オーバーベット
日本には市場がないのであまり馴染みはないかもしれないが、
天然ガス市場というのは、どこか魔性の魅力をもっている。
私もその昔、散々な目に遭った事が何回もあるのだが、
トレードを止めようという気には一度としてなったことはない。
ついつい、 "Buy September Natural at Market"とか
言ってオーダーを出してしまう。
天候という自分の力ではどうしようもないものに大きく値動きが影響されること、
そして値動きが他のどの相場よりもダイナミックなことが、
トレーダーの心を掴んで離さない魅力となっているのだろう。
今年は8月後半から涼しい日が続いたことや、
いつまでまってもハリケーンがやっていないことが嫌気され、
今月だけで23%、8月の初めからでは33%以上下落している。
米国の最大手ヘッジファンドの一つ、アマランスが
9月だけで40億ドル以上の損失を出したのも、
天然ガス取引の失敗によるところが大きい。
どうやら、ハリケーン絡みの相場上昇を見込んで
かなりのポジションを張っていたようだ。
40億ドル、という絶対的な額だけで騒ぐのもなんだが、
パーセンテージでも損失は35%以上になったらしい。
小規模のアグレッシブなファンドならまだしも、
これだけの大きなファンドにとっては致命的なマイナスだろう。
ちなみに、8月にもマザーロックというファンドが
天然ガスによる損失で閉鎖に追い込まれている。
こうした結果はほぼ100%ポジションの持ち過ぎ、
オーバーベットと呼ばれるものに原因がある。
オーバーベットは個人投資家がまず最初に陥る失敗の一つ。
資金管理、ポジションのコントロールの重要性は
いろんな本に書いてあるし、頭では十分に分かっているはず。
だが実際に相場を張ると、それはたちどころにどこかに消え去ってしまう。
ヘッジファンドというとマーケットのプロ中のプロ、とのイメージが強いが、
結局はみな同じあやまちを犯しているという事か。
天然ガス市場というのは、どこか魔性の魅力をもっている。
私もその昔、散々な目に遭った事が何回もあるのだが、
トレードを止めようという気には一度としてなったことはない。
ついつい、 "Buy September Natural at Market"とか
言ってオーダーを出してしまう。
天候という自分の力ではどうしようもないものに大きく値動きが影響されること、
そして値動きが他のどの相場よりもダイナミックなことが、
トレーダーの心を掴んで離さない魅力となっているのだろう。
今年は8月後半から涼しい日が続いたことや、
いつまでまってもハリケーンがやっていないことが嫌気され、
今月だけで23%、8月の初めからでは33%以上下落している。
米国の最大手ヘッジファンドの一つ、アマランスが
9月だけで40億ドル以上の損失を出したのも、
天然ガス取引の失敗によるところが大きい。
どうやら、ハリケーン絡みの相場上昇を見込んで
かなりのポジションを張っていたようだ。
40億ドル、という絶対的な額だけで騒ぐのもなんだが、
パーセンテージでも損失は35%以上になったらしい。
小規模のアグレッシブなファンドならまだしも、
これだけの大きなファンドにとっては致命的なマイナスだろう。
ちなみに、8月にもマザーロックというファンドが
天然ガスによる損失で閉鎖に追い込まれている。
こうした結果はほぼ100%ポジションの持ち過ぎ、
オーバーベットと呼ばれるものに原因がある。
オーバーベットは個人投資家がまず最初に陥る失敗の一つ。
資金管理、ポジションのコントロールの重要性は
いろんな本に書いてあるし、頭では十分に分かっているはず。
だが実際に相場を張ると、それはたちどころにどこかに消え去ってしまう。
ヘッジファンドというとマーケットのプロ中のプロ、とのイメージが強いが、
結局はみな同じあやまちを犯しているという事か。
底入れ間近?
