新国立・白紙に戻って先ず為すべきこと/BOXING BEAT具志堅殿堂入り特集/他
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■[新国立競技場] 白紙に戻って先ず為すべきこと
~有能な総括責任者を選ぶことが先決~
■[ボクシング] 具志堅殿堂入りを特集した雑誌
~偉業に花を添える前田衷の記事~
~藤島大「キャンバスの匂い」は秀逸~
■[夏祭り] 梅雨明けの炎天下の賑わい
~「たこ揚げ」今年も完売~
[今週の俳句もどき]
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[新国立競技場] 白紙に戻って先ず為すべきこと
有能な総括責任者を選ぶことが先決
安倍総理の鶴の一声で、新国立競技場計画が白紙に還ったことは何はともあれほっとした。安全保障関連法案を国民の理解が得られないまま強行して、政権は支持率急降下、併せて膨大な経費が掛かる新国立競技場も国民の70%強が反対とあれば、それを強行すれば政権の基盤が危うくなる。奢れる者久しからず。
という訳で、支持率浮揚を狙う政治的判断であろうが、御粗末なのは五輪組織委員長森喜朗元総理で「国はたった2520億くらいの金を出せなかったのかね」と公共のテレビでの台詞は呆れる。この感覚が全ての元凶だ!
ここに至ってもこの程度の認識。利権が絡むのか。魑魅魍魎の新国立競技場、透明でなくてはならない。膨れ上がる工費に、メクラ判を押してきた日本スポーツ振興センターと文科省には徹底的にメスを入れ、責任の所在を白日の下に曝すべき。
さてゼロベースで始まる同競技場。シンプルな外観にしてもらいたい。実用的であればよい。主役はアスリートなのだ。バブル期のゴルフ場などは、肝心のコースよりもエントランスや食堂、トイレにいたるまで、ここはベルサイユ宮殿か?と思わせる飾りつけだった。かかる見かけ倒しの建物は不要。
「過ちては改むるに憚ること勿れ」建設費も上限を決めて、仮に800億円ならそれを厳守する。そういう厳格な管理が必要だ。無能な日本スポーツ振興セターなる統括組織は、この際断固除外すべきなのはいうまでもない。
計数に明るく信頼ができ、安心して管理を任せられるコントロールタワー、総括責任者を選ぶことこそ先決だ。二度と失敗は許されない。
[ボクシング] 具志堅殿堂入りを特集した雑誌
偉業に花を添える前田衷の記事
「BOXING BEAT」(ボクシング・ビート)誌8月号は、6月14日(現地時間)アメリカニューヨーク州カナストータで開催された「国際ボクシング名誉の殿堂博物館」で、殿堂入りした具志堅さんに密着取材した記事をカラーグラビア4頁で特集している。
取材は同誌の前田衷編集人、ボクシングの生き字引といわれる方である。この歴史手的瞬間に、彼のような専門家が馳せ参じたことは先ずもって嬉しい。具志堅さんの偉業に花を添えるに最も相応しいライターである、からだ。
タイトルは以下の通り。「具志堅さん 感激の殿堂入り」「ボクシングをやってよかった!」~カナストータの国際殿堂フェア現地リポート~
家族とオープンカーに乗って沿道の観衆に応える具志堅さん、リデック・ボウ(元ヘビー級C)やレイ・マンシニー(元ライト級C)との交歓など、はち切れんばかりの笑顔、誌面でそれを眺めて、彼は心底幸せそうだ、と我ながら嬉しくなった。流石は前田編集人、微細に余すところなくセレモニーの雰囲気を伝えている。
ホセ・クエバス、ビリー・バッカス、スピンクス兄弟、ルーベン・オリバレス、ジェフ・チャンドラーら私がボクシングを担当していた頃に活躍した往年の名選手が、続々集結して、年に一度のボクシングのセレモニーを祝っている。
藤島大「キャンバスの匂い」は秀逸
関連読み物として藤島大「キャンバスの匂い」~サッパリした人のしつこいパンチ~が秀逸。具志堅用高さんの殿堂入りをクローズアップしたものだ。
一冊の本になるくらいの具志堅ストリーを1頁のコラムに軽く纏めた。彼の文章は言葉が光り輝き躍る。元スポーツ紙記者ということで取材も確か、洞察力に優れて文章が流麗、ボクシングをかくも名文に仕立てる才能を持つ人は二人と居ない。
脚本家内館牧子さん(元横綱審議委員)はボクシングファンだが、真っ先に読むのが「キャンバスの匂い」という。ボクシングの名文家としては、佐瀬稔(故人・ノンフイクションライター)がいた。哀愁を帯びたボクシング記事が印象に残る。
佐瀬さんの文章が読めなくて寂しい思いをしたが、いまは藤島大氏が私を楽しませてくれる。ボクシング業界はこういう人を大事にせねばならない。スポーツ紙の記者も見習って欲しいものだ。
[夏祭り] 梅雨明けの炎天下の賑わい
「たこ揚げ」今年も完売
地元の商店街で夏祭りがあった。18日(土)は小雨混じりの曇天、一転19日は梅雨明けの炎天。私はボランティアで例年の如く「たこ揚げ」(たこ焼きの天ぷらバージョン)屋台の売り子役。
いつものように夏祭りは何処から集まって来るのか、夏休みに入った子供たちで賑わう。3時間余りで用意した冷凍のたこ揚げ6箱(1箱24袋=1袋30個)を二日共売り切った。6個入りで200円、意外にもリピーターが多くすっかり人気が浸透した。
[今週の俳句もどき]
峰の雲蝉の羽曳く蟻一匹
水面にかな文字書きてへび泳ぎ
昭太郎
「ボクシング・ビート」誌8月号、具志堅殿堂入りの特集頁。

7月18~19日ご当地西原商店街の夏祭りスナップ

梅雨明けで一斉に咲く向日葵

DVD『カンムリワシ具志堅用高』 第1部&第2部
DVD『日本ボクシング不滅の激闘史』いずれも絶賛発売中!!
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■[新国立競技場] 白紙に戻って先ず為すべきこと
~有能な総括責任者を選ぶことが先決~
■[ボクシング] 具志堅殿堂入りを特集した雑誌
~偉業に花を添える前田衷の記事~
~藤島大「キャンバスの匂い」は秀逸~
■[夏祭り] 梅雨明けの炎天下の賑わい
~「たこ揚げ」今年も完売~
[今週の俳句もどき]
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[新国立競技場] 白紙に戻って先ず為すべきこと
有能な総括責任者を選ぶことが先決
安倍総理の鶴の一声で、新国立競技場計画が白紙に還ったことは何はともあれほっとした。安全保障関連法案を国民の理解が得られないまま強行して、政権は支持率急降下、併せて膨大な経費が掛かる新国立競技場も国民の70%強が反対とあれば、それを強行すれば政権の基盤が危うくなる。奢れる者久しからず。
という訳で、支持率浮揚を狙う政治的判断であろうが、御粗末なのは五輪組織委員長森喜朗元総理で「国はたった2520億くらいの金を出せなかったのかね」と公共のテレビでの台詞は呆れる。この感覚が全ての元凶だ!
ここに至ってもこの程度の認識。利権が絡むのか。魑魅魍魎の新国立競技場、透明でなくてはならない。膨れ上がる工費に、メクラ判を押してきた日本スポーツ振興センターと文科省には徹底的にメスを入れ、責任の所在を白日の下に曝すべき。
さてゼロベースで始まる同競技場。シンプルな外観にしてもらいたい。実用的であればよい。主役はアスリートなのだ。バブル期のゴルフ場などは、肝心のコースよりもエントランスや食堂、トイレにいたるまで、ここはベルサイユ宮殿か?と思わせる飾りつけだった。かかる見かけ倒しの建物は不要。
「過ちては改むるに憚ること勿れ」建設費も上限を決めて、仮に800億円ならそれを厳守する。そういう厳格な管理が必要だ。無能な日本スポーツ振興セターなる統括組織は、この際断固除外すべきなのはいうまでもない。
計数に明るく信頼ができ、安心して管理を任せられるコントロールタワー、総括責任者を選ぶことこそ先決だ。二度と失敗は許されない。
[ボクシング] 具志堅殿堂入りを特集した雑誌
偉業に花を添える前田衷の記事
「BOXING BEAT」(ボクシング・ビート)誌8月号は、6月14日(現地時間)アメリカニューヨーク州カナストータで開催された「国際ボクシング名誉の殿堂博物館」で、殿堂入りした具志堅さんに密着取材した記事をカラーグラビア4頁で特集している。
取材は同誌の前田衷編集人、ボクシングの生き字引といわれる方である。この歴史手的瞬間に、彼のような専門家が馳せ参じたことは先ずもって嬉しい。具志堅さんの偉業に花を添えるに最も相応しいライターである、からだ。
タイトルは以下の通り。「具志堅さん 感激の殿堂入り」「ボクシングをやってよかった!」~カナストータの国際殿堂フェア現地リポート~
家族とオープンカーに乗って沿道の観衆に応える具志堅さん、リデック・ボウ(元ヘビー級C)やレイ・マンシニー(元ライト級C)との交歓など、はち切れんばかりの笑顔、誌面でそれを眺めて、彼は心底幸せそうだ、と我ながら嬉しくなった。流石は前田編集人、微細に余すところなくセレモニーの雰囲気を伝えている。
ホセ・クエバス、ビリー・バッカス、スピンクス兄弟、ルーベン・オリバレス、ジェフ・チャンドラーら私がボクシングを担当していた頃に活躍した往年の名選手が、続々集結して、年に一度のボクシングのセレモニーを祝っている。
藤島大「キャンバスの匂い」は秀逸
関連読み物として藤島大「キャンバスの匂い」~サッパリした人のしつこいパンチ~が秀逸。具志堅用高さんの殿堂入りをクローズアップしたものだ。
一冊の本になるくらいの具志堅ストリーを1頁のコラムに軽く纏めた。彼の文章は言葉が光り輝き躍る。元スポーツ紙記者ということで取材も確か、洞察力に優れて文章が流麗、ボクシングをかくも名文に仕立てる才能を持つ人は二人と居ない。
脚本家内館牧子さん(元横綱審議委員)はボクシングファンだが、真っ先に読むのが「キャンバスの匂い」という。ボクシングの名文家としては、佐瀬稔(故人・ノンフイクションライター)がいた。哀愁を帯びたボクシング記事が印象に残る。
佐瀬さんの文章が読めなくて寂しい思いをしたが、いまは藤島大氏が私を楽しませてくれる。ボクシング業界はこういう人を大事にせねばならない。スポーツ紙の記者も見習って欲しいものだ。
[夏祭り] 梅雨明けの炎天下の賑わい
「たこ揚げ」今年も完売
地元の商店街で夏祭りがあった。18日(土)は小雨混じりの曇天、一転19日は梅雨明けの炎天。私はボランティアで例年の如く「たこ揚げ」(たこ焼きの天ぷらバージョン)屋台の売り子役。
いつものように夏祭りは何処から集まって来るのか、夏休みに入った子供たちで賑わう。3時間余りで用意した冷凍のたこ揚げ6箱(1箱24袋=1袋30個)を二日共売り切った。6個入りで200円、意外にもリピーターが多くすっかり人気が浸透した。
[今週の俳句もどき]
峰の雲蝉の羽曳く蟻一匹
水面にかな文字書きてへび泳ぎ
昭太郎
「ボクシング・ビート」誌8月号、具志堅殿堂入りの特集頁。

