激ヤバ彼氏と付き合って1000万の借金を
背負わされそうに...
恋愛迷子の恋について綴っています☆
（実話です）
◆登場人物◆
主人公 まりも
彼氏 ケンジ
最初から読む方はこちら⇩
前回の話はこちら⇩
”ケンジは事故を起こしていない
あんたはケンジのカモにされている
お金目当てで利用されただけ”
と言い切る
毒舌友人チカコ
何言ってるんだ
そんな事あるわけないじゃない
いくら友達でも
言っていい事と悪い事がある
ムカついたわたしは
事故が起こった事を
チカコに証明する為
自ら警察に確認の電話をした。
田舎なので
管轄している警察署は
１つしかない。
そこの交通課に電話した。
「あなたは？」
「XXと言います
事故を起こした者の
知り合いです」
「聞きたい事は何でしょうか？」
「あの・・
その日
交差点で右直事故があったと思うんですけど・・
えっ・・と
事故・・
ありましたよね・・？」
ちょっと
シドロモドロになってしまった
「事故の内容を聞きたいの？」
田舎の警察だからか
対応してくれたオジサン警官は
敬語ではなく
タメ語だった。
「あ、内容というか..
事故があったかどうかを
お聞きしたいのですが・・」
基本的にそういう問い合わせには
応じてないから
まぁ署まで来てくれれば、、
的な言い方をされた。
基本的に、
という事は
押せば教えてくれるのかも？！
「あの・・・・
事故があったかだけでいいので
知りたいんですけど・・」
だけ、を強調して
言ってみた。
「う～ん
そうだねぇ・・」
ここで、ちょっと
周りと何か話している声が聞こえたので
もしかして
誰かに聞いてくれてたのかもしれない。
「何でそれを知りたいの？」
「実はわたしの婚約者が
その交差点で交通事故を起こしまして..
相手から
１０００万の慰謝料を
請求されたって言うんです
それでそのお金を
肩代わりしろって言われてしまって」
（ちょっと違うが、そう言い切った）
「いっ いっせんまん？！」
あきらかに
オジサン警官の声のトーンが変わった。
「それで
そんなお金ないって言ったら
風俗で働けって」
（これも微妙に違うが言い切った）
「フウゾクでぇ！？」
「友人に相談したら
事故があったかどうかを
まず警察に確認しろって
言われまして・・・」
「あぁ..
そうなんだねぇ....」
オジサン警官
考えてる模様。
あ、
教えてくれそうな気配
書類をめくる音と
PCを叩く音がする
カタカタカタ....
「その日
交通事故は
起きてないねぇ」
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