今朝のネットの共同通信で、問題の認定こども園についての記事を見つけた。
(園が依頼した)弁護士による内部調査の中間報告書をまとめ、

給食完食の強要を「子どもの人格を尊重しない虐待」と認定していたことが7日、

関係者への取材で分かった。
「毎日毎日言われても何もしない」という発言も虐待と認めた。

虐待には至らない不適切保育も含め、計28件の問題行為があったとしている。
県と市は園や運営法人への特別監査を続けており、8月末までに結論を出す方針。
中間報告書によると、給食強要は2月28日にあり、

3時間半以上にわたり完食を強いられ

失禁した園児に保育士が「赤ちゃんみたい」などと暴言を吐いた。

昨夜7月7日(金曜)の「news23(TBS系、小川彩佳キャスター)」では

この認定こども園報道はなかった。


先月6月20日、認定子ども園から保護者に「調査報告書」が配布され、
これに基づいて6月25日(日曜)認定こども園で保護者説明会が行われた。

これはテレビや新聞などですでに報道されたが、
今朝のネットニュースは、なぜかこの(上記の)共同通信の記事がコピペされ
全国各紙で一斉に報道されたのだ。

昨夜7月7日の「news23」で報道されなかったのは、
6月26日(月曜)に同番組で報道した内容とほぼ同じ=特別な進展が無い、
それで「取り上げる価値がない」と番組が判断したのだろう。
当たり前だよね。


桑名市はこども園での5月の聞き取り調査で
「この子ども園で保育士が園児に給食を強要するなど6つの不適切保育があった」
と公表していたが、園側の独自の6月の調査報告書では
虐待10件と不適切保育18件(合計28件)が確認された」
というのだ。
(市のいいかげんな聞き取り調査結果も驚きだけど)

6月25日の保護者会に出席した保護者は、
「他にも明るみに出ていない虐待が複数ある。
 すでに卒園した園児のケアもどう進めていくのか十分な説明がなかった」

と訴えているが、今朝のネット記事では、

その後の調査での進展についてはまったく書かれていない。

なぜ6月25、26日の報道コピペを今朝行ったのか、まったく理解できない。
市、あるいはこども園が、さも真摯に調査に向き合っているように見せかけるため?
少なくとも好意的には受け入れられないよね。

問題こども園では過去14年以上前から不適切保育が行われ、
当時の保護者たちは市のこども未来課に何度相談しても

「私立園だから(=市は関われない)」と相談が拒絶され、
保護者は子ども園に直接聞いても「不適切保育はない」と言われ続けてきたのだ。

こども園の長年に渡る悪しき不適切保育の伝統は許されないが、
それをある意味容認してきた市は、問題こども園と一蓮托生でもある。

うわべを取り繕った結論で終わらせたい桑名市、
出血を出来るだけ少なくして早期幕引きを図りたい認定こども園の思わく、
「人の噂も七十五日」
両者の思わくは一致しているのだ。

認定こども園のHPは、いまだに
「ただいまアクセス集中により、ページが表示しづらい状況となっております。

システムトラブルを防ぐため、サイトへの接続可能数を制限しています。」           

と,不適切保育発覚後から、まったく変わっていない。
これだって変じゃない?


元園長は不適切保育が発覚し、GW直前の4月28日の最初の保護者説明会で
「責任をとって5月7日に辞任」
と無責任に逃げ出した。

 

嵐の前に、乗組員や乗客を置き去りにして船長自らがトンずらするのと同様で

卑劣な逃亡といえる。

それもひどすぎるが、新園長は、
「膿を出し切った上で、保護者の信頼を取り戻すべく再出発したい。
過去の問題点については深謝します」

というような趣旨をHPに記載すべきじゃないの?

認定こども園のHPがいまだに見られないのは園内で混乱しているから?

園側の誠意はまったく感じられないよね。


このこども園は本当に保護者が大切な子どもを預けられるように

生まれ変われるのだろうか?

こども園が調査を依頼した弁護士ってだれ?
「園の依頼=園の意図に沿う=公平・中立では有り得ない」

桑名市が第三者委員会の委員長に任命した弁護士は飯田真也氏が選ばれた。

飯田弁護士の登録年度は2011年=弁護士経験12年目。
弁護士としては若手といえるが、桑名市長はなぜ飯田弁護士に依頼したの?

桑名市と飯田弁護士の関係は?

子ども園側の弁護士と飯田弁護士はどういう関係?
まったくの無関係?

…、

いろんな疑念がある。


GW後、こども園には市から職員が監視の意味で派遣されている。
さらに他の保育園などから応援の保育士が数名派遣されているらしい。

今朝のネット記事には、
「県と市は園や運営法人への特別監査を続けており、8月末までに結論を出す方針」
と書かれているが、8月末で結論では
園側の独自の6月の調査報告書、
「虐待10件と不適切保育18件(合計28件)が確認された」
というのが、第三者委員会の最終結論ではどういう数字になるのか?
市の歴代担当の職務怠慢=職責不履行についてどうするのか?
などが興味深いが、調査報告の最終結論が出て、
監視役の市職員と応援保育士がお役御免でこども園からいなくなったら
また元通り(不適切保育)になるんじゃないの?