9月14日の引け後(日本では15日)に
このブログ で取り上げて以降、
コーンは結構好調に値を回復してきている。
今日も朝方発表された輸出成約高が
事前予想を大きく上回ったことが好感され
ファンドを中心に買い戻しが集まった。
弱気のUSDA需給報告を受け
大きくギャップを開けて落ち込んだ
8月11日以来の高値更新だ。
ここ1ヶ月以上重くのしかかっていた
12月限250セントの抵抗線を突破したことも心強い。
相場底入れへの期待を確信に変えても良い頃かも。
この前にも指摘したように地合いは決して弱くないのだから、
目先の売り材料が出尽せば相場は自然と上向くはず。
だが、あせりは禁物だ。
ここまでの反発はテクニカルな要因が主導している。
ファンダメンタルズに劇的な変化が起こったわけでも、
これまで売りの手掛かりとなっていた材料が
消えてなくなったわけでもない。
本日突破した250の線を再び割り込むようなら
再び直近の安値あたりまで売られることも十分にあり得る。
雨などによる収穫の遅れが材料として取り上げられているが、
イールドが下がらない限り、収穫の遅れは
長い目で見て買いの手掛かりとするべきではない。
あと何日かすれば必ず今の反動で売らだろうから、
そのときに安値を拾うほうが賢明だ。
まだそれほどあせることはない。
輸出が100万トンを上回る好調さを持続する限り
240台前半ならいつでも買いのチャンスと考えよう。
ただ、原油がさらに値を下げるようなら少し注意が必要。
エタノール需要への期待がしぼんでしまう恐れがある・・・
このブログ で取り上げて以降、
コーンは結構好調に値を回復してきている。
今日も朝方発表された輸出成約高が
事前予想を大きく上回ったことが好感され
ファンドを中心に買い戻しが集まった。
弱気のUSDA需給報告を受け
大きくギャップを開けて落ち込んだ
8月11日以来の高値更新だ。
ここ1ヶ月以上重くのしかかっていた
12月限250セントの抵抗線を突破したことも心強い。
相場底入れへの期待を確信に変えても良い頃かも。
この前にも指摘したように地合いは決して弱くないのだから、
目先の売り材料が出尽せば相場は自然と上向くはず。
だが、あせりは禁物だ。
ここまでの反発はテクニカルな要因が主導している。
ファンダメンタルズに劇的な変化が起こったわけでも、
これまで売りの手掛かりとなっていた材料が
消えてなくなったわけでもない。
本日突破した250の線を再び割り込むようなら
再び直近の安値あたりまで売られることも十分にあり得る。
雨などによる収穫の遅れが材料として取り上げられているが、
イールドが下がらない限り、収穫の遅れは
長い目で見て買いの手掛かりとするべきではない。
あと何日かすれば必ず今の反動で売らだろうから、
そのときに安値を拾うほうが賢明だ。
まだそれほどあせることはない。
輸出が100万トンを上回る好調さを持続する限り
240台前半ならいつでも買いのチャンスと考えよう。
ただ、原油がさらに値を下げるようなら少し注意が必要。
エタノール需要への期待がしぼんでしまう恐れがある・・・
FOMC
今日の市場の注目は、
なんだかんだいってもFOMC。
大方の予想通りに金利据え置きとなり
相場も特に大きな動きは見られなかった。
他でも色々と解説が述べられているだろうが
まずは声明文の注目点を挙げてみよう。
・景気の伸び悩みに関しては引き続き注意を促しているが、
要因としては前回から住宅市場の落ち込みだけが残り、
利上げの影響やエネルギー価格の上昇は削除。
・インフレに関しては引き続き警戒感を示しながら
今後徐々に物価上昇圧力は後退していくとの見解を維持。
理由にはやはりエネルギー価格の下落を押し出している。
・今後の方針については前回から全く変わらず、
追加利上げの可能性に含みを持たしている。
もっともそれはインフレの進行や景気動向次第と
相変わらずの経済指標頼み。
・ラッカー・リッチモンド連銀総裁は前回に続いて
0.25%の利上げを主張、据え置きに反対票。
印象としては、原油価格急落のおかげで
かろうじて利上げを回避できた、といったところか。
少なくともFRBはエネルギー価格については
かなり楽観的な見通し傾いているようだ。
個人的には年内にあと一回、もしかしたら
来年前半にももう一回の利上げが必要なのではと考えていたが、
原油の値動き次第ではこのまま利下げに転じる可能性も出てきそうだ。
そうなると、金相場への影響が気になるところ。
利上げ打ち止めから利下げへの期待が高まれば、
再び市場に投機資金が流入、相場を押し上げることも
十分考慮に入れておかなければならない。
利上げ打ち止めでインフレ懸念が高まる可能性も考えられる。
今のところ相場は6月の安値、あるいは575ドルあたりの節目を
睨みながら下げ渋っているが、この先いったいどちらに動くのか。
