10月10日という特別な日/あさは「女性が輝く時代」の先駆者/他
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■[スポーツ] 真央、ヤクルト優勝&ラグビー
~10月10日という特別な日~
~浅田真央はバタフライになった~
~南ア、サモアを下した日本に~
■[朝ドラ] あさが来た
~あさは「女性が輝く時代」の先駆者~
■[銃社会] 病めるアメリカ!
~また起きた学園での乱射事件~
[今週の俳句もどき]
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[スポーツ] 真央、ヤクルト優勝&ラグビー
10月10日という特別な日
10月はスポーツの季節、暑くもなく寒くも無し、運動するには最高の時期というわけだ。キックボクシングの沢村忠さんは、引退するなら10月10日と決めていて、その通り実行した。
具志堅用高さんは、'76年10月10日グスマンを倒して世界のベルトを巻いた。二人とも、殊の外10月10日に思い入れが強い。近年は、振替休日制ができてずれる。今年の「体育の日」は12日になっている。ピンとこない。
1964年(S39年)の東京五輪開会式も10月10日(土)、秋晴れの日だった。次の2020年の東京五輪、どうして暑い真夏にやるんだろう?真夏の行事を五輪に集まる観光客に楽しんで貰いたい、というのが趣旨らしい。アスリートの祭典だ。第一義にこれを考えるのが筋というものだ。偉い人の考えることは、いつもずれている。
浅田真央はバタフライになった
序説はこのぐらいにして、セ・リーグでヤクルトが14年ぶりに優勝した。2シーズン最下位球団がである。人生逆転もある。落ち込むな諸君!一度や二度の失敗、ヤクルトを見習え!である。真中監督、あなたは凄い!♪お~い中畑君、ちょっと聞きたまえ~♪
浅田真央が「バタフライ」(蝶々夫人)の曲に乗ってリンクに帰ってきた。ふっくらして、より大人っぽくなって1年振りに舞った。驚くべきは、たいしてミスもなく、三回転半ジャンプを難なく成功させて、ブランンクを感じさせない動きだったこと。次の冬季五輪は2018年2月、韓国平昌(ビョンチャン)。真央ちゃん、チャレンジする?
25才、再度頂点を極めるには、険しい前途が待っている。
南ア、サモアを下した日本に
ラグビーW杯は、予選3試合目のサモア戦に26-5で勝利した。サモアの頑強な敵を向こうに回し、堂々の勝利は、もはや南ア戦がフロックでない事を証明した。走る格闘技の素晴らしさを改めて実感した。これまでサモアには3勝11敗、日本は、この強豪に圧勝したのだ。何よりも、スクラムで押し込んでいた。痺れた。
ラグビー熱が全国津々浦々に広がって行こう。目出度い、日陰の花がやっと国民に認知された思いである。双方15台のダンプカーが、猛突進するごとき迫力は他に類をみないスポーツ。俄かファンでも結構、W杯を期に多くの人、わけても子供たちが興味をもってくれたことは未来に繋がる。同時に日本進撃の蔭の立役者エディ・ジョーンズヘッドコーチに拍手!
[朝ドラ] あさが来た
あさは「女性が輝く時代」の先駆者
NHKの朝ドラ「あさが来た」は、初回からこれは面白いぞと予感させる。江戸から明治、大正と女性実業家として生き日本女子大の創設にも尽力した広岡浅子の生涯を描くものだ。安倍総理の「女性が輝く時代」の意向に沿ったものか、御同慶の至りです。
小石川三井家第六代 三井高益の4女として生まれた三井浅子(役柄・今井あさ、結婚して広岡浅子)の少女時代を演じるのは、鈴木梨央(10才)、「八重の桜」の幼少時代を演じた子だとは、知らず。
ドラマは彼女のために生まれたような感がする。オテンバな少女役が似合う。鈴木梨央の登場場面は三日で終わったが、彼女の起用で物語にスタートから拍車が掛ったといえる。。成長期は、役者が波瑠に代わった。さて演技力はどうか。ストーリーが起伏に富むので、彼女も上手く役柄を演じ切るだろう。
時代が幕末、維新と激動するなかで女性実業家として才覚を振るうあさの生き様は、多分に波乱万丈だろう。「マッサン」にしろ「花子とアン」にしろ、やはり実在の人物を主人公にしたドラマは、説得力があって見応えがある。
「あさが来た」は、「小説・土佐堀川」(潮出版 吉川智映子著)をもとにしたもので、脚本は大森美香が担当する。時代背景もさることながら、素材そのもが破天荒なヒロインを描くのだから、脚本家も腕の見せ所だ。
前作「希」(まれ)は、途中で興味を無くした。食事の場面がやたら多くて壁癖した。面白さのピークは、希が横浜でパティシエになるために奮闘するストーリーだけ。家族の絆をうたったドラマだろうが、ストリーがぶれ過ぎた。
[銃社会] 病めるアメリカ!