ゲームセンターのモグラ叩きゲームでは、

モグラを叩き終わったと思っても、次から次へとモグラは出てくるよね。


新たな着想を得たり、問題を解決したりするときに有効な

クリティカル・シンキングの思考法を「ゼロベース思考」という。


過去の経験や知識、先入観、思い込みなどをいったんすべてリセットし、

ゼロの状態から物事をとらえ直すという手法なのだけど、
このこども園では「ゼロベース思考」は残念ながらしなさそうな疑念がある。

こども園で不適切保育をした6人の保育士は自宅待機になっているのは当然としても、
同園の現役保育士たちはこの不適切保育に対し、どう考えているのかまったく不明。

園側の弁護士に、保護者やメディア記者に
「余計なことを絶対に話してはいけないよ」
という念書をおそらく全員が取られていて、
そのため内部の話は一切出てこないのだろうが、
勇気ある内部告発がまったくないのも不思議。

7月1日に音楽プロデューサー・松尾潔氏がTwitterで
「15年間在籍した所属事務所とのマネージメント契約が中途で終了になりました。

 私がメディアでジャニーズ事務所と藤島ジュリー景子社長に

 言及したのが理由です」
と発言。

松尾氏は自身のコラムやラジオで、
故ジャニー喜多川氏による一連の性加害問題について、

事務所やメディアの対応に対して批判を展開、

それによりジャニーズ擁護の所属事務所と対立、

山下達郎・竹内まりや夫妻ら事務所の重鎮たちと決別、
同時に所属事務所の契約終了に至ったのだ。
(契約終了というより追放、クビ)

果敢に正論を主張した松尾氏と

ジャニーズと蜜月の仲で松尾氏よりジャニーズを選択した山下夫婦、
どっちの人間性が信頼できる?


日中に、公園や道路でカラフルな帽子と制服の幼児たちが

数人の保育士たちにみごとに整列・誘導されて歩いているのを町で見かける。


「言うことを聞かない子もいるだろうし、

 統率していく保育士って大変な仕事で私にはとてもムリ」
と、私はいつもリスペクトして眺めているのだけど、
保育士を目指す「きっかけ」ってそもそも何だろう?


 「年下の子どもたちや、年の離れた弟や妹、いとこなどと一緒に遊ぶ中で、

 子どもと過ごす楽しさを感じた」
「子どもたちの屈託のない笑顔や天使のような寝顔に癒された」

とかいろいろあるだろうけど、
「子どもと接することが好きだったから」
だよね。

問題こども園にはプーチンや習近平がいるのかもしれないが、
権力を怖れたり忖度せず、どうか保育士を目指した初心に立ち返ってほしいものだ。


私が大学受験の頃だから、もう半世紀近く昔のテレビCMに
「臭い臭い。臭い匂いは元から絶たなきゃダメ!」
というのがあった。

ライオンだかジョンソンだか忘れたけどトイレの消臭剤のCMだったと思う。

「臭い匂いは元から絶たなきゃダメ」
つまり、発生源対策の重要性を訴えているのだ。

「物事は大元から改善しないと根本解決はしない」
問題の発生源を絶たなきゃダメなのだ。
「臭い匂いに蓋」をしただけでは一時しのぎであり、解決ではないからだ。

例えば、私たちの生活でも矛盾はたくさんある。
①臭い匂いのする原因があるにも関わらず、芳香剤でごまかしている。

②お風呂に入らず体臭がする。
 それをごまかすために香水やオーデコロンをシュッシュする。

③安全安心の食材に気を配っているくせに、
 食品添加物が多い加工食品が実は好きだ。

④「危険な車道を横断してはいけない」と知ってるけど、
 横断歩道が遠いからとつい渡ってしまう。
 (低学年の小学生が横断歩道で左右を目視確認し、

  右手をビシッと垂直に立てて横断してるのを見かけるのは大人はつらいはず)

⑤ホコリのアレルギーがあるにも関わらず、
 掃除をしていない部屋に住み、鼻炎の薬でごまかす。

⑤ペットは家族だと思いながらも
 添加物満載の安いペットフードを与えている。

…、
「物事」には必ず原因があり、大元の原因は避けがちなのだ。


「臭いモノにフタをする」
の対義語は、
「膿んだものは潰せ」

「わざわいは、思い切って元を断てば早く片づく」
という意味。


うまくいかない時、本当の大元の原因に目をつむり
他人のせいや、自分をごまかしてしまう。                                                                        
それは対症療法にすぎない!

