■「私が悪い、だから幸せになれない」という誤解を解いて、潜在意識レベルで幸せを引き寄せる方法 | 斎藤芳乃オフィシャルブログ「Mariage School 心の花嫁学校」Powered by Ameba

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いつもご覧いただきありがとうございます。
心の花嫁学校マリアージュスクールの斎藤芳乃です。



恋愛や幸せになるためのブロックに関して、よくテーマになるのが「罪悪感」です。




私たちは、頭の中で「幸せになりたい」と願いながらも、実は幸せになることに対して一番ブロックを持ってしまっています。




今回はスクールの授業より抜粋し、罪悪感の対処方法と幸せになるためのコツを簡単にお伝えしていきたいと思います。






◆幸せになれない隠された理由ー罪悪感を深く感じてしまう人が問題なのは、罪悪感を感じることではなく、自分を許すことを知らない事





幸せになることに対する心の抵抗として、「罪悪感」が存在しています。



この罪悪感とは、



◎自分は過去に酷いことをしてしまったから、幸せになってはいけない

◎自分の周囲にいる人を見捨てて、自分だけ幸せになることはできない

◎私は幸せになれるようなたいそうな人間じゃない

◎私は人を憎んだり恨んだり怒ったりしているから、幸せになることはできない



などの感情を伴った「幸せへの恐れ」です。




人は、生きる上でたくさんの「自分とは違う人間」と関わり続けていまし、「相手の基準・計り方」によって物事の捉え方も異なるため、完璧に誰も傷つけずに生きる、清廉潔白で生きるということはできないですし、



それ以上に、多かれ少なかれ、私たちは生きている上で「無意識に」罪悪感を感じながら生きています。





例えば、遠く発展途上の国々で、満足に食事もできないような子供の映像をテレビで見てしまったとき…


私たちは、「この子はこんなふうに、食事も満足にとれないのに…。私は何をやっているんだろう」のように、自分と自分よりも不幸な誰かを比べ、そこで自分を責める、ということをすることがあります。



これは、無意識に自分の内側にある感覚、悲しみや苦しみ、辛さ、絶望など…自分の中にあるマイナス感情を重ねて、さらにそこに共感してしまうという能力です。




多少の差はあれど、私たちは、常にこうして「自分の立場と他者の立場を重ね合わせながら、無意識レベルで相手を認識しながら生きる」、ということをしています。



つまり、罪悪感とは、全く持たない人が存在するものではなくて、本来、誰にでもある感覚なんですね。





けれども、この罪悪感を強く感じてしまう人は、



ここで心理的な罠にかかってしまい、「罪悪感を強く感じ、そこにフォーカスしてしまう人にかぎって、罪悪感を嫌うあまりに、最初から罪悪感を持たないように努力してしまう」ということをしてしまう場合があります。




つまり、「罪悪感を嫌い、それを持たないようにする」ために、「最初から良い人であろうとして、自分が本当には望まないことも受け容れてしまったり、誰かに対して嫌だと思うことすら放棄してしまう」…ということをしてしまうのです。



具体的に言えば、自分を責める状況を創らないために、最初から誰に対しても「NO」を言わず、「NO」を言う権利が自分にあるということも知らず、自分自身を自己犠牲的に差し出す…という状態ですね。




これをしてしまうと、自分自身が嫌なことも無理矢理引き受けることになったり、あるいは自己犠牲的に他人に従い、奴隷になってしまったり…


いつも他者の目ばかりを気にして、ありのままの自分が感じていることも感じられなくなり、やがて抑鬱状態になってしまう可能性すらあります。






ここで大切なことは、最初から罪悪感を感じないようにすることよりも、「罪悪感を感じるようなことがあったとしても、自分を許す」という習慣をつけていくことです。




実は、罪悪感を感じやすい人と、感じにくい、あるいは、感じたとしてもしっかりと行動できる人の差は、


「子供の頃に、両親や周囲から許された経験があるかどうか」


にかかっています。



人は誰でも間違いを犯しますし、子供の頃などは何もしらない状態ですから、もちろん失敗もたくさんしてしまいます。




そんな時、「あ、失敗しちゃったんだね、じゃあ今度は気をつけようか」というように許され、受け容れられた経験がある人は、


大人になってからも、自分自身に対して「許す」という習慣を持つことができます。




けれども、子供の頃に厳しく躾けられ、失敗や間違いに対して責められたり怒られたりということが多かった方の場合は、


大人になってからも、自分の間違いを許せない、かつ、それによって子供の頃に責められたとおりの態度を自分自身に繰り返してしまう…という、苦しいパターンを続けてしまうんですね。







ですので、深い罪悪感に入ってしまい、自分を責め立ててしまいがちな人は、まず、罪悪感を無くそうとするよりも、「自分を許す」という新しい習慣を取り入れてみてください。



そしてその時に、他者を慰め、許すように、自分自身にも語りかけ、優しい態度をとってあげること…これが大切です。



こうしたカルマ(パターン)を持っている方は、他者には優しく出来ても、自分には厳しい、という方が本当に多いんですね。




許されない、責められる苦しみが分かるからこそ、他者には人一倍優しく出来る。


でも、その優しさを自分自身には適応していない。



そうではなく、「他者に優しく接して慰めるように、自分の間違いに対しても許し、優しく接し、心から慰める」という新しい接し方をしてあげてみてください。




誰にでも間違いはあり、知らなければできないこともあるよね。

仕方が無かったよね。

だからこそ、その時の自分をしっかりとふまえ、次は改善していこうね。




そんなふうに、自分の心に寄り添い、苦しみの渦にいる自分自身に対して誠実に接していくこと…



この「自分を許す癖」をつけることによって、少しずつ、人は自分を許すことを覚え、結果的に、自分を責める気持ちも緩み、


そして、あらゆる幸せや愛が目の前にあらわれたとしても、それを受け取れる心を創っていくことができます。






自分が幸せになるための行動を決定できるのは、他者ではなく、自分自身です。




与えられてきた環境によって自分に制限をかけ、そこから出られないと嘆くのではなく、本当は「幸せになる力」を持った人間として、立ち上がることができるということ…



あなたが新しい行動や習慣と共に、自分自身の人生のきつく結ばれた糸を少しずつ解きほぐせますように、心からお祈りしています。
















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