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 1週間前の2月20日、著者の浅川さんの小淵沢のご自宅にある徳乃蔵に行き、熱の籠ったお話をうかがいながら、「まだ読んでなかったこの本を読まなくては」と思いつつ購入してきた著作。豊富な写真と共に、ニュージーランド<第一部>と南米各国<第二部>を訪れた内容が記述されている。最近読んだ方は、特定の記述にビビッと来ているのだろうけれど、数年前に読んでいる方は再読した方がいいかもしれない。
 表紙の青い龍の切り絵は、龍神たちの住む神界からやって来た少年・和宏君が切り出したもので、徳乃蔵には、これよりもっと精細な龍神たちの切り絵が今でもいくつか展示されている。2011年6月初版。

 

【ワイタハ族】
 ワイタハ族がニュージーランドに来たのはおよそ5000年前、エジプトからやってきたようである。エジプト以前の歴史をたどるとレムリア文明に遡り、さらにはシリウス星へとたどり着くことになるという。どうやらアフリカのドゴン族やオーストラリアのアボリジニの一部と起源は一緒になるようである。
 ニュージーランドの先住民と言えば誰もがマオリ族の名前を口にする。しかし、彼らはわずか700年前にポリネシア方面から渡来した民族で、ワイタハ族とは血のつながりはなく、魂の系統もまったく別の人種である。この点は、今回の旅で初めて知るところとなったのだが、重要なことなので読者もぜひ頭に入れておいていただきたい。(p.34-35)
 我々一般人にとって、ワイタハ族という民族名は馴染みがないけれど、「表に出ないことでこそ、聖なる使命を守ることが出来た」、という面はあるらしい。

 

 

【ルカファミリー】
 エジプトはワイタハ族の中のメレルカ一族が統治することを望んだために、ルカファミリーを中心とした人々はその地を離れ、新天地を求めてユーフラテス川を渡ってニュージーランドにやって来ることになったというわけである。・・・中略・・・。
 ルカファミリーの中にもそれぞれ役割が分担されており、祭祀を行い龍のお世話をする家系、一族のガードを担う家系、客人をもてなす家系・・・・などがあるようだ。
 ワイタハ族全体のトップに立つのが日本の天皇に相当するファトゥクラ(Whatu-kura・エンペラー)であるが、長老の家は代々そのファトゥクラを継いできており、祭祀と龍の世話係という重要な役割を担っている。ちなみに古代のエジプトで使われているファラオという言葉はファトゥクラが変形した言葉の可能性が高いようである。(p.45)
 エジプト文明初期の王朝があったルクソールの王家の谷には、ルカファミリー一族の痕跡が残されているという。
 この本の前半・第1部には、ワイタハ族の長老と共に廻ったニュージーランドの聖地(10か所)巡りが記述されているのだけれど、言い換えれば、日本と縁の深いニュージーランドの天皇と共にボルテックスに棲む龍の聖地を廻った旅の記録が掲載されているのである。つまり、凄い内容です、この本は。

 

 