私自身への戒めだよ…。



三重県桑名市「こども園」の虐待…。
三重県桑名市「こども園」の虐待②
三重県桑名市「こども園」の虐待③
三重県桑名市「こども園」の虐待④
三重県桑名市「こども園」の虐待⑤
三重県桑名市「こども園」の虐待⑥
三重県桑名市「こども園」の虐待⑦
三重県桑名市「こども園」の虐待⑧

 

プロテストソング(Protest Song)とは、
反戦、政治批判、差別問題、反原発、いじめ、貧困…、
社会の中の不公平や不正について抗議する歌のこと。

プロテストソングは政府の圧力や言論統制、スポンサーの圧力など妨害を受け、
放送禁止、廃盤・販売停止など放送自粛曲になることが多い。

ロシアによるウクライナに対する軍事侵攻でも、
そのうちプロテストソングを歌う歌手が現れ、

戦争の悲哀や悲惨さ、平和の尊さが次世代に歌い継がれていくことになるはずだ。

日本では、プロテストソングは最近は聴かないように思える。
Z世代が支持する「ラップ」は、私には早口すぎて聴き取れないから苦手だけど、
プロテストソングを歌うラッパーっているのかな?

テレビや新聞では連日マイナカードの問題ばかりが報道されている。
トラブル続出で国民が不安視しても立ち止まることもせず強行する岸田政権。

2年前の令和3年12月29日、首相官邸HPでは「国民の皆様へのメッセージ」
には、
岸田政権は、来年も、国民の皆様の思いに応えられるよう、

国民の声を聞く丁寧で寛容な政治を進めます。
「国民の声を聞く」とは、多様な意見に丁寧に耳を傾け、

より良い方法やアイディアがあれば、躊躇(ちゅうちょ)なく取り入れ、

政策を常に見直し・改善していくことです。
と書かれているのだが…。

世論調査では
「岸田政権の支持率が低下し、不支持率が支持率を逆転した」
とあるが、岸田政権を支持している人がいることが不思議。

マイナカードの紐づけは健康保険より選挙の投票が先だと思うよ。
スマホで選挙に投票できるようになれば、

政治不信の若者もこぞって投票するはずだ。
国民は腐敗した政治に鉄鎚(てっつい)を下すべきだ。

新型コロナウイルスのパンデミックにより

世界中が外出自粛を余儀なくされていた2020年4月、

女優・杏が自宅で子どもが横に座り絵本を読んでる隣で

澄んだ美しい声で加川良の「教訓I」を歌った動画

話題を集めたことは覚えているはずだ。

この「教訓I」も立派なプロテストソング。


フォークシンガーの加川良の1971年の曲で、当時は私が中1くらいだったかな。
この歌はラジオでは歌詞が暗記できるくらいよく流れていて、

学校でも口ずさむ子が多く、子どもながらに
「こういう自由な、思ったことを歌ってもいいんだ」
と思ったものだ。

「教訓I」歌詞
命はひとつ 人生は1回
だから命を捨てないようにね
あわてると ついフラフラと
「お国のため」なのと 言われるとね
青くなって 尻込みなさい
逃げなさい 隠れなさい

御国はオレたち死んだとて
ずっとあとまで 残りますよね
「失礼しました」で終わるだけ
命のスペアは ありませんよ
青くなって 尻込みなさい
逃げなさい 隠れなさい

命を捨てて 男になれと
言われた時には 震えましょうよね
そうよ私ゃ女でけっこう
女の腐ったので 構いませんよ
青くなって 尻込みなさい
逃げなさい 隠れなさい

死んで神様と言われるよりも
生きてバカだと 言われましょうよね
綺麗ごと 並べられた時も
この命を 捨てないようにね
青くなって 尻込みなさい
逃げなさい 隠れなさい


反戦と平和の願いを込め、同時に国家への徹底した不服従の歌。

歌詞三番の、
「そうよ私ゃ女でけっこう 女の腐ったので 構いませんよ」
という箇所を、杏は
「腰抜けヘタレひ弱で結構 どうぞなんとでもお呼びなさいよ」
と歌い、すべての人々に届くようなメッセージとしているが、
こういうアレンジは歌う人が自由にしていいと思う。

杏のInstagramには、
「自分のことを守ることが、外に出ざるを得ない人を守ることになる。
 利己と利他が循環するように、一人ひとりが今、できることを
 杏」

と、メッセージが書かれている。


「教訓I」の発表された時代は、
アメリカでベトナム反戦運動から始まる反権力闘争、

黒人の基本的人権を要求する公民権運動が行われ、
反戦歌手ジョーン・バエズやボブ・ディランがプロテストソングを歌っていた。

日本では日米安全保障条約の改定に反対するために起きた

大規模なデモ活動(安保闘争)や
成田国際空港建設に反対する地域住民を中心とした反対運動(三里塚闘争)、
これらの闘争の原動力・全学連の左翼活動などで日本は揺れていた時期。

