舟木昭太郎の日々つれづれ -53ページ目

パリIS同時多発テロの惨事/図書館の新刊貸出考/他

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[テロ]パリのIS同時多発テロの惨事
 ~これは戦争だ!~
[図書]図書館の新刊貸出考
 ~新刊本だけが読書じゃない~
 ~リンボウ先生~
 ~出版不況は社会構造の変化~
[季節]小さな秋見つけた
 ~呑み助夫婦の、小さい秋の、小さな幸せ~
[今週の俳句もどき]
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[テロ]パリのIS同時多発テロの惨事 
   
これは戦争だ! 
 
13日夜(日本時間14日早朝)、パリで起きたIS(過激組織イスラム国)による無差別同時多発テロは何とも酷い惨事で、死者128人!負傷者約352人、フィガロ紙は「これは戦争だ!」と報じている。
 
全土に戒厳令も敷かれ、花の都は一夜にして暗黒の首都となった。それにしてもISの暗殺集団をフランスは全く察知していなかったとは、私は懐疑する。
 
治安対策に落ち度はなかったのか。実行犯の1人をマークしておきながらだ。さぞ泉下のドゴール将軍も嘆いていることだろう。
 
フランスはISの空爆には元々慎重な姿勢だった。それに踏み切ったために標的となった。だからといって、空爆をやめればISの脅しに屈したことになり、彼等は益々増長する。武力には武力をIS掃討作戦は、先の見えない消耗戦になった。
 
そうした中、日本もすでに攻撃目標に入っているかも知れない。他人事ではない。自国にも起こり得るとして治安対策を徹底しなければなるまい。 
 
     
[図書]図書館の新刊貸出考 
 
新刊本だけが読書じゃない 

大手出版社が中心となって「新刊本を1年間貸し出しをしないでほしい」と公立図書館に求めているそうです。一理あります。
 
図書館はそもそも新刊だけを求めるところではありません。もしこれからも新刊を貸し出すとあれば、借手は、1冊につき定価の10%を受付で支払う、というのは如何なものでしょうか。それを販売会社に支払う。
 
図書館は無尽蔵の知識の宝庫です。腰を据えて、見渡してください。あなたにとって為になる、あるいは人生の喜びとなる本が目の前に沢山並んでいます。新刊本の広告宣伝にあなたは躍らされてはいませんか。新刊新刊と騒がずとも、些かも時代遅れになりません。 
  
   
リンボウ先生 

最近私は林望(はやし・のぞむ=日本文学者)の本を愛読しています。図書館で最初に手にしたのは「かくもみごとな日本人」(祥伝社)でした。読みやすく、分かり易く、ためになる…この三大要素が備わっていたからです。
 
この1冊で林望さんに嵌り、次に「帰宅の時代」(新潮社)をあっという間に読了した。また人生の楽しみが増えました。こうなると林山脈を踏破する意欲も生まれました。
 
語彙が豊穣です。私は、知らない箇所が出てくると付箋して置き後で、ノートに書き写し辞書で意味を調べると、一つ悧巧に為ったような気がします。本は人生の導師です。生きるヒントを与えてくれます。
 
家内に林望さんという作家知っている?と聞くや「リンボウ先生でしょう、講演会の切符なんて全然取れないんだから、源氏物語は信用がおけるってさ。」何のことはない、レクチャーされた。リンボウ先生、恰好いい呼び名だこと。因みに伯父は林健太郎元東大総長。
 
書籍がなければ1日たりともいられない私にとって、出版不況はやはり気になります。街の書店が次々に店を閉める現状には忍び難いものがあります。私自身も長く出版を生業としてきましたから。
 
私が利用する京王線幡ヶ谷駅付近のK書店もクローズします。淋しいことです。でもこれは何も図書館が書店を圧迫しているという短絡的な問題はないのです
  
 
出版不況は社会構造の変化 

出版不況の原因は、何よりも時代の変化、社会構造の激変にあります。紙文化から電子文化へと世の中が移行、変貌して、街の書店にわざわざいかなくても、電子書籍で読むことができます。それに輪をかけるのが、若者の読書離れ、少子高齢化です。
 
アマゾンなどのネット通販などは、書店を脅かす最大の要因かも知れない。今日申し込んだら明日には自宅に届くという、書店で探さなくてもピンポイントで注文できる利便性。息子や家内はほとんどネットで購入している情況です。
 
パソコンやスマートフォンの普及で、若者の活字離れは益々進むでしょう。残念ながら読書離れを食い止める手立てはありません。
 
読書離れを救う手立てがあるとすれば、子供の時分から本に親しむ時間を家庭や学校で少しでも多く摂るようにする、これに尽きるかと思われますが。国語は全ての学問の基礎を為すものですぞ、努々(ゆめゆめ)疎かにするなかれ!
 
   
[季節]小さな秋見つけた 
 
呑み助夫婦の、小さい秋の、小さな幸せ 

16日(月)久しぶりの青空、小春日和とあって家内と弁当持参で代々木公園に行った。勿論、缶ビールに赤ワインも忘れない。いつもの欅の大樹の下に弁当を広げたら、風が吹いてきて忽ち枯葉降りしきった。
 
さながら自然の舞台を見るような喜びを感じた。目の前はバラや野菊、名も知らぬ花々が咲き乱れ、もう晩秋だというのに蝶々が舞う風景に巡り合った。
 
これは思わぬ僥倖というものだ。こんな日はめったにあるもんじゃない。我々呑み助夫婦は、大いに愉しんだことは言うまでもない。小さい秋の、小さな幸せ。
 
   
[今週の俳句もどき]

野の花や光を集め蝶の舞ふ(注:野の花は秋の季語)
  
落葉ふる小春日和や天たかし
 
昭太郎
 
 
15日PM1時の雨上がりの秋空

 
16日午前6時の大山公園の風景

  
16日午後の代々木公園の草花 

  
  

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総理の資質が問われる偏向出演/具志堅さん祝賀会・人格はパーティに表れる/他

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[テレビ] 総理の資質が問われる偏向
 ~安倍総理のお気に入りのテレビ局~
 ~偏向を逆手に取れ!~
[心得] 具志堅さんの祝賀会で目にしたこと
 ~人格はパーティに表れる~
 ~何気ない仕草に見えるもの~
[フィギュア] GP中国杯で優勝
 ~真央一年ぶりの国際大会で見たもの~
[今週の俳句もどき]
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[テレビ] 総理の資質が問われる偏向 
   
安倍総理のお気に入りのテレビ局 
 
安倍総理は殊の外フジテレビが好きなようです。7月20日には「みんなのニュース」に出演、安保法制について語り、11月2日には、日中韓首脳会談を終え帰国するや、同局BS「プライムニュース」に緊急生出演して会談の成果を強調していました。
 
NHKなどをさて置き、BSフジの番組に出演することにどんな意義があるのでしょうか。また、9月4日には飛行機で大阪を訪れて、よみうりテレビ「情報ライブミヤネヤ」「そこまで言って委員会NP」の2本の情報バラエティ番組に梯子出演、東京にとんぼ返りしました。
 
大事な国会審議をさて置いてまで一国の総理大臣が行く緊急性があったのでしょうか。フジテレビは産経新聞系列、よみうりテレビは、読売新聞系列。安倍総理にとっては、この2紙とその系列テレビ局は、特にお気に入りのドンがいるようです。 
 
     
偏向を逆手に取れ! 

