下のお近くでさまざまなことを学ばせていただき、準備をしてまいりました

と仰っている様に、私は今上天皇陛下は、長い間鋼の様に天皇になる為に鍛えてこられた方だなっという印象なんです。

硬い鉄ではなくて、柔軟だけと強くしなやかな鋼鉄の様な芯の強さを観じます

そして近代天皇の中で一番ご高齢でのご即位となったことに対しての質問でも

即位の年齢については、歴代天皇の中ではより高齢で即位された天皇もおられますが、還暦を迎えるのにあたっては、もう還暦ではなく、まだ還暦、という思いでおります。

とお答えになり、流石だな～素敵っと感じました

還暦は易学では暦が一巡し原点の自分に戻る年なので、

赤ちゃんに返るということで、赤いちゃんちゃんこを着るわけですが、人生100年時代に突入するわけですから、当然まだ還暦なのですね。

頼もしいお言葉でしたし、同年代の方たちもとても励まされたお言葉だなっとも感じました。

そして、「夫としての陛下」としては

雅子皇后陛下への感謝の言葉を繰り返し仰っていらっしゃいました。

即位以来忙しい日々を送る中でも、私や愛子にもいろいろと細かく心を配り、活動を支えてくれており、公私にわたり良き相談相手となってくれています。私も今後とも出来る限り雅子の力になり、支えていきたいと思っております。国民の皆さまには、これまで雅子に温かく心を寄せていただいていることに、あらためて心より感謝の気持ちを述べるとともに、引き続き雅子の回復を温かく見守っていただければありがたく思います。

と仰られ、ご即位に関する全ての儀式や行事に出席なされた雅子さまを敬わられ感謝されているご様子が感じられました。

私は陛下が皇后陛下のことを

「雅子」と呼び捨てにされる所が結構萌えポイントなんです

夫として、僕が雅子さんを守ります

と仰ったプロポーズのお言葉の通り、ずっとその変わらぬ決意と愛情が伝わって来て、キュンとします。

皇太子時代の結婚後の会見で、皇后陛下を

「雅子さん」から「雅子」と呼び捨てにされた瞬間、夫としての覚悟を感じ、男らしい方だなぁーと思いました。

　他方、雅子はまだ回復途上にあり、昨年12月の誕生日の際に医師団が見解として述べている通り、体調には波があり、大きい行事の後や行事が続いた場合には疲れがしばらく残る傾向があります。近くで見ているととてもよく頑張っていると思いますが、決して無理をすることなく、これからもできることを一つひとつ着実に積み重ねていってほしいと思います。

と気遣われるお言葉も述べられていました。

大病をされた場合、どの病気にも「後遺症」はつきものだが、精神的な病気にもその後遺症はあるのです。

私も10年前に2年間うつ病でかなり苦しんで復活したが、実は去年までこの後遺症に結構苦しんでおりました

ので、仕事はあまり無理せず、出来ることをさせて頂く様にして、体調の管理と健康管理を優先して過ごしていたら、この後遺症がほとんど出なくなって来たので、いよいよ元気になって来た気がしています。時間が掛かるものだと実感。

ので、皇后陛下も無理せずお身体とご相談してお過ごし頂きたいなっと私も思います。

「父親としての陛下」としてのお言葉としては、

愛子は、この3月に学習院女子高等科を卒業いたします。充実した高校生活を送ることができたようで、ひとえに先生方や多くのお友達のおかげであると感謝しております。

高校を卒業し、大学へ進学すると、今まで以上にさまざまな経験を積み重ねながら視野を広げていく時期になると思います。それとともに、充実した学生生活を送ってほしいと思っています。その中で、自分のやりたいことを見つけ、成年皇族としての公務とのバランスを見出しながら、将来への希望を描いていってもらえればと思っております。

と仰られていらっしゃいました。お嬢様が大学生になる父親はいろいろと心配事も多くなる時なのではと推察致します。

高校生活とは違い、サークル活動や新しい友人たちなど全く違う環境が待っていらっしるでしょうから。

でも愛子さまの事をお話しなられる陛下のお顔はとても柔和で、娘さんの成長をとても愛おしくみつめて来られたパパのお顔になられてほっこりさせて頂けるシーンでした。

陛下と皇后陛下はご結婚後なかなかお子様に恵まれず、男子を産んで欲しい宮内庁や国民感情などのプレッシャーで、とてもお苦しい時期があったことと思います。

当時テレビのテロップで「雅子さまご懐妊」のニュースが流れた時は「ヤッター!万歳」と飛び上がりました。

私は離婚したばかりの大変な時でしたが、そんな事より皇室の弥栄が大切なアラサー女子だったので、それも懐かしい思い出です。

そして「息子としての陛下」としては

上皇、上皇后両陛下のこれまでの歩みに思いをいたす度に、深い感謝と敬意の念を覚えております。これから高輪へのご移居のご準備や、ご移居に伴う新しい環境への順応などのご負担を案じております。ご退位後、上皇陛下には生物学研究所へのお出まし、上皇后陛下には音楽鑑賞や美術鑑賞などへのお出ましなど、これまで十分に時間がお取りになれなかったご活動にもお時間をお割きになれるようになればと思っています。末永く、お健やかにお過ごしいただけますよう、心よりお祈り申し上げます。

とお言葉を述べられ、いつまでもお健やかにお暮し頂ける様にといつも心を配られてるご様子が感じられました。

私は父親が54歳で亡くなったのでいつも思うのですが、夫婦が80歳を越えるまで一緒に時間を共有できたとしたら、それはそれは大変幸せな事だなっと思うのです。

身近でも同級生女子が未亡人になったりしていますし、誰もが夫婦そろって還暦を迎え、古希を迎え、金婚式を迎えられるわけではないのです。

「当たり前」の様に感じていることは、案外「奇跡的」なことだったりするのに、もっともっとその奇跡的なことを喜ぶと、もっと奇跡的なことが起こるのになっと思います。

他にも陛下はこれまでの60年の人生を振り返られ

ご幼少期の39年の東京オリンピックや昭和45年の大阪万国博覧会へのご参加の思い出

成年に達してからのオックスフォード大学への留学や、皇太子となられて平成5年のご結婚され、お二人で支え合いながらいろいろなことのご経験や、愛子さまの成長への感謝にも触れられ、近年の日本の震災などへの気遣いなどへも言及されていらっしゃいました

全文は

即位行事の温かい祝福の声に感謝。天皇陛下60歳会見(全文)

コロナウイルスの影響で一般参賀が無くなったのは残念でしたが

こんな時は家でネットニュースを見て大人しくしている方が良いですね

改めて、天皇陛下お誕生日おめでとうございます