今からしたら考えられないけど、
当時は「革命」という言葉が何となく美しいロマンのように語られ、
「若者の力で世界が変えられる」
と本気で信じられていた時代でもある。

ジョーン・バエズやボブ・ディラン、

PPM(ピーター・ポール&マリー)といった反戦歌手に触発され、
日本では高石友也や岡林信康、高田渡、五つの赤い風船らの

フォーク歌手たちがプロテストソングを歌い、多くの若者たちの共感を得た。


ロシアによるウクライナ侵攻で始まった戦争は、終わりが見えない。
アメリカはじめNATO各国はウクライナに対して武器や資金を提供し、

軍事的な支援を強化している。


ロシアや中国などの独裁者による権威主義国家と、

欧米など民主主義国家との戦いという構図になり、
世界中で貧富の差が拡大し、

資本主義が壊れ民主主義も終焉を迎えようとしている歴史的転換期の

混迷の時代に私たちは生きているのだ。

今こそ、プロテストソングが次々と歌われてもいいはずなのに…。

これから50年後、100年後の子どもの教科書には、
今の時代がどう書かれるのだろう?


プロテストソング①「自衛隊に入ろう」…。

桑名市の認定こども園で不適切保育が明るみに出たきっかけは、
保護者が虐待や不適切な保育が疑われた具体的かつ決定的な証拠をつかむために、
今年の3月に保護者が子どものカバンに入れたボイスレコーダーだった。

録音データには、「窓から放り出されて爆泣き」「目の前で最高」などの
保育士の会話が記録されていたことで、
こども園がようやく不適切保育を認めたのだ。

現市長は3期目になる。
2012年12月に市長に就任し今年で11年目になるが、
市は少なくとも14年前から、保護者が不適切保育についての相談を

担当が「私立園だから」と門前払いを続けてきた。
(CBCテレビ「チャント!」は、かつて問題の園で働いていた保育士を取材し

 「不適切保育は15年以上前からあった」と聞き出している)

市長が就任以来、在任期間中ずっと不適切保育が放任されていたことになるのだ。

ある意味、市の無責任さは、問題こども園の不適切保育を
「幇助(ほうじょ)」「助長」したといえる。

3月に録音した問題のボイスレコーダーを、
保護者は市の担当に聴いてもらおうとしたが、
当初、市は
「問題の音声データを聴くのを拒んだ」
というのだから、

「無責任」を通り越して認定こども園と市はグル、共犯と言われても

過言ではないのだ。

不適切保育発覚後の市の動きは、その後及び腰で保身に懸命だし、
認定こども園側は早期幕引きを図りたい。
要するに、市とこども園は共に膿を出し尽くしたくないのだ。

保護者は膿を出し尽くした上で
「今後どう改善して信頼を回復させていくか」
を望んでいるのに、大きく乖離(かいり)したまま。

こうした中で、一昨日6月25日(日曜)認定こども園で保護者説明会が行われた。
これは6月20日、子ども園から保護者に配布された園の

「調査報告書」に基づいて

行われたもの。

市は5月の聞き取り調査で
「この子ども園で保育士が園児に給食を強要するなど6つの不適切保育があった
と公表していたが、今回の調査報告書では
「虐待10件と不適切保育18件(合計28件)が確認された」
というのだ。
(市のいいかげんな聞き取り調査結果も驚きだけど)

出席した保護者は
「他にも明るみに出ていない虐待が複数ある。
 すでに卒園した園児のケアもどう進めていくのか十分な説明がなかった」

と訴えている。

園の保育士たちにはおそらく厳しい箝口(かんこう)令が敷かれているに違いない。
保育士たちからメディアや保護者に
「実はこういうことがあった」
というような話が一切出てこないからだ。

なので、保護者からすると保育士たちも
「この人たちに保育を任せて大丈夫なのか?」
という不安や疑念があり、
保育士たちからすると、保護者から白い目で見られることは苦痛なはずだ。

「膿をすべて出し尽くして再出発する」
という覚悟がないと、

また同様な不適切保育や市の門前払いが起こるに決まっている。

反省してるフリをするだけなら猿でも出来るのだ。


「1件の重大な事故・災害の背後には、29件の軽微な事故・災害があり、
その背景には300件の異常がある」

というのがハインリッヒの法則(=ヒヤリハットの法則)だけど、
まずこれを取り入れればいいだけでしょ?

若い保育士は先輩の不適切保育に対して

「見て見ぬフリをしない」ようにすればいいんじゃないの?


市は市民の相談を門前払い、たらい回しさせないこと。

それらは難しいことかな?