安倍政権に、心地よい記事を書いてくれるからなのでしょうか。己の信条に合わないマスメディアは、出演しない方針らしい。朝日新聞系(テレビ朝日)と毎日新聞系(TBS)は完全無視です。これは偏向だ。一国の宰相が取るべき態度ではない。器量が小さ過ぎる。
 
私などは、安倍総理が出演しないテレビ局だからニュースを信用する、のですが。テレビ朝日もTBSもこれからは逆手を取り「総理が出演しないテレビ局です!」を売り物にしたらどうですか。時の権力者に媚を売らない、嫌われる、は少なくとも真っ当なマスコミの証拠です。 
 
  
[心得] 具志堅さんの祝賀会で目にしたこと 
 
人格はパーティに表れる 

既報した10月29日の具志堅さんの「国際ボクシング殿堂入り」祝賀会で思うところがあり、くどいかも知れませんが、少し綴ります。
 
結婚式と違って、各種パーティの参加者は式の途中で櫛の歯が抜けたように帰るのが普通です。私もしばしばそうしています。当り前のことですが、今回は最後の中締めまでいました。
 
具志堅さんの歴史的な祝賀パーティですから私にとっては至極当然のことですが、印象に残ったのがメインテーブルにいらしたミズノスポーツ水野正人会長でした。12人の席が、中締めの時には水野会長ただ独りになってしまいました。だから目立ちました。
 
水野会長は御周知のように創業家の三代目、五輪招致委員会副理事長で、2020年の東京五輪招致では”陰の立役者”といわれるほど、その働きは関係者が一様に認めるところでした。
 
何しろ水野会長は、IOC総会の投票で1回目の42票、2回目に60票獲得を事前に予測していて、周囲を驚かせたという。これは水野会長の各国のIOC委員との人脈の深さを物語るエピソードである。(現代ビジネス-isMediaより)
 
御曹司は兎角ひ弱なものですが、水野会長は一本筋が通っているな、と感じました。多忙な方がパーティを最後まで見守るということは、簡単なようで実は忍耐と努力を要します。
 
来賓挨拶で会長は「うち(ミズノ)で初めて売り出したスーパースターのウェアが、具志堅さんを起用したコマーシャルが評判になり、売れに売れました。」と現役時代を振り返り改めて、感謝の気持ち述べていました。 
 
  
何気ない仕草に見えるもの 

人はかくあるべし、です。私事で恐縮ですが、不肖私の結婚披露宴で、乾杯の音頭を取ってくださった寺内大吉さんがやはりそうでした。
 
寺内先生(故人)は、当時大吉寺住職(最後は増上寺第87代法主)、直木賞作家、スポーツライター、TBSキックボクシング解説者等々と多彩な顏を持ち、多忙に関わらず、3時間半の長時間を最後まで残っていてくださった。
  
水野会長にしろ寺内先生にしろやはり事を為す人はどこか凡人とは違う。人生も残り僅かになって、他人の何気ない仕草、慈愛というもがことさらに身に浸みる晩秋、この頃です。 
 
  
[フィギュア] GP中国杯で優勝 
 
真央一年ぶりの国際大会で見たもの 

浅田真央(25)が約1年ぶりの国際大会(GP中国杯)復帰初戦で優勝を飾った。ショートプログラム(SP)のリードがものをいって、フリーでは乱れ3位だったが逃げ切った。
  
やはりタダものでではない。あのソチの感涙から1年のブランク、ふっくらとして少女から乙女に成長して、演技力にも艶が出てきた。
 
私はソチを最後に引退を勧めるとこの欄で書いた。いまでも変わらない。それは過酷な競技の重圧から解放されて、一般社会人として新しい人生を送ってもらいたかったから他ありません。
 
次の冬季五輪は2018年2月、韓国平昌。真央さんは、27才になる。先のソチの優勝者は男女とも20才そこそこであった。当時、男子・羽生結弦(20)、ソトニコワ(18)である。過激で華麗な氷上の演技をスピーディに熟(こな)すのには、やはり若さが武器だ。
 
真央さんが年齢の壁を突き破り進む先は、謂わば針の蓆が横たわる。そんな艱難を厭わず現役復帰を果たした浅田真央。その不退転の覚悟に私は敬意を表したい。 
 
    
[今週の俳句もどき]
 
浮華の世や枯葉さらばと潔し
 
霜月や落葉踏む音せかせたる
 
晩秋の甕のメダカや沈みおり

 
昭太郎
 
 
 
公園の欅(けやき)も紅葉して絶え間なく散る落葉。
晩秋の気配そこかしこ。 
  
   

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具志堅用高さん殿堂入りパーティ/女子ゴルフに怪物誕生/他

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[祝賀会] 具志堅さん、殿堂入りパーティ
 ~仄々とした集いに好感~
 ~世界が私を認めて呉れた~
 ~笑いを誘った鶴太郎さんの言葉~
[スポーツ] 体操、女子ゴルフ、日本シリーズ、ラグビーW杯
 ~個人総合優勝内村飽くなき挑戦~
 ~女子ゴルフに怪物誕生~
 ~W杯ラグビー決勝戦の芸術~
 ~日・米共に強い球団が勝った~
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[祝賀会] 具志堅さん、殿堂入りパーティ 
   
仄々とした集いに好感 
 
具志堅用高さん(60)の「2015年ボクシング殿堂博物館入り」を祝うパーティが、10月29日夜7時から東京・渋谷のセルリアンタワー東急ホテルで開催された。
 
私もご招待を賜り、その感激を分けて貰った。私にとっても格別に嬉しいことだ。あんなに幸せそうな具志堅さんの姿を見たのはいつ以来だろう。挨拶では「私が世界から認められて本当に嬉しい。」と正直に吐露していた。
 
やはり6月のアメリカ・ニューヨーク州カナストータでの授賞式で世界の名だたる元選手、マンシニーやボウ、クエバス等と交歓したことが、よほど心に残ったのだろう。当時最軽量のジュニア・フライ級の王者にやっと正当な評価を下してくれた、そのことへの感謝の言葉であったのかも知れない。 

   
世界が私を認めて呉れた 
 
13度防衛しかり、試合内容からしてもしかりで、もう少し早く選ばれてもよかったと私は思うのだが、これも政治力の世界だから仕方がない。金平正紀会長が御存命なれば当然そうなった気がする。ともあれ故大場政夫さんと同時受賞は、御同慶の至りである。
 
私は今回のパーティではこれといった協力ができなかった。ただ一つだけ世界戦のDVD(ダイジェスト)をTBSの了解のもと、編集できた。これがせめてもの罪滅ぼしで、この映像は、式の始めに使用して頂いた。結果、御本人はもとより香澄夫人、マネジャーさんからも重ねて御礼を言われ、恐縮したものである。
 
また畏れ多くもVIP席に座らせて貰い、あまつさい、アナグサー氏の御紹介を頂いた。私にとっては法外の栄誉である。現役時代の些かな功績を認めてくださったのだろう。
 
また永年の友人である元TBS関口、元ミズノスポーツ薬師神両氏も、壇上で迎えられ、具志堅さんが現役時代のお礼を申していたあたりは、人柄が滲み出ていた。軽佻浮華な祝賀会の多い昨今、内容のあるハートフルな印象深いものであった。 

     
笑いを誘った鶴太郎さんの言葉 

発起人片岡鶴太郎さんの「チョッチュネ~」の秘話、タレントとしての活躍の要因に触れ、「具志堅さんは、その人柄とパンチが何処から飛んでくるか分からない、予想外の面白さがあって、ボクシングと同じく天才的です。」と笑いを誘った。
 
帝拳ジムは長野ハルマネジャーに率いられた山中チャンプら主力選手が総出で祝福していた。この光景も印象に残ったし、輪島功一会長、内山選手ら元・現王者が多数顏を見せていたのにも、心温まるものを感じた。
 
私にとっても、今回の具志堅さんの殿堂入りパーティは、一つの終着駅になった。思えばグスマンからタイトルを奪ってからもう約40年、同行二人の長い道程であった。改めて具志堅さんに御礼申し上げます。 

  
[スポーツ]体操、女子ゴルフ、日本シリーズ、ラグビーW杯
 

個人総合優勝内村飽くなき挑戦 

体操の世界選手権で個人総合6連覇を達成した内村航平選手(26)。ただ敬服するのみである。地を駆け、宙を跳び、体を捻る、こんな極限のスポーツを6大会も連続制覇とは、人間技を超越している。
 
筋肉は鍛えるほどに肉が付いてしまうので、ボクサーなどは体重調整が厄介な問題で、誰もが苦しむ、だが内村選手はあらゆる難題をいとも簡単に乗り越えて、より難度の高い技に挑戦して、6連覇!凄いに尽きる。
 
例えば「跳馬」では、今季から挑戦したリ・シャオペン(中国人・李小鵬が編み出したもので、ロンダートから後ろ跳び捻り、前転跳び、前方伸身宙返り2回転半捻り)
を成功させ最高得点15・633をマークした。まさに名人の域、完璧演技だった。
 
飽くなき挑戦を続けるの内村選手には、「無事是名馬」で、リオ五輪を迎えて貰いたい。それが等しく国民の願いであろう。 

  
女子ゴルフに怪物誕生 

女子ゴルフにまた高校生の新星が誕生した。樋口久子PONTAレディースで7位タイに入った畑山奈紗(茨城・翔洋学園高2年)。2日目まではトップにいたが、最終日は失速してしまった。それでもアマチュアの高校2年生が、プロに混じって拮抗した、堂々のプレーを見せたのには驚いた。
 