7月18~19日ご当地西原商店街の夏祭りスナップ

梅雨明けで一斉に咲く向日葵

DVD『カンムリワシ具志堅用高』 第1部&第2部
DVD『日本ボクシング不滅の激闘史』いずれも絶賛発売中!!
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各方面から怒りの投稿・新国立競技場の建設了承/アスリートにも増えている同性婚
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■[工費2520億] 新国立競技場の建設了承
~各方面から怒りの投稿!~
~負の遺産として残る建物だ~
■[同性婚] アスリートにも増えている
~あのワンバックも同性婚~
~ピッチで全力を尽くせば~
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[工費2520億]新国立競技場の建設了承
各方面から怒りの投稿!
とんでもないことだ、有識者会議(委員長・佐藤禎一元文部事務次官)と称するものが、全会一致で工事着工を了承したそうな。初めに賛成ありき、の人選でどこが有識者なのか。しかも国際デザイン・コンクール審査委員長の安藤忠雄氏は欠席したという。無責任も甚だしい。
俳優渡辺謙さんは、ニューヨークからツイッターで、こう投稿、怒りを露わにした。「一杯国に借金があって立て直さなくちゃいけないのに、ずーっとお金がかかり続ける体育館を建て、世界に驚いてもらおうとする。」
元ラガーマン平尾剛さんも金まみれの五輪に反対、元陸上選手為末大さんは計画の見直しを訴え、作家平野啓一郎さんは、次世代に負の遺産を残してはならないとツイッターで発信している。巨額の新競技場建設認可に各方面よりブログやツイッターで、怒りの火手が挙がっている。
負の遺産として残る建物だ
較べてみよう、工事費の概算。東京ドーム350億円、福岡ドーム480億円、東京スカイツリー650億円、レインボーブリッジ1,280億円…新国立競技場がいかにべらぼうな金額であるか分かる。天まで届くような634mのスカイツリーでさえ650億。それに比べ2,520億!
そもそも立候補したときのプレゼンテーションでは、東京はコンパクトでエコな大会を目指すと謳ったはず。それがどうだ、コンパクトどころか風呂敷はどんどん広がっている。
東京五輪・パラリンピック組織委員会長森喜朗元首相は建設計画に理解を求めてかく講演した。「競技場を2020年のレガシー(遺産)として、50年~70年先も使える名所にしたい。」
その頃は、私は間違いなく黄泉の世界にいるだろうが、新国立競技場は「平成の負の遺産」として、多分ギネスに登録されているであろう。いまからでも遅くはない。こんな愚かな新国立競技場、即刻中止せよ!
アスリートにも増えている
あのワンバックも同性婚
女子W杯で圧倒的なパワーを見せつけて、なでしこジャパンを破り優勝したアメリカは、流石自由と民主主義の国である。チームの中には2人のレズビアンもいながら一丸となった。日本ならチームワークを乱すと鼻から除外されているはずだ。
FWアビー・ワンバック(35)は元チームメートのサラ・ホフマンと2013年10月、ハワイで同性婚した。今回なでしこを破り優勝した直後に、スタジアムで見守っていてホフマンと熱いキッス!そのニュースが世界を駆け巡った。
アメリカチームにはもう一人、メーガン・ラピノー選手がレズビアンだとカミングアウトしてる。なんでもオーストラリアの女子サッカー選手と3年前から交際しているのだとういう。
(The Huffington Postから)
ピッチで全力を尽くせば
ピッチで全力を尽くし、結果を出せば私生活は問わない。この割り切りかたも凄いよね。同性婚を認める国が増えて、最近は珍しくない話題だが、今後はこういう現象が当り前になって行くだろう。
テニスプレイーヤーで有名なのは何と言ってもマルチナ・ナブラチロワ(チェコ・58=米国4大大会18勝、全英9度)だろう。交際相手のユリア・レミンゴワ(42)に全米オープン・テニスの最中、公開プロポーズして受け入れられ同性婚した話題は、まだ記憶に新しい。
ワンバックもナブラチロワもお見受けしたところ男勝りの逞しさ。とても並みの男じゃ相手に出来そうにないか。オリンピック参加アスリートにもゲイが増えているという。叔父さんは、世の中の変化に付いて行けません。
拙宅の前に咲き誇る大輪のカサブランカ!

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■[工費2520億] 新国立競技場の建設了承
~各方面から怒りの投稿!~
~負の遺産として残る建物だ~
■[同性婚] アスリートにも増えている
~あのワンバックも同性婚~
~ピッチで全力を尽くせば~
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[工費2520億]新国立競技場の建設了承
各方面から怒りの投稿!
とんでもないことだ、有識者会議(委員長・佐藤禎一元文部事務次官)と称するものが、全会一致で工事着工を了承したそうな。初めに賛成ありき、の人選でどこが有識者なのか。しかも国際デザイン・コンクール審査委員長の安藤忠雄氏は欠席したという。無責任も甚だしい。
俳優渡辺謙さんは、ニューヨークからツイッターで、こう投稿、怒りを露わにした。「一杯国に借金があって立て直さなくちゃいけないのに、ずーっとお金がかかり続ける体育館を建て、世界に驚いてもらおうとする。」
元ラガーマン平尾剛さんも金まみれの五輪に反対、元陸上選手為末大さんは計画の見直しを訴え、作家平野啓一郎さんは、次世代に負の遺産を残してはならないとツイッターで発信している。巨額の新競技場建設認可に各方面よりブログやツイッターで、怒りの火手が挙がっている。
負の遺産として残る建物だ
較べてみよう、工事費の概算。東京ドーム350億円、福岡ドーム480億円、東京スカイツリー650億円、レインボーブリッジ1,280億円…新国立競技場がいかにべらぼうな金額であるか分かる。天まで届くような634mのスカイツリーでさえ650億。それに比べ2,520億!
そもそも立候補したときのプレゼンテーションでは、東京はコンパクトでエコな大会を目指すと謳ったはず。それがどうだ、コンパクトどころか風呂敷はどんどん広がっている。
東京五輪・パラリンピック組織委員会長森喜朗元首相は建設計画に理解を求めてかく講演した。「競技場を2020年のレガシー(遺産)として、50年~70年先も使える名所にしたい。」
その頃は、私は間違いなく黄泉の世界にいるだろうが、新国立競技場は「平成の負の遺産」として、多分ギネスに登録されているであろう。いまからでも遅くはない。こんな愚かな新国立競技場、即刻中止せよ!
アスリートにも増えている
あのワンバックも同性婚
女子W杯で圧倒的なパワーを見せつけて、なでしこジャパンを破り優勝したアメリカは、流石自由と民主主義の国である。チームの中には2人のレズビアンもいながら一丸となった。日本ならチームワークを乱すと鼻から除外されているはずだ。
FWアビー・ワンバック(35)は元チームメートのサラ・ホフマンと2013年10月、ハワイで同性婚した。今回なでしこを破り優勝した直後に、スタジアムで見守っていてホフマンと熱いキッス!そのニュースが世界を駆け巡った。
アメリカチームにはもう一人、メーガン・ラピノー選手がレズビアンだとカミングアウトしてる。なんでもオーストラリアの女子サッカー選手と3年前から交際しているのだとういう。
(The Huffington Postから)
ピッチで全力を尽くせば
ピッチで全力を尽くし、結果を出せば私生活は問わない。この割り切りかたも凄いよね。同性婚を認める国が増えて、最近は珍しくない話題だが、今後はこういう現象が当り前になって行くだろう。
テニスプレイーヤーで有名なのは何と言ってもマルチナ・ナブラチロワ(チェコ・58=米国4大大会18勝、全英9度)だろう。交際相手のユリア・レミンゴワ(42)に全米オープン・テニスの最中、公開プロポーズして受け入れられ同性婚した話題は、まだ記憶に新しい。
ワンバックもナブラチロワもお見受けしたところ男勝りの逞しさ。とても並みの男じゃ相手に出来そうにないか。オリンピック参加アスリートにもゲイが増えているという。叔父さんは、世の中の変化に付いて行けません。
拙宅の前に咲き誇る大輪のカサブランカ!

DVD『カンムリワシ具志堅用高』 第1部&第2部
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アメリカ断然たる強みの戴冠/スマホ機種変奮闘記/他
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■[女子W杯] アメリカ断然たる強みの戴冠
~ロイドは女性版マラドーナだ!~
~悲劇のヒロイン、バセット選手~
■[デフォルト] 日本はギリシャを他山の石とせよ
~ギリシャの無責任は通じない~
■[近況] スマホを替えた
~叔父さんの機種変奮闘記~
[今週の俳句もどき]
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[女子W杯]アメリカ断然たる強みの戴冠
ロイドは女性版マラドーナだ!
優勝のアメリカは、桁違いの強さだった。パワー、テクニック、どれをとってもなでしこを圧倒していた。スコア2-5はそのまま実力の差だと思う。試合開始直後の怒涛の攻めは、さすがいまに残るフロンティアスピリット!
前半4得点のうち3得点、ハットトリックFWロイドは差し詰め女性版マラドーナ(アルゼンチン=伝説のサッカー選手)、彼女にかかったら、ボールは自由自在、どんな角度からでもゴールを狙える。彼女はまさに魔人の働きだった。
なでしこジャパンは、キャプテン宮間を中心によく纏り総力戦で決勝まで駒を進めた。準優勝は上出来だ、立派だ。私は準決勝の対イングランド戦で、負ける可能性が高いと睨んでいた。
その要因はイングランドの正確無比なロングパス、攻撃能力が上で延長戦になれば危ないぞと思っていたら、幸運にも終了間際オウンゴールで救われ2-1で辛くも勝った。
悲劇のヒロイン、バセット選手
気の毒なOGのイングランドDFラウラ・バセット選手は試合後号泣した。同選手には国民からツイターなどで激励のメッセージが殺到しているという。
「あなたは試合に負けたけれど人生に勝利した」「泣かないで、さぁ、顔を上げて」英紙デイリーメールは「ラウラは英雄に見えたはずだ。人々はずっと覚えているだろ」(Fchより)「人生塞翁が馬」敗者がときにヒロインになれる。嘆くなかれ。
さまざまなドラマを残してW杯女子は閉幕した。4年後、フランス大会までに、はなでしこジャパンはどんな変貌を遂げているか。アメリカは激しい標的に曝されるだろうが、それでも王国は揺るがないだろう。ともかく、大いに満足したカナダ大会であった。
[デフォルト]日本はギリシャを他山の石とせよ
ギリシャの無責任は通じない
事実上のデフォルト(債務不履行)の危機にあるギリシャを我日本国は以て他山の石とせよだ。同国のチプラス首相にはユーロ圏やIMF(国際通貨基金)からの緊縮案には聞く耳を持たないようだ。
これでは債権団はたまらない。いずれ世界から相手にされない国となろう。ユーロ圏から支援が受けられなくて当然。国民投票の結果も、案の定緊縮財政策に「NO」反対多数。ユーロ圏を離脱して、中国やロシアにすがるか。
バラ色の選挙公約を掲げて当選したチプラス首相は、国民に迎合するだけの最悪政治家だった。結局、その代償を国民がより重く背負うことになろう。国の再建には痛みを伴うものだ。輝かしい歴史ある国、ギリシャを我憂う。
同国には、財政再建に命を懸けた米沢藩主上杉鷹山や米百俵の長岡藩士小林虎三郎のような人物はいないようだ。勿論いまの我国にも当てはまる。明日は吾身であることを我々も忘れまい。
[近況]スマホを替えた
叔父さんの機種変奮闘記
4年半使用したギャラクシーからソニーのXPERIAに買替えた。ギャラクシーは故障もなく長年使って、愛着があったが、思い切った。当初同じ機種をと思ったが、何事も挑戦と敢て新たなものに挑んだ。
購入した矢先に、やっぱりメーカーの違う新機種を選んだのは失敗したと反省した。同じスマホなのに会社が違うとまるで操作方法が変わる。叔父さんは閉口した。で何度もドコモショップに自転車で通い店員に指導を受けたが,ちんぷんかんぷん。確かに「老犬に芸を教えても無駄だ」
それでも買ってしまった以上、叔父さんは頑張るしかない。ドコモの会社に電話、1時間もかけて聞いたり、近所のスマホ夫人に尋ねとやっと、初期設定と通常遣うアプリの操作法をマスターした。
まさに悪戦苦闘、脂汗で、嵐のような1週間だった。その甲斐あって、いまでは購入して良かったと納得し始めている。新しい世界が目の前に広がってきたような気がする。
スピードが違う、アプリが豊富、カメラの画像が違う、音楽がクリアー、慣れれば操作も簡単!等々なるほど4年半も経てば機器も進歩しているはずだ。進化は人生を豊かにするか。
真っ先に、庄司紗矢香のメンデルスゾーンバイオリン協奏曲第1楽章をYouTubeでリスニング、臨場感溢れる音質、庄司さんの恍惚の表情が画面を制圧する。表情も演奏だ!音楽一つをとっても余は満足。スマホ、いいもんニャ。
[今週の俳句もどき]
紫陽花や首(こうべ)を垂れて門前に
梔子(くちなし)や別れの曲と濡れし花
昭太郎
雨に濡れて逞しく育つ露地栽培

