心の花嫁学校マリアージュスクールの斎藤芳乃です。
私たちは、「モノの見方」によって、簡単に自分の存在を殺してしまえる。
そのことを知っていますか･･･？
なぜこうした強い言葉を使って表現したかということ、「ある一定の方向からしか自分を見られないこと」は、単に「思い込み」とか「自己否定」などのレベルではなく、
本当に、自分の存在を追い詰め、この世界で生きられないくらい、苦しめてしまうからなんですね。
私たちは肉体があるからこそ、「目に見える肉体が傷ついていれば」、
ぶたれたら痛い
転んだら血が流れて手当しなければならない
と思いますが、
「心の傷は目に見えない」ため、肉体の傷ほど重要に思っていないのです。
例えば、誰かから無視された。心は本当は苦しくて苦しくて、自分の存在を消してしまいたいと思うくらいに傷ついているのに･･･
でも、「痛みは目に見えないから、ぐっと我慢してしまう」。
その結果、頑張っている自分を自分でも無視し、さらにそこで、無視された自分のことを、「私が悪い」「なんでいつもこうなの？！」と責めてしまったり･･･。
しかし、こんな時こそ、
「苦しみながらも懸命に生きている自分」
を認めてあげる必要があるんですね。
（目に見えない傷であっても）こんなに苦しみながら懸命に生きている自分がいる。
本当に可哀想だったね、痛かったね、辛かったね。
どれだけ必死だったんだろう、無視されても、いつも他人のことを思ってきた愛情があったのに、それを認めてあげなくてごめんね
どれだけ我慢していたんだろう、自分のことを犠牲にしてまでも、人のことを優先してきた優しさに気づかなくてごめんね
どれだけ苦しかったんだろう、自分の苦しみを人に言うこともなく、じっと耐えてきた誠実さに気づかなくてごめんね
ごめんね、でももうあなたの心を無視したり追いつめないからね･･･
こんなふうに、「必死で生きている自分」を愛してあげる必要があるのです。
そしてこれが、いわゆるセルフイメージの書き換えになり、「自己価値を根底から上げる」ことにつながっていくんですね。
今回は、こうしたプロセスをまさに「愛され本」を読んで実感してくださいましたN様からの体験談をご紹介させていただきたいと思います。
＊＊＊「愛され本」N様からの体験談＊＊＊
斉藤芳乃さま
今日、本が届き、さっそく読んでみました。
初めは通しでさらっとよむだけのつもりだったのですが、読み終わった途端、号泣しました。
その時に自分に対して出てきた言葉が、
「なんで信じてあげないの？こんなにがんばっているのに」
でした。
いま、私は失恋をして、カウンセリングを受けているのですが、その自分をどこか否定していました。
でも、この本を読んで、
カウンセリングを受けてまで自分を変えよう、変わろうとしているのに、こんなに努力をしているのに、なぜ、その自分を認めてあげないの？
カウンセリングを受けて人に頼ってる。自分は弱くてダメだと思ってる。
でも、そうじゃない。そうまでしても、自分を変えようと前向きに一生懸命生きているのに。
どうして、その自分を認めてあげないの？
と思い、号泣し、気が付いたら、自分自身に謝っていました。
そして、努力している自分はそれだけですばらしい。十分に価値がある。
ああ、もう私は許されていいよね、とやっと思えました。
正直、この本を読んでも、私はブログで紹介されている人たちのようにはならないだろうと思っていたのに、驚きです。
今日はさらっと読んだだけなので、これからじっくりワークに取り組もうと思います。
幸せな未来を引き寄せられるように(^_-)-☆
そして、もうだめだろうなあと思っていた初版本を手に入れられたので、講演会に応募させていただきました。当たるといいな(*^_^*)
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
N様、本当に、ここまで深く「愛され本」を感じてくださり、そして、ご自身への愛に変えていただき、本当にありがとうございます。
N様のプロセスひとつひとつが、これまでの苦しみを解放する言葉になっていて･･･辛さを、そこまで我慢なさっていたこと、ようやくご自身を許されたお姿に、胸がいっぱいになりました。本当によかったです。
そうなんです、今までの見方は、もう必要がないんですね。
それだけ堪えてきた自分がいる。
それだけ自分よりも他人を優先し、愛してきた自分がいる。
だからこそ、こんなに追いつめられてしまった愛しい命。とても健気で、一生懸命で、人のために生きていて･･･
そんな「本当のN様のお姿」をこれからもっともっと知り、もっとご自身を労り、そして、「もう充分だった」「もう充分、愛されて良い魂なんだ」ということを、ご自身に伝えてさしあげてくださいね。
これからN様が本当の価値あるN様として、愛され、大切にされる人生を歩まれますように、心からお祈りしておりますね。講演会でもお目にかかれますことを楽しみにしておりますね。
N様は今まで、自分を弱いと思っていらっしゃいました。
でも、本当の姿は違ったんですね。
このように、私たちは、自分の価値を本当に誤解して生きています。
弱いと言われれば弱いと感じ、他人から責められれば人と同じことができないと自分を責め、価値がないと信じ込む。
けれど、それは絶対に真実ではありません。
特に、鬱になってしまう方ほど、自分のことを責めてしまったり、価値がないと思い込んでしまいますが、
実際には、「それほどまでに他人のために献身的に自分を犠牲にして生きてきた、人を愛せる人」であることがほとんどです。
傷つき、身動きがとれなくなってしまった自分がいる。
けれどもしも、本当に自分勝手であれば、身動きなんてとれなくならない、むしろ他人を傷つけて平気で自分の利益ばかり優先して生きることができる。
でも、自分はそうじゃない･･･
人を優先する優しさがありすぎたからこそ、苦しめられてしまった。
人の気持ちが分かりすぎるからこそ、自分を抑えすぎてしまった。
その結果、自分が苦しみをあえて引き受けてしまったんだ。
こんなふうに、きちんと「あなたの事実と真実」を見てあげてほしいのです。
傷つくあなたはとても優しく、
人の顔色を気にするあなたはとても相手を思いやっていて、
自分を責める人ほど頑張り屋さんで誠実で一生懸命で、
身動きがとれなくなる人ほど自分を犠牲にして他人を優先してきた。
その上で、他人の人生が成り立っていた。
そんなふうに、きちんとあなたの魂の価値を見てあげてください。
自分を肯定的に捉えるとは、ただ「良い自分」「素敵な自分」を認めることではないのです。
苦しみや痛みの中にある、自分の愛。
心の傷の中に本当はあった、「頑張って生きてきた自分」というかけがえのない存在。
こうしてあなたが「生きているだけで本当は価値があったあなたの生き方」を認められたとき、根底から「自分の存在を丸ごと肯定し、認める」ということができるようになります。
すると、N様のように、あらゆることに愛されていい、もっと評価されていい、もっと優しくされていい、もっと大切にされていい、「もう許されていい」という許可が自然に出ていくんですね。その結果、現実が変わります。
あなたはあなたのことを、きちんと曇りない目で見てあげていますか？
まだ、「あなたのことをダメだという人」の判断を取り入れていませんか？
あなたが思う以上に、あなたはずっと価値があり、美しい存在です。
傷つきながらも生きてきた自分の中の光に気づけた時、あなたのセルフイメージは180℃変わり、もう「愛されなくて当然」の人生を手放すことができるのです。
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