ちなみに、私が市場のインフレ見通しの指標として使っている
TIPS(インフレ連動債)と通常の米国債とのスプレッドは
引き続き縮小傾向が続いている。
マーケットはインフレに関してかなり楽観的なのか。
季節的にはこの先インドをはじめとした
アジア勢の実需が下支えとなるはずだが、
世界的に経済の見通しが怪しい中
過度の期待は禁物だ。
もう少し弱気見通しを続けるか・・・
なんだかんだいってもFOMC。
大方の予想通りに金利据え置きとなり
相場も特に大きな動きは見られなかった。
他でも色々と解説が述べられているだろうが
まずは声明文の注目点を挙げてみよう。
・景気の伸び悩みに関しては引き続き注意を促しているが、
要因としては前回から住宅市場の落ち込みだけが残り、
利上げの影響やエネルギー価格の上昇は削除。
・インフレに関しては引き続き警戒感を示しながら
今後徐々に物価上昇圧力は後退していくとの見解を維持。
理由にはやはりエネルギー価格の下落を押し出している。
・今後の方針については前回から全く変わらず、
追加利上げの可能性に含みを持たしている。
もっともそれはインフレの進行や景気動向次第と
相変わらずの経済指標頼み。
・ラッカー・リッチモンド連銀総裁は前回に続いて
0.25%の利上げを主張、据え置きに反対票。
印象としては、原油価格急落のおかげで
かろうじて利上げを回避できた、といったところか。
少なくともFRBはエネルギー価格については
かなり楽観的な見通し傾いているようだ。
個人的には年内にあと一回、もしかしたら
来年前半にももう一回の利上げが必要なのではと考えていたが、
原油の値動き次第ではこのまま利下げに転じる可能性も出てきそうだ。
そうなると、金相場への影響が気になるところ。
利上げ打ち止めから利下げへの期待が高まれば、
再び市場に投機資金が流入、相場を押し上げることも
十分考慮に入れておかなければならない。
利上げ打ち止めでインフレ懸念が高まる可能性も考えられる。
今のところ相場は6月の安値、あるいは575ドルあたりの節目を
睨みながら下げ渋っているが、この先いったいどちらに動くのか。
ちなみに、私が市場のインフレ見通しの指標として使っている
TIPS(インフレ連動債)と通常の米国債とのスプレッドは
引き続き縮小傾向が続いている。
マーケットはインフレに関してかなり楽観的なのか。
季節的にはこの先インドをはじめとした
アジア勢の実需が下支えとなるはずだが、
世界的に経済の見通しが怪しい中
過度の期待は禁物だ。
もう少し弱気見通しを続けるか・・・
Welcome
小泉さんの次の首相となる自民党総裁に、
安倍官房長官が選ばれた。
野党からは、早速新総裁に対する批判が飛び出している。
彼はまだ若いし、経験不足の面も多いのだろう
靖国問題などに対する立場もあいまいなままだ。
確かに、突っ込むべきところは多いと思う。
だが、首相としてまだ何一つ仕事をしていない段階で
あれこれ言うのはどうも好きにはなれない。
新米なのだからいろいろ不手際もあるかもしれないが、
批判するのは、そのお手並みをじっくりと拝見してからでも
決して遅くはないだろう。
外から何か新しい物が入ってきたときに
それを排除しようとする力が働くのは
人間である限りある程度仕方のないこと。
だが、日本社会は、その傾向が強すぎる気がしてならない。
古くから続くムラ社会の精神が、
まだまだ根強く残っているということなのだろうか。
外からたまにしか何かが入ってこなかった時代は
それでも良かったのだろうけれど、
今の世の中、全てを拒否することなど不可能だろう。
新しいものも、まずは”Welcome”。
こうした前向きな姿勢でいきたいものだ。
日本も、そ ろそろ変わり始めても良いのではないか。
私は結構気が長いので、
少なくとも半年間は安倍さんがんばれ、というつもりだ。
安倍官房長官が選ばれた。
野党からは、早速新総裁に対する批判が飛び出している。
彼はまだ若いし、経験不足の面も多いのだろう
靖国問題などに対する立場もあいまいなままだ。
確かに、突っ込むべきところは多いと思う。
だが、首相としてまだ何一つ仕事をしていない段階で
あれこれ言うのはどうも好きにはなれない。
新米なのだからいろいろ不手際もあるかもしれないが、
批判するのは、そのお手並みをじっくりと拝見してからでも
決して遅くはないだろう。
外から何か新しい物が入ってきたときに
それを排除しようとする力が働くのは
人間である限りある程度仕方のないこと。
だが、日本社会は、その傾向が強すぎる気がしてならない。
古くから続くムラ社会の精神が、
まだまだ根強く残っているということなのだろうか。
外からたまにしか何かが入ってこなかった時代は
それでも良かったのだろうけれど、