のびしろを感じさせるスイングの大きさ、パワーは怪物といってよい。宮里藍クラスになれると私は予測するのだけれど、後は本人の努力と優秀なコーチに巡り合うことだろう。
 

W杯ラグビー決勝戦の芸術 

W杯ラグビーは決勝戦でニュージランドが豪州を34-17で下して2連覇を遂げた。オールブラックスのジャージが躍った。あの大混戦の中で、咄嗟に決めたカーターのドロップゴール、あれは魔術というより芸術作品だ。
 
今回のW杯は、日本の快進撃もあって一般国民にまでラグビーの面白さ、楽しさを伝えてくれたが改めて猛々しいラガーマンは、恰好いいなと羨ましくなった。強い男は恰好いい、か。
 
 
日・米共に強い球団が勝った 

日本シリーズは、ソフトバンクがヤクルトを4勝1敗で下し日本一、海の向こうメジャーリーグのWシリーズでもロイヤルズがメッツを4勝1敗で下して30年ぶりの世界一。
 
ソフトバンクに死角はなかった。見渡すところこの球団を蹴落とすライバルも見当たらない。かつての西鉄ライオンズのように当分天下は続くのではないか。3連覇はもとよりず~っと先まで。
 
ロイヤルズは昨年、ジャイアンツに惜敗して世界一を逃した、この苦い経験がこのシリーズ生きていた。強豪揃いのア・リーグを2季連続で制した実力は大したものだ。日・米共に強い球団が順当に優勝した訳だ。
 
 
 
【具志堅用高さん殿堂博物館入りパーティ・グラフイティ】
 
元・現世界チャンプが勢揃い

  
同じ太田プロの先輩役者&片岡鶴太郎さんはタレント具志堅さんの秘話を披露爆笑を誘った。

  
昔馴染みの人たちと記念の1枚。具志堅さんの後方に香澄夫人も見える。
 
  

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ワールドシリーズ・ロイヤルズvsメッツ/私の好きなTV番組/他

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[メジャー]ワールドシリーズ
 ~ロイヤルズvsメッツ~
 ~長髪なびかせる投手~
[TV]私の好きな番組
 ~19時~21時に集中~
 ~ブラタモリ、英雄たちは出色~
 ~名曲アルバム、下町ロケット~
[季節]深まる秋
 ~木枯らし一番~
[今週の俳句もどき]

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[メジャー]ワールドシリーズ   
 
ロイヤルズvsメッツ 

今年のワールドシリーズは、ニューヨークメッツ(ナ・リーグ)とカンザスシティロイヤルズ(ア・リーグ)の対決になった。メッツは15年ぶり、ロイヤルズは二年連の出場になる。世界一はメッツが29年、ロイヤルズが30年ぶりとなる。
 
ロイヤルズは、昨年ジャイヤンツに、3勝-4敗で惜敗した。たが今年はしぶとさが加わって、投打とも力を増し、ア・リーグの頂点を極めた。下馬評で優位とみられたブルージェイズ戦での優勝を決めた試合も、8回に同点にされ、ブ軍に勝利が傾きかけた。
  
その裏の加点、去年の経験がやはりチームを強固にした。メッツとの対決は戦力は五分、最終戦まで縺れ込むような気がする。メッツは、6試合連続ホ-ムランの当たり屋マーフィがプレーオフと同じように打てるかが鍵になる。ロイヤルズはシリ-ズ打率4割7分8厘でMVPのエスコバル。 
 
     
長髪なびかせる投手 

私はヤンキース対ドジャースのワールドシリーズが見たい。今年は絶対、ドジャースがナの優勝は固いと思ったのに、デヴィジョンシリーズでメッツに競り負けて進出を逃した。カーショーとグリンキーの強力投手2人を抱えているのにもかかわらずだ。
 
余談になるが、カーショーもグリンキーも、スレンダーでモデルにしたいようなピッチャー。その長髪(金髪)をなびかせて球を投げるさまは、一幅の絵でホレボレする。メッツのテグロム投手も同じように長髪で恰好いい。強い者は格好いいか。
  
日本にこんな投手を求めるのは、無理か。尚、メッツのコリンズ監督は2007年~2008年途中まで、日本のオリックス・バファローズの監督を務めた人である。成績が悪くて退陣した。この異国での艱難が監督人生に役立っているのかも知れない。人は苦労して脱皮するか。
 
大リーグは試合そのものは勿論だが、球場の美しさ、ユニフォームのロゴのスマートさ、何よりも応援団のどんちゃん騒ぎがない、7回裏の「私を野球に連れてって」も観客が全員で歌う等々、目で楽しみ、体で感じる楽しみがいっぱいある。それも私が大リーグを愛する所以なのです。
さあ~、ワールドシリーズ(現地時間27日)が始まる。ミラクル・メッツよ、行け!
  
  
[TV]私の好きな番組 
 
19時~21時に集中 

私は本質的にテレビは好きでない。日中仕事をするときはNHK-FMを聞いているし、NHK朝ドラを見た後は、いまならBSでメジャーを観戦するが、これとて最後まで見ることはほとんどない。つまり摘まみ食いというやつだ。
 
ニュースは夜7時と9時のNHKしか見ない。だからBS-TBS火曜の「名曲アルバム」は、30分は見過ごす。夜7時から9時の3時間は食事を挟み、我家は夫婦の「居酒屋」タイムと変じて、テレビは一日の締めに不可欠なツールなのである。
 
従ってこの時間帯に見る番組が多い。倅が子供の頃は、食事時間はテレビを見るのを禁じていたが、いまは老夫婦の楽しみの一つである。ニュース、朝ドラは除外して我夫婦が共に鑑賞する番組を下記に列挙してみた。因みに番号は優劣準ではない。
 
①NHKブラタモリ
②NHK-BS英雄たちの選択
③NHK鶴瓶の家族に乾杯
④NHKキッチンが行く
⑤NTV世界一受けたい授業
⑥NHK連続ドラマ「花燃ゆ」
⑦NHK-BS世界街歩き
⑧TBS-BS日本名曲アルバム
⑨TBS下町ロケット
⑩NHKためしてガッテン
  
  
ブラタモリ、英雄たちは出色 

ブラタモリは、タモリさんの博学とガイド氏の説明がマッチングして分かり易くためになる。タモリさんを起用して彼の才能を引き出したNHKスタッフも褒められる。この時間帯にNTV世界一があるのが困る。ブラタモリが終った後見る。
 
家族に乾杯は、さだまさしのテーマ音楽が何と言っても優れて、番組の効果になっている。鶴瓶の話術、フランクさが家族との出会いを盛りたて、毎回のゲストもどんな家族との出会いがあるか興味が湧く。仄々とした番組である。永久(とわに)続いて欲しい。
 
英雄たちは、歴史が好きな我夫婦にはたまらない。司会は歴史学者の磯田道史氏、ゲストに脳科学者や歴史家、政治経済学者など多彩な分野の専門家出演して、歴史上の出来事や人物の行動を分析する。
 
磯田氏の汲みども尽きぬ豊富な知識がこの番組をリード、骨太な番組にしている。一級品の教養番組である。世界一受けたい授業は、ソフトなバラエティ番組だが、内容は奥行きがある。堺校長と上田教頭のリズムもよく心底笑わせてくれる。笑いながら学ぶ
  
 
名曲アルバム、下町ロケット 

キッチンは、太陽君と各有名シェフがキッチン号で各地を回り、生産者と触れ合い、最後は特産品を使い生産者に御馳走するという番組。招かれた人も見る者も、魔法の如く変身する料理に吃驚する。
 
世界街歩きは、海外の街々を散歩した気分になる、上級のトラベル番組。さらっとしているが、内容がありテーマ曲が風景に溶け込む、爽やかなメロディーである。
 
名曲アルバムは、各音大やコーラスサークルの愛好家が唄う。食事前、私はウイスキーをちびちび遣りながら眺める。唱歌や懐メロなどのときは特に嬉しくなる。ただ、ニュースとダブルので、30分しか見れない。
 
