《中編》 より

 

【杖・珠・鏡】
 エリア#6と7の間を修復せよ
 朽ちることのない杖
 封印された7つの珠
 すべてを映しだす透明な鏡
(五芒星の図形)(六芒星の図形)
 ・・・中略・・・
 朽ちることのない杖・・・封印された7つの珠・・・すべてを映しだす透明な鏡・・・という言葉の中に、廃墟を修復するための、ツールがあるとでもいうのだろうか。  (p.9-10)
 五芒星と六芒星は、図形の正確なフォントがないので( )書きにしておいた。
 杖を剣に置き換えれば、珠と鏡とで三種の神器になるけれど、肉体にある7つのチャクラが上下からの光に貫かれたとき、すべてのチャクラは活性化して全方位に光を放ち、右脳と左脳を統合し、潜・顕・超を統合した意識存在となって二元性を超えることができるということか。
 新たな医療方法を提示しているスピなお医者(丸山修寛)さんがプロデュースした バッキ―カバラ の箱に、使い方として、この記述と同じことが書かれていたので、その写真を下に掲載しておいた。
イメージ 1
 バッキーカバラは、バッキーボールとカバラの生命の樹の立体図形を組み合わせたもので、バッキーボールは五角形(火)と六角形(水)を組み合わせたカミ(火水)の球体でできている。

 

 

【アンク十字】
 アンクも多次元にアクセスできるツールです。ただし、使い方を知らなければ、博物館のヤジリやマガタマと同じで、原始人がつくった、取るに足らない装飾品の一つでしょう。アンクの力を正しく用いることができれば、あなたは太陽の国の扉を開けることができます。この紋章は常に、あなたを光の方向へと導いてくれるでしょう。(p.178)
 博物館の説明書きとか、歴史書に書かれている文物の説明って、ホントにとことん無意味な説明が殆どである。
「歴史や科学の背後に、異次元との交流あり」 というスピリチュアルな認識を確たる前提にしない限り、まるで意味をなさないだろうと、チャンちゃんは思っている。
「いいですか。ここからが重要ですので、よく聴いてください。
 アンクの形は、宇宙の基本的な要素を具現化したものです。宇宙の基本的な要素とは、火、水、土、風、光、そして、ゼロポイントです。・・・中略・・・。(p.179)
 中略とした部分に、アンク十字の詳細が記述されているけれど、宇宙の基本要素については、『宇宙の羅針盤 (上)』 に記述されている。

 

 

【『鏡』の前で姿を消す】
 鏡とは、分離と統合の象徴でもあり、鏡には境界を超えてゆくという作用もあります。あなたに、ぜひ憶えておいてほしいことがありますが、太陽の国の入り口には、『鏡』があり、その鏡の前で、ご自分の姿を消すことができなければ、太陽の国に入ることはできません。
 すべての色を束ねると透明になるように、全ての音をかさねると静寂の音になるように、そして、プラスとマイナスの数字を全部集めるとゼロになるように、心を透明にして自らの輝きを放つ時、あなたは姿を消すことができるのです。(p.183)
 本殿中央に『鏡』が置かれている神社はたくさんあって、その目的は「自霊拝」といわれているけれど、
   《参照》   『土曜神業録 1』 深見東州  たちばな出版
             【身体が神体 → 自霊拝】

 より本質的には、「姿を消すことができる人だけ入りなさい」ということだろうか。

 

 

【地上に太陽の国を建設するプロジェクト】
「マヤ、地上に太陽の国を建設するプロジェクトに、一体どれだけの人が関わっていたか思い出してください。それは、3次元に住む人間だけではありませんよ。多次元的な存在も大勢参加していた、大きなプロジェクトだったのですから・・・」(p.186)
 かつて、エジプトの地において、このプロジェクトを成そうとしたファラオがいた。
 しかし、失敗してしまった。
 その理由は二つ。
 一つは、民衆は生存のために必死で、ファラオが思い描いていた光の世界など望んでいなかったから。
 もう一つは、ファラオは、「時が来る」のを待てなかったから。
 その時とは、惑星地球の波動が宇宙とどれだけ共鳴できるか、そのタイミングにかかっているのですよ (p.185)
 現在の惑星地球は、宇宙の遠大な周期律的タイミングに恵まれて、「その時」に入っている。
 しかし、現在の民衆の多くは、地球支配者(闇の支配者、ディープ・ステート、イルミナティ)たちによる格差社会化の作為に嵌って、「生存のために必死」な状態のまま、光(スピリチュアル、多次元)の世界になど意識が及んでいない人々が余りにも多い。この点において古代エジプトにおける状況と何ら変わりない。
 故にこそ、太陽の国建設(アセンション)プロジェクトの前提として、宇宙連合は地球支配者に対して、困窮する民衆の経済的問題を解決するためにNESARA、GESARAの実施を要求したのだけれど、地球支配者たちは、2001年の正式公布日当日の早朝に、9・11のヤラセテロを敢行し、露骨にこのプロジェクトをブチ壊してしまったのである。
   《参照》  『世界を変えるNESARAの謎』  ケイ・ミズモリ (明窓出版)
            【9・11テロが計画された理由】
            【チャネリングによってもたらされるNESARA情報】

 2019年3月現在、トランプ大統領 を表側の旗手として、光の勢力による巻き返しが行われているけれど、遠大な宇宙の周期律的タイミングに恵まれた「時」にありながら、仮にも、このプロジェクトが達成されないのであるなら・・・。
 いや、惑星地球は太陽の国になるだろう。本書を読んでいるような人々は、このプロジェクトに賛同して惑星地球に来ることを決意していた人々なのだから。

 

 