今の世の中、全てを拒否することなど不可能だろう。
新しいものも、まずは”Welcome”。
こうした前向きな姿勢でいきたいものだ。
日本も、そ ろそろ変わり始めても良いのではないか。
私は結構気が長いので、
少なくとも半年間は安倍さんがんばれ、というつもりだ。
弱気の流れ
原油市場は今日も大荒れ、
2ドル以上の下げ幅を記録した。
BPメキシコ湾で開発を進めている大型海上油田
「サンダーホース」の操業開始が大幅に遅れることを受け、
OPEC議長が当面生産枠の引き下げはないと言明したことが
売りのきっかけとなった。
今、市場心理は完全に「弱気」に傾いている。
油田の操業開始が遅れるというのは
本来ならかなりの買い材料になるはずだが、
市場はそれに伴う「OPECの生産据え置き」を
より重視した格好だ。
昨日の繰り返しになるが、市場がファンダメンタルズの
どの部分に注目しているのかは、絶対的な強気、弱気と
同じように重要で、決して 見逃してはならない。
いずれにせよ、こうした弱気の流れはしばらく変わりそうにない。
もっとも流れが強いだけに、
それをまったく変えてしまうような
新たな材料が飛び出せば、
その後の動きも相当なものになるはず。
またまた繰り返 しになるが、
イランを巡る問題がそうしたものになり得るか・・・
2ドル以上の下げ幅を記録した。
BPメキシコ湾で開発を進めている大型海上油田
「サンダーホース」の操業開始が大幅に遅れることを受け、
OPEC議長が当面生産枠の引き下げはないと言明したことが
売りのきっかけとなった。
今、市場心理は完全に「弱気」に傾いている。
油田の操業開始が遅れるというのは
本来ならかなりの買い材料になるはずだが、
市場はそれに伴う「OPECの生産据え置き」を
より重視した格好だ。
昨日の繰り返しになるが、市場がファンダメンタルズの
どの部分に注目しているのかは、絶対的な強気、弱気と
同じように重要で、決して 見逃してはならない。
いずれにせよ、こうした弱気の流れはしばらく変わりそうにない。
もっとも流れが強いだけに、
それをまったく変えてしまうような
新たな材料が飛び出せば、
その後の動きも相当なものになるはず。
またまた繰り返 しになるが、
イランを巡る問題がそうしたものになり得るか・・・
市場の注目
週明けの原油相場は、ファンドなどの買戻しが入り反発。
先週までにあれだけ下げていたのだから、
当然と言えば当然のところだろう。
ただ、少し気になるところも
週末には製油所のトラブルがいくつか発生、
メジャーな製油所の名も入っていた。
7月までなら、これを手掛かりに石油製品が
大きく値を伸ばしていたところだが、
反応は今ひとつ。
夏のドライブシーズンが終わり
冬の暖房需要が始まるにはまだ早いこの時期は、
需要が一時的に落ち込む、需要の谷間。
それを考慮に入れても、意外なほどに反応しなかった。
マーケットは、製油所の問題に注目しなくなったのだろうか。
どの相場でもそうだが、
材料は以前変わらずすべてそこにあるのに、
市場が何に注目しているかで上がったり下がったりするもの。
ファンダメンタルズを見るときは
絶対的な分析も重要だが、
市場が今何に注目しているかも
常に頭に入れておく必要がある。
では、今石油市場では何が注目されているのか?
ひとつは米国を中心とした需要の伸び悩みだろう。
先に発表されたEIAやIEA、OPECなどのレポートでは
確かに需要が下方修正されたが、
修正幅に比べ、反応が大げさ過ぎた。
今後もこの傾向が続くのなら
米景気の動きに今まで以上に気を使う必要がある。
あとは、やはりイラン問題、
今は確かにあまり波風が立っていないが
そのうち必ず問題がこじれ、緊張が高まるはずだ。
この2つの材料を軸に、相場が展開していくのではなかろうか。
大きな流れは前者の影響で弱気だが、
後者が絡んで一時的な急反発には
十分な注意が必要だろう。
先週までにあれだけ下げていたのだから、
当然と言えば当然のところだろう。
ただ、少し気になるところも
週末には製油所のトラブルがいくつか発生、
メジャーな製油所の名も入っていた。
7月までなら、これを手掛かりに石油製品が
大きく値を伸ばしていたところだが、
反応は今ひとつ。
夏のドライブシーズンが終わり
冬の暖房需要が始まるにはまだ早いこの時期は、
需要が一時的に落ち込む、需要の谷間。
それを考慮に入れても、意外なほどに反応しなかった。
マーケットは、製油所の問題に注目しなくなったのだろうか。
どの相場でもそうだが、
材料は以前変わらずすべてそこにあるのに、
市場が何に注目しているかで上がったり下がったりするもの。
ファンダメンタルズを見るときは
絶対的な分析も重要だが、
市場が今何に注目しているかも
常に頭に入れておく必要がある。
では、今石油市場では何が注目されているのか?