また起きた学園での乱射事件
アメリカ・オレゴン州の短大で起きた銃乱射事件で、また10人が死亡した。オバマ大統領は「我々は銃乱射事件にマヒしている。米国は数か月おきに、こうした乱射事件が起きる世界で唯一の国だ。」(朝日新聞)と嘆く。
嘆いても米国の銃規制に世論は賛成しない。取りも直さず、共和党の反対意見が多い。全米ライフル協会が共和党に多額の献金をして支援しているからだ。民主主義は銃によって守られている、といわんばかり。
マーサー容疑者(26)は同短大に在籍していて、現場からは銃6丁、自宅からも7丁が押収されたといわれる。これが、アメリカの銃社会の現状だ。一市民がかくも簡単に、銃を手に入れることができる。
こんな危ない国に、子を持つ親は留学などさせられない、と思うのも当然。西部開拓史をみても、原住インディアンを、追い詰め殺して領土を我が物にした国だ。その名残がいまも残っている。
ハロウインが近づいた。思い出すのは、ハロウインパーティーに友人二人で出掛け、間違って隣の家をノックしたら”フリーズ”(動くな)といわれ、射殺された日本人が絡む事件。
殺されたのは、当時愛知県旭丘高校二年の服部剛丈君(16)で、留学生として滞在していた。1992年(平成4年)ルイジアナ州でのこと。以後何も変わっていない。
撃った方は、正統防衛の判決(見知らぬ人が訪ねてきてチャイムを鳴らしたら、銃を持って出るのは自然)、夢を抱いて渡米した少年の死、そのような国がアメリカ、以てかの国に渡るなら肝に銘じて行くべし。
[今週の俳句もどき]
雄叫びや しじまを砕く 秋の宵
(ラグビーW杯で)
秋の朝 枯葉からから 街降りる
芋を洗う 水面キラキラ 手に遊び
昭太郎
豆を沢山実らせた公園の槐(えんじゅ)の樹。
中国では学問の樹、尊樹として崇められる。

辺りに芳香を撒き散らす豊満な金木犀。(先週)

DVD『カンムリワシ具志堅用高』 第1部&第2部
DVD『日本ボクシング不滅の激闘史』いずれも絶賛発売中!!
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■[スポーツ] 真央、ヤクルト優勝&ラグビー
~10月10日という特別な日~
~浅田真央はバタフライになった~
~南ア、サモアを下した日本に~
■[朝ドラ] あさが来た
~あさは「女性が輝く時代」の先駆者~
■[銃社会] 病めるアメリカ!
~また起きた学園での乱射事件~
[今週の俳句もどき]
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[スポーツ] 真央、ヤクルト優勝&ラグビー
10月10日という特別な日
10月はスポーツの季節、暑くもなく寒くも無し、運動するには最高の時期というわけだ。キックボクシングの沢村忠さんは、引退するなら10月10日と決めていて、その通り実行した。
具志堅用高さんは、'76年10月10日グスマンを倒して世界のベルトを巻いた。二人とも、殊の外10月10日に思い入れが強い。近年は、振替休日制ができてずれる。今年の「体育の日」は12日になっている。ピンとこない。
1964年(S39年)の東京五輪開会式も10月10日(土)、秋晴れの日だった。次の2020年の東京五輪、どうして暑い真夏にやるんだろう?真夏の行事を五輪に集まる観光客に楽しんで貰いたい、というのが趣旨らしい。アスリートの祭典だ。第一義にこれを考えるのが筋というものだ。偉い人の考えることは、いつもずれている。
浅田真央はバタフライになった
序説はこのぐらいにして、セ・リーグでヤクルトが14年ぶりに優勝した。2シーズン最下位球団がである。人生逆転もある。落ち込むな諸君!一度や二度の失敗、ヤクルトを見習え!である。真中監督、あなたは凄い!♪お~い中畑君、ちょっと聞きたまえ~♪
浅田真央が「バタフライ」(蝶々夫人)の曲に乗ってリンクに帰ってきた。ふっくらして、より大人っぽくなって1年振りに舞った。驚くべきは、たいしてミスもなく、三回転半ジャンプを難なく成功させて、ブランンクを感じさせない動きだったこと。次の冬季五輪は2018年2月、韓国平昌(ビョンチャン)。真央ちゃん、チャレンジする?