愛知県内の保育施設では園内に防犯カメラを複数設置して、
保護者がいつでもスマホやパソコンなどで保育状況が見られるような

取り組みを始めている園があるらしい。

もちろん、これで不適切保育が無くなるかどうかはわからない。
防犯カメラは犯行の「証拠」であり、

カメラ自体は不適切保育の「抑止」効力でしかないからだ。

防犯カメラ設置は、保育士からすると「監視」されているようで

歓迎ではないと思うけど、
保護者が安心して子どもを預けられ、
保育士も子どもに寄り添った保育を見てもらえるのであるなら、
保護者も保育園も安心で、信頼できる関係に成り得る可能性は高まるといえよう。

6月20日に子ども園から保護者に配布された園の調査報告書は、
園が依頼した弁護士による聞き取り調査結果だが、
これでも保護者は不信感を抱いている。

弁護士は園側の意向に沿った調査をしているはずだし、
保育士たちに箝口(かんこう)令を敷くための念書も弁護士が作成し、

園に取られているものと思われる。


また、報道は少ないが、市は第三者委員会をすでに設置している。


5月30日、市長は会見で
「桑名市の第三者による調査委員会を立ち上げることになっている。

 桑名市の保育所において、二度と不適切保育が起こらないよう

 しっかり取り組みを進めて参りたい」
と言い、
第三者委員会を設置した。

委員会のメンバーは、
①市教育委員会の委員長
②教育長
③弁護士
④保育士
など5人で構成されているらしいが、氏名の公表はない。

第三者委員会が独立性を保ち、

公平・中立・公正・客観的な調査を行うのかどうかは委員会のメンバーによる。

第三者委員会のメンバーを依頼するのは
「不祥事があった側」
というのが不信感がある。

不信感を出来る限り少なくするにはメンバーを明らかにする必要性はあるはずだ。

アメリカ大統領リンカーンは、
「人民の、人民による、人民のための政治」
と言ったが、
「市の、市による、市のための」
第三者委員会であるなら
怠慢な市を擁護し、膿は出し尽くさない可能性が高いと思われる。


6月2日(金曜)に市役所で第三者委員会の初会合があり、
「市の対応の検証や再発防止策などを検討するほか、

 保護者へのアンケート調査を行う」
と発表。

6月16日(金曜)に初めて問題の認定こども園の現地視察を行い、
「前の園長だった社会福祉法人の理事長や現在の園長、それに保育士や保護者に、

 約2時間にわたって、不適切な保育が起きた背景や

 当時の保育状況などについての、聞き取り調査を行った」
と発表された。

6/16(金)「アップ!(メーテレ=名古屋テレビ)」によると、
第三者委員会の委員長には弁護士飯田真也氏が選ばれ
「聞き取りで問題点がある程度わかってきた。

 園児にも関わるので、できる限りスピーディーに進めたい」
と語り、
「7月中にも、市の対応の検証や、再発防止策などについての報告書を

 とりまとめる予定」
というのだが、
6月25日(日曜)の認定こども園での保護者説明会では、
園が依頼した弁護士による調査報告書に基づき、
「虐待10件と不適切保育18件(合計28件)が確認された」
と報告され、保護者は
「他にも明るみに出ていない虐待が複数ある。
 すでに卒園した園児のケアもどう進めていくのか十分な説明がなかった」
と訴えているのだ。

なんか変じゃない?

市が依頼した第三者委員会のメンバーの会合は市役所内、
市のこども未来部の担当からの説明を受け、
おそらくその後は市長らと懇親会…。

調査結果の落としどころは、
「市は保護者の相談を無視すべきじゃなかった」
「今後は市民の相談を親身に受け入れるべき」

みたいな短文を入れ、
市長が
「このようなことが二度と起こらないように対応いたします」
という、お決まりのセリフで謝罪する流れになるはずだ。

時代劇で悪代官が悪徳商人と悪だくみの密談をしてるような光景が

目に浮かぶようでイヤな感じがする。

取材記者も市の広報や市長の会見をそのまま流すだけなら
わざわざ市役所まで出向かずにメールで受信すればいいんじゃないの?

東京新聞社の望月衣塑子(いそこ)記者のように
嫌がられるくらい問題点を鋭くえぐるべきじゃないの?


市議会議員の役割は
 「市民の声を市政に反映させること」
だけど、 市議会議員は何してるの?

岸田総理は当初、

「できるかぎり全国を回って国民の声を聞くことに注力する」

なんて言ってたけど、
実際には国民の声は一切無視を貫き通している。
市議も同様で市民より市役所職員に忖度してるの?