門前に首をたれる紫陽花

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~悲劇のヒロイン、バセット選手~
■[デフォルト] 日本はギリシャを他山の石とせよ
~ギリシャの無責任は通じない~
■[近況] スマホを替えた
~叔父さんの機種変奮闘記~
[今週の俳句もどき]
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[女子W杯]アメリカ断然たる強みの戴冠
ロイドは女性版マラドーナだ!
優勝のアメリカは、桁違いの強さだった。パワー、テクニック、どれをとってもなでしこを圧倒していた。スコア2-5はそのまま実力の差だと思う。試合開始直後の怒涛の攻めは、さすがいまに残るフロンティアスピリット!
前半4得点のうち3得点、ハットトリックFWロイドは差し詰め女性版マラドーナ(アルゼンチン=伝説のサッカー選手)、彼女にかかったら、ボールは自由自在、どんな角度からでもゴールを狙える。彼女はまさに魔人の働きだった。
なでしこジャパンは、キャプテン宮間を中心によく纏り総力戦で決勝まで駒を進めた。準優勝は上出来だ、立派だ。私は準決勝の対イングランド戦で、負ける可能性が高いと睨んでいた。
その要因はイングランドの正確無比なロングパス、攻撃能力が上で延長戦になれば危ないぞと思っていたら、幸運にも終了間際オウンゴールで救われ2-1で辛くも勝った。
悲劇のヒロイン、バセット選手
気の毒なOGのイングランドDFラウラ・バセット選手は試合後号泣した。同選手には国民からツイターなどで激励のメッセージが殺到しているという。
「あなたは試合に負けたけれど人生に勝利した」「泣かないで、さぁ、顔を上げて」英紙デイリーメールは「ラウラは英雄に見えたはずだ。人々はずっと覚えているだろ」(Fchより)「人生塞翁が馬」敗者がときにヒロインになれる。嘆くなかれ。
さまざまなドラマを残してW杯女子は閉幕した。4年後、フランス大会までに、はなでしこジャパンはどんな変貌を遂げているか。アメリカは激しい標的に曝されるだろうが、それでも王国は揺るがないだろう。ともかく、大いに満足したカナダ大会であった。
[デフォルト]日本はギリシャを他山の石とせよ
ギリシャの無責任は通じない
事実上のデフォルト(債務不履行)の危機にあるギリシャを我日本国は以て他山の石とせよだ。同国のチプラス首相にはユーロ圏やIMF(国際通貨基金)からの緊縮案には聞く耳を持たないようだ。
これでは債権団はたまらない。いずれ世界から相手にされない国となろう。ユーロ圏から支援が受けられなくて当然。国民投票の結果も、案の定緊縮財政策に「NO」反対多数。ユーロ圏を離脱して、中国やロシアにすがるか。
バラ色の選挙公約を掲げて当選したチプラス首相は、国民に迎合するだけの最悪政治家だった。結局、その代償を国民がより重く背負うことになろう。国の再建には痛みを伴うものだ。輝かしい歴史ある国、ギリシャを我憂う。
同国には、財政再建に命を懸けた米沢藩主上杉鷹山や米百俵の長岡藩士小林虎三郎のような人物はいないようだ。勿論いまの我国にも当てはまる。明日は吾身であることを我々も忘れまい。
[近況]スマホを替えた
叔父さんの機種変奮闘記
4年半使用したギャラクシーからソニーのXPERIAに買替えた。ギャラクシーは故障もなく長年使って、愛着があったが、思い切った。当初同じ機種をと思ったが、何事も挑戦と敢て新たなものに挑んだ。
購入した矢先に、やっぱりメーカーの違う新機種を選んだのは失敗したと反省した。同じスマホなのに会社が違うとまるで操作方法が変わる。叔父さんは閉口した。で何度もドコモショップに自転車で通い店員に指導を受けたが,ちんぷんかんぷん。確かに「老犬に芸を教えても無駄だ」
それでも買ってしまった以上、叔父さんは頑張るしかない。ドコモの会社に電話、1時間もかけて聞いたり、近所のスマホ夫人に尋ねとやっと、初期設定と通常遣うアプリの操作法をマスターした。
まさに悪戦苦闘、脂汗で、嵐のような1週間だった。その甲斐あって、いまでは購入して良かったと納得し始めている。新しい世界が目の前に広がってきたような気がする。
スピードが違う、アプリが豊富、カメラの画像が違う、音楽がクリアー、慣れれば操作も簡単!等々なるほど4年半も経てば機器も進歩しているはずだ。進化は人生を豊かにするか。
真っ先に、庄司紗矢香のメンデルスゾーンバイオリン協奏曲第1楽章をYouTubeでリスニング、臨場感溢れる音質、庄司さんの恍惚の表情が画面を制圧する。表情も演奏だ!音楽一つをとっても余は満足。スマホ、いいもんニャ。
[今週の俳句もどき]
紫陽花や首(こうべ)を垂れて門前に
梔子(くちなし)や別れの曲と濡れし花
昭太郎
雨に濡れて逞しく育つ露地栽培

門前に首をたれる紫陽花

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具志堅用高さん殿堂入り/高森篤子さんを偲ぶ最後のダンスパーティ
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■[ボクシング]具志堅用高さん殿堂入り式典
~晴れのパレード 沿道の歓呼に応える~
■[宴]故高森篤子さんを偲びダンスパーティ
~故人の遺志を継いだ最後の「宴」~
~会場に故・篤子夫人が降臨した!~
~篤子さんは昇天して神になった~
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[ボクシング]具志堅用高さん殿堂入り式典
晴れのパレード 沿道の歓呼に応える
「国際ボクシング名誉の殿堂博物館」(1990年創設)入りに選ばれた元WBA世界ライト・フライ級チャンピオン具志堅用高さん(59才)の式典が6月14日(現地時間)に米ニューヨーク・カナスト-タで行われた。日本からは具志堅さんの他、故大場政夫(帝拳=元世界フライ級王者)も選ばれている。
式典に先立って、カナストータの町をオープンカーに乗り沿道の歓呼に応えた。このニューヨーク州の片田舎の町は、"BOXING WEEK"と謳われる一週間、ボクシングファンが世界中から集まってきてボクシング一色になるというのだ。
殿堂博物館(THE INTERNATIONAL BOXING HALL OF FAME)の式典では、具志堅さんは英語で御礼の挨拶を述べたという。「この素晴らしい一日を忘れない。殿堂入りの仲間入りを果たして大変うれしい」と感激を表した。一生忘れない感激だったに違いない。英語は愛娘(元JALのスッチー)の特訓の成果だろう。
式典には香澄夫人を始め家族全員、縁者、トレーナーも同行した。苦楽を共にしてきた、家族と歴史的な一瞬を共に分かち合いたい、という具志堅さんの配慮。
因みに選ばれたからといって、殿堂側から旅費も宿泊代も一銭も出るわけではない。全部自腹、「せっかくだから一週間休みを取り、家族全員連れていくことにしました。」と私に語っていたが、これは父からの密やかな感謝の証、やるねえ、具志堅さん。男だねえ~。
具志堅さんの栄光の軌跡を追い続けた私にとっても、この度の慶事(式典)は、我がことのように心に響くものがある。改めて、万感の思いを込めて「おめでとう!」
[宴]故高森篤子さんを偲びダンスパーティ
故人の遺志を継いだ最後の「宴」
4月6日七十才で永眠された高森篤子さんのを偲ぶダンスパーティが、6月28日13時から七十才のバースデーを兼ねて六本木"CLUB SIX TOKYO"で華やかに開催された。因みにこの会場は故人のお気に入りだった。
例年誕生パーティーは御自身の3月3日の誕生日に合わせて行われていたが、今年は既報の通り健康状態がすぐれず延期され、そして4月6日亡くなってしまった。高森さんが楽しみにしていた、その無念の思いを喪主で長男の城さんが「ありがとう」の言葉に代え最後の「宴」として、実現に奔走して今回のパーティが開催された。
何とも味わいの深い「宴」になった。あたかも故人が現場で采配を振るっているような、過去のパーティーと寸分も違わないような見事なもので、恐らく天国の梶原夫妻も「お前たちよくやったな、大したもんだ。」と喝采を送っていることだろう。
会場に故・篤子夫人が降臨した!
会場の大型スクリーンには去年のパーティの模様が実況さながらに映し出され、高森夫人がまさに恍惚状態で踊っている。それは故人が会場に降臨したかのような倒錯の世界だった。「今日も母は(天国から)降りて来て、きっと踊りますよ」とちらりと笑顔を見せて、長男・城さんは申した。参加者もいつもと変わらず踊った。いい光景だった。
腹一杯飲食をさせて頂いた挙句、御土産に稲荷すし、お菓子まで頂いた。係の人が「持って行って。故人もその方が喜ぶから。」と、しきりに勧めてくれたものだ。
家内は何度かお邪魔しているが、今回が初めての友人も感無量で、私はいつもなら小一時間で帰るのに、何故か去り難くこの日ばかりは3時間も長居してしまった。
高森家にとって叔母に当たる武井さんは「姉はさっぱりと死んでいきました。母の10回忌法要が終わり、謝辞を述べている最中に突然倒れ、そのままでした。残念ですけど、姉らしい最期でしたよ」功徳と感謝の70年の人生!
篤子さんは昇天して神になった
帰り際、何と今度は「母の遺品の装飾品です。よかったらお持ち帰りください。」と籠に溢れるほど入っている遺品を参加者に惜し気もなく配っていたのには、流石高森篤子の遺伝子よ!!と私は感動さえした。
妻はネックレスやミンクの毛皮のついたロング手袋を、私はスカーフとブローチを頂いた。ブローチは妻に上げたが、スカーフはポケットチーフにするつもり。
梶原一騎先生のIKKIマフラーと篤子さんのスカーフ、これで梶原夫妻の形見がセットで揃った。愛用させて頂きます。梶原先生の17回忌に発起人を勤めさせて頂き、そのときの記念の引き出物のマフラー。長年愛用して、いまは虫食いになってしまったけれど、冬場は肌身離さない。私の宝だ。
「落花は枝に還らずとも、今日の落花は来年の種になる」(秋月悌次郎)。
高森篤子さん、あなたの蒔いた種は我々の心の中に息づき、来年もまた花が咲きます。篤子さん、あなたは昇天して、神になりました。我が永遠の太陽です。
梅雨の晴れ間、天上で故人もさぞ満足していることだろう。ありがとう、篤子夫人、ありがとう、高森家のみなさん、そして参加者のみなさん!
♪花は 花は 花は咲く。
いつもいつまでも君のために。
殿堂博物館入りのパレードで沿道のファンの歓呼に応える具志堅さん!
(写真提供:白井・具志堅スポーツジム)

<故高森篤子最後のパーティ「宴」のスナップ>
主催者(喪主)の高森城さん(左)と叔母の武井さんが揃って謝辞を述べる。

会場の雰囲気はさながら故人が生きているような感じだった。

生花に包まれた遺影、残念ながらバックライトの明りで見えない。
DVD『カンムリワシ具志堅用高』 第1部&第2部
DVD『日本ボクシング不滅の激闘史』いずれも絶賛発売中!!
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■[ボクシング]具志堅用高さん殿堂入り式典
~晴れのパレード 沿道の歓呼に応える~
■[宴]故高森篤子さんを偲びダンスパーティ
~故人の遺志を継いだ最後の「宴」~
~会場に故・篤子夫人が降臨した!~
~篤子さんは昇天して神になった~
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[ボクシング]具志堅用高さん殿堂入り式典
晴れのパレード 沿道の歓呼に応える
「国際ボクシング名誉の殿堂博物館」(1990年創設)入りに選ばれた元WBA世界ライト・フライ級チャンピオン具志堅用高さん(59才)の式典が6月14日(現地時間)に米ニューヨーク・カナスト-タで行われた。日本からは具志堅さんの他、故大場政夫(帝拳=元世界フライ級王者)も選ばれている。
式典に先立って、カナストータの町をオープンカーに乗り沿道の歓呼に応えた。このニューヨーク州の片田舎の町は、"BOXING WEEK"と謳われる一週間、ボクシングファンが世界中から集まってきてボクシング一色になるというのだ。
殿堂博物館(THE INTERNATIONAL BOXING HALL OF FAME)の式典では、具志堅さんは英語で御礼の挨拶を述べたという。「この素晴らしい一日を忘れない。殿堂入りの仲間入りを果たして大変うれしい」と感激を表した。一生忘れない感激だったに違いない。英語は愛娘(元JALのスッチー)の特訓の成果だろう。
式典には香澄夫人を始め家族全員、縁者、トレーナーも同行した。苦楽を共にしてきた、家族と歴史的な一瞬を共に分かち合いたい、という具志堅さんの配慮。
因みに選ばれたからといって、殿堂側から旅費も宿泊代も一銭も出るわけではない。全部自腹、「せっかくだから一週間休みを取り、家族全員連れていくことにしました。」と私に語っていたが、これは父からの密やかな感謝の証、やるねえ、具志堅さん。男だねえ~。
具志堅さんの栄光の軌跡を追い続けた私にとっても、この度の慶事(式典)は、我がことのように心に響くものがある。改めて、万感の思いを込めて「おめでとう!」
[宴]故高森篤子さんを偲びダンスパーティ
故人の遺志を継いだ最後の「宴」
4月6日七十才で永眠された高森篤子さんのを偲ぶダンスパーティが、6月28日13時から七十才のバースデーを兼ねて六本木"CLUB SIX TOKYO"で華やかに開催された。因みにこの会場は故人のお気に入りだった。
例年誕生パーティーは御自身の3月3日の誕生日に合わせて行われていたが、今年は既報の通り健康状態がすぐれず延期され、そして4月6日亡くなってしまった。高森さんが楽しみにしていた、その無念の思いを喪主で長男の城さんが「ありがとう」の言葉に代え最後の「宴」として、実現に奔走して今回のパーティが開催された。
何とも味わいの深い「宴」になった。あたかも故人が現場で采配を振るっているような、過去のパーティーと寸分も違わないような見事なもので、恐らく天国の梶原夫妻も「お前たちよくやったな、大したもんだ。」と喝采を送っていることだろう。
会場に故・篤子夫人が降臨した!
会場の大型スクリーンには去年のパーティの模様が実況さながらに映し出され、高森夫人がまさに恍惚状態で踊っている。それは故人が会場に降臨したかのような倒錯の世界だった。「今日も母は(天国から)降りて来て、きっと踊りますよ」とちらりと笑顔を見せて、長男・城さんは申した。参加者もいつもと変わらず踊った。いい光景だった。
腹一杯飲食をさせて頂いた挙句、御土産に稲荷すし、お菓子まで頂いた。係の人が「持って行って。故人もその方が喜ぶから。」と、しきりに勧めてくれたものだ。
家内は何度かお邪魔しているが、今回が初めての友人も感無量で、私はいつもなら小一時間で帰るのに、何故か去り難くこの日ばかりは3時間も長居してしまった。
高森家にとって叔母に当たる武井さんは「姉はさっぱりと死んでいきました。母の10回忌法要が終わり、謝辞を述べている最中に突然倒れ、そのままでした。残念ですけど、姉らしい最期でしたよ」功徳と感謝の70年の人生!
篤子さんは昇天して神になった
帰り際、何と今度は「母の遺品の装飾品です。よかったらお持ち帰りください。」と籠に溢れるほど入っている遺品を参加者に惜し気もなく配っていたのには、流石高森篤子の遺伝子よ!!と私は感動さえした。
妻はネックレスやミンクの毛皮のついたロング手袋を、私はスカーフとブローチを頂いた。ブローチは妻に上げたが、スカーフはポケットチーフにするつもり。
梶原一騎先生のIKKIマフラーと篤子さんのスカーフ、これで梶原夫妻の形見がセットで揃った。愛用させて頂きます。梶原先生の17回忌に発起人を勤めさせて頂き、そのときの記念の引き出物のマフラー。長年愛用して、いまは虫食いになってしまったけれど、冬場は肌身離さない。私の宝だ。
「落花は枝に還らずとも、今日の落花は来年の種になる」(秋月悌次郎)。
高森篤子さん、あなたの蒔いた種は我々の心の中に息づき、来年もまた花が咲きます。篤子さん、あなたは昇天して、神になりました。我が永遠の太陽です。
梅雨の晴れ間、天上で故人もさぞ満足していることだろう。ありがとう、篤子夫人、ありがとう、高森家のみなさん、そして参加者のみなさん!
♪花は 花は 花は咲く。
いつもいつまでも君のために。
殿堂博物館入りのパレードで沿道のファンの歓呼に応える具志堅さん!
(写真提供:白井・具志堅スポーツジム)