ひとつは米国を中心とした需要の伸び悩みだろう。
先に発表されたEIAやIEA、OPECなどのレポートでは
確かに需要が下方修正されたが、
修正幅に比べ、反応が大げさ過ぎた。
今後もこの傾向が続くのなら
米景気の動きに今まで以上に気を使う必要がある。
あとは、やはりイラン問題、
今は確かにあまり波風が立っていないが
そのうち必ず問題がこじれ、緊張が高まるはずだ。
この2つの材料を軸に、相場が展開していくのではなかろうか。
大きな流れは前者の影響で弱気だが、
後者が絡んで一時的な急反発には
十分な注意が必要だろう。
ATM
私がアメリカに来て初めて口座を作ったのは、
最初に入居したアッパーウエストサイドの
長期滞在者向けアパートの直ぐ近くにあった
ケミカルバンクだった。
その後M&Aを繰り返した結果
ケミカルからチェースに名を変えて
現在に至っている。
このチェース、ニューヨークではシティーと並ぶ大きな銀行で
マンハッタンならいたる所に支店があるのでとにかく便利だ。
特に最近は、これまたNYの大手薬局チェーンの
デュアン・リードと提携、薬局内のATMでも
手数料なしで現金を引き出せる。
もちろん、24時間いつでもOK。
日本に行った時に不便に感じるものの一つに、このATMがある。
夜遅くや週末には使えなかったり、
余分な手数料が取られたりと、とにかく勝手が悪い。
私は使ったことはなかったが、東京スター銀行と言うのは
正月三が日と毎月第2・第4月曜日を除く毎日24時間ATMが使え
しかも他の銀行のキャッシュカードで現金を下ろす際も
手数料を取っていないらしいが、これに他の大手行が異議を唱えたと言う。
詳細は新聞の報道などに譲るが、
手数料を取らない東京スターのATMで
お金を下ろす顧客が増えるばかりで不公平だから、
自分ところの顧客は東京スターのATMでお金を下ろせなくするという。
普通に考えれば自分の顧客に不便を強いるよりも、
自分のところでも対抗してそうしたサービスを
提供すべきだと思うのだが、そうした発想はないらしい。
結局、サービスの質を落としても
顧客が他の銀行に流れないと言う
確固たる自信があるからできるのだろう。
言いだしっぺは東京三菱UFJ(あー長い名前)だが
他の大手行も追随する可能性が高いらしい。
一つでも流れに逆らうところが出てくれば面白いのだが、
横並び意識は相変わらずのようだ。
OPECのカルテルよりもひどい。
いい加減、なんとかならないのだろうか
最初に入居したアッパーウエストサイドの
長期滞在者向けアパートの直ぐ近くにあった
ケミカルバンクだった。
その後M&Aを繰り返した結果
ケミカルからチェースに名を変えて
現在に至っている。
このチェース、ニューヨークではシティーと並ぶ大きな銀行で
マンハッタンならいたる所に支店があるのでとにかく便利だ。
特に最近は、これまたNYの大手薬局チェーンの
デュアン・リードと提携、薬局内のATMでも
手数料なしで現金を引き出せる。
もちろん、24時間いつでもOK。
日本に行った時に不便に感じるものの一つに、このATMがある。
夜遅くや週末には使えなかったり、
余分な手数料が取られたりと、とにかく勝手が悪い。
私は使ったことはなかったが、東京スター銀行と言うのは
正月三が日と毎月第2・第4月曜日を除く毎日24時間ATMが使え
しかも他の銀行のキャッシュカードで現金を下ろす際も
手数料を取っていないらしいが、これに他の大手行が異議を唱えたと言う。
詳細は新聞の報道などに譲るが、
手数料を取らない東京スターのATMで
お金を下ろす顧客が増えるばかりで不公平だから、
自分ところの顧客は東京スターのATMでお金を下ろせなくするという。
普通に考えれば自分の顧客に不便を強いるよりも、
自分のところでも対抗してそうしたサービスを
提供すべきだと思うのだが、そうした発想はないらしい。
結局、サービスの質を落としても
顧客が他の銀行に流れないと言う
確固たる自信があるからできるのだろう。
言いだしっぺは東京三菱UFJ(あー長い名前)だが
他の大手行も追随する可能性が高いらしい。
一つでも流れに逆らうところが出てくれば面白いのだが、
横並び意識は相変わらずのようだ。
OPECのカルテルよりもひどい。
いい加減、なんとかならないのだろうか
イタリアン・フェスティバル
週末、いつものようにチャイナタウンに買出しに行く。
餃子に肉まん、野菜に手作り豆腐、
日本の食材も結構そろっているし、
なんといっても安い!!
