南極のオゾン層が「回復傾向」なのを捉えた!~すべての面で惑星全体の利益を優先し行動を起こそう~ | モトPのありのままの幸せ~♪

南極のオゾン層が「回復傾向」なのを捉えた!~すべての面で惑星全体の利益を優先し行動を起こそう~

皆さん ラブラブ こんちゃ~ 音譜



フロンガス は大気中に放出されると、成層圏(地上から10~50㎞内のオゾン層(高密度 の層は20~25㎞)に達するまで約10~15年かかる と言われています。


フロンガスの使用・制限が規制され、回収などが義務化されてかなりの月日が経ちますが、ようやく この効果が現れてきたようです。


毎年出現する南極上空のオゾンホールの出現時期が遅れている・・・ すなわち、オゾン層の破戒に歯止めがかかった・・・ とのこと。


オゾン層は 太陽からの有害な紫外線を吸収してくれているので、 私たち人類にとっては、とても 良いことです 音譜


それは 具体的には、どのような内容でしょうか。


以下 ダウン 良かったら 一緒に 見て 目 みましょう。 では どうぞ~ パー

 


南極のオゾン層が「回復傾向」なのを捉えた
'Healing' detected in Antarctic ozone hole :7月2日 英語版配信分)

~南極のオゾンホール縮小を初めて確認~
[source:BBC NEWS NATIONAL GEOGRAPHIC 日本版 ]


The researchers believe that healing of the ozone hole has begun in the stratosphere above Antarctica:研究者たちは、南喬上空の成層圏でオゾンホールの治癒が始まっていると信じている。


 南半球のオゾンホールを30年にわたって観察してきた科学者たちが、ついに南極のオゾンホール(オゾン層の穴)が縮小していることを確認した。


 オゾンホールの大きさは気象や火山活動の影響を受けて毎年変化するため、回復の傾向を見てとるのは難しい。科学者たちは、オゾン層は2000年前後から比較的安定していて、徐々に回復する傾向にあると考えていたが、2015年10月にはオゾンホールの大きさが過去最大になってしまった。(参考記事:「オゾン層回復の道は山あり谷あり」


 そんな中で、米マサチューセッツ工科大学(MIT)の大気化学・気候科学教授のスーザン・ソロモン氏が率いる研究チームが、オゾン層の回復を示す複数のデータを『サイエンス』誌に発表した。MIT、米国立大気研究センター、リーズ大学の研究者からなるソロモン氏の研究チームがオゾン層回復の厳密な証拠を初めてつかんだかたちだ。


 米カリフォルニア大学アーバイン校の化学者マリオ・モリーナ氏とシャーウッド・ローランド氏が『ネイチャー』誌に論文を発表し、フロンガスがオゾン層への脅威になることを警告したのは1974年のことだった。フロンは当時、スプレー用のガスや冷蔵庫の冷媒として広く利用され、大気中に急速に蓄積されていた。


 地上で使われたフロンが大気中を上昇して成層圏に達すると、強烈な紫外線により分解されて塩素原子が生じる。塩素原子はいずれ大気に吸収されるが、大気が塩素を吸収する能力には限りがあるため、残った塩素原子が大量のオゾンを破壊してしまうというのが論文の結論だ。モリーナ氏とローランド氏は、この画期的な研究により1995年にノーベル化学賞を受賞した。(参考記事:「オゾンホール、ノーベル化学賞の歴史」


 両氏の仮説は化学産業界から激しい攻撃を受けたが、11年後の1985年に英国の科学者チームが南極上空のオゾンホールを実際に確認したことにより、その正しさが裏付けられた。成層圏のオゾン層は、太陽からの有害な紫外線を吸収して地上の生態系を保護している。オゾン層が失われると地上に届く紫外線が増え、ヒトや動物の皮膚がんが増加する可能性がある。


南極上空のオゾンホールが縮小傾向にあることが科学的に初めて確認された。


■時期に注目


 オゾン層の破壊が意識されるようになった1980年代、大気中のオゾン濃度は急激に低下していった。1987年にモントリオール議定書が採択され、フロンの製造と使用が強力に規制されるようになると、オゾン濃度の急激な低下はなくなったが、濃度は低いままだった。


 現在も南極上空には毎年オゾンホールができている。南極の冬である8月にオゾンホールはできはじめ、その大きさは10月にピークに達する。2015年の例もあり、10月の大きさはばらつきが大きいため、ソロモン氏のチームは、気球と人工衛星で測定した9月のデータを、オゾン層の状態を計算する統計的シミュレーションの結果と比較した。(参考記事:「北極でもオゾンホール発生か」


 すると近年は、オゾンホールの面積が1200万平方キロメートルを超える時期が遅くなっていることが明らかになった。これはオゾンホールの成長を示す強力な指標であり、つまり、オゾンホールが縮小していることを示している。研究チームは、オゾンホールは以前より400万平方キロメートル以上も小さくなったと考えている。オゾンホールの深さも、以前より浅くなっている。


「重要なのは、オゾン層に穴があきはじめる時期が遅くなったという事実です」とソロモン氏。「オゾンホールが形成される時期が遅くなり、穴自体も小さく、浅くなってきているのです。独立に行われた観測のすべてがオゾン層の回復を示唆していて、それ以外の説明をするのは困難です」