<故高森篤子最後のパーティ「宴」のスナップ>
主催者(喪主)の高森城さん(左)と叔母の武井さんが揃って謝辞を述べる。

会場の雰囲気はさながら故人が生きているような感じだった。

生花に包まれた遺影、残念ながらバックライトの明りで見えない。
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日本にもやって来た高額な報酬時代/シニアの信州路の旅/他
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■[報酬]ソフトバンク、アローラ副社長165億円!
~日本にもやって来た高額な報酬時代~
■[ゴルフ]全米オープン&MLB雑感
~マー君復活は険し、松山苦戦も光明~
■[旅行]シニアの信州路の旅
~善光寺の「お数珠頂戴」~
[今週の雑学講座]
--------------------------------------------
[報酬]ソフトバンク、アローラ副社長165億円!
日本にもやって来た高額な報酬時代
ソフトバンクに昨年9月に入社したニケシュ・アローラ氏(47才=インド出身)の今年3月末までの報酬が何と146億だと、仰天!まあ、我々庶民には関係ないことだが、話のネタなになりそうなので御紹介する。
何でも同氏は元米グーグル最高事業責任者で、ソフトバンク孫社長が気に入りヘッドハンティング(引き抜き)したという。孫社長の後継者として副社長に就任、彼は同社「希望の星」として事業拡大に期待される、ということらしい。(6月20日付朝日新聞)
とうとう日本も欧米並みになったということだ。こういうう現象に拍車がかかると、東大など優秀な学生が官僚になることを目指さずに、高額な報酬が受けられる企業に靡(なび)き、霞が関は益々人材不足になそうな気がする。何んとも凄いビジネス時代になったものである。
[ゴルフ]全米オープン&MLB雑感
マー君復活は険し、松山苦戦も光明
マー君が21日(現地時間)対タイガース戦に先発して、3ホームランを浴びて5回で降板7失点、結局ヤンキースは4-12で負けて3敗目(4勝)。復活の道程は一進一退、やはり肘の状態が思わしくないようだ。復活は険しい。
全米オープンの松山英樹は、3オーバーの18位。私はトップ10内、あわよくば優勝争いを期待したがスコアは伸びなかった。しかしスコットランドのリンクスのような荒涼たるコースで、随所にナイスショットを放ち苦戦したものの大器の片りんは見せた。
私はここ2年以内に彼はメジャーを制するとみている。タイガー・ウッズは惨憺たるスコアで予選落ち、全盛期の面影なし、寂しい限りだ。優勝したのはJ.スピース(米)-5。マスターズに続くメジャー連続制覇。21才、まさにJ.二クラウスの再来。
それにしても上位の顔触れは全く変わり若返った。松山がそこに割って入る。アメリカゴルフツアーはマキャロン、スピースらを軸に回るだろうが、群雄割拠状態。面白くなった。
[旅行]シニアの信州路の旅
善光寺の「お数珠頂戴」
15,16の両日は1泊の信濃路旅行、渋谷区シルバー世代40人で一台のバスに乗って巡った。欠員が出たというので私に声がかかった。
老人の孤独死が社会的問題になっている。外に出よう、仲間を作ろうが私のモットー。声がかかると支障がない限りは、積極的に参加するようにしている。宿は渋谷区の施設、「アクティブ峰の原」でラグビーの合宿で有名な菅平を更に上に行った処にある。三度目になるが新しい発見がいつもある。
この季節、つつじが満開で、白樺林からは鶯と筒鳥(カッコー)の澄み渡った鳴声が響き渡る。早朝の散歩は、深い霧が晴れると燃えるような新緑世界が開けた。老いると心にゆとりができるのか、自然の鼓動が分かるものだ。ゆっくりと朽ちて行く時の流れ、老いる事、嘆くには非ず。
[俳句もどき]
郭公(くわつこう)の響(とよみ)やみすずの里めぐリ
夏帯や信濃の宿に天女舞ふ
※同行の御夫人たちが日舞を踊る
昭太郎
善光寺では御開帳が終わったばかりで、まだ回向柱が建っていて、運よく正午の「日中法要」で「お数珠頂戴」に出くわした。私も功徳を授かるために、腰を落し頭を垂れて待つと、本堂へ向かう導師さまが、数珠を頭を撫でてくれ通り過ぎた。御利益があるかも。
別所温泉の北向観音(善光寺の方角を向く)には初めて参拝した。芭蕉も訪れたという古刹は、境内に愛染カツラの大木(樹齢300年)があり参拝者も少なく静寂で心洗われた。盛夏には、蝉しぐでさぞや風情があるだろうから、家内と一度来てみたい。
観音のいらか見やりつはなの雲
芭蕉
の句碑があった。
善光寺にはまだ「回向柱」が建っていた。

峰の原の白樺林と満開のやまつつじ。

DVD『カンムリワシ具志堅用高』 第1部&第2部
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~日本にもやって来た高額な報酬時代~
■[ゴルフ]全米オープン&MLB雑感
~マー君復活は険し、松山苦戦も光明~
■[旅行]シニアの信州路の旅
~善光寺の「お数珠頂戴」~
[今週の雑学講座]
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[報酬]ソフトバンク、アローラ副社長165億円!
日本にもやって来た高額な報酬時代
ソフトバンクに昨年9月に入社したニケシュ・アローラ氏(47才=インド出身)の今年3月末までの報酬が何と146億だと、仰天!まあ、我々庶民には関係ないことだが、話のネタなになりそうなので御紹介する。
何でも同氏は元米グーグル最高事業責任者で、ソフトバンク孫社長が気に入りヘッドハンティング(引き抜き)したという。孫社長の後継者として副社長に就任、彼は同社「希望の星」として事業拡大に期待される、ということらしい。(6月20日付朝日新聞)
とうとう日本も欧米並みになったということだ。こういうう現象に拍車がかかると、東大など優秀な学生が官僚になることを目指さずに、高額な報酬が受けられる企業に靡(なび)き、霞が関は益々人材不足になそうな気がする。何んとも凄いビジネス時代になったものである。
[ゴルフ]全米オープン&MLB雑感
マー君復活は険し、松山苦戦も光明
マー君が21日(現地時間)対タイガース戦に先発して、3ホームランを浴びて5回で降板7失点、結局ヤンキースは4-12で負けて3敗目(4勝)。復活の道程は一進一退、やはり肘の状態が思わしくないようだ。復活は険しい。
全米オープンの松山英樹は、3オーバーの18位。私はトップ10内、あわよくば優勝争いを期待したがスコアは伸びなかった。しかしスコットランドのリンクスのような荒涼たるコースで、随所にナイスショットを放ち苦戦したものの大器の片りんは見せた。
私はここ2年以内に彼はメジャーを制するとみている。タイガー・ウッズは惨憺たるスコアで予選落ち、全盛期の面影なし、寂しい限りだ。優勝したのはJ.スピース(米)-5。マスターズに続くメジャー連続制覇。21才、まさにJ.二クラウスの再来。
それにしても上位の顔触れは全く変わり若返った。松山がそこに割って入る。アメリカゴルフツアーはマキャロン、スピースらを軸に回るだろうが、群雄割拠状態。面白くなった。
[旅行]シニアの信州路の旅
善光寺の「お数珠頂戴」
15,16の両日は1泊の信濃路旅行、渋谷区シルバー世代40人で一台のバスに乗って巡った。欠員が出たというので私に声がかかった。
老人の孤独死が社会的問題になっている。外に出よう、仲間を作ろうが私のモットー。声がかかると支障がない限りは、積極的に参加するようにしている。宿は渋谷区の施設、「アクティブ峰の原」でラグビーの合宿で有名な菅平を更に上に行った処にある。三度目になるが新しい発見がいつもある。
この季節、つつじが満開で、白樺林からは鶯と筒鳥(カッコー)の澄み渡った鳴声が響き渡る。早朝の散歩は、深い霧が晴れると燃えるような新緑世界が開けた。老いると心にゆとりができるのか、自然の鼓動が分かるものだ。ゆっくりと朽ちて行く時の流れ、老いる事、嘆くには非ず。
[俳句もどき]
郭公(くわつこう)の響(とよみ)やみすずの里めぐリ
夏帯や信濃の宿に天女舞ふ
※同行の御夫人たちが日舞を踊る
昭太郎
善光寺では御開帳が終わったばかりで、まだ回向柱が建っていて、運よく正午の「日中法要」で「お数珠頂戴」に出くわした。私も功徳を授かるために、腰を落し頭を垂れて待つと、本堂へ向かう導師さまが、数珠を頭を撫でてくれ通り過ぎた。御利益があるかも。
別所温泉の北向観音(善光寺の方角を向く)には初めて参拝した。芭蕉も訪れたという古刹は、境内に愛染カツラの大木(樹齢300年)があり参拝者も少なく静寂で心洗われた。盛夏には、蝉しぐでさぞや風情があるだろうから、家内と一度来てみたい。
観音のいらか見やりつはなの雲
芭蕉
の句碑があった。
善光寺にはまだ「回向柱」が建っていた。