下町ロケット、ドラマに起伏がありスピーディなのがよい。登場人物に、癖のある配役を配して面白い。プロレス流にいえば、ヒール(悪役)がベビーフェイス(正義)を痛めつけ、正義が最後は勝つ…溜飲が下がる。娯楽はそれでなくちゃ。
 
ためしては、日常生活のためになる尽くし。司会立川志の輔、小野文恵のコンビも不滅。ゲスト、まみちゃんの存在も忘れてはならない。特に料理ものは、役立つ。
最後に「あさが来た」は、充分見応えがある、朝ドラの見本。
  
 
[季節]深まる秋 
 
木枯らし一番 

25日は早朝から北風が吹いて寒かった。西高東低、木枯らし一番と、ニュースは伝えていた。深まる秋、冬を運ぶ風だ。札幌では初雪が舞ったという。
 
25日(日曜)の宵は、秋天に一三夜の丸いお月様。空は雲一つなく空気透き通り、自然の恵みに感謝。倖せはここに~。
 
    
[今週の俳句もどき]
 
体操のリズムに合わせ枯葉降る
 
十三夜宵の月あり秋刀魚哉
  
事も無し今年も過ぎる秋しぐれ
  
内戦もテロも無しや秋深し

  
昭太郎
 
  
ヒマラヤスギと透き通るような蒼天。 

 
   

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亀田興毅の引退・三階級制覇に価値はあったのか/他

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[擬装]傾いたマンション
 ~企業のモラルハザード~
 ~老大工の「職人気質」の真骨頂~
[スポーツ]亀田興毅の引退
 ~ボクシング:三階級制覇に価値はあったのか~
 ~プロ野球:監督選びは名声に左右され過ぎ~
 ~プロ野球:ソフトバンクvsヤクルト~
[今週の推薦歌謡曲]

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[擬装]傾いたマンション
    
企業のモラルハザード 

横浜市の「傾きマンション」騒動は大手M系不動産が販売した物件が、データの偽造が発覚して、問題が大きくなった。自分たちの住むマンションは、果たして大丈夫なのかと、不安が広がっている。単にA会社の問題に留まらない。
 
杭を施工した会社Aが、杭を打ち込む際、強固な地盤(支持層)に届かないものが有ったことで、今回のような建物に傾きが出たそうだ。杭を打つ際に注入するコンクリートの量も不足していて、これも擬装していたといわれる。世も末じゃ。
 
この種の欠陥工事は、多分に氷山の一角で、専門家に依頼して一戸建ての家も含め徹底的に調べれば、山ほど出るかも知れない。そう疑わざる得ない。
 
東芝の多額の粉飾決算に始まり、VW(フォルクスワーゲン)のディーゼルエンジンの排気ガス基準値逃れ、そして東洋ゴムの耐震構造擬装等、よくもまあ、民を欺くものだ。大企業だから安全だ、安心だ、の神話はもう通用しない。大企業だからこそ、用心した方がいい。
 
「分からなければいい」が罷り通る世の中は、これこそよく言われるモラルハザード。A社は、10年以内に手掛けた3000棟を総点検するという。正直に結果を公表すればいいが、これもまたデータを偽装する? 
     

老大工の「職人気質」の真骨頂 

20年前に新築した拙宅を例に採って恐縮だが、階段を例に採ると所謂「軋み」が全く起きていない。S林業の施工によるものであるが、たまたま建設中に進行具合を見に行ったら、下請けの老大工さんが階段を製作中だった。
 
私が後ろで眺めていると「階段は、こうして釘を斜めに打ち込めば何十年も大丈夫なんだよ」と説明してくれた。その通り、20年経ってもびくともしない。よく倅が走って登り降りするので、叱ることがある。作った人への感謝の気持ちを忘れている。
 
こういう職人気質は、最近富に見られなくなった。職人気質は日本の物づくりの基本だ。資源のない日本が戦後目覚ましい発展を遂げたのは、まさにモノづくりのこの精神「職人気質」である。大企業に蔓延するモラルハザードは、実に困った事である。
  
   
[スポーツ]亀田興毅の引退 
 
ボクシング:三階級制覇に価値はあったのか 

亀田興毅(28)が引退した。アメリカシカゴで4階級制覇を試みた対河野公平(ワタナベ)の持つスーパーフライ級王座に挑戦して判定で敗れ、引退を決意したようだ。
 
頂門の一針、河野は、亀田に引導を渡した。ダーティーファイターはボクシングを貶めるだけだ。顧みて亀田の3階級制覇というものは、いかなる価値があったのか。甚だ疑問に思う。
 
ボクシング史にその記録は残るだろうが、記憶に残るこれがTHE FIGHTなるものは些かもない。スキャンダルが売り物のボクサーにエスカレートさせてしまったのは父親・史郎氏。
 
さんざんボクシング界を掻き回し、脅し、挙句業界から追放された。日本のリングに上がれない興毅も不遇だ。今回の敗戦も多分に影響している。
 
史郎氏が我流で二人の世界王者を作り上げたのは、他人に真似のできない偉業ではある。しかし、ことマナーに関しては狼藉同然だった。真っ当に育て上げれていれば、或いは、亀田兄は名王者になれたかも知れない。 
 
野球:監督選びは名声に左右され過ぎ 

ヤクルトが巨人を破りセ・リーグを制した。昔の光いま何処の巨人の凋落、原監督は辞任して後任の監督は誰になるのだろう?見渡すと、それに相応しい人材は見当たらない。江川卓さんの名も浮上しているようだが。
 
内部からでも、ヤクルト真中監督のようないぶし銀の才能ある監督候補がいるかも知れない。一流選手、必ずしも名監督ならず、である。日本のプロ野球は名声に左右され過ぎる。   
 
  
野球:ソフトバンクvsヤクルト 

ヤクルトは日本シリーズで、パ・リーグを二年連続制した工藤監督のソフトバンクと当たる。新監督同士の対決になるが、旗色はやはりソフトバンクがいい。
 
私の素人予想では4勝-2敗でソフトバンクだ。投打とも上だから。でもヤクルトは粘っこいチームだから接戦になり、ソフトバンクが焦ればヤクルトの辛抱野球が花ひらく。興味ある顔合わせで楽しみである。 
 
     
[今週の推薦歌謡曲]
 
「今治みれん」北野まち子
「雨港」小桜舞子
「女の舟歌」田川寿美
「哀愁…日本海」椎名佐千子
「おさけ川」長保有紀 
 
 
たわわに実った柿、ゆっくりと熟れていく

 
薩摩芋の葉に隠れるように揚羽蝶の幼虫が葉を食む。
 
  

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具志堅さんを追った轍こそ私の宝/ノーベル賞と日本人/他

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[受賞] ノーベル賞と日本人
 ~21世紀は日本の世紀~
 ~ノーベル賞ラッシュはこれからだ~
 ~3Dも日本人の発明~
[スポーツ] ボクシング殿堂入り祝賀会
 ~具志堅さんを追った轍こそ私の宝~
[季節] 短い秋見つけた
 ~京都「永観寺」の圧倒的な紅葉~
[今週の俳句もどき]

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[受賞] ノーベル賞と日本人
 
21世紀は日本の世紀 
 
今年ノーベル賞は、日本人2人に与えられた。医学生理学の大村智さん(80)と物理学賞の梶田隆章さん(56)、二日連続のビックニュースだが、これとて特別奇異なことではなくなる日が遠からずこよう。
 
湯川秀樹博士が我国初のノーベル物理学賞を受けたのは戦後間もない1949年、それから66年を経て今日まで19人の受賞者がいる。
 
国別にみると、米国251人、英国78人、ドイツ69人、フランス31人に次いで5番目、スウェーデンの16人は驚きで、旧ソ連14人を凌駕している。同じ北欧デンマークは9人だからその違いは何処にあるんだろうか?
  
