◆他者の言うことを聞くのと拒絶すること、どちらを選択すべき?ーまずは自分の心の悲鳴を聞いてあげる | 斎藤芳乃オフィシャルブログ「Mariage School 心の花嫁学校」Powered by Ameba

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いつもご覧いただきありがとうございます。
スピリチュアルカウンセラーの斎藤芳乃です。


それでは今回は、引き続き、特別シンデレラセミナーでいただきましたご質問から、皆様にシェアさせていただく形でお答えさせていただきたいと思います。

よろしくお願いいたします。





「自分はありのままでいいし、ありのまま受け容れる、自分を肯定する、ということは分かったけれど…それでも、自分が傲慢にならないように、他者の意見を省みて自己反省する、そのバランスも大切だと思います。そのふたつを上手にするためには、どうしたらいいですか?」というご質問です。



このブログでもお伝えさせていただいていますが、「ありのままの自分でいい」ということは、「あるがままに自分が感じていることを感じてあげていい、肯定していい」ということでした。


けれども、それだけだと…独りよがりになってしまわないのか、他者の意見も取り入れることが大切なのではないか、謙虚さも必要なのではないか、というご意見ですね。



これは、ご質問をされた方がおっしゃるとおりなのですが、確かに人は、自分以外の人間を見て、新しい価値観を学び、新しい在り方を学び、それを取り入れて新しい自分として成長していく、ということも必要です。


ただし、これを達成するためには、実は手順が必要なんですね。



昨日のセミナーでもお伝えさせていただきましたが、私たちの中に苦しみが生まれる時、必ずそこには私たちが蓋をしている苦しい感情が存在しています。


つまり、自分の感情を差し置いて、何かしよう、他人の意見を取り入れよう、傲慢にならずに他者の意見を取り入れようと思っていたとしても…


そこに、過去からつもりつもった苦しい感情があるままだと、さらにその下には

◎支配されたくないという抵抗、

◎私が我慢して自己犠牲しなければという強迫観念、

◎でもできないという自責の念、

◎他者の意見を聞かなければ愛されないかも知れないという恐れ、

◎でもやりたくないという強い怒り、

◎それでも反対に言うことを聞けない自分に対する罪悪感

などなど、


さまざまなマイナスの感情が生まれてしまい、謙虚になって相手を冷静に受け止めるどころか、その感情にまず振り回されてしまうんですね。


他者の意見を聞く、ということはとても大切な行為ですが、でも、自分自身の状態によって、それを素直に聞けるかどうか、そこにジャッジをしないですむかどうかは、だいぶ変わってしまう、ということです。


例えば、自分が機嫌良く心地良い気持ちで過ごしている、仕事も人間関係も順調なときは、上司が言っているちょっとしたお小言も、「あ、そっか。そういう面もあるのかな。自分を見直してみよう」と思うことが出来ても、

彼氏と上手くいっていない、親もがみがみ言ってくる、体は疲れてるし気持ちは最悪…という時は、たとえ同じ上司の言うお小言であったとしても、

「この人、なんでこんなに私ばっかり責めるの!もういや!仕事やめてやる!」となってしまうこともある…ということなんです。


つまり、人はその時に自分が抱えている感情によって、同じ相手であったとしても、その相手の話をプラスに聞くか、マイナスに聞いてしまうか、どうしても影響されてしまうんですね。



なので、まずは自分自身の感情が、あらゆる感情であってもそれがあることを許し、自分が感じていることを許してあげることが大切です。


苦しい時には苦しみを感じ、悲しいときには悲しみを充分に感じ…自分の心の悲鳴を、100%、自分の味方になり、聞いてあげることが大切です。


そして、自分に対して、安心安全な、平和な気持ちでいられることを創ってあげること…落ち着いた思考でなければ、人は冷静な判断を下すことはできません。






そして次に、自分の感情を認めることができたとしたら…今後ははじめて、冷静に、相手の意見を自分の中で「じっくりと感じてみる」「それが本当に自分にとって必要かどうか、自分の価値観や判断に照らし合わせて考えてみる」時間を創ることが必要になってきます。