峰の原の白樺林と満開のやまつつじ。

DVD『カンムリワシ具志堅用高』 第1部&第2部
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リアルジャパンプロレス10周年記念興行・陰で支えた平井の涙と佐山の心遣い/他
--------------------------------------------
■[新国立競技場]迷走する建設計画
~豪奢な新スタジアムは要らない~
~見栄張らず質実剛健で~
■[プロレス]リアルジャパンプロレス10周年興行
~印象に残った平井社長の表彰~
~大仁田よ、君は三文役者か~
カラオケ叔父さん今週の推薦曲
--------------------------------------------
[新国立競技場]迷走する建設計画
豪奢な新スタジアムは要らない
20年オリンピック・パラリンピックのメインスタジアムになる新国立競技場の建設計画が遅れている。膨らむ建設費に、下村文科大臣が、都側に500億の負担金を求めたところ桝添都知事に「総工費が明かされないままでは、出せない」と一蹴されたようだ。
そもそも建設費は幾らなのか。14年の試算では約1625億円。建設資材が高騰している現在では現行のままなら「総工費は2700億円は下らない」(建築専門家)とも。五輪終了後の毎年の維持費も20億強の見通し。とんだ銭喰い虫だ。
ザハ・ハディド(英国)設計のあの流線型で、開閉式のスタジアムのデザインは、確かに秀逸だが一言でいうと贅沢豪奢。ひたすら恰好いいものを追求した挙句は、建設費が巨額に膨らむ結果となった。コンペで合格したのだからデザイナーは何らミスはないのだが。
見栄張らず質実剛健で
スタジアムの維持費は、コンサートなどに貸して補ってもとても足りないというから、赤字は税金で補填するしかない。かと思えば、組織委員会森喜朗会長は「3000億や4000億かかっても構わない、立派なものを造って欲しい」と豪語したのには呆れる。
元総理のこの発言こそ、国の借金1053兆億円の借金漬けにした現実を象徴する。国民一人あたりの借金高830万円、臆面もなく赤字を垂れ流し続ける、それを次世代に先送り。もはや日本国は瀕死の状態なのだ。五輪後に、かのギリシャ国のように破綻の危機に陥るかもね。
この際、違約金を払っても、実用的でシンプルなスタジアムに設計を見直すべきじゃないか。開閉式なんか要らない。自然の空気を吸いながらするのがスポーツ、外見をゴージャスに飾る必要なし。シンプルな競技場なら19年ラグビーワールドカップにもいまからでも充分間に合う。
質実剛健、安心して競技が出来て観戦出来る会場、これに尽きる。願わくば神宮の杜に溶け込む和風の外観であって欲しい。オモテナシは立派な「箱」ではない、心ではないのか。
[プロレス]リアルジャパンプロレス10周年興行
印象に残った平井社長の表彰
初代タイガーマスクの佐山聡さんが興したリアルジャパンプロレスが、今年で十周年を迎えた。その記念興行が11日後楽園ホールで行われた。
晴れの試合だったにも関わらず御当人の佐山さんは、5月22日、狭心症の手術があったためにファイトを見せられず、背広姿でリングに登場、挨拶したに留まった。
時価約6000万とかいう純金タイガーマスクの公開セレモニーにもあった。さすが、純金のマスクが披露されると観客席から「おお!」というドヨメキ。重たそうだ。「次はこれを被って試合をします!」には、客席から「ええっ!?!?」
この十周年を記念したイベントの中で、一番感心したのはリアルジャパンプロを陰で支えてきた平井丈雅社長がリング上で表彰されたことだ。表の佐山聡、裏の平井丈雅、創業以来のコンビ、その相方をねぎらった。誠に清々しいものだった。
表彰した佐山さんの繊細な神経もまた、将に相応しい心遣いである。
平井さんは感激の余り号泣した。いいシーン。
山口洋子さんのエッセイに印象深い言葉がある。「スタアとは、自分がベンツに乗って踏ん反り返る人ではなくて、マネジャーや所属の社長にベンツを宛がう人を言う。その志しのない者は一流(スタア)とは認めない。」とある。
大仁田よ、君は三文役者か
一連の慶事に水を差したのが大仁田厚。ペットボトルを振り回し観客席へ水をぶちまける蛮行、一度や二度ならず。私の前に叔母ちゃんいたがその席に乱入乱闘、水を浴びせられるわ、当の叔母ちゃんは死に物狂いで逃げ回った。老人だ、転んで大怪我でもしたらどうする。件の叔母ちゃん、二度とプロレスを見ないだろうな。
席は水浸し。勿論、私も再三逃散した。楽しいプロレスがとんだ目に。水をこれでもかこれでもかと観客席に向かって浴びせる。そのたびに観客は右往左往、度が過ぎる。観客に向かって何たる事か!
遣るならリング内、敵に向かって遣れ。そこで己の主張を演じ切り、試合を盛り上げるのが真のプロレスラーというものだ。これまでは大仁田邪道プロレスを、エンタメの極と私は密かに讃えていた。
観客の鼓動をキャッチして、その絶妙のタイミングを見計らい敵を攻撃する。そこにある種、興奮が生まれ非日常の世界が現出する、これがプロレスのいわば醍醐味。この主がだ、タダの水撒きオヤジ、餓鬼道に成り下がった。大仁田よ、差し詰めキミは三文役者。このまま彼の無法なパフォーマンスを許して置けば、リアルジャパンプロレスの看板に傷がつくというものだ。敢て苦言を呈する。
[カラオケ叔父さん今週の推薦曲]
1曲目:鎌倉恋歌/三代紗也可、
2曲目:噂の港/水田竜子、
3曲目:雪国ひとり/永田裕子
純金のマスクを観客にお披露目する初代タイガーマスク

白山神社境内の紫陽花まつり(6月11日)

DVD『カンムリワシ具志堅用高』 第1部&第2部
DVD『日本ボクシング不滅の激闘史』いずれも絶賛発売中!!
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■[新国立競技場]迷走する建設計画
~豪奢な新スタジアムは要らない~
~見栄張らず質実剛健で~
■[プロレス]リアルジャパンプロレス10周年興行
~印象に残った平井社長の表彰~
~大仁田よ、君は三文役者か~
カラオケ叔父さん今週の推薦曲
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[新国立競技場]迷走する建設計画
豪奢な新スタジアムは要らない
20年オリンピック・パラリンピックのメインスタジアムになる新国立競技場の建設計画が遅れている。膨らむ建設費に、下村文科大臣が、都側に500億の負担金を求めたところ桝添都知事に「総工費が明かされないままでは、出せない」と一蹴されたようだ。
そもそも建設費は幾らなのか。14年の試算では約1625億円。建設資材が高騰している現在では現行のままなら「総工費は2700億円は下らない」(建築専門家)とも。五輪終了後の毎年の維持費も20億強の見通し。とんだ銭喰い虫だ。
ザハ・ハディド(英国)設計のあの流線型で、開閉式のスタジアムのデザインは、確かに秀逸だが一言でいうと贅沢豪奢。ひたすら恰好いいものを追求した挙句は、建設費が巨額に膨らむ結果となった。コンペで合格したのだからデザイナーは何らミスはないのだが。
見栄張らず質実剛健で
スタジアムの維持費は、コンサートなどに貸して補ってもとても足りないというから、赤字は税金で補填するしかない。かと思えば、組織委員会森喜朗会長は「3000億や4000億かかっても構わない、立派なものを造って欲しい」と豪語したのには呆れる。
元総理のこの発言こそ、国の借金1053兆億円の借金漬けにした現実を象徴する。国民一人あたりの借金高830万円、臆面もなく赤字を垂れ流し続ける、それを次世代に先送り。もはや日本国は瀕死の状態なのだ。五輪後に、かのギリシャ国のように破綻の危機に陥るかもね。
この際、違約金を払っても、実用的でシンプルなスタジアムに設計を見直すべきじゃないか。開閉式なんか要らない。自然の空気を吸いながらするのがスポーツ、外見をゴージャスに飾る必要なし。シンプルな競技場なら19年ラグビーワールドカップにもいまからでも充分間に合う。
質実剛健、安心して競技が出来て観戦出来る会場、これに尽きる。願わくば神宮の杜に溶け込む和風の外観であって欲しい。オモテナシは立派な「箱」ではない、心ではないのか。
[プロレス]リアルジャパンプロレス10周年興行
印象に残った平井社長の表彰
初代タイガーマスクの佐山聡さんが興したリアルジャパンプロレスが、今年で十周年を迎えた。その記念興行が11日後楽園ホールで行われた。
晴れの試合だったにも関わらず御当人の佐山さんは、5月22日、狭心症の手術があったためにファイトを見せられず、背広姿でリングに登場、挨拶したに留まった。
時価約6000万とかいう純金タイガーマスクの公開セレモニーにもあった。さすが、純金のマスクが披露されると観客席から「おお!」というドヨメキ。重たそうだ。「次はこれを被って試合をします!」には、客席から「ええっ!?!?」
この十周年を記念したイベントの中で、一番感心したのはリアルジャパンプロを陰で支えてきた平井丈雅社長がリング上で表彰されたことだ。表の佐山聡、裏の平井丈雅、創業以来のコンビ、その相方をねぎらった。誠に清々しいものだった。
表彰した佐山さんの繊細な神経もまた、将に相応しい心遣いである。
平井さんは感激の余り号泣した。いいシーン。
山口洋子さんのエッセイに印象深い言葉がある。「スタアとは、自分がベンツに乗って踏ん反り返る人ではなくて、マネジャーや所属の社長にベンツを宛がう人を言う。その志しのない者は一流(スタア)とは認めない。」とある。
大仁田よ、君は三文役者か
一連の慶事に水を差したのが大仁田厚。ペットボトルを振り回し観客席へ水をぶちまける蛮行、一度や二度ならず。私の前に叔母ちゃんいたがその席に乱入乱闘、水を浴びせられるわ、当の叔母ちゃんは死に物狂いで逃げ回った。老人だ、転んで大怪我でもしたらどうする。件の叔母ちゃん、二度とプロレスを見ないだろうな。
席は水浸し。勿論、私も再三逃散した。楽しいプロレスがとんだ目に。水をこれでもかこれでもかと観客席に向かって浴びせる。そのたびに観客は右往左往、度が過ぎる。観客に向かって何たる事か!
遣るならリング内、敵に向かって遣れ。そこで己の主張を演じ切り、試合を盛り上げるのが真のプロレスラーというものだ。これまでは大仁田邪道プロレスを、エンタメの極と私は密かに讃えていた。
観客の鼓動をキャッチして、その絶妙のタイミングを見計らい敵を攻撃する。そこにある種、興奮が生まれ非日常の世界が現出する、これがプロレスのいわば醍醐味。この主がだ、タダの水撒きオヤジ、餓鬼道に成り下がった。大仁田よ、差し詰めキミは三文役者。このまま彼の無法なパフォーマンスを許して置けば、リアルジャパンプロレスの看板に傷がつくというものだ。敢て苦言を呈する。
[カラオケ叔父さん今週の推薦曲]
1曲目:鎌倉恋歌/三代紗也可、
2曲目:噂の港/水田竜子、
3曲目:雪国ひとり/永田裕子
純金のマスクを観客にお披露目する初代タイガーマスク

白山神社境内の紫陽花まつり(6月11日)

DVD『カンムリワシ具志堅用高』 第1部&第2部
DVD『日本ボクシング不滅の激闘史』いずれも絶賛発売中!!
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落花は枝に還らずとも・梶原一騎夫人高森篤子さんとのお別れ/他
--------------------------------------------
■[惜別]高森篤子さん「お別れ会」
~落花は枝に還らずとも~
~子息 城さんの印象に残る謝辞~
■[FIFA]ブラッター会長にも捜査の手
~五選から一転、辞任したわけ~
~退職金は19億円余りだと!~
--------------------------------------------
[惜別]高森篤子さん「お別れ会」
落花は枝に還らずとも
4月6日に亡くなられた梶原一騎夫人高森篤子さんの「お別れ会」が、6月4日17時から講談社レセプションルームで執り行われた。
私達夫婦も御招待を賜り出席して別れを惜しんだ。当日4日は炎帝のような暑い日だった。高森さんのお別れには、晴れ渡った、このような天候は相応しいと、講談社への道すがら沈む気持ちで私は得心した。
男優りの剛毅と、それでいて仏のような慈悲に満ちた包容力のある高森さんだから、その死を悼み大勢の参列者が詰めかけ、とても会場の雰囲気がよかった。
祭壇には和服姿の凛とした高森さんの微笑む遺影が飾られ、なんだか故人に「舟木さん、頑張りなさい!」と叱責されているような気がした。祭壇の花も色彩があり、それでいて妙に飾り立てもせず、調和がとれていて、賑やかで明るい事が好きだった故人を偲ばせるものだった。
あしたのジョーの漫画家ちばてつやさん、巨人の星の川崎のぼるさんが、それぞれ故人との想い出を切々と語った。吉田豪さん(プロ書評家)の姿もあった。
そういえば、豪さんには、私の雑誌で高森さんをインタビューしてもらった。あれは西大泉のお宅の応接間であった。梶原先生の人柄や作品のエピソードから、実弟・真樹日佐夫さんのことなど多岐に渡り話が弾み、予定時間を大分オーバーしてしまった。
それでも夫人はいたく喜んで、豪さんを気に召された。帰り際、夫人は出版社から贈られた山積みの漫画本を「どれでも好きなだけお持ちなさい」と我々に御土産を下された。
子息 城さんの印象に残る謝辞
全ては風のように去ったあの日々。会場からは、梶原先生の墓碑がある護国寺が望まれた。「梶原のお墓はここしかない、縁の深い講談社の建物が見えるところ、ここだと私は即決したのよ。」
かつて夫人が、墓を護国寺に買い求めた理由を墓参に御供した私に教えてくれた。そこからは確かに講談社が真正面に見えた。
喪主、城さんの挨拶は流石、作家の血を受け継ぐお方だと私は感銘を受けた。それは母・篤子さんが夫(梶原先生)の墓を護国寺に決めるまでの経緯と、自分が「お別れ会」を何処で開催しようかと迷い、講談社に相談した折り、26階レセプションルームに案内されて、
「お別れ会の会場は護国寺の杜が見える、ここしかない!」と今度は御本人が即決したことなど、ドラマティックに謝辞を纏めた。
それは文士の如きストーリー運びの、淡々とした口調の、温もりある、心に響くものであった。
心暖まるお別れ会であった。子息の素晴らしい謝辞には、天国の篤子さんもさぞ喜んでいることでしょう。「落花は枝に還らずとも、今日の落花は来年咲く種となる」(会津藩士・秋月悌次郎)
向日葵(ひまわり)のように咲き誇った70年の生涯。高森篤子さん、あなたは、私の心の中に永遠(とわ)に咲き続ける向日葵なのです。サヨナラ、安らかにお眠りください。
[FIFA]ブラッター会長にも捜査の手
五選から一転、辞任したわけ
国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長が、会長に五選されて、束の間会長職を辞任した。前回、FIFAは汚職のデパートだとこの欄で書いた。
現職の副会長を二人含む9人が汚職疑惑で起訴及び逮捕され、放映に絡む賄賂の総額が何と180億!それを会長が知らぬとは、誰も信じないだろう。
腹心のバルク事務局長も約12億円もの賄賂をワーナー元副会長に送金した疑惑が持ち上がり、外電では数カ月以内にブラッター前会長も逮捕されるだろうと伝える。ことほど左様に捜査の手がブラッター会長にも伸びて、これまでと観念したようだ。
退職金は19億円余りだと!
この際徹底的に膿を出せ、人心一新で新たなFIFAを築く時だ。ところで日韓ワールド杯には、賄賂の疑惑は全く無いのだろうか。検証する必要がある。18年ロシア大会、22年カタール大会も不正があったとして、投票の遣り直しが検討されているともいわれる。
空席の会長選には早々とブラジルのジーコさんが名乗りを上げた。当分FIFAは揺れに揺れるだろうが、新会長には欧州サッカー連盟プラティニ会長が望ましいと先に私は述べた。任期は最長でも8年、期限をそう決めるべきだ。
でブラッター前会長の退職金は約19億4500万円+年金も7640万円ほどだというから、たまらないねえ~。庶民には気に遠くなるような数字、悪はどこまでも栄えるか。
故高森篤子さんのお別れ会の一コマ。
挨拶に立つのは、アニメ「巨人の星」で星飛雄馬の声を演じた古谷徹さん。