私が住んでいるダウンタウンは、
はっきりいって不便な場所だが
チャイナタウンが近いことだけはありがたい。
行ってみると、なにやらリトルイタリーの辺りが騒がしい。
観光マップなどでは、リトルイタリーは一応
チャイナタウンの北側となっているが、
現実は増殖をし続けるチャイナタウンの中の一角、
という方がしっくりとくる。
騒がしいのは、毎年恒例のイタリア祭りをやっていたから。
セント・ジェナーロ・フェスティバルといって、
今年で79回目を迎えるらしい。
特にスケジュールを知っているわけではないが
毎年9月に一週間かそれ以上やっていて、
夏の終わりの風物詩となっている。
それにしても、一週間以上街の一角を閉鎖して
祭りをやってしまうのだからすごい。
道幅もそれほど広くないのだが、
屋台が所狭しと並び、
観覧車やメリーゴーランドまで出ている。
普段の日でも店の前の歩道を占領して
テーブルを出しているレストランは、
ここぞとばかりに車道の半分あたりまで
店を広げていた。
警察が何も言わないのは
マフィアが仕切っているからというのが
もっぱらの噂。
いずれにせよ、こうしたはちゃめちゃぶりは
イタリア人ならではのもの。
正直言って、特に見る物も買う物もないのだが
なんとなく元気にさせてくれるフェスティバルだ。
餃子に肉まん、野菜に手作り豆腐、
日本の食材も結構そろっているし、
なんといっても安い!!
私が住んでいるダウンタウンは、
はっきりいって不便な場所だが
チャイナタウンが近いことだけはありがたい。
行ってみると、なにやらリトルイタリーの辺りが騒がしい。
観光マップなどでは、リトルイタリーは一応
チャイナタウンの北側となっているが、
現実は増殖をし続けるチャイナタウンの中の一角、
という方がしっくりとくる。
騒がしいのは、毎年恒例のイタリア祭りをやっていたから。
セント・ジェナーロ・フェスティバルといって、
今年で79回目を迎えるらしい。
特にスケジュールを知っているわけではないが
毎年9月に一週間かそれ以上やっていて、
夏の終わりの風物詩となっている。
それにしても、一週間以上街の一角を閉鎖して
祭りをやってしまうのだからすごい。
道幅もそれほど広くないのだが、
屋台が所狭しと並び、
観覧車やメリーゴーランドまで出ている。
普段の日でも店の前の歩道を占領して
テーブルを出しているレストランは、
ここぞとばかりに車道の半分あたりまで
店を広げていた。
警察が何も言わないのは
マフィアが仕切っているからというのが
もっぱらの噂。
いずれにせよ、こうしたはちゃめちゃぶりは
イタリア人ならではのもの。
正直言って、特に見る物も買う物もないのだが
なんとなく元気にさせてくれるフェスティバルだ。
石油需要と鉱工業生産
今日のNY原油は俗に言う、行って来いの展開
一時62ドル割れに迫るところまで売られたものの、
午後からは急速に買い戻され最終的には前日比プラスで終了した。
このあたりが当面の底となるのか、
それとももう一段売られ60ドルの大台割れを試すのか・・・
週の終わりになかなか悩ましい引け方をしたと言えよう。
本日はまた、この先の相場を見る上で
ぜひ注目しておきたい指標が発表されている。
といっても、石油需要見通しを引き下げたOPEC月報ではない。
米鉱工業生産指数と消費者物価指数(CPI)だ
8月の鉱工業生産は前月比マイナス0.1%と、今年1月以来の低下。
7月が大幅に上方修正されたことも影響しているのだろうが、
指数の伸びは明らかに鈍ってきている。
同時に発表される設備稼働率も前月から下がっている。
ここまでの原油価格の上昇は、
米国や中国をはじめとした需要の伸びが
大きな原動力になってきたのは
誰もが認めるところ。
その需要の伸びを見る上で、
私が結構重点を置いているのが
この鉱工業生産指数。
あまり複雑な分析は嫌いなので、
単純にこの指数の伸びが鈍ってきたら
石油需要にも黄信号が灯ると考えている。
確かにイランやナイジェリアなど、
供給面で多くの問題を抱えているのは事実だが、
原油在庫が過去5年の平均を大きく上回る水準にある限り、
こうした供給不安は一時的な材料にしかなり得ない。
国連安保理でイランへの制裁が決議され、
イランが対抗措置としてホルムズ海峡が閉鎖した場合は
価格は80ドル以上に急騰するとは思うが、
それはあくまでも一時的な異常事態と考える。
世界的に怪しい雰囲気が漂っている経済が回復し、
需要が力強く伸び続けていかない限り
70ドル台の原油価格はやはり高すぎる。
そうなってくると、ますます重要になってくるのは
やはりアメリカの経済で、それはすなわち
バーナンキ議長率いるFRBの金融政策ということになる。
原油価格が軟調に推移する中、
それでもインフレへの警戒の手を緩めないのか、
