《前編》 より

 

 

【スターゲートを設置するリズム】
 イルカのシリウスが、メッセージの伝達方法として、角度とリズムが重要であることを語っている。そのうちのリズムについて。
 言葉のリズムは。「5・7・5」であり、最後の「7」が決して字余りにならないようにとシリウスは忠告していた。それにしても、五七調のリズムで願い事を刻むとは、イルカ族のメッセージの残し方は、随分雅な方法だとマヤは思うのだった。
「いいかい、マヤ。言葉には、リズムがある。この、5・7・5と、5・7・5・7・7のリズムは時空にスターゲートを設置する。特に最後の7は、決して8にならないように注意して」 (p.114)
 イルカは、レムリアの魂を持つ種族。そして、日本人はレムリアの系譜にある民族である。
《参照》 『世界に散った龍蛇族よ!』 浅川嘉富 (ヒカルランド) 《前編・第一部》
【シリウス・ドルフィン・レムリア】

 リズムについては、下記リンクを経由して【大和民族の役目】まで辿ってください。
《参照》 『天の岩戸開き アセンション・スターゲイト』 Ai (明窓出版) 《中編》
【神歌(やまと歌)について】

 

 

【トランプの『7並べ』】
 下記に、“きみ”と“レムリアの彼”という記述があるけれど、本書の主人公である“マヤ”と“レムリアの王”のことで、二人はツインソウルのとして記述されている。
「もし、誰かが6と7の間に橋をかけることができたら、・・・中略・・・。それよりも、なぜ、トランプ遊びの『7並べ』は、7からはじめると思う?」
「そうだね・・・7は、13の真ん中にあるから?」・・・中略・・・。
「その通り、・・・中略・・・。きみは1番からスタートして、レムリアの彼は君と同時に13番からスタートしたとする。そして、同じスピードで歩いてきたら、二人は7番で出会うはずだ。」 (p.123-124)
 トランプが12までしかなかったら、『7並べ』はできない。13まであることが重要。
「トランプは遊びだと思って侮ってはいけないよ。遊びのなかには宇宙の真実が隠されていることが多いからね」(p.125)
 13については、下記リンクで言及されている。全音階では8、半音階では13がシフトアップ数。
《参照》 『宇宙につながる第8のチャクラ』 ジュード・カリヴァン (徳間書店) 《前編》
【オクターブの完成と階層のステップアップ】
《参照》 『2012年への13のステップ』 ジュード・カリヴァン (徳間書店)
【13番目の星座】

 

 

【タイムマシンの原理:『空間ずらし』】
 「タイムマシンの原理は、時間をさかのぼるのではなく、空間の『位置』をずらす。・・・中略・・・。実際に『空間ずらし』を体験してみよう。
 よく観てごらん。チャクラの6番目までは、肉体のエリアにある。そして、7番目のチャクラは頭のうえに掲げた王冠のように見えるだろう。それは喩え話ではなく、頭上に輝く光は、その人の魂の輝きをあらわす冠なんだよ。(p.126)
 7番目のチャクラはサハスラ・チャクラで、その形状からクラウン(王冠)・チャクラと言われることもある。
 肉体のエリアにあるということは、座標軸が設定しやすいということ。8から13番目のチャクラはどうやって観るかというと、オーラを観る時、瞳のレンズのゆがみを使うように、音のゆがみを使うとわかりやすい。(p.126)
 この後に、具体的なノウハウが記述されている。
 そして、
「空間ずらしの方法は、もうわかったね。すべての次元は、真ん中を貫く光の道でつながっている。この光の道は、銀河の中心にある太陽を通って、ほかに銀河にまでつながっているんだよ。この光の道のなかは、ゼロポイントになっている。ゼロポイントを筒状にして、銀河の彼方まで伸ばしたものが、光の道だと思ってもらっていい。7番目のチャクラを一旦ずらして、その中心を貫通してしまえば、あとは簡単だよ。音の階段を昇るように、8番から順番に13番まで昇ってゆく・・・中略・・・」 (p.128)
 厳密に言えば、現実だと思っている3次元の世界から、137分の1ずれたところに4次元の真実の世界が重なっているともいえるだろう。次元と次元の透き間に、夢と現実の狭間に真実があるのだ。・・・中略・・・。
 他の時間領域に行くには、座標軸を設定し、特定の図形や数字のコードを使って、『空間ずらし』を行っているにすぎない。それがタイムトラベルの奥儀でもあるのだ。(p.207)
 それぞれの次元に対応するチャクラは固有の図形で表すことができるから、個々の図形を同一中心軸(ゼロポイント)に重ねることで、次元通過が可能になるのだろう。
《参照》 『潜在意識を変える数霊の法則』 吉野内聖一郎 (知道出版)
【センタリングした状態】

 

 