すべての愛が一足飛びに出会い⇒結婚というふうにはならないように、私たちは常に、物事の段階を追うことで、理解を深め、行動していく、ということが可能になります。


そして、それを自分の価値観や判断基準に沿って、

「それを取り入れるかどうか」
「それをしたところで自分が苦しくならないかどうか」
「本当に自分が持っている価値観や信念に合っているかどうか」
「その基準やルールを採用して生きたいかどうか」

というふうに、自分の心と照らし合わせてあげること、これによって、はじめて冷静に自分が相手の意見と「向き合う」ことができるんですね。



「相手が◎◎だと言っている」、「そして他の人も◎◎だと私に対して言う」、だからイコール「私にとって◎◎することが課題なのかも知れない」「大勢の人が言っているから、今の私の課題は◎◎することに違いない」

というふうに考えてしまうと、実はそこに罠があり、もしかしたらそれが自分を苦しめている元凶になってしまうかもしれません。






これだけだと難しいので、実際に例を挙げてみたいと思います。


ある女性は、子供の頃からずっと生意気だと言われ続けていました。


両親も祖父母もそのように彼女を責めていましたし、小学校では「先生に対して分かったような口を利く」ということで、彼女を子供らしくないと責める先生も大勢いました。


彼女は言語能力に長けていたので、それを聞いた周囲の大人達は、彼女が話し出した途端、「子供らしくない!生意気だ!」と彼女を責めたのです。


彼女はそれ以来、「私が話すことはダメなことなんだ」「私は何を言っても生意気なんだ」というふうに自分を責め、実際に口をきくことが怖くなり、話ができなくなりました。



けれどもある日、彼女の学校に、新しい先生(女性)が赴任していきます。


その先生はもともと新聞記者をやっていて、そこから学校の先生に転職した人でした。そして次の年、その先生は彼女の担任の先生になりました。


ある時、彼女はその先生から聞かれた質問に対して、言葉少ないながらにもできる限りの答えをしました。


すると、担任の先生は驚いた顔をして、「そう言う考えをどこで知ったの?すごいね」というふうに笑顔で彼女に関心を示したのです。


今まで話せば虐められる、生意気だと否定されることばかりだった彼女は、びっくりしましたが、その先生に対してはじょじょに昔の自分のように話せるようになりました。


そしてその先生も、彼女の話をたくさん聞くようになりました。


彼女は嬉しくてどんどん昔の自分を取り戻していきますが、先生は都度、誠実に話を聞いてくれます。



やがて親の三者面談の時、その先生は彼女に対して褒めながら親の前でこう伝えたのです。


「あなたの娘さんは、非常に国語能力に優れています。ぜひ、作文を書かせたり、たくさん本を読ませてあげてください。将来、きっと素晴らしい才能を開花するでしょう。」



彼女のこれまでの人生で、彼女が自由に発言することに対して褒めてくれた人は、その先生たった一人でした。


でも、その先生は、今までになかった新しい視点で彼女に触れ、彼女の才能に気づき、彼女のことを肯定したのです。


彼女は、一時期自信を失っていましたが、それでもその先生の言葉を信じ、自分の才能を伸ばすために努力を再び始めました。


その結果、彼女は学問の分野で優れた結果を残し、やがて多くの友人を持ち、ついには海外の案件までこなす素晴らしいコンサルタントとなったのです。





このように…

私たちは、まず自分自身を省みるとき、「それが本当に自分自身を見直すべき点なのか」、それとも、「ある一定の周囲が持つ偏りのある基準があり、自分はその周囲が持っている基準とは異なる基準を持っているため、それを矯正するように促されているのか」を見極める必要があります。



もちろん、子供の頃、私たちはこうした冷静な観察力を持ち合わせていませんから、両親が◎◎だと言ったから、◎◎しなきゃ、とか、先生が××だと言ったから××しなきゃ、というふうに思ってしまいます。