【ゆがみのない魂の言葉】
 幼い獅子よ、太陽の国へ、いわば恒星意識へとたどりつきたいのなら、その秘訣はただ一つ。どんなことがあっても、ハートの中心にとどまることだ。ゆがみのない魂の言葉を発しない限り、その領域へ踏み入ることはできない。幼い獅子よ、魂の深淵から湧き上がる、真実の言葉を発したまえ。
 どんな時もハートの中心に戻るための秘密の言葉を教えよう。このジュモンは今のきみにとって、とても重要なものだ。決して忘れてはならない。(p.202)
 歪みのない魂の言葉に関しては、下記リンク。
   《参照》  『22を超えてゆけ』 辻麻里子 (ナチュラルスピリット)
            【地球との音程のズレ】

 ジュモンと書かれているのは、三度自分の名前を唱えながら、上記リンク書籍の表紙に描かれている図に則して行う意識のワーク方法のこと。

 

 

【ゼロポイントの働き】
 セロポイントについては、《次元の通過点》ないし《次元間の架け橋》という認識でいいのだけれど、下記のような表現もされている。
 二つの異なるものを束ねる際、双方の間には必ずゼロポイントが介在している。ゼロポイントは異なる性質のものを一つに結ぶことができるのだ。ただし、ゼロは目には見えないので、その存在を認識することは困難だろう。
 ゼロポイントについて熟知していなければ、火と水を統合することなど所詮不可能である。(p.214)
 これを読んで、ふと下記リンクにある真空剣の働きを思い出したのだけれど、これも日本文化におけるゼロポイント創出法と言えるだろう。
   《参照》  『人と神と悟り』  日垣の庭宮主  星雲社
            【剣による結び】

 さらに、以下のようにも書かれている。
 ゼロポイントの奥儀とは、内側の世界と外側の世界を反転させること。個であり全体、全体であり個という視点を獲得することにある。われわれは、ミクロコスモスであり、マクロコスモスでもある。すなわち、われわれの外の世界にも宇宙があり、内側の世界にも同じように宇宙空間が拡がっているのだ。わかったか。(p.218)
 「わかったか」 と言われても、“宇宙=意識=時間=空間” という認識が確立できていないと、
 「ジェ~ンジェン分かりません!」 になってしまう。
   《参照》  『ゼロの革命』 宇場稔 (幻冬舎) 《前編》
            【「地球生活」を卒業して「宇宙生活(宇宙霊界)」へ】

 

 

【大人であることは】
「大人であることは、利口になることではない。知恵と勇気、愛や真実と呼ばれているものを、ハートの中心に落とし込み、知性と感性の両者を束ねることだ。互いに切磋琢磨を繰り返しながら、右脳的なものと左脳的なものの双方を向上させることによって、その高みには美と調和が垣間見えてくるだろう」 (p.248)
 このような大人になる上で、スピリチュアル分野の遊弋を外せないのは言うまでもないけれど、「スピリチュアル=現実離れした戯言の世界」というような定型解釈一辺倒で見向きもしない人というのは、要は知性が基本レベルにすら至っていないのだと思っている。特に男性なら、それまでに積み上げてきた多方面にわたる知的(左脳的)理解をステップとすることで、スピリチュアルに対する正しい認識は、確実に深まるはずである。

 

 

【正しい地球の去り方】
 今回の人生で、地球の滞在は最後だと決めてきた人が多いことは、わざわざ言うまでもない周知の事実だろう。ほとんどの人が故郷への帰還を果たすのだ。ここで、正しい地球の去り方の幾何学的なパターンを築くことによって、汝の一歩が、その道を築く小さな一歩となる。(p.226)
 遅くとも2030年までに惑星地球上で起こるイベントを以て「星へ帰還する」ことを自覚している皆さんは、上記の書き出し前後に記述されている「地球の正しい去り方」を事前に確認しておくことができます。
    《参照》   『2012年 アセンション最後の真実』 浅川嘉富 (学研) 《前編》
              【星への帰還】

 

 

【惑星地球が今、この宇宙において注目を集めている理由】
 地球上には、さまざまなエネルギーグリッドがあることは知っているだろう。地上の戦いの多くは、宇宙の視点から解釈すれば、このエネルギーグリッドの陣取り合戦のように見える。しかし、これらのグリッドは、いずれ一つにつながり、地球という星全体が、特別な聖地と同じ光を放つようになるだろう。しかし、地球という星全体が、聖地のような光を放つのが先か、地球という惑星を破壊し尽くすのが先か、そのゆくえを見守るということが、惑星地球が今、この宇宙において注目を集めている理由でもある。(p.237)
 今、スピリチュアルを解する人々は、地球人類防衛のため、光のグリッド作ることに懸命になっている。そのための媒体は、水晶であったり、多面体の球体であったり、四面体を積み上げたピラミッドだったりと、様々。こういう鋭意にはいくらでも協力しようと思っているけれど、1個で何十万円もする水晶のようなものを購入するのは経済的に多くの人々に出来ることではない。誰もが購入できるよう、せめて数万円以内でやってほしいものである。
 チャンちゃん家には、「180面体の球体であるアイーナ」 と スピなお医者さんが作った 「カタカムナ ゴッドピラミッド」 というグリッド役を託されたインテリアがある。
 地球を去るまでに、聖地のような光を放つ星になることを見届けたいけれど、そう成るにしても“陰極まって陽に転ず”というパターンかも・・・・と、思ったりもする。

 

 

<了>

 

  辻麻里子・著の読書記録

     『22を超えてゆけ』

     『6と7の架け橋』

     『宇宙の羅針盤(上)』

     『宇宙の羅針盤(下)』

     『藍の書』