《前編》 より

 

 

【アセンションの度合い】
 ハイラーキーのマスター方は、次のように述べています。
「アセンションの度合いは、 『愛』の強さ。大きさ。『光』の強さ。大きさ。そして『意志』の強さ。『叡智』の深さと比例する」と。(p.80)
「ハイラーキーのマスター方」を日本語で言うなら「高位の覚者方」ということ。神智学の本を紐解いたことのある人々なら読み慣れた言葉だろう。

 

 

【エネルギーを体感するための基礎】
 ではここで、エネルギーを体感するための基礎について話そう。
 エネルギーを体感するための第一歩は、その対象に焦点を合わせ、「明確にイメージする」ことである。
 その明確さの「深度」が、エネルギーを感じる「感度」となるのだ!
 では、エネルギーを「イメージする」という事について、私とともに深く考察してみよう!
 「イメージする」とは、自分の中に、その対象物を明確に想像し、創造することである!
 つまり、エネルギーを感じるということは、対象物のエネルギーに、自己のエネルギー(周波数・振動数とそのレベル)を合わせ、自己の中に、対象物と同じエネルギーを創り出し、そのエネルギーを感じるということなのである。
 これがすなわち「自分のエネルギーしか感じることができない」という意味の本質なのである!
 ゆえに、自分の持っているエネルギー以上のものは、真には感じることができないのだ!
 だから私は皆さんに、より高度なエネルギーを体感したいならば、自己のエネルギーの高さと幅を広げることが、一番の近道であると助言するのである!(p.93)
 このような基本的なことを話してくれる人って案外いないし、書物にも殆ど書かれていない。
 田村珠芳さんも著作の中で、「子供も頃からカメラ目を持っていた」と書いていたけれど、空海が求聞持法を成就したことによって身に付けた能力を生まれながらに持っていたわけである。今の時代は、そのような先天的に恵まれた資質を持って生まれている人が少なくないらしい。
 秀でた霊覚者って、つまり霊力(=イメージ力=視覚化力=想像力=創造力)が強い人々なのである。先天的にそのような霊力を持っている人々は、その重要性をここに書かれているように知性レベルではっきり納得できるような説明をしないから、お弟子さんたちがなかなか育たないんだろう。

 

 

【神歌(やまと歌)について】
 日本の歌の創始とは「やまと歌」であり、御神歌です。
 それは、皇神(すめかみ)のエネルギーそのものである、DNAの変容のエネルギー、進化(神化)のエネルギーを込めたものです。
 それが「言霊」の創始でもあります。
 古代の人々は、その言霊、「御神歌」、『皇歌(すめらうた)』に、神霊のエネルギーや、重要なメッセージを込めました。
しかし物質文明の時代とともに、いつしか人々はその豊かな感受性を失っていきました。
 特にやまと歌=「御神歌」、『皇歌』(すめらうた)には、日本の神聖なDNAを目覚めさせる不思議なエネルギーが込められています。(p.113)
   《参照》   『日月地神示』 白峰聖鵬 (明窓出版) 《前編》
             【大和民族の役目】

 

 

【八咫烏(やたのからす)と金鵄(きんし)】
 絵画版の『古事記』を見たことがある人なら、八咫烏に導かれて大和平定をはたした神武天皇が持つ弓の上に、燦然と輝いている「金鵄」が止まっている絵を目にしたことがあるだろう。
 この組織(八咫烏)を作ったのは、「神武」という名の「太陽神」になります。どこかで聞いたような名前ですね。そう、初代天皇と同一人物なのです。正確に言うと、神武天皇は、太陽神の神武の地上セルフになります。そして、太陽神の神武は、「太陽神の男性的な側面」を表している方です。ちなみに、「金鵄(きんし)」と呼ばれているのも、この方です。だから、やたのからすは、この方に仕える者になります。(p.183)
 神武天皇(=金鵄)は、「八咫烏」の長だった。
金鵄 : 日本は神界の雛型であるから、守り抜かねばならないのだ。もちろん、地上の組織も私が作ったわけだが、こちらも天界と同じで、その存在は表には出してはいない。 ・・・(中略)・・・ 。八幡大菩薩、熊野の祭神などは、全て私のことを指す。八幡大菩薩は、応神天皇のことだが、応神天皇と私(神武天皇)は、同一人物だから、八幡大菩薩は私のことになる。熊野は、もともとやたのからすの本拠地だからな、当然祀っているのは私ということになるのだ。熊野三山のなかでは、大斎原 に私のエネルギーがあるから(上陸地点)、興味があれば行ってみるといい。(p.185)
 熊野の大斎原が出てきたついでに、意味深なリンク。
   《参照》   『古代大和まほろばプロジェクト』 森嶋直樹 (文芸社) 《前編》
             【「熊野ライン」:東経135度45分19秒】