【封印された龍を解き放つ】
 レムリア文明の始まりから長い間人間と共に暮らしてきた龍たちの多くが、レムリアの終焉を迎えようとしていた時代に、悪しき心を持ったアトランティス人によって結界に閉じ込められ、そのまま今日に至っているのだ。
 アセンションによって我々人類が高次元世界へ移行しようとしている今、我々の守護霊的存在であった龍たちを解き放つことは、人類に課せられた大事な務めでもある。そのためのセレモニーが今回私がニュージーランドで果たす役割の一つで、これからもボルテックスと呼ばれる聖地において、何回かにわたって行っていくことになる。ボルテックスは龍たちの住処であると共に、閉じ込められた場所の一つでもあるからだ。(p.54-55)
 この記述を読んで、「荒唐無稽なファンタジーの世界?」と思う人がいるかもしれないけれど、超古代の人々は、現代人よりはるかにシャーマニスティックな人々であり、そのような感覚で世界を生きていたのだから、決して荒唐無稽なファンタジーなどではない。
 後日、長老が語ったところでは、龍の中にも位があるらしく、日本に棲むランクの高い「黄金の金龍」を伴ってやって来た者のみが救い出すことができるのだという。果たして今回の私の旅には、その金龍さんがついて来たのだろうか。
 ただの凡人である私にはそういったことはまったく分からない。ただ一心に祈りを捧げるだけである。しかし祈っていると、長い間閉じ込められていたたくさんの龍たちの無念の思いであろうか、無性に涙が出て仕方がなかった。(p.107)
 チャンちゃんも富士五湖の一つ、本栖湖で封印されていた龍を解き放つ神示に参加したことがあるから、その時のことを下記リンクのコメントに書いておいたけれど、体験しているからこの様な話はすんなりと理解できる。 
    《参照》   『涙の理由』 重松清・茂木健一郎  宝島社  《後編》
              【万感の種と、歴史の中に仕掛けられた人類に対する罠】
 日本人で役割のある方々が、役割のある世界の各地で、封印された龍たちを解き放ってきたのだろう。
 浅川さんに付いて行った黄金の金龍さんは、八ヶ岳南麓・小淵沢の徳乃蔵にいるようです。

 

 

【ワイタハ語が意味するレプティリアン】
 ちなみに、レプティリアンをワイタハの人々は次のように解釈している。
 ワイタハ語で「レ」はシリウスの古い太陽、「プ」は霊的・守護霊的という意味、「テ」は英語のtheで、「リアン」は存在を表すことから、レプティリアンは、「シリウスの衰退する太陽からやって来た守護霊的存在」という意味になる。つまり、ワイタハの人々を守護している龍一族を指していることになる。(p.52-53)
 同様に、レムリア(レムリアン)を解釈すると、「ム」は終りを意味するから、「古い太陽の終わりからやって来た人々」の意味になるという。
 この既述だけ読むと、レムリア文明はシリウス存在だけによって創られたと思うかもしれないけど、それだけではない。レムリア文明(ムー文明)は、リラ、シリウス、プレアデスの人々によって造られた文明であり、シリウスにもポジとネガの両極が存在していると、下記リンクに書かれている。
    《参照》   『覚醒への道』 サアラ (徳間書店) 《前編》 
              【リラ人と両極のシリウス人】

 

 

【シリウス・ドルフィン・レムリア】
 3機の宇宙船のうち1機が着陸したのが、これから我々が訪ねることになるニュージーランド南島の「神の住処・神の巣」と呼ばれる一帯であった。
 こうして地球に降り立ったシリウスからの生命体は、当時の地球には未だ人間が誕生しておらず、陸には恐竜、海にはクジラやドルフィン(イルカ)が生息している時代であったので、先ず海で生きることを選び、自分たちの姿に似ているドルフィンへと変容することとなった。(p.62-63)
 下記リンクには、レムリア(ムー大陸)沈没時にレムリアの記憶を残したのはイルカたちの脳であることが書かれているけれど、なぜイルカだったのかは、この浅川さんの本を読んだ人ならスンナリ納得できるだろう。
    《参照》   『予定調和から連鎖調和へ』 保江邦夫 (風雲社) 《後編》
              【レムリアの心】
 ワイタハの人々が自分たちの古い伝統に立ち戻ろうとする時、日本との結び付きを飛ばしては語れないのは、天皇家につながる人々はドルフィンから人間に変容を遂げた最初の人々であるからであるという。同じシリウスから来た仲間の中でも、そういった点から考えると、天皇家はいわば本家筋ということになるわけである。(p.65)
 ワイタハ族の持つレムリア文明からシリウスへとつながる長大な歴史観や人類誕生にかんする龍蛇族の話は、一般のヨーロッパ系の人々だけでなく、地球を我が物にしようとオリオン系の宇宙人と手を組んでいる「闇の勢力」にとっても、なんとしても伏せておきたいことであったのだ。(p.139)
 天皇家も御魂の系譜は必ずしも同じではないらしいけれど、皇太子・浩宮様はシリウスの御魂であるらしい。どおりで、お顔が何となくイルカっぽい。
    《参照》   『宇宙パラレルワールドの超しくみ』 サアラ (ヒカルランド) 《後編》
              【皇太子殿下:浩宮様】
 チャンちゃんが今までこのブログに度々リンクしてきた『宇宙への旅立ち』というサイトの中で、最近、「皇太子のレプティリアンの縦線目」 という記事が掲載されたけれど、日本人の殆どは龍蛇族なのだから、全部が全部、劣性のレプティリアンとして捉えるのは間違っているだろう。
 ブッシュは完全に邪悪な劣性レプティリアンであるけれど、皇太子・浩宮様は真正(神性)レプティリアンである。