来月の第三者委員会の調査報告は、

なんだか期待薄みたいな感じがしてきて
不快感がある。



三重県桑名市「こども園」の虐待…。

三重県桑名市「こども園」の虐待②

三重県桑名市「こども園」の虐待③

三重県桑名市「こども園」の虐待④

三重県桑名市「こども園」の虐待⑤

三重県桑名市「こども園」の虐待⑥

三重県桑名市「こども園」の虐待⑦
 

即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「BIZREACH(ビズリーチ)」のCM

テレビでよく見かけるが、なにか違和感がある。

「なに?うちのエースが?」
「引き抜かれただと!?」
「社内に代わりの人材、いない!」
「人事に言っても、すぐに採用は厳しい」
「なんとかしなくちゃ」
「いったい、どう探せばいいんだ!?」

ここでショートヘアーの女優・吉谷彩子がしたり顔で

人差し指を立て決めセリフを言い放つ。
「そんな時は、現場が、直接、ビズリー――チ!」


「エースが引き抜かれた」
ということは、
「この会社よりも厚待遇で他社がエースをスカウトした」
「この会社よりもやりがいがあると判断してエースが退社した」
ってことだよね。

エースの立場からすると、
「この会社の待遇に満足していない、実力が認めてもらっていない、

 将来性が見い出せない」
という会社への不満と、同時に
「転職しても、新しい環境でうまくやれるのか?働き甲斐があるのか?」
という不安や迷い、葛藤もあったはず。

また、エースはおそらく神隠しのように忽然と辞めたのではなく、

前から上司や同僚にそれとなく悩みを相談していたはずで、
会社側は慰留、引き留めることが出来なかったのだと思う。

会社側は
「もしかしたらエースが辞めるかもしれない」
という可能性だけでなく、組織を維持、成長させるために

エースの代役候補の人選や養成を早い段階で対策が出来たはずだ。

それがエースに辞められてアタフタと慌てる会社って…?
そんな会社に将来性がある?

 

ビズリーチの登録者数(スカウト可能会員)は

190万人以上(2023年1月末時点)

で、
①プラチナスカウト
  国内初の、優良企業と厳正な審査をクリアしたヘッドハンターが

  職務経歴書を見て直接スカウト
②厳選された企業やヘッドハンター
  外資・日系大手などの優良企業、厳正な審査を通過したヘッドハンターからの

  スカウト
とか書いてあるのだけど、
HPでは
「ビズリーチに登録して求人を見る」
をクリックしろ、とやたら出てくるので、
自分で登録するなら「スカウト」とか「ヘッドハンター」っていったいなに?


このCMを見るたびに、
「社員を大事にしない、働き甲斐がなく、

 頑張っても評価もされない居心地が悪い会社は、
 転職サイトで中途採用したとしても、

 実力がある人ほど居心地が悪いと、またすぐ辞めちゃうんじゃないの?」
「転職サイトって、登録者の生きがい、やりがい、達成感や

 採用する会社側の切実な人材の要望には無関心で、

 単にチープな斡旋(あっせん)的紹介業なだけでしょ?」
みたいな違和感を感じてしまうのだ。


半世紀近く前、私の学生当時は
日本の企業はほとんどが終身雇用の年功序列という
「年齢が高く勤続年数が長い従業員ほど好待遇になる人事評価制度」
で、会社ってそんなもんだと特に違和感は感じなかった。

会社は新卒採用が一般的であり、

終身雇用によって雇用が安定していることは、

それだけで労働者にとって大きなメリットだった。


また、年功序列によって給与や職位の向上が約束されているならば、

たとえ新卒入社時には給与が安くても、将来の生活の安定が期待できたのだ。

私が高校に入学した1973年(昭和48年)は、

1ドル=360円と固定されていたのが変動相場制になり、
秋には第4次中東戦争が勃発、

OPEC(石油輸出国機構)は原油価格を70%も引き上げた。


物価はたちまち高騰し「狂乱物価」とも呼ばれるインフレが加速、

国民は「高くなる前にモノを買わなくては」と買いだめに走り、
今からすると不思議だけど、都会では群集心理で

トイレットペーパーなど生活必需品の品切れが相次いだ。

朝鮮戦争特需によって経済が強固なものとなった後の

1955年~1973年の第1次オイルショックまでの約19年間、
日本は実質経済成長率が10%程度の成長率を続け、

飛躍的かつ継続的に経済規模が拡大した高度経済成長期だった。

政府はインフレを抑え込もうと金利を引き下げたが景気の下振れにつながり、
日本経済は戦後初めてマイナス成長に転じてしまった。

また、高度経済成長期の弊害として
①熊本県水俣市で発生したメチル水銀中毒「水俣病」
②富山県神通川流域で発生したカドミウムを原因とする「イタイイタイ病」
③三重県四日市市の石油コンビナート排煙による「四日市市ぜんそく」
④新潟県阿賀野川流域で発生した「第二水俣病」
といった「4大公害病」も深刻な社会問題となった。

私が大学を卒業した1979年(昭和54年)には第2次オイルショックの発生、
世界的不況の影響もあり日本経済は低成長時代へ移行し、
1985年のバブル景気に向かうのだけど、
終身雇用の年功序列も、低成長時代で給料も上がらなくなり、
成果主義の年俸制や成果配分方式とかを導入する企業が出始めた時期でもある。