25才、再度頂点を極めるには、険しい前途が待っている。
南ア、サモアを下した日本に
ラグビーW杯は、予選3試合目のサモア戦に26-5で勝利した。サモアの頑強な敵を向こうに回し、堂々の勝利は、もはや南ア戦がフロックでない事を証明した。走る格闘技の素晴らしさを改めて実感した。これまでサモアには3勝11敗、日本は、この強豪に圧勝したのだ。何よりも、スクラムで押し込んでいた。痺れた。
ラグビー熱が全国津々浦々に広がって行こう。目出度い、日陰の花がやっと国民に認知された思いである。双方15台のダンプカーが、猛突進するごとき迫力は他に類をみないスポーツ。俄かファンでも結構、W杯を期に多くの人、わけても子供たちが興味をもってくれたことは未来に繋がる。同時に日本進撃の蔭の立役者エディ・ジョーンズヘッドコーチに拍手!
[朝ドラ] あさが来た
あさは「女性が輝く時代」の先駆者
NHKの朝ドラ「あさが来た」は、初回からこれは面白いぞと予感させる。江戸から明治、大正と女性実業家として生き日本女子大の創設にも尽力した広岡浅子の生涯を描くものだ。安倍総理の「女性が輝く時代」の意向に沿ったものか、御同慶の至りです。
小石川三井家第六代 三井高益の4女として生まれた三井浅子(役柄・今井あさ、結婚して広岡浅子)の少女時代を演じるのは、鈴木梨央(10才)、「八重の桜」の幼少時代を演じた子だとは、知らず。
ドラマは彼女のために生まれたような感がする。オテンバな少女役が似合う。鈴木梨央の登場場面は三日で終わったが、彼女の起用で物語にスタートから拍車が掛ったといえる。。成長期は、役者が波瑠に代わった。さて演技力はどうか。ストーリーが起伏に富むので、彼女も上手く役柄を演じ切るだろう。
時代が幕末、維新と激動するなかで女性実業家として才覚を振るうあさの生き様は、多分に波乱万丈だろう。「マッサン」にしろ「花子とアン」にしろ、やはり実在の人物を主人公にしたドラマは、説得力があって見応えがある。
「あさが来た」は、「小説・土佐堀川」(潮出版 吉川智映子著)をもとにしたもので、脚本は大森美香が担当する。時代背景もさることながら、素材そのもが破天荒なヒロインを描くのだから、脚本家も腕の見せ所だ。
前作「希」(まれ)は、途中で興味を無くした。食事の場面がやたら多くて壁癖した。面白さのピークは、希が横浜でパティシエになるために奮闘するストーリーだけ。家族の絆をうたったドラマだろうが、ストリーがぶれ過ぎた。
[銃社会] 病めるアメリカ!
また起きた学園での乱射事件
アメリカ・オレゴン州の短大で起きた銃乱射事件で、また10人が死亡した。オバマ大統領は「我々は銃乱射事件にマヒしている。米国は数か月おきに、こうした乱射事件が起きる世界で唯一の国だ。」(朝日新聞)と嘆く。
嘆いても米国の銃規制に世論は賛成しない。取りも直さず、共和党の反対意見が多い。全米ライフル協会が共和党に多額の献金をして支援しているからだ。民主主義は銃によって守られている、といわんばかり。
マーサー容疑者(26)は同短大に在籍していて、現場からは銃6丁、自宅からも7丁が押収されたといわれる。これが、アメリカの銃社会の現状だ。一市民がかくも簡単に、銃を手に入れることができる。
こんな危ない国に、子を持つ親は留学などさせられない、と思うのも当然。西部開拓史をみても、原住インディアンを、追い詰め殺して領土を我が物にした国だ。その名残がいまも残っている。
ハロウインが近づいた。思い出すのは、ハロウインパーティーに友人二人で出掛け、間違って隣の家をノックしたら”フリーズ”(動くな)といわれ、射殺された日本人が絡む事件。
殺されたのは、当時愛知県旭丘高校二年の服部剛丈君(16)で、留学生として滞在していた。1992年(平成4年)ルイジアナ州でのこと。以後何も変わっていない。
撃った方は、正統防衛の判決(見知らぬ人が訪ねてきてチャイムを鳴らしたら、銃を持って出るのは自然)、夢を抱いて渡米した少年の死、そのような国がアメリカ、以てかの国に渡るなら肝に銘じて行くべし。
[今週の俳句もどき]
雄叫びや しじまを砕く 秋の宵
(ラグビーW杯で)
秋の朝 枯葉からから 街降りる
芋を洗う 水面キラキラ 手に遊び
昭太郎
豆を沢山実らせた公園の槐(えんじゅ)の樹。
中国では学問の樹、尊樹として崇められる。

辺りに芳香を撒き散らす豊満な金木犀。(先週)

DVD『カンムリワシ具志堅用高』 第1部&第2部
DVD『日本ボクシング不滅の激闘史』いずれも絶賛発売中!!
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