 熊野本宮大社 と同じ経度にある鞍馬寺の本来的意味に関しては、下記リンク。
   《参照》   『地球維新 解体珍書』 白峰・鹿児島UFO (明窓出版) 《前編》
             【「日本イルミナティ」の発祥】

 

 

【アセンションのお手伝いをしたいんだけど・・・と思っている方は】
 資格なんて難しく考える必要なんてない。全ての人々にその資格はあるのだから。本人がやりたいと立候補すること、それだけだ。高次のものは皆、人々が立候補してくれることを心待ちにしている。全力でサポートもする。本人の意思、それが最も大切なこと。(p.189)

 皆さんの中に愛と意志が生まれた時、それは私自身からも送られているエネルギーだと気がつくでしょう。
 私はエル・モリアです。あなた方の意思を見せてください。
 私はみなさんのアセンションをサポートします。(p.253)
 日本人としてアセンションに貢献する意志がある方は、まず、この本を購入し読んで、中にテンコモリ記述されているURLから連絡先を知ればいいだろう。
 メインのホームページは http://nmcaa.jp (p.75)と記述されている。
 この時代に生きている私たちのハイアーセルフは、アセンションのことを知っているのです。つまりアセンションを実現させようとする生き方をすると、ハイアーセルフと一体化しやすくなるということです。そして私たちの意識が日本、世界、全宇宙と拡大していくにつれて、私たちはさらに高次元のハイアーセルフと一体化するようになります。(p.205)
 アセンションへの奉仕とは、「意志と行動」に尽きる、と、勉強を進めるほどに、実感としての理解が深まってきます。ですから何も心配なさらずに、高次のエネルギーに身をゆだねてみてください。(p.228)
 かつて「自分探し」がブームのように言われていたけれど、「自分探し」の最終的な答えはハイアーセルフとの出会いにあったはずだから、アセンションへの奉仕こそが、「自分探し」の答えを得る上で、最大の近道のはずである。

 

 

【アセンションと宇宙の唯一最大の法則】
 あなたが言う自己の闇、ネガティブな体験というものは、今生のものであれ過去の分身のものであれ、今のあなたの意識が変われば修正することができます。もちろん未来も変わってきます。このように自己の意識が拡大していくと、そこに多次元の自己という感覚が加わり、余裕を持って過去の体験を選択できるようになります。
 あなたが光の螺旋階段を一気に飛び越えたいのなら、『最大の光を必要とする状態』になることです。そのためには、“自分のために”という制限を外し、今までは自己に向けられていた意識を、人、地球、宇宙のためにと拡大させていくことが必要ではないでしょうか。あなたの意識が拡大して根源神と一体になるその時、あなたは最大の光を受け取ることができます。
― それがアセンションと宇宙の唯一最大の法則なのです。
 信じがたいかもしれませんが、根源神界の光のゲイトが開き、根源の光を遮るものが全て消えてしまった今、それが最も可能となっています。
 皆さんが完全な光の意識になることが、今、可能なのです。(p.214-215)
 謙虚な人は、「自分のカルマを解消していないと、アセンションに貢献できないのではないか」と思いやすいけれど、「根源神界の光のゲイトが開き、根源の光を遮るものが全て消えてしまった今は、そうじゃないんだよ」と書かれている。超~ラッキー。光を遮る側の邪悪な存在にとっては、超~アンラッキー。チャンちゃんが食べたいものはポキポキポッキー。毛ムクジャラの“しけモモ”にあげるのは湿気たクッキー。親父みたいな芸人はワッキー。ディズニランドの浮カレポンチはミッキー。
 そうはいっても、今現在、霊界が完全に閉じてしまっているのではないから、個人のカルマや家のカルマが残っている人は、それなりの重さを克服しないと、なかなか前向きになれない。カルマのマイナス部分をチャラにできるかどうは、「ネガティブに機能するカルマの残量」と「ボジティブに機能する意志力」の相殺結果によるだろう。
 「何のためにアセンションの道を目指すのか?」という、とても根本的な動機と意図が重要です。「自分のために」という意識では、個々のエネルギーが統合されることなく、決してアセンションは起こりません。
 アセンションとは、どこまでも大きく統合的なプロセスです。
「全体の、全体による、全体のための」アセンションが、どこまでも果てしなく無限に拡大を続けています。(p.223)
 「自分の、自分による、自分のための」アセンション。それはあり得ない。
 人民や人々のためなら、まだマシだけれど、本当はそれでもスケールが小さすぎる。なぜなら・・・