それでも、今と違って
「仕事を選ばなければ、何とか生活していける」
という楽観的、楽天的な生き方が社会に通用する良い時代でもあった。

そのため、当時は転職は一種の負け組的な見方がされ、
中途採用募集の面接では
「なぜ辞めたのか?問題を起こしたのか?」
を疑われ、面接担当者は元の会社の総務部に電話を入れ、

退職理由を聞くのが常態化していた。

また、転職すると今までよりキャリアアップできるのはマレで、
格下の会社で待遇も落ちるのがふつうだった。


バブルが崩壊後の「失われた30年」で日本は先進国から転落し、

非正規雇用も大量に増え、経済の低迷や景気の横ばいが続いたことで

賃金はほとんど上がらない時代が続いた。

年功序列式の会社では成果主義制度のように仕事の成果に対する評価は低いため、

新入社員や若手社員は、年長者に比べて給与が低くなる。


そのため、どんなに頑張っても評価が上がらない状況に

若手社員や中堅社員が不公平感を感じて、

仕事へのモチベーションが低下した結果、離職・転職する人が増えてきた。

半世紀前とは違って少子化もあり、

「売り手市場」「人手不足」などが叫ばれ、

転職でキャリアアップしたい人が増え、
転職はいまや「必ずしもマイナスではない」どころか

転職は欧米並みに当たり前の時代になりつつあるのだ。

だからといって、誰もが
「やりがいのある仕事ができて厚待遇」
の会社に転職できるとは限らない。

会社を辞める理由は、
「頑張っているのに評価してもらえない」
「給料が低い」
「上司、同僚、後輩との人間関係がイヤだ」
「上司が嫌いだ」
「上司のパワハラ、セクハラがイヤだ」
「長時間勤務で休みも取れない」
「サービス残業が長くボーナスも少ない」
「社長がワンマンすぎる」
「社風が合わない」
などネガティブで後ろ向きな悩みだとか、
仕事がうまくいかない時に自分の非を認めず周りの人や環境のせいにする人や、
ろくすっぽ仕事が出来ないくせに、あるいは遅刻・早退・欠勤が多いくせに、
プライドと自己評価だけが異常に高い人は、転職しても成功しないと思うよ。

こういう人は
「不満を持つ」→「転職エージェントに相談する」→

「オススメされた会社に安易に入る」→「また不満を持って転職活動を始める」
といった安易な転職を繰り返し、

やがて履歴書の職歴も書ききれないほど多くなり
アリ地獄的に墜落していく可能性は高いと思う。

私も一時はキャリアウーマンだった時代があるけど、
仕事仲間で会社や上司のグチ話をグズグズ話す人がいて、
そのグダ話を聞いてるだけでも時間のムダでうんざりだったことがある。

中途採用する側の立場であれば、
「現職がイヤだから環境を変えたい」
「周囲が転職をしているから、何となく」
といった不満だらけの人よりも
「現職で活躍して実績を上げているけれど、

 その地位を捨ててでも覚悟を決めて入社したい」
とポジティブに話してくれる人のほうが魅力的だよね。

社内の人間関係でモメて干されたり、居場所がなかったりする人材は、

転職しても居場所はないと思うよ。

転職サイトの宣伝や、人材会社が製作した求人広告では
「残業ほとんどなし」
「アットホームな社風」
などがある。

これらの広告はまさしく
「遅くまで働きたくない」
「社風が合わない」
などと、現職に不満を持っている人に刺さりやすい文言になっているのだ。

転職にはリスクが付きまとう。
「やりたい仕事、やりがいがある仕事ができるようになって、

 同僚との人間関係も良好になって、年収も上がって、早く帰れて……」
などと、何もかもバラ色でうまくいく保証なんかどこにもない。

転職サイトの宣伝と中途採用募集企業の募集要項を信じて、ばく然と
「年収が上がりそうだ」
「同僚は良い人ばかりだろう」
などと思い込んで転職し、後からダチョウ倶楽部のネタ
「聞いていないよ!」
とか
「こんなはずじゃなかった!」
と後から文句を言うのだったら大人げないよね。