 研究チームは、実際に観測された結果が気候モデルによる予測とも一致し、オゾンホール縮小の半分以上が大気中の塩素成分の減少による可能性も示した。


 カリフォルニア大学アーバイン校の化学教授ドナルド・ブレイク氏によると、今回の研究は、南極のオゾン層の研究としてはこれまでで最も徹底したものであるという。


 なお、ソロモン氏は、2015年のオゾンホールが異例の大きさになった主な原因は、同年4月にチリでカルブコ火山が噴火したことにあると考えている。火山の噴火により大気中に微粒子が撒き散らされたせいで、極域における成層圏の雲の数が増え、この雲の表面で大気中の塩素原子が活性化してオゾン層を破壊したという。(参考記事:「【動画】圧倒的、チリ・カルブコ火山の噴火」 「「虹の雲」が英国上空に出現、オゾン層を破壊」


■大きな環境問題にも希望はある


 今回の発見は、オゾン層の回復が、期待されていたスケジュールにのってきたことを意味している。ブレイク氏の説明のとおり、オゾン層を破壊するガスが減少してきたのだ。


 ソロモン氏もブレイク氏も、オゾン層の回復のペースは遅く、完全な回復は今世紀半ばになるだろうと予想している。フロンの製造は1990年代に終わっているが、その寿命は50~100年と長いため、1970~80年代にできた不安定な形の塩素がいまだに大気中に残っているからだ。


 オゾン層の回復は、世界中の科学者、技術者、外交官による数十年間の努力の成果だ。


「大きな環境問題に挑むことを恐れるべきではないと教えてくれた、歴史的快挙です」とソロモン氏は言う。 (参考記事:「気候変動 大特集 地球を冷やせ!」


 ブレイク氏も心から喜んでいる。「私たちの期待したとおりの成果があったことが、厳密に証明されたのです。シェリー(シャーウッド・ローランド氏の愛称)が生きていて、この論文を読むことができたら、どんなにか喜んだことでしょう」

文=Aaron Sidder/訳=三枝小夜子 




このオゾンホールの自然治癒現象は、取り組みから約20年かけてやっと今始まったばかりです。


問題の大きさを考えると、まだまだ 粘り強い取り組みが必要ですね。


この問題を地球全体の課題として惑星全体で取り組めば、きちんと元通りになっていくのだ・・・ということを、今後の更なる科学的なデータが毎年示していくなら、人類全体としての自信につながることでしょう。


そして私たちが 世界的な共通認識を持つことによって、惑星の環境が改善される具体例として、模範的な事例になっていけばいいですね。

 

地球が一つにならなければ 問題が 解決しない事例は まだまだ たくさんあります。


というより、環境問題だけではなく、人口問題、食糧問題、戦争及び地域紛争、食糧問題、経済問題や貧富の格差・・・・、そして人種差別・・・・ つまり すべての面で 惑星全体として 一つの哲学が 益々必要となってきていますね。 


この中でどれ一つが欠落しても 人類全体に危機をもたらします。

バランスが大切ですね。


だからこそ、私たちは あらゆる面で、自国のことだけではなく、先ず第一に 惑星全体の利益の事を考えながら、アクションや政策を決定するようにする必要がありますね。


上記の記事 アップ からわかることは、この惑星には、益々科学的な政策が必要になっている・・・ ということ。


一時の感情やイデオロギーに 左右されないように、いつも科学的な目をもって、アクションを起こすように 働きかけていきたいですね。


皆様、今日もご覧頂き ありがとうございます。

今日も この地球の環境が惑星全体としての取り組みによって、益々回復していく一日でありますように。愛を込めて ラブラブ




※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

【地球温暖化関連のお話】

プロローグ  簡易実験(準備)編  実験結果編  地球は寒冷化している  太陽活動停滞期脱出  猛暑と寒波の原因2010  この1000年で最も寒い  ドイツの冬も寒い地球温暖化は歴史上最大の妄想  クライメートゲート事件の報道  太陽フレアの映像公開  ニュートリノは光より速い!  太陽表面で荒れ狂う超高温プラズマ流  この10年間で雲が40m下がった  太陽が冬眠?低温期到来 太陽活動の低下が金星観測でも証明 地球温暖化は16年前に止まっていた  太陽活動の低下が金星観測でも証明、一酸化炭素濃度低下~地球温暖化の嘘を見抜き寒冷化に備えよう~ 地球温暖化は16年前に止まっていた!むしろ今後寒冷化するという予測を発表~イギリス気象庁報告~ 本格的な「地球寒冷化時代」に地球が突入した可能性!北極の氷冠が1年間で60%増加。寒冷化に備えよ 「地球は15年後“ミニ氷河期”に入る」英国王立天文学会で発表!~真実が少しずつ暴かれ始めている~ 南極大陸の氷「実は増加していた!」NASA発表~地球は温暖化ではなくむしろ寒冷化している証拠!~  CO2増加が地球を緑化する!CO2の増加により地球の緑化が進んでいることが判明