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■[惜別]高森篤子さん「お別れ会」
~落花は枝に還らずとも~
~子息 城さんの印象に残る謝辞~
■[FIFA]ブラッター会長にも捜査の手
~五選から一転、辞任したわけ~
~退職金は19億円余りだと!~
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[惜別]高森篤子さん「お別れ会」
落花は枝に還らずとも
4月6日に亡くなられた梶原一騎夫人高森篤子さんの「お別れ会」が、6月4日17時から講談社レセプションルームで執り行われた。
私達夫婦も御招待を賜り出席して別れを惜しんだ。当日4日は炎帝のような暑い日だった。高森さんのお別れには、晴れ渡った、このような天候は相応しいと、講談社への道すがら沈む気持ちで私は得心した。
男優りの剛毅と、それでいて仏のような慈悲に満ちた包容力のある高森さんだから、その死を悼み大勢の参列者が詰めかけ、とても会場の雰囲気がよかった。
祭壇には和服姿の凛とした高森さんの微笑む遺影が飾られ、なんだか故人に「舟木さん、頑張りなさい!」と叱責されているような気がした。祭壇の花も色彩があり、それでいて妙に飾り立てもせず、調和がとれていて、賑やかで明るい事が好きだった故人を偲ばせるものだった。
あしたのジョーの漫画家ちばてつやさん、巨人の星の川崎のぼるさんが、それぞれ故人との想い出を切々と語った。吉田豪さん(プロ書評家)の姿もあった。
そういえば、豪さんには、私の雑誌で高森さんをインタビューしてもらった。あれは西大泉のお宅の応接間であった。梶原先生の人柄や作品のエピソードから、実弟・真樹日佐夫さんのことなど多岐に渡り話が弾み、予定時間を大分オーバーしてしまった。
それでも夫人はいたく喜んで、豪さんを気に召された。帰り際、夫人は出版社から贈られた山積みの漫画本を「どれでも好きなだけお持ちなさい」と我々に御土産を下された。
子息 城さんの印象に残る謝辞
全ては風のように去ったあの日々。会場からは、梶原先生の墓碑がある護国寺が望まれた。「梶原のお墓はここしかない、縁の深い講談社の建物が見えるところ、ここだと私は即決したのよ。」
かつて夫人が、墓を護国寺に買い求めた理由を墓参に御供した私に教えてくれた。そこからは確かに講談社が真正面に見えた。
喪主、城さんの挨拶は流石、作家の血を受け継ぐお方だと私は感銘を受けた。それは母・篤子さんが夫(梶原先生)の墓を護国寺に決めるまでの経緯と、自分が「お別れ会」を何処で開催しようかと迷い、講談社に相談した折り、26階レセプションルームに案内されて、
「お別れ会の会場は護国寺の杜が見える、ここしかない!」と今度は御本人が即決したことなど、ドラマティックに謝辞を纏めた。
それは文士の如きストーリー運びの、淡々とした口調の、温もりある、心に響くものであった。
心暖まるお別れ会であった。子息の素晴らしい謝辞には、天国の篤子さんもさぞ喜んでいることでしょう。「落花は枝に還らずとも、今日の落花は来年咲く種となる」(会津藩士・秋月悌次郎)
向日葵(ひまわり)のように咲き誇った70年の生涯。高森篤子さん、あなたは、私の心の中に永遠(とわ)に咲き続ける向日葵なのです。サヨナラ、安らかにお眠りください。
[FIFA]ブラッター会長にも捜査の手
五選から一転、辞任したわけ
国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長が、会長に五選されて、束の間会長職を辞任した。前回、FIFAは汚職のデパートだとこの欄で書いた。
現職の副会長を二人含む9人が汚職疑惑で起訴及び逮捕され、放映に絡む賄賂の総額が何と180億!それを会長が知らぬとは、誰も信じないだろう。
腹心のバルク事務局長も約12億円もの賄賂をワーナー元副会長に送金した疑惑が持ち上がり、外電では数カ月以内にブラッター前会長も逮捕されるだろうと伝える。ことほど左様に捜査の手がブラッター会長にも伸びて、これまでと観念したようだ。
退職金は19億円余りだと!
この際徹底的に膿を出せ、人心一新で新たなFIFAを築く時だ。ところで日韓ワールド杯には、賄賂の疑惑は全く無いのだろうか。検証する必要がある。18年ロシア大会、22年カタール大会も不正があったとして、投票の遣り直しが検討されているともいわれる。
空席の会長選には早々とブラジルのジーコさんが名乗りを上げた。当分FIFAは揺れに揺れるだろうが、新会長には欧州サッカー連盟プラティニ会長が望ましいと先に私は述べた。任期は最長でも8年、期限をそう決めるべきだ。
でブラッター前会長の退職金は約19億4500万円+年金も7640万円ほどだというから、たまらないねえ~。庶民には気に遠くなるような数字、悪はどこまでも栄えるか。
故高森篤子さんのお別れ会の一コマ。
挨拶に立つのは、アニメ「巨人の星」で星飛雄馬の声を演じた古谷徹さん。

DVD『カンムリワシ具志堅用高』 第1部&第2部
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東海の新星は19才の大学生・田中恒成が見せた卓越のボクシング/他
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■[異常気象]夏日に噴火に地震
~日本列島地震の導火線に火が付いた~
■[ボクシング]東海の新星は19才の大学生
~田中が見せた卓越のボクシング~
■[サッカー]FIFAは汚職の巣窟だ
~ブラッター会長にレッドカードを~
--------------------------------------------
[異常気象]夏日に噴火に地震
日本列島地震の導火線に火が付いた
5月だというに連日の猛暑、日本全体がヒートアイランドになってしまったかのような異常気象、そして口永良部島の新岳大規模噴火、全島民137人が避難した。どうも地球は怒っているようだ。
箱根大涌谷の噴気の勢いは相変わらずだし、依然火山噴火警戒レベル2のまま。5月最終の土曜日は、小笠原沖でM8.1の巨大地震発生、深海で助かった。拙宅では夕食中に、何とも不安な時を過ごした。
最初どーんと突き上げるように、そのあとはゆっくりと横揺れ。家内と思わず箸を手にしたまま「地震」と言ったきり天井を仰いだ。地震の時に何故人は、天井を向くんだろう?
都心は震度4ほどだったが、29日に口永良部に噴火があったばかりで、いよいよ来るものが来たと身構えた。どうやら日本列島が、地震の導火線に火が付いた感がある。
そうはいっても何処へも逃げれないし、あとは神頼みしかない。幾ら文明が発展しようとも、人間の営みは原始時代と何ら変わらない。シャーマニズム、皆で大地に膝ざまづきひたすら神に祈るか。
[ボクシング]東海の新星は19才の大学生
田中が見せた卓越のボクシング
田中恒成(畑中)のボクシング日本最短世界チャンピオンは堂々たるものだ。イエドラス(メキシコ)の中盤での猛攻にも耐えて、後半二の足を使うスタミナと攻撃精神はどうして19才、プロ5戦目のフアイトとは思えない強さだ。中京大の学生チャンプ!
臆せず打ち合う向こう気がよい。左右の連打も切れがある。素直で伸びやかなボクシングは、これから先の成長がうかがえるものだ。誠に楽しみな選手である。
今回の試合は、少なくともメイウェザーVSパッキアオより私はスリリングで、見応えがあった。過去名古屋が生んだ世界王者は畑中、薬師寺、戸高、飯田らがいるが、素質の面では田中が一番だろう。ただ大成するかどうかは運と本人の努力次第。
ミニマム級(47.62㌔以下)の最軽量クラスは、WBOに田中恒成、IBFには高山勝成(仲里)がいる。他にWBA、WBCの王者も存在する。チャンプといっても同クラスに4人もいるのだからとても天狗になどなっていられない。4分の1の王者、己にそう聞かせていれば間違いない。
田中には、より高みを目指して精進して貰いたい。L.フライに井上拓真(大橋)がいて、フライに井岡一翔(井岡)と、私がその成長を見守る逸材が軽量級に犇めくのであれば、近い将来グローブを交えることも可能。
是非関係者は実現に動いてもらいたい。ファンが見たいカードを惜しみなく提供する、ここにしかいまのボクシングを救う道はない。先ずは高山との統一戦を。
[サッカー]FIFAは汚職の巣窟だ
ブラッター会長にレッドカードを
FIFA(国際サッカー連盟)の汚職疑惑はまさに底無沼、まさに汚職のデパートだ。アメリカ司法当局は、同サッカー組織の関係者9人とマーケティング会社関係者5人組を織的不正の罪で起訴したと発表。
放映権を巡り法外な賄賂をマーケティング会社から受け取ったとされる。少なくともその賄賂の総額が180億円!強制捜査で現副会長二人が逮捕された。それでもブラッター会長がこの度の総会で5選された。不正汚職も皆で遣れば怖くないか。
あと4年、通算20年も会長職にあり続けるブラッター会長の厚顔無恥。『私は知らなかった』では済まされない。即刻責任を取りFIFAを去るべきだ。W杯招致に絡む不正汚職も公然と取り立たされて、FIFAはもう絶対のピンチ。
アメリカ司法当局は今後も徹底的に捜査するという。ブラッター会長に捜査の手が及ぶことも考えられる。ことが白日の下に曝されてから辞めるのは潔くない。FIFAの幹部は多かれ少なかれ180億賄賂の恩恵に浴しているのかも知れない。淀んだ水の方が不正は遣り易いか、だから改革も無し。
後任には、往年の名プレーヤー、ミシェル・プラティニUEFA欧州サッカー連盟会長が適任だ。ブラッター会長に辞任を迫った良識派。
今のFIFAは、選手にはフェアプレー精神を求め、己には何でもあり。これほどスポーツからかけ離れた絶望的な組織もない。
今年も咲きました綺麗なピンクのサボテンの花!

