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参考資料は
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頭蓋内圧亢進について調べていくと、
脳ヘルニアにならないようにすることが大切
という記載を発見したのですが
脳ヘルニアって?🤔




頭蓋内は、
硬膜でできた大脳鎌
小脳テントによって
大まかに3つのコンパートメント
わかれている





その硬膜で仕切られたコンパートメントにおさまっていた脳が、本来の位置から押し出された状態脳ヘルニアという

(押し出されることで陥入組織だけでなく、
陥入した先の組織まで圧迫・変形するため、
様々な神経症状をきたす)

脳ヘルニアが起こると、逸脱した組織の循環障害や脳幹の圧迫などによって生命維持が困難になる危険があるため、早期の診断・治療が重要となる


治療は頭蓋内圧亢進に準拠する



分類

帯状回ヘルニア
(大脳鎌下ヘルニア)


前頭葉前部が陥入する
初期は無症状
前大脳動脈の圧迫で対側または両側下肢の運動・感覚障害がある
※進行するとテント切痕ヘルニアになりうる



テント切痕ヘルニア

A下行性ヘルニア
a、鉤ヘルニア海馬ヘルニア
テント上に病巣があり、テント下に組織が陥入する
陥入部位は側頭葉内部の鉤、海馬
重要な初期症状として、一側(病変側)の瞳孔神経麻痺(瞳孔散大、対抗反射消失)





b、正中ヘルニア
テント上(正中または両側)に病巣があり、テント下に組織が陥入する
陥入部位は側頭葉内側部、間脳、中脳

重要や初期症状として、間脳の圧迫症状(注意力低下、傾眠傾向、チェーンストークス呼吸、両側縮瞳)




a&bの
その他の症状として
中脳の圧迫
(意識障害・呼吸障害・片麻痺(対側)・徐脳硬直・両側瞳孔散大・対光反射消失)
後大脳動脈の圧迫
(同名性半盲)
橋・延髄の圧迫
(脳死)


B上行性ヘルニア
テント下(後頭蓋窩)に病ですがありテント上に陥入する
重要な初期症状、その他症状として
中脳の圧迫(瞳孔異常、眼球運動障害、意識障害、呼吸障害)




大後頭孔ヘルニア
(小脳扁桃ヘルニア)
テント下(後頭蓋窩)に病巣があり、小脳扁桃が陥入する

重要な初期症状、その他症状として
延髄の圧迫(急激な意識障害、呼吸停止)
大後頭孔部硬膜への刺激
(頂部硬直)





この危険度は
低い
①帯状回ヘルニア
↕️
②テント切痕ヘルニア
↕️
③大後頭孔ヘルニア
高い
といった感じで、
②と③は重篤になることが多い
③は延髄を圧迫する危険性があり、発生すると致命的で究明が難しい。急性水頭症の症状が見られてから悪化する場合もあるが、症状なく突然呼吸停止する場合もある