     
ノーベル賞ラッシュはこれからだ 

私は21世紀はことノーベル賞に限っては日本の世紀と確信している。20年位でフランスは元よりドイツにも肩を並べるのではないか。毎年、受賞者が続出するという現象は日本人に当たり前になる。
 
トムソン・ロイターは、今年の医学生理学の有力候補として日本人2人の研究者京都大学院教授森和俊氏、大阪大学免疫フロンティア研究センター教授坂口志文氏の名前を挙げていた。(トムソン・ロイター=米国の大手情報企業)
 
広義にいえば、魚の養殖からバイオテクノロジー、自動車の排ガス技術、医療現場の先端技術など日本人の得意な物作りの分野で、今後どんどん受賞の対象が広がって行くと思われる。
 
お家芸のニュートリノの粒子ではまだ知らない事が一杯あるらしいから、この世界でも日本人のノーベル賞が出る可能性を多分に秘める。
  
 
3Dも日本人の発明 

3D(3-dimension)は、3次元の立体画像をあっという間に造ってしまうという一種産業革命的な技法である。これを発明したのは、実は名古屋の小玉秀男氏(名古屋大卒、現在・弁理士)である。精巧な仏像でも簡単に作るのだから魔法の如きだ。
 
ところが特許を取得したのは、米国のベンチャー企業で、莫大な利益を得て大企業に発展した。当然将来はノーベル化学賞の対象になると思われる。
 
小玉氏は日本企業を回り、採用を訴えたが見向きもされず、米国企業が浚(さら)った。発明家として名前が残るが、特許料は発生しない。もったいない!
  
この様に、物理・化学分野では強いが、経済学や文学は弱いような気がする。こと文学では、大江健三郎以後、候補となるのは村上春樹のみ、見渡しても後に繋がる気鋭の作家は見当たらない。1000年前に、源氏物語を著した紫式部も泉下でさぞ嘆いているだろう。
  
  
[スポーツ] ボクシング殿堂入り祝賀会 
 
具志堅さんを追った轍こそ私の宝 

10月29日(金)は”カンムリワシ”具志堅用高さんの「国際殿堂博物館入りを祝う会」が渋谷のセルリアンタワー東急ホテルで19時から開かれる。
  
私のもとにも招待状が届いた。さぞ多くの来賓の方が見える事だろう。万難を排して出席するつもりである。私にとっては一区切りのイベントと思っている。
  
最近は朝が早く、夜は試合などテレビで見るのも億劫になってきた。試合場に行くのも辛い。ボクシングやキックボクシングは私の血となり肉となって、今日まで生きてきた。何と幸せな人生よ。
 
パーティーには多分、ガッツ石松、輪島功一、西城正三の各元王者氏も集まるだろうから、来し方を偲び杯を交わすのが楽しみである。
 
1976年10月10日、ファン・グスマン(ドミニカ)を7ラウンドKOして始まった具志堅ストーリー。思えば、私は雑誌にDVDに、数限りなくそれが量とするならば、誰にも負けぬほど具志堅さんを著してきた。
 
その轍(わだち)こそが私の永遠の宝である。改めて、この度の受賞パーティーを機に、具志堅さんには「有難うございました」と我心で結びたい。
  
  
[季節] 短い秋見つけた 
 
京都「永観寺」の圧倒的な紅葉 

連休の最後、体育の日の天候は素晴らしい秋晴れで、早朝のラジオ体操の空は鱗雲、大地は心地よい秋冷。ナナカマドも真っ赤な実を付けて、虫の鳴き声は急に大人しくなってしまった。
 
富士山には初冠雪だとのニュース。テレビに映る富士山の麓は見事な紅葉で彩られていた。短い秋は旅情を誘う。倅が京都のK大にいた頃は、春の桜、秋の紅葉を散策して回った。
 
紅葉はやっぱり京都に尽きる。清水寺のそれも絶景だが、永観寺・禅林堂の紅葉はまるで額縁にしたような豪華絢爛たる朱の美で、私をしばし釘付けにしたものだ。
 
京都の桜、紅葉が何故、人を惹きつけるかといえば、それは寺社仏閣があるからで、それらが背景になりときに桜や紅葉の脇役となって、引き立てる…最近は温暖化で、見頃も遅れる。
 
私達夫婦が行ったときの紅葉は、12月初旬、熟れた朱の葉は心に浸みた。永観寺は、訪れる客をもてなすかのように、参道は紅葉の絨毯で敷き詰められていた。京都はまさに敷島の日本の心の故郷である。
  
    
[今週の俳句もどき]
 
桐の葉や逝く秋惜しみ今日もあり

秋冷や石にとまりて蜻蛉哉

子らの声弾(はじ)きおり柘榴哉


昭太郎
 
 
12日早朝の鱗雲(大山公園で)

 
公園の散歩コースの木々も色染めて 

 
 

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10月10日という特別な日/あさは「女性が輝く時代」の先駆者/他

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[スポーツ] 真央、ヤクルト優勝&ラグビー
 ~10月10日という特別な日~
 ~浅田真央はバタフライになった~
 ~南ア、サモアを下した日本に~
[朝ドラ] あさが来た
 ~あさは「女性が輝く時代」の先駆者~
[銃社会] 病めるアメリカ!
 ~また起きた学園での乱射事件~
[今週の俳句もどき]

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[スポーツ] 真央、ヤクルト優勝&ラグビー 

10月10日という特別な日 

10月はスポーツの季節、暑くもなく寒くも無し、運動するには最高の時期というわけだ。キックボクシングの沢村忠さんは、引退するなら10月10日と決めていて、その通り実行した。
 
具志堅用高さんは、'76年10月10日グスマンを倒して世界のベルトを巻いた。二人とも、殊の外10月10日に思い入れが強い。近年は、振替休日制ができてずれる。今年の「体育の日」は12日になっている。ピンとこない。
 
1964年(S39年)の東京五輪開会式も10月10日(土)、秋晴れの日だった。次の2020年の東京五輪、どうして暑い真夏にやるんだろう?真夏の行事を五輪に集まる観光客に楽しんで貰いたい、というのが趣旨らしい。アスリートの祭典だ。第一義にこれを考えるのが筋というものだ。偉い人の考えることは、いつもずれている。 
 
    
浅田真央はバタフライになった 
 
序説はこのぐらいにして、セ・リーグでヤクルトが14年ぶりに優勝した。2シーズン最下位球団がである。人生逆転もある。落ち込むな諸君!一度や二度の失敗、ヤクルトを見習え!である。真中監督、あなたは凄い!♪お~い中畑君、ちょっと聞きたまえ~♪
 
浅田真央が「バタフライ」(蝶々夫人)の曲に乗ってリンクに帰ってきた。ふっくらして、より大人っぽくなって1年振りに舞った。驚くべきは、たいしてミスもなく、三回転半ジャンプを難なく成功させて、ブランンクを感じさせない動きだったこと。次の冬季五輪は2018年2月、韓国平昌(ビョンチャン)。真央ちゃん、チャレンジする?
25才、再度頂点を極めるには、険しい前途が待っている。 
 
     
南ア、サモアを下した日本に 

ラグビーW杯は、予選3試合目のサモア戦に26-5で勝利した。サモアの頑強な敵を向こうに回し、堂々の勝利は、もはや南ア戦がフロックでない事を証明した。走る格闘技の素晴らしさを改めて実感した。これまでサモアには3勝11敗、日本は、この強豪に圧勝したのだ。何よりも、スクラムで押し込んでいた。痺れた。
 
ラグビー熱が全国津々浦々に広がって行こう。目出度い、日陰の花がやっと国民に認知された思いである。双方15台のダンプカーが、猛突進するごとき迫力は他に類をみないスポーツ。俄かファンでも結構、W杯を期に多くの人、わけても子供たちが興味をもってくれたことは未来に繋がる。同時に日本進撃の蔭の立役者エディ・ジョーンズヘッドコーチに拍手!
  
 
[朝ドラ] あさが来た 

あさは「女性が輝く時代」の先駆者 

NHKの朝ドラ「あさが来た」は、初回からこれは面白いぞと予感させる。江戸から明治、大正と女性実業家として生き日本女子大の創設にも尽力した広岡浅子の生涯を描くものだ。安倍総理の「女性が輝く時代」の意向に沿ったものか、御同慶の至りです。
 
小石川三井家第六代 三井高益の4女として生まれた三井浅子(役柄・今井あさ、結婚して広岡浅子)の少女時代を演じるのは、鈴木梨央(10才)、「八重の桜」の幼少時代を演じた子だとは、知らず。
 
ドラマは彼女のために生まれたような感がする。オテンバな少女役が似合う。鈴木梨央の登場場面は三日で終わったが、彼女の起用で物語にスタートから拍車が掛ったといえる。。成長期は、役者が波瑠に代わった。さて演技力はどうか。ストーリーが起伏に富むので、彼女も上手く役柄を演じ切るだろう。
 
時代が幕末、維新と激動するなかで女性実業家として才覚を振るうあさの生き様は、多分に波乱万丈だろう。「マッサン」にしろ「花子とアン」にしろ、やはり実在の人物を主人公にしたドラマは、説得力があって見応えがある。
 
「あさが来た」は、「小説・土佐堀川」(潮出版 吉川智映子著)をもとにしたもので、脚本は大森美香が担当する。時代背景もさることながら、素材そのもが破天荒なヒロインを描くのだから、脚本家も腕の見せ所だ。
 
前作「希」(まれ)は、途中で興味を無くした。食事の場面がやたら多くて壁癖した。面白さのピークは、希が横浜でパティシエになるために奮闘するストーリーだけ。家族の絆をうたったドラマだろうが、ストリーがぶれ過ぎた。
  
 
[銃社会] 病めるアメリカ! 