それとも、一気に景気重視の姿勢に転じるのか・・・
鉱工業生産に先んじて発表された8月のCPIは
前月比こそ0.2%上昇と無難な数字だったが
前年比では全体の指数こそ3.8%上昇と前月の4.1%から下がったものの、
コア指数は2.8%上昇と01年12月以来の高い伸びを示している。
これでは全面的に景気重視と言うわけにもいかないだろう。
米経済はこの先も急速な回復は期待できそうにない。
原油価格もいずれ60ドルを割り込むことになるだろう。
一ヵ月後に次の鉱工業生産指数が発表される頃に
大台割れが実現している可能性はかなり高いと見ている。
一時62ドル割れに迫るところまで売られたものの、
午後からは急速に買い戻され最終的には前日比プラスで終了した。
このあたりが当面の底となるのか、
それとももう一段売られ60ドルの大台割れを試すのか・・・
週の終わりになかなか悩ましい引け方をしたと言えよう。
本日はまた、この先の相場を見る上で
ぜひ注目しておきたい指標が発表されている。
といっても、石油需要見通しを引き下げたOPEC月報ではない。
米鉱工業生産指数と消費者物価指数(CPI)だ
8月の鉱工業生産は前月比マイナス0.1%と、今年1月以来の低下。
7月が大幅に上方修正されたことも影響しているのだろうが、
指数の伸びは明らかに鈍ってきている。
同時に発表される設備稼働率も前月から下がっている。
ここまでの原油価格の上昇は、
米国や中国をはじめとした需要の伸びが
大きな原動力になってきたのは
誰もが認めるところ。
その需要の伸びを見る上で、
私が結構重点を置いているのが
この鉱工業生産指数。
あまり複雑な分析は嫌いなので、
単純にこの指数の伸びが鈍ってきたら
石油需要にも黄信号が灯ると考えている。
確かにイランやナイジェリアなど、
供給面で多くの問題を抱えているのは事実だが、
原油在庫が過去5年の平均を大きく上回る水準にある限り、
こうした供給不安は一時的な材料にしかなり得ない。
国連安保理でイランへの制裁が決議され、
イランが対抗措置としてホルムズ海峡が閉鎖した場合は
価格は80ドル以上に急騰するとは思うが、
それはあくまでも一時的な異常事態と考える。
世界的に怪しい雰囲気が漂っている経済が回復し、
需要が力強く伸び続けていかない限り
70ドル台の原油価格はやはり高すぎる。
そうなってくると、ますます重要になってくるのは
やはりアメリカの経済で、それはすなわち
バーナンキ議長率いるFRBの金融政策ということになる。
原油価格が軟調に推移する中、
それでもインフレへの警戒の手を緩めないのか、
それとも、一気に景気重視の姿勢に転じるのか・・・
鉱工業生産に先んじて発表された8月のCPIは
前月比こそ0.2%上昇と無難な数字だったが
前年比では全体の指数こそ3.8%上昇と前月の4.1%から下がったものの、
コア指数は2.8%上昇と01年12月以来の高い伸びを示している。
これでは全面的に景気重視と言うわけにもいかないだろう。
米経済はこの先も急速な回復は期待できそうにない。
原油価格もいずれ60ドルを割り込むことになるだろう。
一ヵ月後に次の鉱工業生産指数が発表される頃に
大台割れが実現している可能性はかなり高いと見ている。
売り材料が出尽くす時
今日はコーンの話
8月のUSDAレポートでイールド見通しが大幅に
引き上げられたことを受け下げ足を速め、
あっさりと年初来安値を更新。
12日に発表された今月のレポートでも
特に強気の数字は出てこず
現在も安値圏で低迷している。
もっとも、需給バランスを見る限り、
それほどファンダメンタルズが弱いと訳ではない。
06/07年度の在庫率(期末在庫/総需要)は
かろうじて10%を超えた程度、
ここ10年では03/04年度に次ぐ低さだ。
ちなみに03/04年度の価格は3ドルを超えている。
それ以前では95/96年度が5%、96/97年度が10%というのがあるが
このときは96年に一時5ドルを超えるまで上昇している。
少なくとも、今の水準(2.3ドル台)まで値を下げるのは行き過ぎではないか。
だが、相場は確かに下がっている。
これが現実。
理由を考えよう
1) 8月、9月というのはとにかくイールドが注目される時期、
今年は雨も適当に降り、イールドが大幅に引き上げられたことで
市場心理が一気に弱気に傾いてしまった。
2) 金利上昇による商品市場からの資金流出懸念が
金や原油などにやや遅れて穀物市場にも影響し始めた。
3) 強気筋の拠り所でもあるエタノール需要の見通しが
5月に06/07年度の見通しが発表されて以来据え置かれたままで
ここへきてやや期待はずれの感が広がってきた。
ちなみに05/06年度のエタノール需要の見通しは2月から据え置きとなっている。
