◆幸せな人生を選択する方法はふたつ。「人の言うことをきくこと」と、「自分の心の声に従うこと」

いつもご覧いただきありがとうございます。
スピリチュアルカウンセラーの斎藤芳乃です。

これまで、このブログでも「選択」ということについてお伝えしてきました。

自分自身の人生はすべて、自分の選択した方向に流れていきます、ということです。

そして、この「選択が大切です」ということは、たくさんの素晴らしい覚者や自己啓発の先生もおっしゃっていることなんですね。

けれども、それだけ言われているにも関わらず、なぜ人は「幸せな選択」ができないのでしょうか？

今回は、マリアージュコース3期の授業より抜粋して、「自分が何を選んだらいいのか？幸せな人生の選択の仕方」についてお伝えしてきたいと思います。

◆幸せな人生を選択する方法はふたつあります。「人の言うことをきくこと」と、「自分の心の声に従うこと」

人生の選択をする基準は、「他者の意見を聞いて採用すること」、そして「自分の考えに従って行動すること」、実はそのどちらでもいいのです。

人の言うことをきくことが悪いことではなく、時には誰かの助言に従うほうが素晴らしい結果を出せることもあるでしょう。

また、自分自身で判断することが悪いことではなく、時には他者の意見よりも、「でも私はこうしたいの」ということを選択するほうが、より幸せを感じられる未来を築けるかもしれません。

というように、ここまではよく知られていることなのですが、実はここで、大切な大切なポイントが出てきます。

人が本当に恐れているのは、この言うことをきくこと、自分の心に添うこと、「どちらを選択すればいいのか分からない」ということなんですね。

○どっちを選んだら自分が傷つかないのか？

○どっちを選んだら、本当に成功するのか？

○どっちを選んだら、酷い目に遭わないのか？

というように、ここの部分で自分の選択に責任を持てないからこそ、

「どうしたら良いか分からない」「でもできない」「だって失敗したらどうするの？」「でも出来なかったらあなた責任とってくれるの？」「誰か保証してよ！！！」

ということが起きてきます。

選択できない理由は、このように、自分が選択することによって、失敗したり傷ついたりすることが、とんでもなく怖いということなんですね。

だからこそ大切になるのが、「自分への信頼を育てていくこと」なんです。

例えば私はこうしてブログで皆さんにいろいろなことをお伝えしていますが、こうしたブログの記事を皆さんにお見せすることもなく、「斎藤のことを信じてね」というのは、とても無理なんです。

なぜなら、「この人は信じられるのかな？どうかな？自分の心を楽にすることを言ってくれているのかな？今の自分の役に立つことを教えてくれるのかな？」というふうに、自分の心に寄り添いながら、判断する時間が大切だからです。

そこでもし「あ、この人の言っていることは一理ある」と思えば、その後も関係を続けていけばいいですし、反対に、「これは私の欲しい情報じゃないな」と思ったら、関係を終了すればいいんですね。

というように、必ず人は、「これはどうなのかな？」と判断する時間が必要ですし、それを信じるために必要な基準を持っています。

そして、このブログが幸せな恋愛をしているAさんにとっては不必要であったとしても、苦しい恋愛しかできないBさんにとっては必要なように、

「これが必要かどうか？」という判断は、人それぞれ異なります。

ですから、どんなに小さなことであったとしても、「いつも自分の心に、『本当はどうなの？』と聞いてあげることが、自分を信頼する訓練になるんですね。

そして、この自分を信頼する、自分の心の声を聞く訓練は、日常生活でもしていく必要があります。

例えば、

今何を食べたいのかな？ということから始まって、私は今どんな気持ちだったんだろう、今何を必要としているんだろう、今何が欲しいんだろう、今何がしたいんだろう、

というように、自分が「今何を考えているか」ということを、落ち着いて見てあげることが大切です。

そして、それを考えて答えが出たら、次にそれを達成していくこと。

欲しいと思った物を与え、満足する。やりたいと思ったことをやり、満足する。見たい映画を見たり、行きたい場所に行ったり、聞きたい音楽を聴いたり…

こうした「自分の心の声を聞く」「それを叶える」「満足する」ということを繰り返すことによって、私たちは自分への信頼を強めることができます。

「満足させてくれる情報を取り入れ、自分で自分を満たせた」ということは、イコール、きちんと情報を取捨選択して自分を喜ばせることができた、という成功体験です。

そして、これが、「自分と他人の声、どっちに従えば良いんだろう？」という感性を磨くために必要なことなんですね。

まず自分に問う。そしてやってみる。そして自分を満たす。

これは、繰り返していくことによってしか、感覚を磨くことはできないんです。

まずは小さな事から自分との対話をすることによって、やがて大きなことにさえも、自分自身の心の声に添って判断できるようになる…ということです。

人間は、必ずしも、「今の自分だけが素晴らしくて絶対だ」というわけではありません。

そして、「絶対に今の感性がずっと死ぬまで続く」というわけでもないのです。

今、分からないから他人に尋ねなければならないことも、一度知ってしまえば、二度と尋ねる必要はありません。

このように、自分のことが分からなくても、自分を少しずつ知り、少しずつ達成できる自分にしてあげることで、「自分との関係」を育てることができます。

これが自分への信頼、自分への自信につながるんですね。

その結果、一度出来たことは未来にも出来るようになり、はじめは1コしかできなかったものがいずれ10コ、20コというふうに出来るようになり…

たくさんのことを達成できた自分を信頼できるようになります。

文章で書くと大変に思えますが、小さなことが1つ出来ると、あとは簡単にどんどん出来るようになっていきます。

スピリチュアルマリアージュスクールの生徒さん達が、1ヶ月や3ヶ月で、転職したり彼氏が出来たりと、めきめき変わっていくのは、このように自分を育ててあげているからなんですね。

それを成し遂げているのは、すべて、彼女たち自身の素晴らしい力です。

幸せになるためにも、毎瞬毎瞬、自分をおろそかにすることなく、少しずつ自分のことを育ててあげていってほしいと思います。

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