終末は近所の庭で梅を収穫、今年も豊作。アク抜きをする。

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■[異常気象]夏日に噴火に地震
~日本列島地震の導火線に火が付いた~
■[ボクシング]東海の新星は19才の大学生
~田中が見せた卓越のボクシング~
■[サッカー]FIFAは汚職の巣窟だ
~ブラッター会長にレッドカードを~
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[異常気象]夏日に噴火に地震
日本列島地震の導火線に火が付いた
5月だというに連日の猛暑、日本全体がヒートアイランドになってしまったかのような異常気象、そして口永良部島の新岳大規模噴火、全島民137人が避難した。どうも地球は怒っているようだ。
箱根大涌谷の噴気の勢いは相変わらずだし、依然火山噴火警戒レベル2のまま。5月最終の土曜日は、小笠原沖でM8.1の巨大地震発生、深海で助かった。拙宅では夕食中に、何とも不安な時を過ごした。
最初どーんと突き上げるように、そのあとはゆっくりと横揺れ。家内と思わず箸を手にしたまま「地震」と言ったきり天井を仰いだ。地震の時に何故人は、天井を向くんだろう?
都心は震度4ほどだったが、29日に口永良部に噴火があったばかりで、いよいよ来るものが来たと身構えた。どうやら日本列島が、地震の導火線に火が付いた感がある。
そうはいっても何処へも逃げれないし、あとは神頼みしかない。幾ら文明が発展しようとも、人間の営みは原始時代と何ら変わらない。シャーマニズム、皆で大地に膝ざまづきひたすら神に祈るか。
[ボクシング]東海の新星は19才の大学生
田中が見せた卓越のボクシング
田中恒成(畑中)のボクシング日本最短世界チャンピオンは堂々たるものだ。イエドラス(メキシコ)の中盤での猛攻にも耐えて、後半二の足を使うスタミナと攻撃精神はどうして19才、プロ5戦目のフアイトとは思えない強さだ。中京大の学生チャンプ!
臆せず打ち合う向こう気がよい。左右の連打も切れがある。素直で伸びやかなボクシングは、これから先の成長がうかがえるものだ。誠に楽しみな選手である。
今回の試合は、少なくともメイウェザーVSパッキアオより私はスリリングで、見応えがあった。過去名古屋が生んだ世界王者は畑中、薬師寺、戸高、飯田らがいるが、素質の面では田中が一番だろう。ただ大成するかどうかは運と本人の努力次第。
ミニマム級(47.62㌔以下)の最軽量クラスは、WBOに田中恒成、IBFには高山勝成(仲里)がいる。他にWBA、WBCの王者も存在する。チャンプといっても同クラスに4人もいるのだからとても天狗になどなっていられない。4分の1の王者、己にそう聞かせていれば間違いない。
田中には、より高みを目指して精進して貰いたい。L.フライに井上拓真(大橋)がいて、フライに井岡一翔(井岡)と、私がその成長を見守る逸材が軽量級に犇めくのであれば、近い将来グローブを交えることも可能。
是非関係者は実現に動いてもらいたい。ファンが見たいカードを惜しみなく提供する、ここにしかいまのボクシングを救う道はない。先ずは高山との統一戦を。
[サッカー]FIFAは汚職の巣窟だ
ブラッター会長にレッドカードを
FIFA(国際サッカー連盟)の汚職疑惑はまさに底無沼、まさに汚職のデパートだ。アメリカ司法当局は、同サッカー組織の関係者9人とマーケティング会社関係者5人組を織的不正の罪で起訴したと発表。
放映権を巡り法外な賄賂をマーケティング会社から受け取ったとされる。少なくともその賄賂の総額が180億円!強制捜査で現副会長二人が逮捕された。それでもブラッター会長がこの度の総会で5選された。不正汚職も皆で遣れば怖くないか。
あと4年、通算20年も会長職にあり続けるブラッター会長の厚顔無恥。『私は知らなかった』では済まされない。即刻責任を取りFIFAを去るべきだ。W杯招致に絡む不正汚職も公然と取り立たされて、FIFAはもう絶対のピンチ。
アメリカ司法当局は今後も徹底的に捜査するという。ブラッター会長に捜査の手が及ぶことも考えられる。ことが白日の下に曝されてから辞めるのは潔くない。FIFAの幹部は多かれ少なかれ180億賄賂の恩恵に浴しているのかも知れない。淀んだ水の方が不正は遣り易いか、だから改革も無し。
後任には、往年の名プレーヤー、ミシェル・プラティニUEFA欧州サッカー連盟会長が適任だ。ブラッター会長に辞任を迫った良識派。
今のFIFAは、選手にはフェアプレー精神を求め、己には何でもあり。これほどスポーツからかけ離れた絶望的な組織もない。
今年も咲きました綺麗なピンクのサボテンの花!

終末は近所の庭で梅を収穫、今年も豊作。アク抜きをする。

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梶原一騎夫人 故高森篤子を偲ぶ/前田日明さんとの会話/他
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■[お別れの会] 梶原一騎夫人 故高森篤子を偲ぶ
~風のように去った花の人~
■[格闘王] 前田日明さんとの会話
~再会する日に思いを馳せる~
■[朝ドラ] ”まれ”の近況
~やっとドラマティックになった~
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[お別れの会]梶原一騎夫人 故高森篤子を偲ぶ
風のように去った花の人
4月6日にお亡くなりになっていた高森篤子さん(享年70才)のお別れ会が6月4日(木曜日)17時~19時迄文京区音羽の講談社レセプションルームで開催される。
招待状を頂いたので、当日は家内と共に出席したい。平成14年会社を退職して小さな会社を立ち上げた時から今日まで高森さんには御世話になり何とか会社を存続出来た。心の大きい慈愛に満ちた女性(ひと)でした。私の恩人です。
一昨年6月の私の「格闘技マスコミ生活45周年記念パーティー」でも発起人を引き受けて下さり、併せて心温まる御挨拶を賜った。このときも体調は万全でないような気がした。
挨拶の骨子は次のようなものだった。
「今日ここに具志堅用高さんもいらっしゃいますが、舟木さんはいつも、私の命を助けて呉れたのは具志堅さんだと仰っています。脳梗塞で倒れたときに、その場に居合わせた具志堅さんが逸早く病院に運んでくださったそうです。
これは偶然ではなくて、神様が具志堅さんを遣わしたのです。舟木さんがもっと格闘技のために働くようにとの意志です。天国の梶原もそう祈っているはずです。これを機に益々活躍して下さい。」
そんな挨拶であったと思うが。
この日が高森さんを目にする最後になろうとは想像できませんでした。無念です。高森さん、あなたには「花の人」でありました。そう「失不花」(うせざるはな)。永遠なる花の人は、風のようにこの世から去ってしまいました。
[格闘王]前田日明さんとの会話
再会する日に思いを馳せる
元格闘家前田日明さんと久しぶりで電話で会話した。何年になるだろうか、10年以上になるかな懐かしく話が弾んだ。思い掛けなかった。すっぽん「田吾作」の親方が携帯に電話を呉れた。
「前田さんが奥さんと店に来ていて、舟木さんと話がしたいと言っていますので、いま代わります。」と前田さんが出てきた。無性に懐かしい響きで、とたんに私が編集長を勤めたゴング格闘技時代が頭を過(よぎ)った。
「舟木さん、久しぶりです。」「こちらこそ御無沙汰です。」「舟木さんは脳梗塞で倒れて、寝たっきりだと訊いたもんですから、心配してました。」「そうですか、実はピンピンしていますよ(笑)」「舟木さんいま何やっています?」「年金生活者で、百姓をやってるよ(笑)」
こんなとりとめのない挨拶から始まった。彼の話すトーンも昔と変わらない。彼ほど存在感のある格闘家もいなかった。昨今、格闘技界は全てがスモールサイズになってしまったような気がする。
彼の興したUWF&リングスは紛れもなく格闘技の新しい時代を築いた。その時代に格闘技誌の編集者として居合わせた私は幸せ者であった。試合に、インタビューに、対談に、と毎月のように前田さんには登場願った。想い出山の如し。
再会するのが楽しみである。あの時代の物語はゆっくり成熟してまさに琥珀色。私も老いた。熱き時代の物語を二人で酒を酌み交わしながら語り合う。これも積み重ねた年輪のお蔭だ。そう、老後はそんな楽しみも待っているのだ。
[朝ドラ]”まれ”の近況
やっとドラマティックになった
当初”まれ”は、何だかやたら食事の場面が多く忙(せわ)しなくて、とんだドタバタ劇で、私はマッサンのように夢中になれなかった。しかし、ケーキ店「マ・シェリ・シュ・シュ」に舞台が移ってから俄然ドラマティックになってきた。
役者も揃った。フランス菓子店のパティシェ池畑大悟役・小日向文世は変人を巧みに演じる。彼が登場するだけで画面が締まる。プロの役者とはかくあるべきという見本。
まれに冷たくあたる憎まれ役矢野陶子(柊子)も、ボケ役浅井和也(鈴木卓)もそれぞれ個性があってドラマを活き活きさせる。この横浜編のストーリーをじっくり展開してもらいたい。無理やり能登のごちゃごちゃ、大騒ぎする場面にパーンする必要もない。
高森篤子さんには、平成24年6月のパーティーで過分な御挨拶を頂いた。
この日がお目にかかる最後の日になるとは。

拙宅の門前に咲き誇る西洋ノコギリソウ

DVD『カンムリワシ具志堅用高』 第1部&第2部
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■[お別れの会] 梶原一騎夫人 故高森篤子を偲ぶ
~風のように去った花の人~
■[格闘王] 前田日明さんとの会話
~再会する日に思いを馳せる~
■[朝ドラ] ”まれ”の近況
~やっとドラマティックになった~
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[お別れの会]梶原一騎夫人 故高森篤子を偲ぶ
風のように去った花の人
4月6日にお亡くなりになっていた高森篤子さん(享年70才)のお別れ会が6月4日(木曜日)17時~19時迄文京区音羽の講談社レセプションルームで開催される。
招待状を頂いたので、当日は家内と共に出席したい。平成14年会社を退職して小さな会社を立ち上げた時から今日まで高森さんには御世話になり何とか会社を存続出来た。心の大きい慈愛に満ちた女性(ひと)でした。私の恩人です。
一昨年6月の私の「格闘技マスコミ生活45周年記念パーティー」でも発起人を引き受けて下さり、併せて心温まる御挨拶を賜った。このときも体調は万全でないような気がした。
挨拶の骨子は次のようなものだった。
「今日ここに具志堅用高さんもいらっしゃいますが、舟木さんはいつも、私の命を助けて呉れたのは具志堅さんだと仰っています。脳梗塞で倒れたときに、その場に居合わせた具志堅さんが逸早く病院に運んでくださったそうです。
これは偶然ではなくて、神様が具志堅さんを遣わしたのです。舟木さんがもっと格闘技のために働くようにとの意志です。天国の梶原もそう祈っているはずです。これを機に益々活躍して下さい。」
そんな挨拶であったと思うが。
この日が高森さんを目にする最後になろうとは想像できませんでした。無念です。高森さん、あなたには「花の人」でありました。そう「失不花」(うせざるはな)。永遠なる花の人は、風のようにこの世から去ってしまいました。
[格闘王]前田日明さんとの会話
再会する日に思いを馳せる
元格闘家前田日明さんと久しぶりで電話で会話した。何年になるだろうか、10年以上になるかな懐かしく話が弾んだ。思い掛けなかった。すっぽん「田吾作」の親方が携帯に電話を呉れた。
「前田さんが奥さんと店に来ていて、舟木さんと話がしたいと言っていますので、いま代わります。」と前田さんが出てきた。無性に懐かしい響きで、とたんに私が編集長を勤めたゴング格闘技時代が頭を過(よぎ)った。
「舟木さん、久しぶりです。」「こちらこそ御無沙汰です。」「舟木さんは脳梗塞で倒れて、寝たっきりだと訊いたもんですから、心配してました。」「そうですか、実はピンピンしていますよ(笑)」「舟木さんいま何やっています?」「年金生活者で、百姓をやってるよ(笑)」
こんなとりとめのない挨拶から始まった。彼の話すトーンも昔と変わらない。彼ほど存在感のある格闘家もいなかった。昨今、格闘技界は全てがスモールサイズになってしまったような気がする。
彼の興したUWF&リングスは紛れもなく格闘技の新しい時代を築いた。その時代に格闘技誌の編集者として居合わせた私は幸せ者であった。試合に、インタビューに、対談に、と毎月のように前田さんには登場願った。想い出山の如し。
再会するのが楽しみである。あの時代の物語はゆっくり成熟してまさに琥珀色。私も老いた。熱き時代の物語を二人で酒を酌み交わしながら語り合う。これも積み重ねた年輪のお蔭だ。そう、老後はそんな楽しみも待っているのだ。
[朝ドラ]”まれ”の近況
やっとドラマティックになった
当初”まれ”は、何だかやたら食事の場面が多く忙(せわ)しなくて、とんだドタバタ劇で、私はマッサンのように夢中になれなかった。しかし、ケーキ店「マ・シェリ・シュ・シュ」に舞台が移ってから俄然ドラマティックになってきた。
役者も揃った。フランス菓子店のパティシェ池畑大悟役・小日向文世は変人を巧みに演じる。彼が登場するだけで画面が締まる。プロの役者とはかくあるべきという見本。
まれに冷たくあたる憎まれ役矢野陶子(柊子)も、ボケ役浅井和也(鈴木卓)もそれぞれ個性があってドラマを活き活きさせる。この横浜編のストーリーをじっくり展開してもらいたい。無理やり能登のごちゃごちゃ、大騒ぎする場面にパーンする必要もない。
高森篤子さんには、平成24年6月のパーティーで過分な御挨拶を頂いた。
この日がお目にかかる最後の日になるとは。