また起きた学園での乱射事件 

アメリカ・オレゴン州の短大で起きた銃乱射事件で、また10人が死亡した。オバマ大統領は「我々は銃乱射事件にマヒしている。米国は数か月おきに、こうした乱射事件が起きる世界で唯一の国だ。」(朝日新聞)と嘆く。
 
嘆いても米国の銃規制に世論は賛成しない。取りも直さず、共和党の反対意見が多い。全米ライフル協会が共和党に多額の献金をして支援しているからだ。民主主義は銃によって守られている、といわんばかり。
 
マーサー容疑者(26)は同短大に在籍していて、現場からは銃6丁、自宅からも7丁が押収されたといわれる。これが、アメリカの銃社会の現状だ。一市民がかくも簡単に、銃を手に入れることができる。
 
こんな危ない国に、子を持つ親は留学などさせられない、と思うのも当然。西部開拓史をみても、原住インディアンを、追い詰め殺して領土を我が物にした国だ。その名残がいまも残っている。
 
ハロウインが近づいた。思い出すのは、ハロウインパーティーに友人二人で出掛け、間違って隣の家をノックしたら”フリーズ”(動くな)といわれ、射殺された日本人が絡む事件。
 
殺されたのは、当時愛知県旭丘高校二年の服部剛丈君(16)で、留学生として滞在していた。1992年(平成4年)ルイジアナ州でのこと。以後何も変わっていない。
 
撃った方は、正統防衛の判決(見知らぬ人が訪ねてきてチャイムを鳴らしたら、銃を持って出るのは自然)、夢を抱いて渡米した少年の死、そのような国がアメリカ、以てかの国に渡るなら肝に銘じて行くべし。
 
  
[今週の俳句もどき]
 
雄叫びや しじまを砕く 秋の宵
(ラグビーW杯で)
 
秋の朝 枯葉からから 街降りる
 
芋を洗う 水面キラキラ 手に遊び

 
昭太郎
 
 
 
豆を沢山実らせた公園の槐(えんじゅ)の樹。
中国では学問の樹、尊樹として崇められる。

 
辺りに芳香を撒き散らす豊満な金木犀。(先週)

  

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叔父さん、叔母さんも感動したラグビー日本代表/ヤクルトの進撃/他

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[ラグビー]日本チーム南アに世紀の勝利
 ~叔父さん、叔母さんも感動した~
 ~劇画タッチのヒーロー~
[野球]セのヤクルトの進撃
 ~強力なクリーンナップ~
 ~メジャーに見習えポストシーズン~
[祭り]今年の秋祭り
 ~佐竹さん、堺さん等とバーベキュー~
[政治]北朝鮮もロシアも信用するな
 ~遺骨一柱120万円だと!~
[VW]排ガス逃れの違法ソフト
 ~排気ガスの八百長~
[今週の俳句もどき]

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[ラグビー]日本チーム南アに世紀の勝利 

叔父さん、叔母さんも感動した 

英国で開催しているW杯ラグビーで日本代表は優勝候補南アフリカを下した。世紀の番狂わせとして地元英国は勿論のこと世界で大変な騒ぎだ。
 
2戦目のスコットランド戦は敗れたが、その熱気は依然冷めやらぬ。吃驚したのはラジオ体操にくる叔母さん方が、ラグビーの話に夢中になっていることでした。こうした現象は初めてのことです。
 
凡そ細かなルールが分からずも、叔母さん、叔父さんがラグビーの素晴らしさに触れ、少しでも興味を持ってくれればW杯の意義もあるというものです。
 
日本チームに外国選手が目に付くので、まるで多国籍軍じゃないかと、知人に尋ねたら「外国人枠は人数制限が無い」のだそうだ。但し1度でもどこかの国の代表選手になっていたら採用できないルールらしい。私も恥ずかしながら初めて知った。
 
外国選手が多いことに何だか私が怪訝な顔したら、家内が「いいじゃない、日の丸のジャージを着て、日本のために戦ってくれるんだから。それじゃなくちゃ、いつまでもニュージランドや英国、南アに勝てやしないわ。そもそも根本的にパワーが違うもの」と説教された。
 
日本に居住する外国人も多くなった。企業も外国人を雇うのを戦力と考える。外国人旅行者も年間1000万人(2013年)を越えた。企業も観光ビジネスも、外国人なしには成り立たない時代になって、多国籍軍も違和感もなく受入る。そんな状況になった。そうかいいのか。
  
   
劇画タッチのヒーロー 

それにしても漫画の主人公のような名前のFB、五郎丸歩(ごろうまる・あゆむ)の南ア戦の活躍は、神がかりだった。日本の34得点のうち一人で24得点、奇跡を演出した。因みに五郎丸選手は佐賀県出身、山口県や九州地方では、この苗字は珍しくないそうだ。
 
イケメンでしかもあのキックをする際の所作、ルーティン(精神集中法)とかいう、神に祈るようなポーズは何ともいえぬ雰囲気を醸し出す。あのポーズがいま巷で、流行になっているという。分かるなあ。
 
185㌢、99㌔の彼が巨漢の外国人選手に混じって、大活躍。こういう劇画タッチのヒーローが出ると、そのスポーツは爆(は)ぜる。今回のW杯、例え1次リーグ突破できなくとも(2次リーグに進出して欲しいのは当然)、後世に語り継がれる快挙である。
 
4年後、日本で開催される2019年ラグビーW杯に国民の関心が集まる事は、必然である。大会に弾みがつこう。国民の耳目を惹きつけて、予選はあと2試合。盛り上がった後にまたぞろ森さんとかいうお偉いさんが出てきて、大会用の新競技場建設をなんて、言わなければよいが。
  
 
[野球]セのヤクルトの進撃 

強力なクリーンナップ 

日本のプロ野球も米国のメジャーもいよいよ大詰め、セはヤクルトの優勝争いは予想できなかった。DeNAベイスターズの最下位争いは当りのようだけど、友人のKさんは開幕からヤクルトを優勝候補に挙げていた。
 
打線が強力だというのだ。その通り、あのクリーンナップは他球団の追随を許さない。特に4番山田哲人は打率329厘、ホームラン36本(9/27現在)首位打者は同球団の川端慎吾選手、5番畠山和洋、6番戦列に復帰したバレンティンと重量打線が続く。優勝へのマジック3。ヤクルトが強いことはいいことだ。巨人の一強支配はプロ野球を衰退させる。 
 
    
メジャーに見習えポストシーズン 

メジャーリーグは我がヤンキースは東地区2位、中々ブルージェイズを追い越せない。ワイルドカードでのワンマッチの様相。メジャーは、まもなくポストシーズン、リーグ優勝戦からワールドシリーズと、グーンと盛り上がる。
 
その行程の密度、スピード感が日本は真似が出来ないものだ。プレーオフから日本シリーズまで、間が空きすぎて、せっかくの熱気が冷める。日本は運営の在り方を見習った方がいい。
  
 
[祭り]今年の秋祭り 

佐竹さん、堺さん等とバーベキュー 

代々木八幡宮の祭礼が22日と23日の二日間行われた。22日は、すっぽん「田吾作」が日頃馴染みの御客を招き燐家の庭を借用バーベキュー。秋日和、天気は上々。
 
我が夫婦は11時前に店に着きセッテイングの御手伝い。1時から始まった宴会には、格闘家の佐竹雅昭さんも顔を見せて賑やかに。5時頃にはタレントの近所に住む堺正章さんも御夫婦で姿をみせた。
 
佐竹さんとは顔なじみらしく、私も格闘技の話などに加わった。食事の約束があるらしくほんの30分ほどで帰った。シャンパンからワイン、お酒、焼酎まで揃え焼肉は7万円購入、食べ尽くして今年も盛大に終わった。
 
23日は祭り最終日、庫(くら)入りの神輿が町内を練り歩いた。お囃子と、担ぎ手の掛け声が黄昏に木霊する光景はいつも、童心に帰る。祭りは日本人の心の故郷である。23日は夜本町氷川神社で、歌を奉納。雪国紅葉を唄う。
  
  
[政治]北朝鮮もロシアも信用するな 

遺骨一柱120万円だと! 

