チャツボミゴケ公園から大平湿原へ (中之条町) | おばあちゃんと 一緒に

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遠く忙しく暮らす子供達に、健康でいる証として60才代で始めたブログ、
しかし娘親子と同居、孫と付き合う日々、 孫達も成長し、とうとう私も70歳代になりました。そして2021年80歳になり、娘親子は独立し、また夫と二人暮らしになりました。

8月2日 
芳ケ平湿地帯 群     こちら が ラムサール条約に
今年27年5月28日こちら  登録された
そこでその一部である中之条町(旧六合村くにむら)にある
チャツボミゴケ公園から大平湿原を歩いた こちら

                   ラムサール条約とは  こちら
                   環境省の こちら  

歩いたコース


白馬岳に登る予定にしていた週末に都合がつかなくなって出かけられなくなった
そこで急遽前から気にしていたチャツボミゴケ公園にジイジーの提案で
出かけることにした。しかし急のことで調べる時間がない 
先ず昭文社のエリアマップで 登山口を決め、中之条町観光課に電話した
観光課の人が道の駅「六合(くに)」から道標を見て行ってください

朝5時半に家を出た 道の駅「六合」を目指した。道の駅「六合」についた
観光案内板があった。
案内板を見ていたジイジーが
「まだそうとう走るな~ガソリンが足りるだろうか、
 戻ってガソリンを入れてこよう」と言いだしたた
バアバーが調べてきたチャツボミゴケ公園へ行く道と観光案内板の道とは
違っていた。調べた道は405号線の豆腐屋とガソリンスタンドの間を曲がる。
調べた道を先に進んだ
野反湖に来た時に寄った「きくとうふ」屋があった。その隣がガソリンスタンド
だった。丁度ガソリンスタンドの御主人が店のシャッターを上げるところだった。

「あゝ助かった これでゆっくり歩ける」とジイジーはガソリンスタンドの
ご主人にお礼を言って 道標をよく見ながらチャツボミゴケ公園を向かった

道標はしっかりついていた 
細い車道はくねくねして標高を稼ぐように続いていた。しばらく走ると
田畑が広がった まるで「天空の村」のような感じだ

「チャツボミゴケ公園」についた
しかしゲートがあり9時から開園だった。
9時から午後4時までが開園時間だと分かった。

開園まで時間があるのでこの場所が
「昭文社」エリアマップの登山口としていた群馬鋼山址なのか
ジイジーのタブレットで調べてみた、その名前はない もっとも
2000年の地図では:::はね。

ゲートの前で車が一台止まっていた


9時に係りの方がきてゲートを開けた
管理事務所前は広い駐車場がありここに止めて歩くのかと思うとまだ先に駐車場が
あった。協力金一人300円を払う


駐車場
ここから歩く  沢の音が涼しげだが 気温が上がって蒸し暑い


「褐鉄鉱」

かつての採鉄所の址の実感



「チャツボミゴケ公園」 案内版


川の中にあちこちコケが見えた


穴地獄 
周りに木道がある ここは帰りにゆっくり」見ることにした

大池に向かう階段を上る 9:25


登山道は緩やかに登る
カラマツ林


水池0,1kmの標識9:49
水池は今回はスルーして 地図上の大池に行く登山道右を辿る


すると途中で水池への道標〉があった
水池から分岐まで戻らないでこの道に出たのであろう

登り道が続いて平坦なところに大池があった10:15


足元まで満ちた水



木の間から大池を見て 池を背にして登る


ミズナラやダテカンバの混生林


ササの中にダテカンバの林 


古木のミズナラについたコケ
ササ道とは違った風情ある登山道」に


コケが岩等について 


十字路  (大池 、平兵衛池  大平湿原  地獄穴) 10:45
ミズナラの巨木


「あら!  ミズナラに違う木が 取り囲まれて二本生えている」




カラマツ林に変わって
林の中に 白いアジサイガが見上げるように咲いていた




カラマツの向こうに開けたところが見えてきた


カラマツの林を抜けると
大平湿原 11:20~12:10


大平湿原を見てここでランチタイムを取ることにした
今まで人に会わなかったのに 芳ケ平方面から男性二人がカラマツ林から
出てきた


「調査をしたいので アンケートに答えてください」 二人の男性が来た
この方たちによると 芳ケ平は登山者3人に会っただけ とおしゃってました。
すると男女二人の登山者が これから芳ケ平に向かうとやってきた
バアバー達はここまでと決めて来たから 芳ケ平に行く登山者に
 アンケートを先に答えてもらった 。
「芳ケ平まで40分」と調査の方に教えていただいたけど 
「若くないからゆっくり歩きたいので予定通りここで引き返します
と言うと 帰りに見晴らし台に寄っていくと良いですよと教えていただいた