拙宅の門前に咲き誇る西洋ノコギリソウ

DVD『カンムリワシ具志堅用高』 第1部&第2部
DVD『日本ボクシング不滅の激闘史』いずれも絶賛発売中!!
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カンムリワシ還暦祝旅行/ いまやラジオ体操は体の一部/他
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■[還暦]カンムリワシも今年60才!
~具志堅会長の還暦を祝う旅行~
■[ラジオ体操]いまや体操は体の一部
~ボランティアの定義とは~
~指導者の人格を問う~
■[訃報]嗚呼、高森篤子さん逝去
~梶原一騎先生の元へ昇天~
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[還暦]カンムリワシも今年60才!
具志堅会長の還暦を祝う旅行
具志堅用高さん(白井・具志堅スポーツジム会長&タレント)が来月6月26日に満60才の還暦を迎える。そこで一足早い御祝い会を具志堅さんの栄光と共に歩んできた仲間が集って
一泊二日(17~18日)の旅を楽しんだ。
当初は6月26日の誕生日に合わせ企画されたものだが、具志堅会長は何せボクシングジム会長とタレントとの二足の草鞋で忙しく、やっとスケジュールが取れ前倒しで実現した。
17日昼、私は具志堅会長の車に便乗、仲間の待つ日立市のホテルに夕方到着。6時から市内にあるフランス料理店「デュバブレン」を貸切で御祝いのディナー。このお店はかつてミズノスポーツに勤務していた石橋淳さん兄弟が経営する。
還暦祝いに集まったのは、どのお方も具志堅さんと縁が深い人たち。元サンケイ・スポーツボクシング担当記者森嶌敏仁さん、元TBSボクシング・プロデューサー関口修平さん、元ミズノ・スポーツ具志堅選手担当薬師神芳夫さん、そして最後は元ゴング編集長舟木昭太郎の4人。
宴たけなわになった頃、「還暦おめでとうございます」と我々4人がミズノに特注したウェア(赤色)、ボールが御本人に贈呈された。いずれも"60TH ANNIVERSARY Y.GUSHIKEN"のネーム入り。このサプライズには驚き感激して頂いた。
二次会は近所のスナックでカラオケ三昧。夜の耽るのも忘れ歌いまくる。あくる18日は水戸カントリーで記念のゴルフだったが、体調のよくない関口氏と私は参加せず。森嶌氏は用事で一足早く帰った。
あっという間の祝還暦旅行。感無量。「人生は後半戦の方が面白い」という。具志堅会長には健康に留意して、益々の御活躍を祈りたい。
[ラジオ体操]いまや体操は体の一部
ボランティアの定義とは
朝のラジオ体操はいまや私の体の一部になった。一日のリズムがここに生まれる。そのラジオ体操でちょっとしたトラブルがあって嫌な思いをした。ラジオのカセット(「みんなの体操」で使用)の操作が上手くいかず、三日間も肝心のラジオ体操が、途中から始まるという事態が続いた。
三日目は散々で「みんなの体操」(5分間=録音)が始まったのは、ラジオ体操の始まる時刻2分前、これじゃ今日も体操は最初から完全に出来ない、正面の時計を眺めながら私は落胆した。
案の定、体操はもう、かなり進行していて、私のモチベーションは低下した。最初からまともに、ラジオ体操がしたい!もう我慢の限界、何んとかして欲しい。
思い余って翌日の朝、私は、指導員の方々に「いろいろ大変でしょうけど、みんなの体操は中止しても、ラジオ体操を最優先、時間通り始めてもらえますか?」と改善をお願いした。
これに対して指導員のAさんも、会長Sさんも「明日からそうします。別のラジオに代えますので」と快く理解を示してくれた。さすが人の上に立つ指導者は違う。(事実翌日そうなって、仲間から私は感謝された。誰もが不愉快に思っていたのだ)
指導者の人格を問う
ところがそこへ指導員の御夫人が凄い剣幕で割り込んできた。「私たちはね、ボランティアでやっているんですよ、ボランティアで!」まるで喧嘩腰、ごちゃごちゃ言うな、といわんばかり。いやはや。ボランティアとはそんなに畏れ多いことなの?
この御人は、ボランティアの定義を御存知ないらしい。広辞苑(岩波書店・新村出編)によれば、ボランティア(VOLUNTEER)とは、①志願者、篤志家、奉仕者②自ら進んで社会事業などに参加する人、とある。この意味分かるかなあ。
世阿弥の花伝書にも「秘すれば花なり」とあるではないか。声を大にしてそれを言っては御終いよ。誇示、主張するは愚か者仕業、もはや奉仕ではない。はっきりいって、この程度の人格のあなたに、他人を指導する資格はないのです。
実は、私もラジオ体操に関して前会長(大山公園の)から「前へ出て指導員を遣って呉れますか」と乞われたことがある(1年間講習会に通い、私も指導者の最低限の資格が有る)。しかし、朝は多忙で、ボランティアを全う出来ないので、私はお断りした。
ラジオをロッカーから出したり、セッティングしたり、指導したり、終わったら片付け。いい加減な気持ちでは出来ないからである。そんなわけで、いつも指導員の皆さんには敬服・感謝している。これからも末永く宜しくお願い致します。
[訃報]嗚呼、高森篤子さん逝去
梶原一騎先生の元へ昇天
梶原一騎夫人篤子さんが亡くなっていた!!梶原家のHPに訃報の案内が載っていると、友人が電話で知らせて呉れて初めて知った。死去されたのは4月6日、既に葬儀は終わっているとのこと、ただ慄(おのの)いた。享年70才。
最後に電話で高森夫人と話をしたのは、確か今年2月末。「今年の誕生パーティー(3月3日、例年六本木のディスコを貸し切って開催)は、体の具合がよくないので、延期しますので宜しくね。」というもので、私も夫人に「無理することないです。体が良くなってからにしましょう。」と答えた。
この会話が今生の別れになるとは。一昨年6月の私の「格闘技マスコミ人生45年パーティー」に発起人として出席してくださり、心籠る挨拶を頂戴した。アッパーはどれだけ高森夫人に助けて貰ったか計り知れない。ただ儚(はかな)い、夢幻の如し。
早速、16日護国寺の梶原家のお墓に妻と御参りした。一騎先生の傍に眠るのだ。私は手を合わせ涙が留めなく流れた。よく沢村忠さんと御自宅に伺った。嗚呼、無常!安らかにお眠りください。御世話になりました。尚、偲ぶ会の開催は、後日行われるという。
この項、来週も。
具志堅会長還暦祝い旅行




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■[還暦]カンムリワシも今年60才!
~具志堅会長の還暦を祝う旅行~
■[ラジオ体操]いまや体操は体の一部
~ボランティアの定義とは~
~指導者の人格を問う~
■[訃報]嗚呼、高森篤子さん逝去
~梶原一騎先生の元へ昇天~
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[還暦]カンムリワシも今年60才!
具志堅会長の還暦を祝う旅行
具志堅用高さん(白井・具志堅スポーツジム会長&タレント)が来月6月26日に満60才の還暦を迎える。そこで一足早い御祝い会を具志堅さんの栄光と共に歩んできた仲間が集って
一泊二日(17~18日)の旅を楽しんだ。
当初は6月26日の誕生日に合わせ企画されたものだが、具志堅会長は何せボクシングジム会長とタレントとの二足の草鞋で忙しく、やっとスケジュールが取れ前倒しで実現した。
17日昼、私は具志堅会長の車に便乗、仲間の待つ日立市のホテルに夕方到着。6時から市内にあるフランス料理店「デュバブレン」を貸切で御祝いのディナー。このお店はかつてミズノスポーツに勤務していた石橋淳さん兄弟が経営する。
還暦祝いに集まったのは、どのお方も具志堅さんと縁が深い人たち。元サンケイ・スポーツボクシング担当記者森嶌敏仁さん、元TBSボクシング・プロデューサー関口修平さん、元ミズノ・スポーツ具志堅選手担当薬師神芳夫さん、そして最後は元ゴング編集長舟木昭太郎の4人。
宴たけなわになった頃、「還暦おめでとうございます」と我々4人がミズノに特注したウェア(赤色)、ボールが御本人に贈呈された。いずれも"60TH ANNIVERSARY Y.GUSHIKEN"のネーム入り。このサプライズには驚き感激して頂いた。
二次会は近所のスナックでカラオケ三昧。夜の耽るのも忘れ歌いまくる。あくる18日は水戸カントリーで記念のゴルフだったが、体調のよくない関口氏と私は参加せず。森嶌氏は用事で一足早く帰った。
あっという間の祝還暦旅行。感無量。「人生は後半戦の方が面白い」という。具志堅会長には健康に留意して、益々の御活躍を祈りたい。
[ラジオ体操]いまや体操は体の一部
ボランティアの定義とは
朝のラジオ体操はいまや私の体の一部になった。一日のリズムがここに生まれる。そのラジオ体操でちょっとしたトラブルがあって嫌な思いをした。ラジオのカセット(「みんなの体操」で使用)の操作が上手くいかず、三日間も肝心のラジオ体操が、途中から始まるという事態が続いた。
三日目は散々で「みんなの体操」(5分間=録音)が始まったのは、ラジオ体操の始まる時刻2分前、これじゃ今日も体操は最初から完全に出来ない、正面の時計を眺めながら私は落胆した。
案の定、体操はもう、かなり進行していて、私のモチベーションは低下した。最初からまともに、ラジオ体操がしたい!もう我慢の限界、何んとかして欲しい。
思い余って翌日の朝、私は、指導員の方々に「いろいろ大変でしょうけど、みんなの体操は中止しても、ラジオ体操を最優先、時間通り始めてもらえますか?」と改善をお願いした。
これに対して指導員のAさんも、会長Sさんも「明日からそうします。別のラジオに代えますので」と快く理解を示してくれた。さすが人の上に立つ指導者は違う。(事実翌日そうなって、仲間から私は感謝された。誰もが不愉快に思っていたのだ)
指導者の人格を問う
ところがそこへ指導員の御夫人が凄い剣幕で割り込んできた。「私たちはね、ボランティアでやっているんですよ、ボランティアで!」まるで喧嘩腰、ごちゃごちゃ言うな、といわんばかり。いやはや。ボランティアとはそんなに畏れ多いことなの?
この御人は、ボランティアの定義を御存知ないらしい。広辞苑(岩波書店・新村出編)によれば、ボランティア(VOLUNTEER)とは、①志願者、篤志家、奉仕者②自ら進んで社会事業などに参加する人、とある。この意味分かるかなあ。
世阿弥の花伝書にも「秘すれば花なり」とあるではないか。声を大にしてそれを言っては御終いよ。誇示、主張するは愚か者仕業、もはや奉仕ではない。はっきりいって、この程度の人格のあなたに、他人を指導する資格はないのです。
実は、私もラジオ体操に関して前会長(大山公園の)から「前へ出て指導員を遣って呉れますか」と乞われたことがある(1年間講習会に通い、私も指導者の最低限の資格が有る)。しかし、朝は多忙で、ボランティアを全う出来ないので、私はお断りした。
ラジオをロッカーから出したり、セッティングしたり、指導したり、終わったら片付け。いい加減な気持ちでは出来ないからである。そんなわけで、いつも指導員の皆さんには敬服・感謝している。これからも末永く宜しくお願い致します。
[訃報]嗚呼、高森篤子さん逝去
梶原一騎先生の元へ昇天
梶原一騎夫人篤子さんが亡くなっていた!!梶原家のHPに訃報の案内が載っていると、友人が電話で知らせて呉れて初めて知った。死去されたのは4月6日、既に葬儀は終わっているとのこと、ただ慄(おのの)いた。享年70才。
最後に電話で高森夫人と話をしたのは、確か今年2月末。「今年の誕生パーティー(3月3日、例年六本木のディスコを貸し切って開催)は、体の具合がよくないので、延期しますので宜しくね。」というもので、私も夫人に「無理することないです。体が良くなってからにしましょう。」と答えた。
この会話が今生の別れになるとは。一昨年6月の私の「格闘技マスコミ人生45年パーティー」に発起人として出席してくださり、心籠る挨拶を頂戴した。アッパーはどれだけ高森夫人に助けて貰ったか計り知れない。ただ儚(はかな)い、夢幻の如し。
早速、16日護国寺の梶原家のお墓に妻と御参りした。一騎先生の傍に眠るのだ。私は手を合わせ涙が留めなく流れた。よく沢村忠さんと御自宅に伺った。嗚呼、無常!安らかにお眠りください。御世話になりました。尚、偲ぶ会の開催は、後日行われるという。
この項、来週も。
具志堅会長還暦祝い旅行




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