4) 収穫期の売り圧力(ハーベスト・プレッシャー)が徐々に強まってきている。
他にも色々とあるのだろうが、とりあえずこの辺にしておこう
ではこの先、これらの要因はどうなるのか
4)は早ければ9月中に底をつけることもあるが、
長く続いた場合、10月末あたりまで上値を押さえる可能性があるので要注意。
3)は原油相場次第という面も大きいが
ガソリンにエタノールを混入するという制度自体が変わらない限り
少なくともこの先需要がしぼむと言うことは考えにくい。
春先には過剰なまでの期待がかけられた分の反動が
今になって表れているのではないか。
2)は強気筋には一番厳しいところ。
FRBが早々に利下げへと舵を切らない限り、
これまでのような金融相場的な相場上昇は期待できない。
1)はあまり気にしなくても良いか。
時期的にこれ以上のイールドの大幅修正は考えにくい
売りを後押ししていた材料に皆が興味を示さなくなると、
在庫率など需給バランスが注目される可能性は高い。
ただ、それにも何らかのきっかけが必要となるだろう
今日の発表は予想を下回ったが、
輸出成約が今後も100万トンの大台を維持するようなら
相場の大きな下支えとなるだろう。
ドルが急落してくれればさらに期待が膨らむ。
これに加え、次回のレポートで
エタノール需要が上方修正でもされようものなら
今まで大きく売られている分、
買い戻しにも拍車が掛かるのではないか。
もっとも、今すぐに安値を拾うようなまねはお勧めできない。
流れを作っている売り材料がどのタイミングで出尽すのか、
しばらく注意深く見守っていくのが良いだろう。
8月のUSDAレポートでイールド見通しが大幅に
引き上げられたことを受け下げ足を速め、
あっさりと年初来安値を更新。
12日に発表された今月のレポートでも
特に強気の数字は出てこず
現在も安値圏で低迷している。
もっとも、需給バランスを見る限り、
それほどファンダメンタルズが弱いと訳ではない。
06/07年度の在庫率(期末在庫/総需要)は
かろうじて10%を超えた程度、
ここ10年では03/04年度に次ぐ低さだ。
ちなみに03/04年度の価格は3ドルを超えている。
それ以前では95/96年度が5%、96/97年度が10%というのがあるが
このときは96年に一時5ドルを超えるまで上昇している。
少なくとも、今の水準(2.3ドル台)まで値を下げるのは行き過ぎではないか。
だが、相場は確かに下がっている。
これが現実。
理由を考えよう
1) 8月、9月というのはとにかくイールドが注目される時期、
今年は雨も適当に降り、イールドが大幅に引き上げられたことで
市場心理が一気に弱気に傾いてしまった。
2) 金利上昇による商品市場からの資金流出懸念が
金や原油などにやや遅れて穀物市場にも影響し始めた。
3) 強気筋の拠り所でもあるエタノール需要の見通しが
5月に06/07年度の見通しが発表されて以来据え置かれたままで
ここへきてやや期待はずれの感が広がってきた。
ちなみに05/06年度のエタノール需要の見通しは2月から据え置きとなっている。
4) 収穫期の売り圧力(ハーベスト・プレッシャー)が徐々に強まってきている。
他にも色々とあるのだろうが、とりあえずこの辺にしておこう
ではこの先、これらの要因はどうなるのか
4)は早ければ9月中に底をつけることもあるが、
長く続いた場合、10月末あたりまで上値を押さえる可能性があるので要注意。
3)は原油相場次第という面も大きいが
ガソリンにエタノールを混入するという制度自体が変わらない限り
少なくともこの先需要がしぼむと言うことは考えにくい。
春先には過剰なまでの期待がかけられた分の反動が
今になって表れているのではないか。
2)は強気筋には一番厳しいところ。
FRBが早々に利下げへと舵を切らない限り、
これまでのような金融相場的な相場上昇は期待できない。
1)はあまり気にしなくても良いか。
時期的にこれ以上のイールドの大幅修正は考えにくい
売りを後押ししていた材料に皆が興味を示さなくなると、
在庫率など需給バランスが注目される可能性は高い。
ただ、それにも何らかのきっかけが必要となるだろう
今日の発表は予想を下回ったが、
輸出成約が今後も100万トンの大台を維持するようなら
相場の大きな下支えとなるだろう。
ドルが急落してくれればさらに期待が膨らむ。
これに加え、次回のレポートで
エタノール需要が上方修正でもされようものなら
今まで大きく売られている分、
買い戻しにも拍車が掛かるのではないか。
もっとも、今すぐに安値を拾うようなまねはお勧めできない。
流れを作っている売り材料がどのタイミングで出尽すのか、
しばらく注意深く見守っていくのが良いだろう。