 

 

【レプティリアンの区別】
 近頃「レプティリアン」という言葉がよく使われるようになった。日本では爬虫類人とか恐竜人と訳されているため、大変恐ろしい生き物のように捉えがちであるが、和宏少年の言うように、恐竜やワニなどが龍の変身した姿だと考えれば見方は違ってくる。読者には「レプティリアン=恐ろしい生き物」という考えは持たないでいただきたい。(p.52)
 近年、地上においてレムリア文明の復活(アセンション)を阻んでいる中核は、ネガティブなオリオン系の存在らしいけれど、レプティリアンという用語について、誤解している人々が多いので、下記の記述を良く読んでおいてください。
 『龍蛇族直系の日本人よ!』の中で詳しく述べているように、征服欲の強いオリオン系の宇宙人や彼らと組んだアストラル界の邪悪な存在は今、人類の進化を阻止しようと様々な企てを実行している。一方、それを阻止するために、龍神や龍蛇族系宇宙人が戦っているのである。(p.423)
 レプティリアンには、神性(神聖)と劣性があることに注意して読むべき。
 高山長房さんは神性レプを「ドラゴニアン」、劣性レプを「レプティリアン」と明確に区別して表現している。
    《参照》   『日本人はドラゴニアン《YAP(-)遺伝子》直系! だから、〔超削減〕させられる』 高山長房 (
              【ドラゴニアンvsレプティリアン】
 下記リンクの「アルファ・ドラゴニアス」は、龍座のα星を出自とする劣性レプティリアンのこと。
 このリンクの下部に、『龍蛇族直系の日本人よ!』の重要な記述がリンクされています。
    《参照》   『アセンションで何が変わるのか!?』 中丸薫&ベンジャミン・フィルフォード他 (青志社)
              【アルファ・ドラゴニス】
 それぞれの著作内でレプティリアンの記述を読む場合は、その神性・劣性を注意深く読み取るべき。
    《参照》   『この地球を支配する闇権力のパラダイム』 中丸薫 (徳間書店) 《前編》
              【竜の末裔】
    《参照》   『新しいレムリア』  オレリア・ルイーズ・ジョーンズ (太陽出版) 《後編》
              【ドラゴニアンとレプティリアン】

 

 

【アセンション後の死骸】
 ワイタハの人々は死骸を決して荼毘に付すことはしないようであるが、アセンションを果たし故郷の星シリウスに戻った人の死骸は、墓から消えてしまうそうだ。・・・中略・・・。
 やむを得ず荼毘に付す場合でも、死後3日はそのままにしておかれた方がよいことはかねがね述べてきたことであるが、この話をお聞きして改めてその必要性を感じた次第である。(p.237)
 「魂魄この世に留まりて・・・」とかいう歌舞伎の俗っぽいセリフみたいなのは、アセンションという事象を全く理解していない人々の戯言である。
 けれど、底辺救済の為、七生報国的に三次元世界に繰り返し転生することを決意している御魂は、アセンションしないパラレルワールドの地球で、敢えて肉体を荼毘に付すかもしれない。
 それはそれとして、生きている内にアセンションしていると、体重が軽くなるらしい。
    《参照》   『2020年ごろまでに世の中大転換する』 船井幸雄 (徳間書店) 《後編》
              【アセンションすると体重が・・・】