【それが、進化というもの】
 彼と君が持っているコードは、いわば扉の表と裏の関係だ。宇宙図書館の扉には『汝自身を知れ』『汝自身で在れ』と書いてあるように、どちらか一方の文字しかなければ、自分の閉じた王国のなかの出来事であって、とても宇宙レベルの仕事とは言えないんだよ。・・・中略・・・。
 この二つが聖なるバランスを保った時、スターゲートが開かれ、どの銀河にもアクセスできるというわけさ。すべての銀河をつないだ宇宙の図書館から、この銀河の図書館になり、太陽系だけの図書館、そして惑星地球の図書館というように、だんだんと検索範囲が狭くなってゆく。
 エリア#6と7にあてはめてみると、6次元までは保護者が必要なお子様の領域で、いうなれば、扉の一方しか持っていない状態ともいえる。そして、7次元以降は、二極性を自らの内に掌握して、自在に自己創造できる領域だ。
 まあ、今までの惑星地球では、自分勝手な行為が許されてきたが、こらからはもっと銀河レベルの大人になって、きみたちは大いなる宇宙の創造に参加することになるだろう。それが、進化というものだよ・・・」(p.132)

 

 

【図形の役割】
 図形は曲線から構成されるものと、直線からなるものの、二つのパターンにわけられたが、それは右脳的、左脳的な違いなのだという。(p.158)
 直線は男性性で左脳的、曲線は女性性で右脳的。
 この2つがセットになって宇宙の創造は彩られているが、現在の地球文明は直線的な知識が主流で、宇宙的に見れば偏った進化を遂げているという。
「宇宙は脳、脳は宇宙」と、アヌビスは謎めいたことを言っている。
 図形には固有の役割があり、脳のなかにある記憶フィールドや、オーラのエネルギーフィールドにある「グリッド」をつなぐ役目をはたしているらしい。そして、このフォーメーションを完成させた時には、もはや右脳左脳の区別はなく、360度あらゆる方向で脳を使うことができるのだという。(p.158)
 本書には、アンク十字等いろんな図形が描かれており、その図形が意味することや使い方が記述されている。次元を超える旅は、図形を使いこなす旅と言うこともできるから、このシリーズ全編を通じて、特に『宇宙の羅針盤 (上・下)』 の中では、いろんな図形の持つ意味がさまざまに表現されている。
 ちなみに、本書の表紙に描かれている “交差するインフィニティ図形” に関する概要は、下記リンクに記述されている。
《参照》 『22を超えてゆけ』 辻麻里子 (ナチュラルスピリット)
【時空を超える秘儀】

 

 

【五芒星と六芒星と11】
「この二つの図形・・・五芒星と六芒星?
 11を図形であらわすと・・・5+6になる。
 五芒星と六芒星は何を意味しているのかな?」・・・中略・・・。
「五芒星の音は・・・エリア#5のアクセスコード。そして、六芒星はエリア#6と同じ音だ!」
「そうです。答えはとてもシンプルですね。五芒星の周波数は3次元の火をあらわし、六芒星の数は三次元の水をあらわしています。そして、11とは、火と水の統合と言えるでしょう。・・・中略・・・」(p.167)
 「水」の頂点を結ぶと六芒星。「火」の頂点を結ぶと五芒星。11=6+5=火+水=カミ。
 11について、更に本質的なことが書かれているけれど、そこまでは書き出さない。
 ついでに、七芒星に相当する漢字は「光」。

 

 

【 6 → 5 → 7 】
「あまりにも安定した状態から脱出するには、それなりの動機や意図が必要でしょう。・・・中略・・・。
 そして、あなたが描いた暗号文 の中にある図形を見れば、六芒星は閉じた世界であって、流動的でないということがおわかりでしょう。その様子を図形であらわせば、五芒星、七芒星、八芒星は、一筆書きで描けますが、六芒星は一筆では書けませんね」
 アヌビスは実際に図形を描きながら説明をしてくれた。
「そして、エリア#6から7へと向かうのではなく、エリア#6からいったんエリア#5に戻り、エリア#5から角度をつけてエリア#7の上空へと昇ってゆけばいいのですよ。順番は、5 → 6 → 7 ではなく 6 → 5 → 7 なのです。(p.174-175)
 この記述を理解しやすいように、五・六・七・八芒星の4つの図形を下に掲載しておいた。

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これが、タイトルに関して、最も明確な回答と言える記述だけれど、スピリチュアルな学びとしては、これ以外の記述の方がむしろ重要だろう。

あなたが描いた暗号文” とは、《後編》の【杖・珠・鏡】に書き出したもの。
 
 
【光のヴェール】
 6次元と7次元の間には、目には見えない光のヴェールのようなものがあるので、宇宙からの多次元的な情報を、純粋なまま3次元に降ろしてくることは難しいのです。
 光のヴェールは、幼い存在を守る保護膜でもあると同時に、それは光を遮り、本当の光が見えないということでもあるのです。6次元を超えてゆくとは、あなたを保護してくれていたものとの決別を意味し、依存を断ち切ることといえるでしょう。(p.170)
 この記述は、下記リンク内にあるタキオン膜のことを表現しているのだろう。
《参照》 『意識の量子飛躍 11:11 アンタリオン転換』 イシュター・アンタレス (ヒカルランド) 《4/4》
【亜原子粒子タキオン】