職人
Stanislav Bunin plays Rachmaninov 2nd piano concertoS. Rachmaninov : Piano concerto Nr. 2 c-minorModeratoAdagio sostenuto - 11:40Allegro scherzando - 23:20NHK Symphony OrchestraYuzo ToyamaStanislav Bunin, pian...youtu.beこのね、冒頭部分。右手を弾いた後の左手の音が大好き。地を這うような轟くような重低音が響く。ぶうにゃんの左手は魔力が宿っているのに間違いない!しゅーまんの最初の音も一瞬で音の世界に引き込まれる。ぶうにゃんの第一音目がかなり好きなんだといつも思う。そういう楽譜を書いた巨匠も凄いけど色を鮮やかにして音を活かしているのはピアニストなんだとおバカファンは信じて疑わない。最後の一音も余韻を持って遠くまで届くけどなんてったって最初の一音が大好きなのだ。最初の一音を聴いたら最後まで聴かずにいられない。このお写真のように命を削るように奏でるのだから魔力は確かに存在している…のだろう。ぶうにゃんは綺羅びやかな音も重たく凄みのある音も自在に繰り出す。勿論ピアニストの皆様ならばそうなさっているのだろう。ただ素人の哀しいところは評価や判断の総ては好きか嫌いかなんとも思わないかだけなので唯一好きだと思うぶうにゃんが絶対なのだ。しかしロシアの大家の曲は何故に真っ昼間や夜明け朝陽より夕暮れや丑三つ時が似合うのたろう。それでもぶうにゃんが弾いてくれるなら名曲に間違いない!と太鼓判を押す。あぁあっぱれなり我がぶうにゃん狂想曲。