けれども、必ずしもその意見は絶対のものではなく、あらゆる角度から照らしてみれば、それはある人にとっては素晴らしい才能だったり資質かもしれないのです。


言うことを聞かせようとか、支配しようと思う時、あるいはそうした意図的なものがなかったとしても、ある一定の価値観しか自分にも他者にも世界にも許せない場合、それは一方的なものになってしまいます。


その価値観は、あくまでその相手が持っている相手の価値観なんですね。


つまり、広い範囲で見れば絶対ではないー


それを採用するかどうか、それを基準にして自分自身を省みるかどうかは、あくまで自分の判断に拠るということになります。









「生意気だ」「子供らしくない」というふうに言う人もいる中で、例の彼女は担任の先生の言葉を採用して、そしてそれを基準にして自分の人生を構築しました。


他者の意見はあくまで他者のものであるとき、それを採用して自分自身がどうするかは、すべて自分の選択にかかっているんですね。



逆に言えば、こうして「自分が何を信じるか」によって、自分の人生がどのようなものになるかは、異なってきます。



相手が言っているから、だから私はこうする、というものではなく…もちろんそこに納得があればいいのですが、納得できない場合ですと、それだと相手の意見に支配されることになってしまいますので、


あなた自身が相手の意見と今の自分自身を客観的に照らし合わせてみて、そしてどう思うか、ということが大切になります。



自分を省みて、「これは他者の意見を採用した方がいい」というふうに思うかもしれませんし、

あるいは、「私は異なる意見を持っているので、これは採用しない」と決めるかもしれません。



一度、相手が言っているから◎◎しなきゃならない、という盲目的な基準から離れ、


◎自分自身がその意見をどう思うのか
◎その意見を聞いた上で自分が自分をどう思うのか
◎さらに自分自身がその意見をどのように採用したいのか、あるいはしたくないのか
◎自分自身がその意見を採用した場合、心の底から違和感を感じて苦しいのか、それとも苦しいな嫌だなと一見思っていたとしても、最終的にはもっともだと思うのか


という立場に立ってみると、相手の意見によって謙虚に自分自身を省みることもでき、さらに自分自身の気持ちともよく向き合うことができると思います。



ですので、それ以前に、「自分がどういった価値基準を持っているのか」ということをきちんと考えておく、自分のことをよく知っておく、ということも大切になってきますね。




そして、もうひとつ大切なことは、初めから完璧な正解だけを求めず、あらゆる視点から自分のことを省みて、そしてやってみてどうか、やってみて違うようだったら選択し直す、ということを常に常に謙虚に意識して考えていくと、さらに自分の基準を見極められるようになっていくと思います。



最初にお伝えしたように、人はどうしても、その時の「気持ち」や「状態」によって、その言葉をとても純粋に受け取れるか、それとも攻撃としてとってしまうのか、例え同じ相手で同じ言葉であっても、素直に受け取れることができないこともあるんですね。


子供のころ、自分が「周囲から責められた!」と苦しく思っていたことも、大人になった視点から見てみると、「あの時に責められていたけれど、本当はこんなふうな意見だったんだな」というふうに、急に受け容れられることもあると思います。


このように、人は常に、自分の知恵や成長度合いによっても、どう人と向き合えるのか、という姿勢が変わってきます。



なので、そうした自分自身の変化があることを自分に許してあげながら、常に「自分はどうなのかな?あの意見についてどう思うのかな?」というふうに自分と向き合ってあげると、

「こう言われたからこうしなきゃ!」と焦らず、「これはどうなのかな?もう少し長いスパンで考えてみよう」と、自分を追いつめずに考えていけるようになると思います。




そして、「今その相手の意見が苦しすぎて聞けない」ということがあってもいいのだ、というふうに、自分に対して常に理解と優しさを持ってあげてほしいと思います。



何を信じるか、何を信じたいのか、そしてその結果どう生きていくのか、それは自分自身の選択にかかっていますので、ぜひ、ご自身と向き合って無理のない心の声を聞いてあげてくださいね。









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