先週6月14日(水曜)、岐阜市の陸上自衛隊射撃場で

18歳の自衛官候補生が射撃訓練中に自動小銃を発砲、

隊員3人が死傷した事件が発生した。


自衛官候補生は陸上自衛隊守山駐屯地(名古屋市守山区)に司令部を置く

第10師団の第35普通科連隊で自衛官になるための訓練を受けていた。
 

自衛官候補生は高校卒業程度の筆記試験などを経て採用され、

3カ月間の教育を受けた後、2等陸海空士として任官される。


入隊式は4月8日、その後、候補生らは89式5・56ミリ小銃を貸与されたという。
事件で使ったのもこの小銃。

第35普通科連隊ホームページによると、
候補生は教習射撃や戦闘訓練、防護マスク教育、10キロ行進訓練などをする様子が

写真で紹介されている。

体力的には高校の運動部員であれば訓練は克服可能といわれるが、
団体生活で24時間監視、管理されるらしく、精神的にかなりキツいらしい。


自身が考えていた自衛隊とのギャップがあったのかな?
今は動機はまったく不明。

陸上自衛隊の迷彩戦闘服を着て
「はいぃぃ~!」
という自衛隊芸人の「やす子」は、
2年間勤務した陸上自衛隊の施設科ではドーザ手(重機の操縦士)で
今でも現役の「即応予備自衛官」なのだと。

「即応予備自衛官」とは、
非常勤の特別職国家公務員として、年間30日間の訓練義務があるが
ふだんはそれぞれの職業に従事し、いざという時に

防衛招集、災害招集などに応ずる義務があり、
年間約60万円くらいの報酬があるらしい。

 

やす子は自国のために尽くそうとする愛国主義者なのだ。


私が高校3年生当時、進学や就職の生徒の相談を個別で受ける進路指導室という

小部屋があり、そこには全国の大学や専門学校の受験用資料や

民間企業などの求人募集ファイルが棚に並べられていた。


室内掲示板には自衛隊員募集のポスターがデカデカと3枚貼られ、
私の高校では毎年5人前後が自衛隊に入隊していた。

今回の事件で、故・高田渡の「自衛隊に入ろう」という歌を思い出した。

歌詞
みなさん方の中に
自衛隊に入りたい人はいませんか
ひとはた上げたい人はいませんか
自衛隊じゃ 人材求めてます

自衛隊に入ろう 入ろう 入ろう
自衛隊に入れば この世は天国
男の中の男はみんな
自衛隊に入って 花と散る

スポーツをやりたい人いたら
いつでも 自衛隊におこし下さい
槍でも鉄砲でも 何でもありますよ
とにかく 体が資本です

鉄砲や戦車や 飛行機に
興味をもっている方は
いつでも自衛隊におこし下さい
手取り 足取り 教えます

日本の平和を守るためにゃ
鉄砲やロケットが要りますよ
アメリカさんにも手伝ってもらい
悪い ソ連や中国をやっつけましょう

自衛隊じゃ 人材求めてます
年令 学歴は問いません
祖国のためなら どこまでも
素直な人を求めます



一見すると何となく
「これって、自衛隊のPRソング?」
と思うけど、
「自衛隊を風刺した逆説的な皮肉が込められている」
ということで放送禁止にされた歌。
なので知らない人は多いはず。

1970年ジローズの「戦争を知らない子どもたち」は、
戦後生まれの、戦争を知らない世代の哀愁を歌った歌で
50代以上の人は誰でも知っていると思うけど、
「自衛隊に入ろう」は、この前年1969年の歌で、

1970年には放送禁止になった。

当時はベトナム戦争の真っ最中であり(終結1975年)、
国内では日米安全保障条約が自動延長(日米地位協定も)されたことで
日米安保に反対する国会議員や労働者、学生、一般市民、

左翼の運動家が参加した反政府、反米運動の大規模デモ運動が行われ
当時の岸内閣は混乱の責任をとって、内閣総辞職をした「70年安保」、
1970年作家の三島由紀夫主宰の「楯(たて)の会」のメンバー4人が

防衛庁自衛隊市ケ谷駐屯地(現防衛省)の東部方面総監室で

総監を拘束し人質にして、立てこもり。


本館前に約800人の自衛隊員を集め、

三島由紀夫がバルコニーで憲法改正のため自衛隊の決起、

いわゆるクーデター呼びかけの演説を行った。


三島は賛同を得られないと判断した後、

総監室に戻り辞世の句を詠み自ら切腹自殺、

盾の会メンバーに介錯をさせたという三島由紀夫事件など、
軍隊でもない自衛隊の中途半端な存在自体に批判的な人が多かった

激動の時代でもあった。

当時の若者世代には
「今、努力して苦労して頑張っていれば、将来は明るい未来がありそうだ」
という感覚があったが、
バブル崩壊後の失われた30年で貧富の差は拡大し日本は先進国から脱落した。


政治的腐敗で、エネルギーやテクノロジー、農工業、人口減少少子化対策、

選挙制度の見直しなど10年、20年先を見据えた成長の絵姿の明確化、

そこに向けた戦略や策定などがいくらでも出来たはずなのに
自民党は権力を私物化するばかり。


その結果、非正規は増え貧富が拡大、今どきの若い世代は
「安定したキャリアは望めず、明るい未来のイメージが持てない」
と、あきらめの境地で熱くなれないのかな…。