先の大戦で北朝鮮で亡くなった日本人の遺骨を帰還させるためには、一柱120万円経費をよこせと北朝鮮は強請っているようだ。8000柱として100億円!突如持ち出した。結局それが狙いでのらりくらり、拉致問題もそこに辿り着くのではと予想する。例えば、一人50億円出せば返す、と。
 
拉致被害者を弄ぶのもいい加減にしろだ。日本政府もいつまでも下手に出ている場合ではない。馬鹿にされるだけだ。今度の件で明確に分かったことは、北朝鮮は、金を呉れないとやらない、という原則。国家の飢餓状態を日本の金で賄おうとしているのだ。
 
ロシアも然り。北方領土の4島一括返還、いや2島でも、そのたびにいまにも日本に返すような素振りをみせながら、最近は「あれは戦争で獲った我国の領土」とロシア側は公言する。呆れたもんだ。「百年河清を待つ」とはこのことだ。北朝鮮もロシアも信用できない。
 
「安保法案成立」その是非はともかく、中国政府の非難もあたらない。自国の海洋進出、とりわけ南沙諸島の基地建設、あれは、軍事拡大の際たるものだ。日本の集団的自由権なんぞ問題にならない。他人の振り見て我振り直せ!
 
 
[VW]排ガス逃れの違法ソフト 

排気ガスの八百長 

ディーゼルエンジン車に違法なソフトウェアを使ったとして、騒ぎになっているドイツ車フォルクスワーゲン。検査時だけ、有害物資低減装置を稼働、基準をクリアーさせ、通常走行時は基準値の最大40倍の排気ガスを出していた。(毎日新聞)何のことはない八百長。
 
想い起すのは石原都知事が「ほら、これだけの煤を我々は毎日吸っているんだ」と言って、ペットボトルを振って見せ、ディーゼル車の規制を決めたシーン。これぞ石原流とその決断に喝采したものだ。
 
ところが間もなくして、海外から続々とディーゼル車がいかに環境に優しく、低燃費かというニュースが飛び込んできて驚いたものだ。あの煤が殆どシャットアウト!
 
ヨーロッパなどはディーゼル車が主流で日本はこの分野で立ち遅れていると。車に詳しくない私でもドイツの技術力は、やはり凄いやとその劇的な技術革新に感心したものだ。
 
これが八百長だったとは。トヨタを追い抜けの焦り!拡大路線の結末や哀れ。「急いでは事を仕損じる」だ。トヨタを始め日本車のハイブリット技術力には、改めて舌を巻くのである。
 
しかもトヨタが売り出した未来車「ミライ」は、電気と水素だけで650㌔走る。排出するのは水だけ、究極のエコカーだ。これで驚いてはいけない。トヨタは次に空中を飛ぶ車を開発している、という、とんでもないニュースも。
 
まるでドラえもんの世界。走って、渋滞の時は宙を飛んでしまう。夢のような話をトヨタは真剣にチャレンジしている。日夜先を目指す、姿勢。だからこそ品質でも販売台数でも世界NO.1。VWよ、技術は一日にして為らず。
  
  
[今週の俳句もどき]

十五夜の立花整ひて月を待ち
 
夕焼けや曼珠沙華染め土手灯り
 
昭太郎
 
 
左から田吾作主人、堺さん、佐竹さんと小生。

 
田吾作の若旦那とバベキューを楽しむ

 
ずらり並べられた料理、来客を待つ。 


 

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東京五輪の新種目枠・空手も有力候補に/大山倍達総裁の気概と矜持を/他

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[新種目] 野球、ソフトボールに空手有力
 ~大山倍達総裁の気概・矜持を忘れずに~
[唱歌] "里の秋"の誕生秘話
 ~戦時中の歌詞と現在の違い~
 ~戦火に咲いた澄み切った歌~
[天候] シルバーウィークにしたこと
 ~護国寺に大山総裁と高森家の墓に御参り~
[今週の俳句もどき]

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[新種目] 野球、ソフトボールに空手有力 

大山総裁の気概と矜持を忘れずに 

東京五輪の新種目枠に「野球」「ソフトボール」に次いで「空手」が有力らしい。森喜朗大会組織委員長が公の場で公言したのだから間違いあるまい。正式決定は、来年の8月、IOC総会で採用種目が決まる。
 
目出度い話だが一抹の心配もある。極真は松井派の「極真会館」と緑派の「新極真」がありその他にも盧山初男館長の「極真館」などもあり、決まったら決まったで主導権争いで揉めないだろうか。
 
でルールは?「寸止め」と「型」か、所謂フルコンタクト・ルール(直接打撃)ではないと予測するが。どう対応するのだろう。
 
緑派は五輪に向かって早くから手を打ち、各流派を纏めて連合体を構築した。遅れたかに見えた松井派も、最大組織「全空連」(笹川暁会長)と手を結んだ。
 
大型提携だ、空手界が仲良くなることは結構。大山総裁がご生存なら、この時局にどう出たであろう。いずれにせよ、東京五輪の新種目に決まった暁には、極真も新極真もあるまい。文字通り空手界の大同団結ということになる。
 
主導権争いなどはコップ中の嵐、要はどんな事態になっても、大山総裁の気概と矜持をいつまでも忘れないで欲しいものだ。英明な松井館長と緑代表であればそんな心配は無用ということだろうが。
  
 
[唱歌] "里の秋"の誕生秘話 

戦時中の歌詞と現在の違い 

18日昼、誘われて渋谷区敬老大会(渋谷公会堂)に行った。二部でボニージャックスが出演するのが目当て、ナマで鑑賞するのは初めてだが、行った甲斐があった。
 
45分のショーだったが、歌の合間に唱歌が生まれた背景を説明してくれる。その一言が歌に深みを増した。例えば、お馴染みの「里の秋」は原題が「星月の夜」で太平洋戦争最中の昭和17年に作られたと。
 
なるほど調べたら、よくわかった。作詞・斉藤信夫、作曲・海沼実。戦地の慰問文として書かれたもので、従って、一、二番は現在と同じだが、三、四番になると詞も軍事色が濃い。
 
三番の歌詞;
「きれいなきれいな 椰子の島 しっかり護ってくださいと 
ああ父さんのご武運を 今夜もひとりで祈ります」
さもあらんイケイケ進軍の時代だもん。
 
下が現在の歌詞;
「さよならさよなら 椰子の島 お船にゆられて帰られる 
ああとうさんよご無事でと 今夜も母さんと祈ります」
と、一転、外地からの引揚者を待つ家族の心情あふれる詞に変わっている。
 
終戦の年の12月14日午後1時からNHKは、ラジオ番組「外地引上げ同胞激励のための午後」を組むに当たり「星月の夜」をテーマ音楽に採用。但し三番と四番の詞を変えることを作曲者の海沼に要請した。 
 
    
戦火に咲いた澄み切った歌 

海沼は作詞者の斉藤を呼んで、急遽、三番四番の詞を作ってもらう。題名も「星月の夜」から「里の秋」に変更した。そして、当時無名の川田正子にこれを歌わせたら忽ち大反響、1回こっきりの番組だったものが、長く続いたという。(参考資料インターネット) 
因みに海沼実は、「音羽ゆりかご会」の創始者である。
 
もう一つ、「若葉」(作詞・松永みやお、作曲・平岡均之)は、昭和17年の国民学校四学年の文部省唱歌。
「あざやかなみどりよ あかるいみどりよ 鳥居をつつみ わら屋をかくしかをるかをる わかばがかをる」(一番)二番までしかないとても短い歌だ。
 
戦火のなかで、かくも澄み切った賛美歌のごとき歌が生まれたのは驚きに堪えない。勤労動員された軍国少年少女たちは、この唱歌に一時の心の安らぎを覚えたのではあるまいか。歌は世につれ、世は歌につれと申すが、何だか涙が浮かんだボニージャックスであった。 
 