ランチをしているうちに
ゴロゴロ雷が鳴りだした 降られないうちに下山出来るか不安になった
しかし
カラマツの林の奥に湿原が広がっている風景をについ見とれて足が止まります


平兵衛池の分岐
カラマツ林の中を登る


八石山12:25
調査の方が教えてくれた見晴台
地図上で1596地点 


二人の男性登山者が二人岩の上でランチタイムを取っていた


白根山方面が見えた


草津に町が見えた




カラマツの幼木




林の中に白いアジサイがあちこち咲いていた


八石山からは深い笹の中を下降する


丁字路に平兵衛池へ の道標(右に)


木の間から池が見えた」


平兵衛池12:45


物音しないなんと神秘的なんだろう ジート 眺めていると
吸い込まれそう 


巨木のある十字路に戻ってきた13:00




「穴地獄の頭」
ここが穴地獄の頭?と ササヤブの中を覗いたが ササしか見えない


道標の上にコケが生えています


ヨツバヒヨドリソウ に蝶が止まっています


何という名前の蝶だろう? ヨツバヒヨドリソウの密
を吸って はまた ひらひら飛んで 今度は虫食いの葉に止まりました。
よく見ると右の羽を少し横に傾けて安心の場所を見つけたように休んでいます


ノイチゴ
ジイジーが「ノイチゴ甘いよ」 と取って食べようとしましたが
バアバーが 「食べないで、こんな誰もいない森で食べて倒れたら大変」
イチゴは森の中でまたこの森を歩いた人の目を楽しませてくれるよう
「そーと」 しておきました


オダマキ
うすいクリーム色の花 森の妖精の様だった」


アザミ




アジサイの群落 
何とアジサイの多い森なんだろう


広く開けたところに下りた  13:45
「渋峠 芳ケ平 大平湿原 」 登山口の 立派な票柱があった


林道を少し歩くと 左にゲートがあった  13:55
木に穴地獄の→が書いてある紙がしばりつけてあった
見晴らし台で休んでいた青年お二人が 後から来て
「ここを曲がらないと下の方に下りてしまいますよ」と教えてくださった


また広いところに来た穴地獄はもうすぐ14:00


池があった。池に植物が一杯生えている
少し不気味な感じがした

何だろう ?


木道 
穴地獄の一端にでた


「チャツボミゴケと穴地獄」  の説明版

穴地獄
硫黄の匂いがしています


管理棟のスッタフの方が今はコケが余り美しくないとか言ってました
が:::バアバーーは硫黄の匂いのする コケ鑑賞は少し不気味な気がした




隅のところに ぶくぶく沸いている所がありました
説明版にもあったが 温泉の温度は20度  触っても温かく感じません


駐車場につきました14:30
幸い雷は音だけで 雨には降られず ゆっくりと 森を楽しみ 穴地獄見物も出来た


このあたりは昔の六合村である

「六合村 くにむら」が 「日本で最も美しい村」 こちら  に選ばれた理由が
このチャツボミゴケ公園と野反湖が要因の一つだった

野尻湖にもよった 雷の音はしているのだが:::
何時来ても見飽きない風景


花が多い チョット歩いただけで







ニッコウキスゲが まだ一輪待っていた


帰りに夕立に追われながら
「六合」の道の駅にある 温泉につかった。


「花まめ」 ここは 宿泊施設もあり  お湯で由緒もありなかなかよい温泉だった



夕立に追われながら
八ッ場ダムこちら  こちら  建設 で
すっかりモダンになった吾妻峡 に異国情緒を感じながら  雷の音と猛烈な雨が
降る中を車を走らせた::が


途中のコンビニで雨宿り 小降りになった出かけるとまた猛烈な雷雲の中に
突進する 
やっと家まで30分くらいのところで雷から解放された

ラムサール条約に登録されたばかりの地区を歩き 
 手付かずの自然が一杯、、 森の原風景を感じた 
このままの自然がいつまでも続いてほしいと思った

 わが故郷のすばらしさを感じた一日だった
 ジイジーありがとう

 バアバーが記憶にあるJR長野原線のことが気になった
(採鉄との関係あるというので)で調べてみました
 今は吾妻線こちら