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脳卒中患者のフィジカルアセスメント

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参考資料は



くも膜下出血



何らかの原因で
くも膜下腔へ出血が生じた場合をいう


出血要因

一位
脳動脈瘤の破裂
(全体の80%を占める)
(40~60歳の女性に多い)

二位
脳動静脈奇形
(20~40歳の男性に多い)

他には
脳出血・もやもや病・脳腫瘍・脳血管炎・血液疾患・出血性素因・事故
など 


病気が見えるでは一位に多い脳動脈瘤の破裂が中心に載ってるのでそれをまずは見ていきます



脳動脈瘤破裂について

脳動脈瘤が破裂すると同時に、
動脈血が急激にくも膜下腔に流入
(破裂の勢いが強いと脳内や脳室内まで広がる)
流入した血液によって脳が圧迫され
短時間で頭蓋内圧が亢進
&
脳虚血(脳循環不全)
脳かん流圧が低下し、組織に血液が送れなくなる
脳は虚血状態へ
脳虚血により
意識の低下・消失
&
脳幹に圧がかかり呼吸障害や不整脈が生じる


これらの時期は急性期とし、
一次的脳損傷とされる
急性期の次の段階は亜急性期
亜急性期の次の段階は慢性期
となる

亜急性期では再出血(発症後24時間以内)や脳血管れん縮パゾスパスム(72時間~2週間、8~10日がピーク)のリスクがあり、
慢性期では正常圧水頭症(数週間~数ヶ月後)のリスクがある




症状

突然の激しい頭痛
(殴られたような痛みのため、痛すぎて発症のタイミングを覚えていることが多い)

頭蓋内圧亢進症状
悪心・嘔吐・眼内出血・うっ血乳頭

意識障害

髄膜刺激症状
①頂部硬直
(頭部を持ち上げるときのみ明らかな抵抗や疼痛)
②ケルニッヒ徴候
(両側ともに抵抗により膝関節を135°以上伸ばせない)
③ネックフレクションテスト
(下顎が全胸部につかない。屈曲時のみ明らかな抵抗や疼痛がある)



治療

術前
再出血、脳ヘルニアを防ぐ
血圧管理
頭蓋内圧管理(グリセロール、マンニトール)
鎮痛、鎮静
けいれん(抗けいれん薬)
にて管理する

手術
(可能であれば脳血管れん縮発症前に行うべき)
クリッピング
静脈瘤コイル塞栓術

術後
脳血管れん縮による脳虚血を防ぐ
tripleH療法
(循環血液量増加、人為的高血圧、血液希釈)
脳槽ドレナージ


分類

重症度分類によって治療方針が決まる
Hunt and Hess分類
Hunt and Kosnik分類
WFNS(世界脳神経外科学会連合)の分類

などがある