 
[天候] シルバーウィークにしたこと 

護国寺に大山総裁と高森家の墓に御参り 

先週は関東地方も雨の多い日が続いた。金曜日(18日)は珍しく日が差したら、なんと梢でミンミン蝉が一匹甲高く鳴いていた。直ぐまた夕刻雨。果たしてあの蝉は短い寿命を全うできたであろうか。
 
街にはコスモスが雨に揺れ、金木犀が刺激的な芳香を発散して、秋の気配はいやが上にも高まる。雨の朝、静まり返った公園を散歩したら、枯葉が晩秋のように散った。もの思う秋、雨の散歩も心に浸みる。
 
20日は空気が澄みきった久しぶりの秋晴れで、午後思い立って護国寺まで足をのばした。ときは秋彼岸。大山総裁と梶原先生・篤子夫人の墓参り。先ず大山総裁の墓石に水を注ぎ手を合わせた。「空手バカ一代 雲を得て龍となり 空手の父となる」石碑に刻まれた文字を読み返す。
 
総裁のお墓から下ると、梶原先生と篤子さんが眠る高森家の墓前に出る。講談社を正面に見る位置である。今年4月逝去した夫人の卒塔婆は、生々しさを残していた。総裁と同じように石塔に、お水をたむけた。花が絶えることなくあり、華やかなことを好む夫人に相応しいと思った。手を合わせると時が止った。
 
21日午後は、元日本スポーツ出版社竹内宏介社長の墓参に調布まで出掛けた。”ミスターゴング”のプロレス博士である。衝動的に会いたくなった。調布駅から「調布霊園」へのバスを間違えてウロウロした。
 
これがために、繁子夫人に霊園を出ようとしたらバッタリお会いした。故人がそう仕組んだのかも知れない。間違わなかったら、当然会えなかった。人生万事塞翁が馬。こうして、日頃気にかけている人の御参りが出来た。動き出した私のライフワークへの、この御三方はパワーとなる。 
 
  
[今週の俳句もどき]
 
石塔に てふてふ睦 秋彼岸(高森家墓前にて)
 
こうろぎや 本に留まり 長き夜
 
鰯雲 鰹雲連れ 散歩哉

 
昭太郎
 
 
  
大山総裁の「空手バカ一代」の文言が彫られた石碑

 
高森家の墓、向って左に辞世の
「吾命 珠の如くに慈しみ 天命尽くば 珠と砕けん」の石碑。

 
護国寺内の水辺に咲く「まんじゅしゃげ」

 

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常総市の惨状/「ゴン格」創刊当時の大山倍達総裁との交流/他

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[大雨] 常総市の惨状
 ~リアルタイムで見る地獄絵~
 ~人間の無力、自然の力~
[空手] 大山倍達総裁の追憶
 ~「空手世界大会」2団体開催に思う~
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[今週の俳句もどき]

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[大雨] 常総市の惨状 

リアルタイムで見る地獄絵 

テレビは一種邪悪なものだ、つくづく感じる。我々は常総市が洪水に舐めつくされる、その残酷な現実を逐一リアルタイムで見る事が出来る。
 
まるでドラマを見るように、地獄絵を茶の間で共有した。いまにも押し流されようとする家屋の二階からタオルを振る人、電柱に抱きつき助けを求める男性、やがてヘリコプターが来て、救い出す光景に「よかった、よかった」と胸を撫で下ろす。 
 
    
人間の無力、自然の力 

何のことはない。高みの見物だ。被災者に申し訳ない。すさまじい濁流、自然の反乱の前に人間は何と無力なものよ。明日は吾身、私は慄然とした。お見舞いの言葉も虚しい。
 
一衣帯水、街を覆った惨状の明くる日は、悪夢から覚めた空に、透き通るような秋晴れ。天の気まぐれ。そして土曜の早朝は、東京湾で地震、調布市では震度5だった。いよいよそこまで来たか!続いて阿蘇山も噴火、地球の堪忍袋の緒が切れた。
 
それにしても水害被災地に空き巣泥棒が横行しているという。とんでもない悪行で、こんな奴らは極刑にすべきだ。被災地の人々の苦しみを知れ!畜生にも劣る奴よ!
  
 
[空手] 大山倍達総裁の追憶 

「空手世界大会」2団体開催に思う 

極真空手の創始者大山倍達総裁がお亡くなりになってもう21年。総裁亡き後の極真は、目を覆うばかりの分裂を重ね今日に到っている。
 
分裂した中で、2大組織といわれるのが松井章圭氏の極真会館と緑健児氏の新極真。両団体は相次いでこの秋世界大会を開催する。新極真は10月31~11月1日、極真会館は11月20日~22日で、場所も共に同じ東京体育館。
 
同体育館は、総裁時代から全日本も世界大会も連綿と大会を開いてきた。いわば極真にとっての聖地なのだ。愛弟子が共に「世界大会」と称して相争う現象を総裁は、草葉の陰でさぞ嘆いているのでは。
 
私は総裁の死を以て、極真空手とは決別したが「極真世界大会」の看板を千駄ヶ谷駅の車窓から見つけて、何故か大山総裁時代が脳裏を過った。
 
同総裁最後の第5回世界大会(1991年)では晴れがましい厚遇に預かった。会場に入り、総裁に挨拶に行くと、「私の後ろに来なさい。」といって真後ろの役員席を用意してくれた。
 
加えてお昼も、一度御一緒した新宿十二社にある韓国料亭仕立ての豪華な弁当を賜った。役員席には錚々たる大山総裁人脈が顔を揃い(有名な侠客も)私は、萎縮したものだ。
  
    
「ゴング格闘技」創刊当時の総裁との交流 

「ゴング格闘技」創刊当時の総裁との交流
 
因みにこの大会で優勝したのが、いま新極真のリーダー緑健児。松井圭章氏(後の極真会館長)はテレビ解説で演武も披露した。皮肉なものだ、時代は回る。
 
総裁とは「ゴング格闘技」の創刊に当り、「大山倍達の空手講座」を何とか誌面で実現したく私は毎週のように総裁室に尋ねた。これを機に総裁と親しくなった。
 
黒崎健時師範の連載読み物もスタートしていて、大山総裁が承諾してくれれば「ゴング格闘技」は、まさに極真の伝説の二人が誌面を飾る。
 
ところが問題があった。黒崎先生が誌上で連載をしていることに総裁は難色を示した。「キミ~、黒崎と同じ雑誌に出るのは、嫌だよ。弟子たちも反対するよ~。」やんわりとNOを突き付けられた。言外に「黒崎を外すならやってもいい。」のニュアンスであったが、それは出来ない。困った。

黒崎師範は、元はといえば総裁の弟子にあたる。当時、空手からキックボクシングの世界に進出、あの藤原敏男を育て上げ、かつ極真傘下のウィリー・ウイリアムスをアントニオ猪木と異種格闘技戦で戦わせたのだ。

これにドッキングしたのが、総裁とは刎頸の友であった「空手バカ一代」の劇画作家、梶原一騎先生。面白いはずがない。この試合を期に、梶原先生と総裁の間は冷めて行った。男の別れ、察するに総裁は寂しかったはずだ。
 
何はともあれ、私は諦めず説得を続けた。「総裁は総裁です。黒崎先生とは別に考えてください。格闘技ファンのためです。是非お願い致します。」この繰り返し。
 
通ううちに総裁の心は溶けてきた。不憫に思ったのだろう。或る日「他ならぬ舟木編集長の頼みだからしょうがないか。」と、にっこり笑って承諾して頂いた。こうして「”ゴットハンド”の空手講座」は実現を見た。
 
大山倍達総裁と黒崎健時師範の両雄が同じ雑誌の誌面で初めて並び立った、記念すべき出来事だった。梶原先生の実弟、真樹久佐夫さん(空手家&小説家)は「表の大山、裏の黒崎」と評する。その訳を後日綴りたい。
 
今回はたまたま見た「空手世界大会」(新極真)の看板を目にして、感じたことを綴りました。両団体には大会の御成功をお祈りいたします。
  
 
[今週の俳句もどき]
 
秋しぐれダンスダンスの落葉哉

アサガオの揺れる日の秋袷(あきあはせ)

鶏頭の紅に競うや子の帽子


昭太郎


朝鮮アサガオが咲いた!

 

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